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2020年01月26日 イイね!

タム・クラッセー桟道橋とナムトック駅 タイ・乗り鉄④

タム・クラッセー桟道橋とナムトック駅 タイ・乗り鉄④

「戦場に架ける橋」、日本軍とタイ軍が連携して欧米列強の侵略を阻止するために敷設した泰緬鉄道・クウェー川鉄橋を通過した後、列車は左に大きくカーブし、いよいよ木製橋で有名なタム・クラッセー桟道橋へと続く本格的な「死の鉄道」へと向かいます。。



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クウェー川鉄橋からは約20分で木橋始端に差し掛かります。


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川岸の岩場に張り付く様に建設された木橋・・・


迫力満点です。。


私のお爺ちゃん達が激しい戦火の中、タイが欧米列強に侵略されないためにこんな険悪な場所に鉄道を敷設したなんて、本当に頭が下がる思いです。


お爺ちゃん達の活躍のお陰で、日本人であることに誇りが持てます。


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みしみしと音を立てながら、列車はゆっくりと木橋を渡ります。。

泰緬鐡道最大の魅せ場です。。


おっと! 日本では絶対に考えられないこんなところに観光客が!


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男性は兎に角、女性がこんなところに平気で居るなんて考えられません (゚Д゚;)


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そしてさらに40分くらい走ると、列車は終点のナムトック駅に到着しました。


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乗客の99%はそのままソンテオに乗って、「旧・小サイヨーク滝駅」へと向かい、滝と静態保存されているC56型蒸気機関車を見物に行きますが、ここは堀さんの希望により、私達は駅に留まって、機関車の入換作業を撮影することにしました。。


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こちらが私達が乗って来た臨普客第909列車!


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厳めしい機関士による入換作業が始まります。。

海外の機関士は大抵どこの国でもジーパンにTシャツ姿です。


日本でも1社くらいこんなラフな服装の鉄道会社が有ってもいいのではないかと思いますよね~。


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入換途中で撮影した日本の14系客車。。

左側のタイ国鉄の車両よりかなり大きい事が判ります。。



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臨普客第909列車は、定期列車の到着に備えて、引込線に入換します。



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そして私と堀さんはその定期列車・普客第257列車を撮影すべく、入換作業とは反対方j行の進行して来た方向へと移動し、ご覧の様な好撮影地を探し当てました。。


そして待つこと約20分・・・・・



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オリジナル客車を従えた普客第257列車が珍しくほぼ定刻通りにやって来て、狙い通りの写真を撮影することが出来ました。。



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そして、駅に戻ると先程の入換作業の続きで、普客第257列車の折り返し、第258列車を仕立てる入換作業が開始されていて、なんと少年を連れた駅掛が、転轍機を操作している場面に遭遇しました。。


カメラを向けると気軽に撮影に応じてくれて・・・



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大切な閉塞用タブレットも渡してくれて記念撮影!


日本でこんなことしたら、この駅掛は間違いなく懲戒解雇です。。


さすが、日本のお爺ちゃん達が開拓した泰緬鐡道だけあって、タブレットも転轍機も日本で使用していたものと全く同じ形状でした!



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初対面で外国人なのにとても和気藹々ムード!



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少年はダルマ転轍機に腰掛けて、入換機関車の到着を待ちます。。。



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そして入換機関車が接近してきます。。



見てくださいこの少年の屈託の無い笑顔!

素敵です!



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迫力が有ります。。



それにしてもこんなに私達は線路内に侵入しているのに何のお咎めも無し!



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入換機関車なのになぜかタブレットを授受 (=゚ω゚)ノ


いやぁ、なかなか良いものが見れました。。。



そして。。。



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なんと、少年はバイクに乗って去っていきました。。


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今度は堀さんと折り返し普客第258列車の発車の様子を撮影。。



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撮影しているとこの機関士さん、横を通るときに汽笛を鳴らしながら笑顔で手を振ってくれました!



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去っていく客車列車の後ろ姿は旅情満点ですね~。


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野良ニワトリの親子が列車を見送っていました。。。


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そして駅へ戻ると先程の駅掛と少年がバイクにまたがり、どこかへ出かけて行くところでした。。



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タイの駅ではどこでも国王と王妃の肖像画が飾られています。


そして野良犬も何処にでも居て、人懐っこくてとても可愛いです。



このワンちゃんは恐れ多くも国王の肖像画の下で寝そべっています。。



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この子もやさしい表情をしていて可愛いです。。。


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右を見ても左を見てもワンちゃんだらけ・・・

犬好きにはたまらない状況です。。



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タイでは動物たちと人間が共存し、緩やかでまったりとした時が流れています。。



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そして線路を横断しても何もお咎めなしの風潮。。。


私にはピッタリのおおらかな環境。。。

失われた昭和中期の日本の情景です。。


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やがて、折り返し臨普客第910列車の発車時間が近づき、滝観光に行った乗客たちが帰ってきました。。


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そして客車の先頭に機関車が連結されます。。


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そして満員の乗客を乗せてバンコクへ向けて折り返します。。


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冷房は無いけど、窓を開ければ爽やかな風が入ってきて、昭和時代の汽車旅の記憶が呼び起こされます。。。


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変な形をした山々。。。


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そして列車はまた木橋をのっそりと通過します。。



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タイなのに日本の12系客車が連結されているのは違和感ありありです。。


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日本の様な水田風景も有り、感動します。。


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再度クウェー川鉄橋も渡りますが、往路ほど人は居ません。。


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カンチヤナプリー駅で列車はまた観光停車。。


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駅前には臨時列車の観光客を当て込んで、市場がオープンしています・・



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そして公園に佇む大型ガーラント型蒸気機関車を撮影。。

タイの保存車両は野天放置の割にはみんな保存状態が良好です。。


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ここでも駅で寝そべるワンちゃん。。


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線路上を自由に行き来する乗客と、日本製とタイオリジナルの凸凹編成の列車。。


こうしてみるとスハネフ13とオハ12はかなり巨体です。。


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日本の鉄道の線路でこんなインスタ写真を撮ったら炎上してしまいますが、タイは大らかです。


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やがて日が暮れ・・・・。


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夜の帳が降りて。。


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30分遅れで20時にクルンテープ駅に帰着。。。


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明日の朝は早いので、堀さんと無難なホテル下のレストランで焼き飯の夕飯を頂きました。。


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つづく


プロフィール

「万博② (≧▽≦) http://cvw.jp/b/860472/48483870/
何シテル?   06/14 07:06
ラスト サンバーです。よろしくお願いします。 サイドに大きな六連星を施し、ヒサシ(国鉄・上越型EF58の氷柱切りとも言う)を取り付けたデザインのサンバーは、主...
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