7月20日(木)からは格安トクトクきっぷの「青春18きっぷ」が使える様になりますが、20日、21日はこれを使用した鉄道マニアで阿鼻叫喚の状況になるのは火を見るより明らかですので、少し高くつきますが、正規料金を支払って、先日、思い出深い117系に別れを告げてきました。('◇')ゞ
・・・という訳で、大阪駅を9時45分に発車する223系新快速電車に乗車します。思えば1980年=43年前~1999年=24年前まではこの路線にが117系で運用されていたんですよね~。
117系が新快速運用を離脱してからもう24年も経つことに驚きが隠せません。。
平日・閑散時の12両編成なのにシートが満員になるくらいの利用者が居ましたので、ざっとこの編成には600人が乗車していることになります。。
乗車した車両は幸いにも初期型の1000番台車でしたので、窓は綺麗な1段下降式で、シート窓側にも御覧の様な肘掛が用意されていて快適に過ごせました。。(初期型以外は固定窓+内折式2段式簡易開閉窓+窓側肘掛の省略)
神戸・三ノ宮駅で半数近くが下車しましたので、最初の記念撮影です。(^^♪
須磨の海釣公園は残念ながら解体作業が始まっていました。。。
新快速電車の醍醐味はやはり電車線を(緩行線)を走る普通電車との走りながらの追い抜きですよね~(≧▽≦)
あまりにも速いので、普通電車が停止している様にみえてしまいました。。
姫路からは相生経由の播州赤穂行に乗り換えますが、今日は高校生の試験期間中とあって、早い時間に帰宅する高校生のために4両の増結が行われていました。。
こちらは残念な窓が2段+固定窓で窓側肘掛の無い残念な2000番台車でした。(/ω\)
阪神大震災での車両損傷を受け、大急ぎで増備されたため、各所の構造が簡素化されています。。
相生駅に到着すると黄色い115系が待っていました。。
この115系も余命いくばくも無く、1年先には全廃されています。。
黄色い115系に乗車しましたが、室内は223系並みにリニューアルされていて、旧来の4人掛けBOXシートではなく、転換クロスシートに変更されたいわゆる30N更新車でした。。
お腹が減って来たので、昼食として「よもぎ餅」を食べます。。
窓はBOXシート当時のままですので、うまく座ると御覧の様に4人分の窓が占領できますが、逆に柱の部分に座席が有り、窓の無いシートも発生しています。。(´・_・`)
車窓は吉井川です。。
時速100km/hで走るMT54型のモーター音は強烈です。(≧▽≦)
岡山駅では宇野線の115系を訪ねました。。。
停車していたのは、中間車を先頭車化改造した変顔の115系でした。(^▽^;)
この編成も先ほどの編成同様、アコモの改造がなされていました。。
後ろから2列目の転換クロスシートが窓の無い「ハズレ席」です。。
117系は朝夕のラッシュ時のみの運用ですので、昼間時間帯は1年後に廃車になる115系に乗りまくる計画です。。
間もなく折り返しの児島駅に到着です。。
児島駅で撮影した編成の児島方は通常の115系の顔ですが。。。
岡山方は中間車であるモハ115型に運転台を接合したため、御覧の様な変顔になってしまっています。。
この顔は全く115系っぽく無く、どちらかというと南海電鉄さんの6200系の色違いを見ている様な感覚なので苦手です。。(/ω\)
そしてこの車内に、とんでもないリニューアルの失敗箇所も隠されています。。
(;゚Д゚)
お判りでしょうか。。
あまりにもシートピッチが狭い車端部の転換クロスシート。
シートと妻面の壁の間に脚を一旦入れると、なかなか抜け出しにくくなってしまいます。(;゚Д゚)
折り返し運用時に試しにそこに座ってみましたが、あまり乗り心地。座り心地は良くありませんでした。(^▽^;)
さて、その電車で岡山駅に戻り、三原行に乗ると、今度は御覧の様な旧マリンライナーの213系電車でした。。
この電車ももしかしたら113・115系と同時に1年後には廃車になっているかもです。。
まぁ、シートや室内アコモは御覧の様にリニューアルされていましたが、何分、117系同様、2扉車なのが最大の難点ですから。。。(ノД`)・゜・。
117系の運用に岡山駅で間に合う様に金光駅で下車すると、同駅始発の113系4連が待っていてくれました。。(^^♪
これまた車内はリニュアル車。。。
しかも国鉄時代仕様で乗務員室tの仕切り窓が小さく、しかも国鉄時代よろしく、全ての窓の遮光幕が下ろされているのが令和の今となってはとても新鮮です。。
この様に仕切り窓の小さい国鉄型特有の車両は乗務員間で「壁車」と呼ばれて好まれています。
お客様の視線を感じずにリラックスして運転できるからです。。
壁ばかりの為、大きな圧迫感の有る、先頭運転席後方の「ボッチ席」です。。
(^▽^;)
国鉄時代の車両のトイレはリニューアルされていませんので、車椅子での使用は不可能で、かつ和式トイレの場合が有ります。。(^▽^;)
時刻表と資料によると、岡山まで行けば117系の運用に乗ることが出来ます。。(^^♪
車庫の車窓を見ると、なぜか異色な105系通勤型電車が居ました。。
全車両が近代化された広島地区で唯一国鉄型が残る福塩線の105系もこの岡山を基地にしているんですね~。
黄色い115系の間に乗車する117系が見えました!(≧▽≦)
実は探し求めていた115系の湘南色車、なんと今日は車庫でお休み中だったんですね~(≧▽≦)
国鉄型が本当にゴロゴロ居て、本当に1年間で全車両が新型に置き替わるのかと疑いたくなります。。(^▽^;)
そんな中、117系が入線して来ました。(≧▽≦)
京阪神新快速「シティーライナー」として登場した時は、よくぞあの国鉄がここまで!と思いましたが、走行音が国鉄標準で旧来の中空軸平行カルダン駆動方式の爆音だったので大笑いしてしまいました。
その頃の関西私鉄はもう既に滑かで騒音の少ないWN継手式駆動方式の採用が常識化していましたからね~(^▽^;)
117系というと、私が高校1年生の時に走り出しましたが、「昔懐かしい」という訳では無く、その頃は鉄道ヲタクを一旦卒業して、登山活動とスキーに専念していました。
また、その時期に彼女ができてデートを重ねたりなんかもしていましたので、鉄道ヲタクは彼女にバレない様にスッカリ封印しきっていました。(^▽^;)
そして高校卒業後はウインドサーフィンも加わり、再度「乗り鉄」を再開させる30歳くらいの頃(1994年頃)まで、あまり乗ったことが無い車両でも有りました。(^▽^;)
実をいうと、103系や113系ほど親しみの有る車両では無かったのです。。
乗車する「箱」は主抵抗器と放熱ブロワーを備えるモハ117を選びました。。
モーター音や主抵抗器のブロワー音、カム軸の進段音に興奮を覚える「音鉄」でも有ります。。
しかしまぁ、懐かしい国鉄型であることには違いありませんので、ここはひとつ、ビールを買って昔を回想しながらほろ酔い気分で乗ることにしました。(^^♪
なにやら見た事が無いビールが売られていましたので買いました。(^^♪
おつまみはなんと「ぬれせんべい」(^^)
岡山駅のセブンイレブンさんで購入しました。(^^♪
モーターの直情に座り、爆音を聞きながら呑みます。(^^♪
至極のひととき。。。(≧▽≦)
岡山に残った117系は全て最終仕様の100番台ですので、足元に暖房機器は無く、脚が伸ばせて超快適です。(≧▽≦)
茶色いシートや肘掛、木目調の壁も登場時のままです。(≧▽≦)
酔いしれて気が付けばもう尾道。。
117系運用区間で唯一、瀬戸内海が見えるスポットを通過。。
窓に西日が差し込みます。(^^♪
程なく終点の糸崎に到着です。(≧▽≦)
つづく。