近鉄さんも私が通勤で利用する南海さん同様、昭和40年代(1970年代)に製造された通勤電車を多数保有されていて、巡り合うチャンスが多く、今回利用した電車もその頃に製造された50歳越えの2800系電車でした(^^♪
隣の「シリーズ21」車両との違いは同じ鉄道会社のものとは思えないほどです。
そんな電車の運転台後ろの「かぶりつき席」から前方を眺めると、なんと向こう側から阪神さんの電車がやってきて、地元利用者ではない私からすれば今更ながらに隔世の感覚です。(=゚ω゚)ノ
私の中では子供のころから近鉄さんと言えばこの「顔」です。(^^♪
河内山本駅からは支線に乗って、服部川駅で下車します。(^^♪
最初は街中を歩きますが、登山口への道標が整備されていて道に迷う事は有りません。
春の到来を告げる梅の花 (^^♪
こんな感じで、道標は八尾市さんが整備されているようです。(^^♪
住宅街を外れると、いよいよ山間部の様相を呈してきます。。
大阪の中心部から東へ進路をとれば10km足らずでこんな自然が有るなんて、俄かには信じられません。
標高をどんどん稼いでいくと、大阪平野のビル群が見えてきます。。
なんだか民家の様なお寺のところから登山道は始まります。
さらに標高を稼ぐと、梅田界隈の高層ビル群も見えてきました。
ここはもしかしたら大阪市内から簡単に来れる夜景の絶景スポットかもしれませんね~(≧▽≦)
・・・まぁ今時、夜景なんて流行らないか・・・(´Д`)
右側の登山道を登ります。
本格的な登山道となりますが、御覧の様に誰かが危険個所に梯子等を設置してくれていますので、安全に歩くことが出来ます。。
山間部に入っても道標はよく整備されていて、道に迷う事は有りません。。
稜線の直前には御覧の様な東屋も有ります。。
駅から約1時間で稜線の「信貴・生駒ドライブウエイ」に出ました。(^^♪
この辺りの山は、頂上稜線に観光用道路が敷設されているのが残念なところですが、六甲山系もそうで、若い頃は車で峠を攻めに来て、彼女と夜景デートしていましたので、今更文句は言えませんね~(ノД`)・゜・。
そして、高安山方面に向かうとき、このなにやら広大な道路を歩きます。
高安山の山頂は、案内板も何もない狭い山道を入ったところに有りました。
御覧の様なプレートが誰かによって取り付けられているだけです。。
これが標高487.5mの三角点でしょうか??
そこからまた「信貴・生駒スカイライン」を渡り信貴山に向かいます。
小さな尾根の稜線を歩きます。。
途中、こんな変な車を発見!( ゚Д゚)
信貴山の山頂からは奈良盆地の王寺付近、大和川の流れが俯瞰出来ます。。
どうやら信貴山は、今の今まで知りませんでしたが、かなり大規模な信仰の山な様です。
麓から、参拝者・観光客が結構登って来ていました。。
展望スポットからは二上山、大和葛城山や金剛山までもが見渡せます。(≧▽≦)
信貴山の下山道は御覧の様に完全に参道の様相を呈していました。。
どうやら神社の裏側から立ち入ってしまった様です。
下山してきてビックリ!( ゚Д゚)
相乗以上に大規模な宗教施設が有りました。。
山岳部には神社が、麓にはお寺という組み合わせです。(=゚ω゚)ノ
そういえば昔、高安山からここ信貴山麓まで電車が走っていて、大東亜戦争勃発時に「不用不急施設」に指定されてしまい、撤去されてしまったらしいです。
(/ω\)
なんと虎柄の郵便ポストが・・・・( ゚Д゚)
ご住職は阪神タイガースファンなのかと思いきや、よく考えると今年は寅年だったんですね~。
JRさんの王寺駅まで歩こうかと思いましたが、朝の3時から仕事をしていた疲れが出て、ズボラ病が発症し、バスのお世話になることにしました。。
バス待ちをしている人の中に私の様な登山客は居ませんでした。(/ω\)
運よく直ぐに近鉄バスさんが来て・・・
13時前に王寺駅に到着出来ましたので、駅前の吉牛で忘れていた昼食をば・・
王寺駅で待っていると、運よく間もなく廃車となる201系がやってきましたので、遅い普通電車では有りますが、南海さんとの乗換駅の新今宮駅まで乗車してみることにしました。(≧▽≦)
延命工事でリフォームされたとはいえ、国鉄時代の冷たさを感じる車内は素敵です。 (≧▽≦)
デザイン性の欠片もなく、無機質なステンレス肌剥き出しで無塗装な扉も、今ではとても少数派になってしまいました。
運転席は国鉄時代の標準仕様で、薄緑色で纏められています。
まだまだ私の中では「新しい電車」の印象が残るこの電車も1年以内に全廃される運命です。(ノД`)・゜・。
会社帰りに登山、乗り鉄・・・・・・
遊び惚けて帰宅すると、ソファーで妻と孫が爆睡していました。