さて、ウボン・ラチャーターニーから帰着した翌日は撮り鉄はお休みで、その日を唯一の観光ディに充当しました。
駅コンコースの最前列には高級な木材を使用した僧侶専用待合席が設けられています。
タイでは僧侶は特別階級的な扱いを受けます。
ホームはピカピカに磨かれていますが、中を普通にトラックが走り回っている風景はヨーロッパでも見て、世界の常識だと解かっていても違和感ありありです。
気動車列車や、古いアメリカ製ディーゼル機関車が入れ替わり立ち替わり到着しますので、ホームに居て退屈することは有りません。。
ホームのど真ん中に、事故防止のギャラリーが有り、元電車の運転士の私としては鉄道文化の違いを知るうえで面白そうでしたので、拝見させていただきました。
先ずこちら左側は、列車の窓から体を乗り出して籠柱に頭部をぶつけるの図・・・
頭部破裂の状況が生々しいですが、これは車両の冷房化が遅れているがゆえに発生する事案で、今の日本ではこんなことはほぼ起こり得ないでしょう。。。
右側は列車に投石する少年・・・
こちらは日本でも有りそうな事案です。。
次はデッキから転落して左足を切断するの図。。。
日本ではドアを開けたまま走行する旧型客車は淘汰されてしまいましたので、この事案も今は昔話ですね。
ただ、右側の泥酔者が線路で寝そべるのはよくある事案かもです。。
走行中の列車からこの様に転落する事案も日本では起こり得ません。。
タイではホームと線路の高さがあまり変わりませんので、この様に列車に足を轢かれて切断する事案はよくあるみたいですね。ほんと描写がリアル過ぎて怖いです。
あと、転轍機の先端に足を挟まれる事案。。
日本では労災としては発生し得ますが、旅客がこの様になることはまずありません。
タイでは鉄道関係者以外でも自由に線路内歩行が出来るという背景が有りますので、この様な事故を惹起させてしまうのでしょう。。
さて、ちょっぴり背筋が寒くなる絵を見た後は、いよいよアユタヤに向かう特急列車に乗車します。。
この列車、チェンマイまで実に11時間をかけて走る幹線人気特急列車なのですが、車両不足のためか、たった3両で絶えず満席状態!
今回はアユタヤまでの区間乗車でしたので、どうにか2名分の席を確保することが出来ました。
昨日ウボンから8時間かけて乗車した特急と同じ車両で、シートはビニール製の粗悪品でした。。
いち早く検札が行われますが、流石観光特急だけあって、「タイランド・レイルパス」に何の違和感も示されませんでした。
予想通りアングロサクソンのバックパッカーが多く、列車はここから満席となった様です。。
停止手信号を現示させます。。
そして、乗降が終わると進行手信号を現示。。
車掌も緑色旗で応答して、列車を発車させるという手筈です。。
この駅についても、しばらく観光はお預けで、列車の撮影おば・・・・
駅長さんの手旗信号を観察しました。。
さて、アユタヤでは効率よく観光スポットを巡るため、レンタサイクルを借りてみることにしました。。
ママチャリタイプの自転車・・・・
70歳の堀さんは大丈夫かなと心配でしたが。。。
チャリンコの運転は素早すぎて競輪選手顔負けです (^^)/
私も必死で堀さんに追いつき、パーサック川の橋梁の登り勾配で堀さんを追い抜き記念撮影!
こんなデインジャーな合流もへっちゃらです。。
宗教的施設ですので、半ズボンや女性の露出の多い上衣は禁止で、入場することは出来ません。。
ご覧のように、私の半袖Tシャツとジーパンは入場可能でした。。
タイに来てようやく観光らしい観光です (^^)/
広大な敷地に煉瓦造りの遺跡が広がります。。
なぜか仏像の首は刎ねられています。。。
なんだか桜の様な木が彩を添えています。
いやぁ、「乗り鉄」だけでなく、観光にも来て良かったです。。
こちらはワット・マハータートの隣にあるワット・ラーチャプーラナです。
この様にアユタヤは街全体が遺跡であり、観光地になっています。。
そしていきなりみんカラネタですが、こんなシビック、タイにはごろごろ居ます!
どうやらタイには車好きな人が多いようです。
そして、アユタヤの街の中には御覧のように象が普通に歩いていて驚きます。。
動物園でしか見たことが有りませんが、こうして近くで見るとかなりの巨体です。。
歩道を歩く象に自転車で追い抜きをかける堀さん!
ごぼう抜きを演じます。。
日本では歩道を歩く象を自転車で追い抜くなんて出来ません。。
こちらは象の水飲み場で、観光客を乗せて街中を歩き回る象たちが集まって来ます。
こんな象の群れ、見たことがありません。
象達は大人しくてとても可愛いですね~。
真下から見るとかなり高い位置に席があり、2人並んで座れることがわかります。
パオ~ン パオ~ン
可愛すぎます ( *´艸`)
同様にレンタサイクルで回遊するアングロサクソンな女性も思わず自転車を止めて突然の象との遭遇を楽しんでいます。。
帰路、橋の上で線路を爆走するモーターカーを発見!
以前、台湾でも営業時間中に線路を爆走するモーターカーを発見しましたが、日本で異常時以外にそれをすれば鉄道営業法違反です。。
幸運にも定期旅客列車もやってきましたので、撮影することが出来ました。(^^♪
乗車する列車が来るまで、また駅構内で撮影を楽しみました。。
つづく。。
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