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2017年11月11日 イイね!

柳川ドンコ船・長部田海床路など 極貧グリーン車の旅(1日目)その2

柳川ドンコ船・長部田海床路など 極貧グリーン車の旅(1日目)その2
さてさて、柳川で妻の希望だった「うなぎのせいろ蒸し」を食べた後は、少し時間に余裕が出来たので、名物の「どんこ船」に乗船してみることにしました。。

30年以上前、未だ私が20歳代だった頃に1人旅で来て乗船して以来です。。

妻は船酔いするので、元々の計画では外していましたが、昨年、近江八幡でもドンコ船に酔わずに乗船できたということで、今回、チャレンジしてみる運びとなりました。。



柳川にドンコ船の業者は多数ありますが、予算僅少の極貧旅行なので、スマホで検索して割引券の出るところにしました。。



30年前は水質も悪く、ドブ川みたいでしたが、今は水質も良くなり、案内の船頭も愛想が良く、小型冷蔵庫と共に、2人の記念撮影までしてくれました。。





どこからともなく客が集まり、5分間待っただけで小さな船は満席となり、先程記念撮影した橋にほど近いところから出船となりました。。



出船して間もなく、縁起がいい事に「花嫁船」と離合しました。。



妻が羨ましそうに眺めています。。

若い頃はオマエもあんなんやったやろ~。。



やがて、船は町中の狭い運河に入ります。



狭くて幅スレスレの橋の下も幾度となくくぐります。。



こんな感じのところを手漕ぎ船でのんびりと「旅」します。。



家の間を通ったかと思えば、ご覧の様な森の中も通り、風景はなかなか
バラエティに富みます。。



ほんとうに歩くより遅いテンポで船は進んで行きますので、そのまったり感は最高ですね。。



こちらは極めて低い道路橋の下をくぐっているところです。



頭を上げれば大怪我間違いなしですが、水に落ちる人は1年間に5人ほどいても、ここで頭をぶつける人は居ないそうです。。



そしてこちらは。。。



大変珍しい、タイにでも来たかのような水上売店&喫茶店です。。



なんだかここだけ海外の様な風景ですね~。





てな具合で、ドンコ船の旅は約1時間で終了しました。。

で、ここでも小アクシデント。。。

ドンコ船の下船場所が乗船したところではなく、なんと次に利用する西鉄さんの柳川駅から4kmほど離れたところ。。

帰る手段は無料送迎バスかタクシー・・・・

乗車予定の列車の時刻の15分前となっていたので、慌ててタクシーに乗車しましたが。。

柳川駅にタクシーが到着すると同時に列車は残酷にも発車。。

これで、接続のJR線列車に乗れないことが確定してしまいました。。






で、30分後にやって来た西鉄さんの特急列車がこれ。。。
なんだか、金色で凄いデザインのやつ。。。



3扉車とは言え、特急車らしく転換クロスシートがズラリと並びます。



これをグリーン車だと思って「足掛けが無いね」とのたまっているおめでたい妻。。。

これは西鉄さんの特急電車であって、決してJRさんのグリーン車ではありませんから。。



そして終点の大牟田駅では、JRさんの鹿児島本線普通列車341Mに乗車し、30分遅れで長田部海床路に向かいます。。



車内は残念なロングシート。。
流石に妻はこれをグリーン車とは間違えませんでした。。

あっ、因みに長田部海床路とは、変な建造物ヲタクの妻が、以前から行ってみたいと豪語していた場所でありまして、最近では、あの大分麦焼酎「二階堂」のCMで少し有名になりました。

以下に添付のCM動画で、最後に登場するのが長部田海床路です。。




いかがでしたか???

最後の風景、なんだか心にぐっと来るものがありますよね~。

・・・ということで、本来は熊本駅で下車して1時間に1本しか無い三角線列車に乗り換える筈でしたが、接続列車に乗り遅れてしまったので、宇土駅まで乗車し、ここでも急遽タクシーに乗りました。



本日3回目のタクシー利用です。。



タクシーの運転手さんに聞くと、長部田海床路を指定して乗車する人は殆ど居ないということで、しかもわざわざ和歌山県から見に来たということで、この運転手さんに私たちは完全に変態だと思われてしまいました。


で、こちらがその長部田海床路です。。



満潮の夕暮れ時でちょうどいい感じです。

ここに来るために、満潮になる時間帯と夕暮れが合う日を調べて旅程を組みました。。




こちらの動画からすると、かなり電柱の数が少ないような気が・・・

それもそのはず、実はここの電柱、台風で電柱が8本倒れて現在修復資金を募集中と言う事でした。。


以下がその記載記事の引用です。

海床路の意味も記載されています。。

 満潮時の夜になると、海の中に街灯が続く不思議な光景が現れる宇土市住吉町の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)。その街灯の電柱8本が7月3日の台風3号の強風で倒れた。修復費用を広く募るクラウドファンディングが7日から「Readyfor」というインターネットサイトで始まる。

     長部田海床路は昭和50年代に同市の住吉漁協がノリ養殖用に造った干潮の時だけ有明海に現れるコンクリート舗装道。幅約5メートル、長さは約450メートルあり、昼間より質のいいノリがとれる日没後の摘み取り作業のため、道の西側に約20本の電柱が並び、夜間には街灯がともされる。干潮時はこの道を軽トラックや人が行き来してノリや貝を収穫し、潮が満ちた時は海の中に点々と街灯だけがともり、それが水面に映る様は、まるで宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の世界のようだと話題になった。

     クラウドファンディングを呼びかけるのは宇土市でとれる食材で作った朝ご飯を、その食材がとれる現場で景観を楽しみながら味わう活動を続ける「宇土飯を喰らう会」(土黒(ひじくろ)功司実行委員長)。これまで3回、長部田海床路で朝食会をしており、お世話になった海床路の景観を取り戻す手助けをしたいと企画した。

     寄付した人には、時々刻々と姿を変える海床路の写真をあしらった絵はがきや写真集を金額に応じて返礼品として送る計画で、そのための写真をインスタグラムで募ったところ、すでに300点近い写真が集まったという。

     土黒さんは「短期間にこんなにたくさん集まるとは思わなかった。それだけ海床路に対する関心や愛着が強いということ。素敵な写真ばかりなので是非募金にも協力してほしい」と話している。詳しくは同会のフェイスブックで。



    電柱の数が少なくて、明かりが点灯していなくても、本日撮影出来た以下の画像、結構私自身のお気に入りです。。






    妻が行こうと言いださなかったら、私はずっとここを知らないままだったと思います。。

    千葉県の木更津にも同様の海床路が有りますが、こちらは干潮時には海岸線は4kmも先に行ってしまうそうで、修復が完成すればまた是非とも1日がかりでじっくりと訪れてみたいですね。。


    さてさて、日もどっぷりと暮れてしまったので、次の目的地へ向かうため、JR九州さんの住吉駅まで、待ってもらっていたタクシーで移動しました。。



    もう本当に「夜」って感じで、誰も居ないローカル駅が哀愁を帯びて佇んでいました。

    そしてやってきたのは。。



    熊本行普通列車344D
    なんと先頭は旧国鉄型気動車のキハ48型ではありませんか!

    三角線には新型しかいないと思っていましたので、これは想定外の喜びです。



    そして車内はなんと未だに国鉄型標準の群青色のままのBOXシートが原形のまま備わっていました。



    さらに後部に連結されているキハ31型の車内には、廃車になった0系新幹線のシートが流用されていて、鉄道好きにはたまらない編成です。



    今日はこのまま次の目的地に向かうので、新幹線の乗換駅・熊本駅摩まで乗車しました。。



    今日はタクシーに4回も乗車し、旅行初日から資金が一気に目減りしましたので、夕飯は駅ナカのラーメンを食べて節約します。。

    グリーン車は利用するけど、内容は極貧旅行。。

    相反する状況が意外と楽しかったりします。。



    妻は熊本ラーメン。。




    私は車を運転する必要が無いので先ずは冷えたビールで乾杯!

    そして熊本と言えばやはり馬肉っしょ!ということで・・・・



    馬肉ラーメンを頂きました。。。



    これは地下道のキャラクターですが、こいつは「くまもん」じゃないな。。



    こちらは新幹線乗り場に設置された「巨大くまもん」。。。

    中国人観光客や韓国人観光客に混ざって、私も必死で写真を撮りました。。



    妻はショップで「くまもん」グッズを漁ります。。



    冷蔵庫が邪魔です。



    そしてここからは、博多行「さくら」412号に乗車します。



    短区間・短時間でももちろんグリーン車利用。。



    この列車は「さくら」を名乗るのに新大阪までは運転されず、博多行きなのが面白いです。



    いやぁ、本当に何度も言いますが九州新幹線用700Nのグリーン車は最高です。。
    オットマンと電動レッグレスト付き!



    とても格調高く纏まっています。。



    セオリーに従い、最後列席をゲットし、お約束通り冷蔵庫は壁との隙間に置きます。

    博多駅までは38分と言う非常に短い旅でした。。

    そして博多駅からは。。



    今や日本の定期運用「ひかり」号ではこれだけとなってしまった元祖700系(かものはし君)を使った「ひかり」444号に乗り継ぎます。。



    まだまだ新しい車両なのに、なんだか旧書体に見えてしまう「JR700」のサイン。。






    グリーン車マークも少し古いフォントですね~。



    山陽新幹線の博多~新大阪間を直通する「ひかり」号で16両フル編成なのもこの列車限り(1往復)で、非常に希少な存在です。
    (因みに前回のフルムーンでも使用しました。)






    ガラガラのグリーン車ですが、この列車も例外となく最後列のシートを確保しました。。







    シートには大型背面テーブルが無く、ひじ掛けに収納されたテーブルを使用するタイプですので、どうしてもN700型より少し見劣りしてしまいます。。



    でも3列シートの普通車と比べると、格段の差ですね。。



    そしてこの列車は姫路駅で下車します。。



    寝静まった姫路駅では221系近郊型車両がパンタグラフを降ろして留め置かれていました。。

    この段階でフルムーン乗車券82、800円分のノルマは達成し、次の列車以降(すなわち2日目~5日目の4日間)は全てのグリーン車が無料で乗れるという算段です。


    そして次の列車は「鉄ちゃん」ならもうお判りでしょう。。



    先月の東京出張以来、1か月以内に2回も乗車するご縁の有った「サンライズ」号です(今回は出雲ではなく瀬戸編成です)。。

    シナリオ通り、23時34分に堂々14両編成で入線して来ました。。

    で、サンライズ号とは言っても、乗車したのは個室寝台ではなく、最安値の 「のびのび座席」・・・・・(寝台券不要・フルムーン券だけで乗車できます)












    極貧旅行ですので、この列車を利用することで宿泊代を1泊分浮かせます。。



    もちろん、他人との干渉が少ない最も車端の壁側から2人分の席を確保しました。。



    実際に寝れるかどうか不安でしたが、私も妻も疲れていたのか、横になった途端に爆睡。。。



    かろうじて闇夜に流れていく明石海峡大橋だけは眺めることが出来ました。。

    続く。。。


    プロフィール

    「生徒達と「祈りの杜」訪問  http://cvw.jp/b/860472/48596363/
    何シテル?   08/12 23:11
    ラスト サンバーです。よろしくお願いします。 サイドに大きな六連星を施し、ヒサシ(国鉄・上越型EF58の氷柱切りとも言う)を取り付けたデザインのサンバーは、主...
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