さてさて、大井川鐡道乗り鉄行脚の続きです。。
落雷の影響で遅延したJR東海さんの普通列車から間一髪で大井川鐡道さんの普通列車に乗り継ぐ事ができ、しかもその列車は懐かしい元南海高野線の21000系ズームカーでした。(^^♪
昭和33年から64年間も走り続け、今尚現役の古豪電車です。。。
この日は平日でしたので、機関車トーマス号はお休みで、千頭駅は夕暮れ時であることも有って閑散としていました。
いやぁ、是非とも孫を連れてきてあげたくなりますよね~。
気が付けばお昼ご飯を食べていませんでしたので、こんな時間に閉店間際の駅の売店で購入します。。
地元で製造されたポテチとサッポロビールです。(^^♪
ダイエット大作戦でポテチを食べなくなってはや半年が経ち、以前ほどポテチを欲しなくなりましたが、ビールにはよく合いますので、ついつい購入してしまいました。。(/ω\)
いやぁ、64歳の電車は実にいい雰囲気を醸し出しています。。
昭和の中期に流行った2枚窓の湘南型というスタイルはやはり昭和の名作ですよね~(≧▽≦)
取り敢えず車端のこんな展望席に席を確保して、21000系車両を観察して回ります。
特急運用にも使われた、貫禄ある片開2枚扉に小窓がズラリと並ぶ端正な柔らかいデザインです。
機関車の転線用ポイントには昭和の遺産の操車掛が手動で転換させるダルマ式ポイントが使われています。
正に昭和の鉄道風景がそのまま残されています。
厳つい「前パンタグラフ」に鋳鉄ブレーキシューの鉄粉で汚れた屋根。
豚鼻ヘッドライト。
丸みを帯びた「湘南スタイル」
それに何といってもパンタグラフを上昇させる「引き紐」が剥き出しで取り付けられているのが昭和の電車って感じです。(≧▽≦)
運転席もアナログメーターがズラリと並びます。
運転席は南海現役当時の姿をほぼ原形で残し、ワンマン機器が取り付けられた程度です。
脚が伸ばせるクロスシートの最前列は最高の席です。。(≧▽≦)
あぁ、運転してみたい。。
夕暮の塩郷の大つり橋。
抜里の広大な茶畑。。(≧▽≦)
大井川鐡道には毎年来ていますが、いつ見ても飽きない風景です。。
大井川鐡道さんは、最近は本当に「機関車トーマス」とのコラボに力を入れておられるようです。
家山駅では元東急さん→十和田観光鉄道さんと渡り歩いた7200系車両と対向しました。
福用駅のタヌキの置物も有名です。。
そしてスッカリと日が暮れた金谷駅。。
懲りずにもう一度折り返し乗車します。。
南海時代には無かったワンマン標記もわざとなのか昭和チックなフォントです。。
明るい電車のお手本の様な3列に並ぶ蛍光灯。(≧▽≦)
南海当時のまま、何ら変更が加えられていない車内に感動です。(≧▽≦)
扉が閉められた運転室周り。。
運賃箱以外、何ら南海当時と変わり有りません。。
明日の事も考えて、体力温存のため大和田駅で下車します。。
暗い闇に消えていく21000系。。
そしてやって来た対向列車が。。
先ほど見た、地下鉄みたいなロングシートの7200系でした。。
クロスシートの多い大井川鐡道では残念な電車です。。(/ω\)
金谷駅まで戻り、JRさんの普通列車で藤枝駅まで乗車。。
その日のお泊りは経費節約のためモチロン格安の東横インさんです。(^^♪
しかも夕飯はさらに節約して吉野屋さんです。(≧▽≦)
「乗り鉄」行脚は電車代だけでお小遣いが激減しますので食費には絶対にお金を掛けません。(^^♪
とは言ってもホテルで缶ビールはついつい飲んでしまうのですがね~。(´・_・`)
さてさて、乗り放題券は2日間有効ですので、翌日も大井川鐡道さんに乗ります。。(^^♪
はたして今日は当たりの南海か近鉄か、ハズレの東急か。。。
ハズレの東急でした。。(/ω\)
この電車、片運転台車に運転台を増設し、両運転台化した車両ですので、実は前と後ろで「顔」が違います。
こちらの方が「本当の顔」で、貫通幌が車体に納められたスマートなデザインで、結構好みです。
デビュー当時のステンレス車としては非常に近代的なデザインだったと思います。
折しも、JR東海さんの特急型373系が横を通過していきました。。
剥き出しの蛍光灯と、扇風機が昭和の電車を象徴しています。。(^^♪
残念なロングシート。。
まるで都会の通勤電車の様相です。
途中、試運転の電気機関車と対向。。
外の風景は通勤型電車とはとても不釣り合いです。。。
昨日乗車した南海さんの21000系より9年新しい車両ですので、少し近代的な配列になっています。
残念な電車でしたので、昨日の夜同様、大和田駅で下車します。。
こちらが正規のお顔。。。
やっぱ改造新設された運転台は元々から有る運転台と比べると何処となく間抜けなお顔で愛嬌が有りますね~(≧▽≦)
つづく。。