同駅からは直ぐ1分間の接続で岩国行の最新鋭227系に接続します。
117系を置換る最新鋭の227系との並びはもうあと数日で見納めです。
平日でしかも「青春18きっぷ」の期間外だから私の同業者の鉄ちゃんは皆無だろうと思っていたら、なんと御覧の様に1名。。。
他に私を含め合計4名の鉄ちゃんが糸崎駅のホームで怪しい動きをしていました。(^▽^;)
出発していく227系と115系の並び。。
こちらもあと1年以内で見納めです。(;_;)/~~~
普通のお客さまからすればオンボロで大音響で揺れながら走る115系よりも
227系の方が良いにきまっているのですが、我々鉄ちゃん連中はそうではありません。。
折り返し岡山行に運用のため、一旦、西側のZ線引き上げて行きます。
なんとここにも私の同業者が居ました。(^^♪
3番線に停車していた先発の115系が広島方面からの乗り換え客を受けて発車していくと・・・。
直ちにZ線からホーム据え付けのため転線してきました。。(^^♪
岡山行普通・1772Mです。
この列車は広島方面からの接続は無いのですが、わざわざ下り1番線から上り3番線へ転線するところがJRさんの律儀なところです。(^^♪
夕日が眩しいです。。
時間が有りましたので、じっくりと117系を観察します。
やっぱ初期型の2段式窓からの設計変更で採用された1段下降式の2連窓はデザイン的に美しいですよね~。(≧▽≦)
まさかあの国鉄がここまで気にして車両造りをするとなったとは当時はとても驚きました。(^^♪
廃車を予定してか、列車種別行き先表示もLED式ではなく回転式の「字幕」で残されていました。
本当に廃車にしてしまうのが勿体ないくらいの車体です。
定期列車運用離脱後はイベント列車として長く残して欲しいものです。
流線型のお顔に夕日が当たります。。
近郊型なのに特急型の様なお顔がカッコイイです。(^^♪
後にこの117系をコピーベースにした汎用特急型(登場時は急行型の名目で登場)の185系が登場しましたが、185系は流線型の傾斜が緩く、なぜかこの近郊型の117系の方が特急列車にはふさわしい顔をしていました。。
次に、室内ですが、初期型はのっぺりとしたシートでしたが、この後期型はバケットシートが採用され、さらに特急型に近くなりました。(^^♪
座席モケットも東京当時のままのこげ茶色のまま残されています。
一部の鉄道雑誌では阪急さんを意識したとされますが、阪急さんならデコラ板が木目調の茶色で濃い緑色のシートですのでそれは違うと思うのですが。。
確かに車端部の木目調のデコラ板はライバルの阪急さんを意識したと言えるでしょうね。(´・_・`)
そしてこの車端部の座席は117系に乗車するときの私の専用席です。(≧▽≦)
ここなら連結部の隙間などから大音量の爆音モーターの音が聞こえてきますし、いちばん揺れるところでもあります。(≧▽≦)
車端部の座席からの客室風景です。。(≧▽≦)
京阪神を「シティーライナー」として走った時の風格は今尚現役です。(≧▽≦)
運転台後部のボックス固定シートです。
この車両が製造されたころは国鉄の労働運動も末期で沈静化してきたため、客室からの前面展望が配慮され、高運転台ながら最大限に窓が大きくなっています。。
117系の自慢は国鉄では初採用の冷風吹き出しスリットの無いフラット天井とカバーの付いた蛍光灯なのですが、設計陣と営業陣の打ち合わせがうまくなされていなくて、折角の自慢の天井に車内吊り広告が掛けられ、デザインが大きく損なわれました。
ここがデザイン性を最重要視し、社内吊り広告は一切なかったライバルの阪急6300系や京阪3000系とは全く違っていた点で、やはり国鉄車はMT54爆音モーターもあいまって、どうしても野暮ったさが残る結果となってしまっていました。。
そして117系の普通岡山行は定刻に発車。。
ここで岡山駅で予め購入しておいた「駅弁」の登場です。。
16時ごろに買いに行くと、この「栗おこわ」くらいしか残っていませんでした。
(´・_・`)
でもやっぱ、列車の旅と言えば「駅弁」ですよね~(≧▽≦)
ロングシート車だと周りの目が気になり食べれませんが、117系は一応特急型のシートですので、のんびりと瀬戸内海を見ながら駅弁を楽しむことが出来るので最高です。。(≧▽≦)
福山駅に近付くにつれ、立ち客も出てきましたので、早目にお弁当を食べて正解でした。。(≧▽≦)
倉敷~岡山間の車内の様子です。。
岡山駅で下車する際に撮影した国鉄カラーの薄緑色な運転台。。(≧▽≦)
岡山駅に到着し、回送として入庫していきます。。
117系はこれで終わりかと思いきや・・・。
なんと入替りに別の編成が播州赤穂行・普通として入線してきます。(≧▽≦)
因みに、岡山駅20時08分発・播州赤穂行1930Mです。(^^♪
もちろん117系ウオッチャーとしては引続きこの列車にも乗車。。('◇')ゞ
終点の播州赤穂駅まで乗車しました。。
山陽本線内は高速運転で高回転な爆音モーター音が聞けましたが、赤穂線内は亜幹線ですので線路の保守状態が悪く、大揺れ&低回転爆音でした。(^^♪
自慢のフルフラット天井と2列に並んだ蛍光灯。。
座席下には暖房機器が無く、脚が伸ばせます。(^^♪
車番プレートは悪質な鉄道ヲタクに盗難に遭ったのか、シールで代用されています。(/ω\)
本当に鉄道マニアには盗難癖の有る奴や、線路内に侵入する悪質撮り鉄とか、実際に車番プレートを盗むこいつらの様な基地外が多いので公に私は鉄道マニアですって公表することはためらいますよね~(~_~メ)
私は会社などではできるだけ隠れてこそこそ乗り鉄をしております。。(´・_・`)
さてさて、下りも車端の特等席に座ります。。(^^♪
転換クロスシートと違い、この部分のシートは固定シートですので、人間工学的に配慮され、最良の形状で造られ117系では最も掛けごこちの良いしーととなっています。(^^♪
折り返し播州赤穂発21時27分・岡山行最終1933Mに乗車し、22時42分に岡山駅に到着。117系もモチロンこれで入庫となりますので宿泊する駅前ホテルへと向かいます。(^^♪
いつもの駅前格安ホテル。。
深夜の到着にも拘わらず、明日のルートの確認や、次回の「乗り鉄」に思いを馳せて時刻表を眺めていると、なかなか寝付けませんでした。(^▽^;)
そして翌朝は117系早朝運用の岡山5時55分発の普通・福山行に乗車します。。(^^♪
朝からは車端の特等席ではなく、モハ117型に装備されている主抵抗器のブロワーの真上に座り、爆音モーターとブロワー音を同時に楽しむことにしました。。(^^♪
朝もやけむる川を渡ります。(^^♪
福山まではあっと言う間の1時間です。(^^♪
ここでは福山城をバックに御覧の様な素敵なショットを撮影出来ます。(≧▽≦)
117系の流線型のお顔もよく表現できて最高です(*´▽`*)
そしてこの朝の117系運用。。。
何がトピックかと申しますと。。。。
なんと鉄道ヲタク垂涎の4両編成を2編成併結した8両編成での運転なのです。(≧▽≦)
つづく。