さてさて、いよいよタイ乗り鉄シリーズも最終回です!
アユタヤの観光後は、今夜も夜行列車に乗るため、クルンテープ駅に戻る13時11分発の快速列車に乗車します。。
しかし、その快速列車は30分遅れで到着・・・
どうやらタイでは30分遅れくらいが当たり前で、1~2時間遅れが普通という感覚ですので、タイを鉄道でご旅行されようと計画されている方はご注意ください。
・・・という訳で、30分遅れの快速列車に乗車。。
2等エアコン車に空席が有り、そこを確保することが出来ました。
・・・しかし、クルンテープ駅で乗り換える予定の南本線の特急列車はこの列車の所定到着時刻の30分後の15時10分発ですので、クルンテープ駅まで乗車すると間に合いません。。。
仕方なく各方面へ線路が分岐するバンスージャンクション駅で下車し、乗車する南本線の特急を待つことにしました。。
見てください!このホームの低さ!
線路の頭よりホームの方が低いのがタイの国鉄です。。
奥に見える大きな建物は、新バンコク駅です。。
数年後にはここから先、クルンテープまでの線路が廃止され、各方面列車はこのバンスー駅から発車するようになります。。
現在は未だ単なる都会のローカル駅ですので、ご覧の様な露店が食品を販売しています。
ここで、夕飯用の具材を購入しました。
こうした店は例外となく家族経営ですので、ご覧の様な可愛い娘さんが対応してくれることも有ります。。
そして、まだまだタイの国鉄では、列車の荷役が多く、ご覧の様な荷車が頻繁にホームを行き来していました。。
昭和中期の日本を彷彿させてくれますよね~。
そして、乗車する特客第45列車はなんと1時間遅れで到着。。
結果論としてはこれならクルンテープ駅で余裕で乗り換えれました。。。
2等座席車をリクエストしたのですが、どうやら寝台車を割り当てられた様です。。
今回の車両は前回乗車した中国製の新型客車ではなく、明らかに日本製の匂いがプンプンする車両でした。
発車後、直ぐに売子が食料を売りに来たので、さらに夕食を追加購入します。
タイの鉄道の旅は車内販売が多く、本当に不自由はありません。。
夜の帳が下りると、車掌が寝台のセットに来ましたが、私たちは途中のバン・サン・ヤイ駅で下車し、クルンテープへ戻る寝台特急に乗車しますので、寝台にはせず、座席のままにしてもらいました。。
しかしこの特急も、途中、何もないところで謎の2時間停車。。
堀さんとともに慌てて時刻表を調べると、もう3時間遅れになっていました。。
これではバン・サン・ヤイ駅で上りの寝台特急には絶対間に合いませんので、乗換駅を急遽プラチャプ駅に変更することにしました。
車掌にもその旨を伝えると、親切にも下車駅が近付くと、私たちを案内してくれて、駅長にも事情を伝えてくれました。。
かくして私と堀さんは深夜の23時半に全く予定していなかった南本線の駅で下車して、その日の宿である上り列車を待つことになりました。。。
そして上り特客第86列車も2時間遅れで深夜の2時に到着。。。
どうにかその日の寝床に辿り着けましたが、空席だと思って私の寝台に寝ていた不心得者を起こすなどひと騒動もあり、結局寝れたのは3時過ぎ・・・・・
ようやくカーテンを閉めても御覧のように遮光性能も悪く、結局一睡もできずに・・。
夜が明けてしまいました。。
そして、もう少し寝ていたかったのに、午前6時になると容赦なく寝台を解体されてしまいます。。
車内は急になんだかくたびれた眺めになってしまいました。。
そして私はこの日に帰国。。
堀さんはさらに5日間滞在されるため、昨夜乗車したバンスー・ジャンクション駅で堀さんとお別れとなりました。。
このあと、私は終点のクルンテープ駅まで乗車し、関西空港行の飛行機の時間まで、一つぐらいはタイの寺院を観光することにしてみました。。
本当にタイの鉄道駅は床が奇麗で輝いています。。
取り合えず駅前でトゥクトゥクを捕まえて、唯一行ってみたいと思ったワット・アルンの渡船場まで行ってもらうことにしました。。
この楽しい乗り物も乗り納めです。。
流石、観光立国だけあって、他のトゥクトゥクと競争・並走する場面もありました。。
活気が有って楽しい街中をトゥクトゥクは大音響を響かせて走ります。。
観光客が貼ったのか、はたまた運転手さんが貼ったのか、日本のドラえもんのシールが (^^♪
何分、タイはお隣の韓国とは違い、親日国ですから (^^♪
アングロサクソンな方々はレンタサイクルで観光されているようです。。
ワット・アルンへの渡し船です (^^)/
流石親日国!
船内には日本語で御覧の様なスリ被害防止ポスターが貼られていました。。
てか、日本人が一番スリ被害に遭うのでしょうかね~。 (/ω\)
対岸に見える憧れのワット・アルン。。
遠くに霞む首都の高層ビル群。。
ワット・アルンはとても崇高な空気に包まれていました。。
素晴らしい建物です。。
かなり傾斜のきつい階段を女学生が難儀して降りています。。
世界各国からの参拝者が居ます。。
さてさて、ここで時間切れ。。。
空港へと向かいます。。
タクシーは空港からの往路でボッタクリに遭ったので利用したくなかったのですが、トゥクトゥクが居なかったので、仕方なく乗車。。
空港までは乗らずに駅までの乗車とします。
この運転手さんはきちんとメーターを最初から倒して、到着時の清算も不正は有りませんでした。
タイのタクシーの全てがボッタクリでは無いようで、一安心しました。
駅に早く到着できたお陰で、駅前の食堂で最後の昼食をとることにしました。。
いやぁ、最後にこの象さんマークの瓶ビールが飲めるなんて (^^♪
タイは物価も安くて、料理もおいしいし、住んでいる人々もおおらかで親切で、本当にいい国でした(往路のボッタクリタクシー以外は (/ω\)
死ぬまでにはまた是非もう一度来なければならないと思いました。。
タイの乗り鉄最後の締めくくりは、10時50分発の英国製気動車特急・特気第3列車です。。
特急でありながらやはりシートはビニール製。。
駅の露天商も見納めです。。
いやぁ、1週間は本当にあっと言う間でした。。。
スラム街ですが、井戸端会議はなんだか楽しそうですね~。
昭和の日本に有って、現在では失われてしまった空気をタイでは感じることが出来ます。。
私達おじさんには懐かしく、若者たちには新鮮な空気。。。
遣われなくなった古い機関車が線路の傍らで朽ち果てています。。
ドムアン空港まで僅か40分の乗車なのに昼食はしっかりと配られました。。
そして定時にドムアン駅に到着。
いやぁ、タイには本当に近いうちにもう1回来てみたいです。。
空港への連絡路は前方に派手な制服のエア・アジアのCAさんが歩いていないと全くそれらしく思えないほど貧相です。。
そして、往路と同じく満席のエア・アジア航空さんと、南海さんのラピート号スーパーシートの組み合わせで無事帰宅しました。。
おしまい。。
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