2200系・2230系は元高野線の山岳区間・平坦線直通用の特殊車両で、高野の山奥では大きなトルクで坂道を登り、河内・大阪平野ではその性格を豹変させて時速100kmで韋駄天走りをしていました。(≧▽≦)
その特性をカメラのズームレンズに例えて、「ズームカー」と呼ばれている事は関西鉄道マニアの常識です。(^^♪
高野線への新型車両投入により、山を下りて海へとやってきました。
運用を調査すると、今日は、4本生き残っている2200系・2230系がなんと1日で5支線を走ると言う幸運な日なのでした(≧▽≦)

地元の駅を朝の10時に出る難波行に乗車すると、なんと高野山から帰るインバウンド旅客ばかりが乗車していました。。
ネットで調べると、次に乗る特急サザン号は、12000系プレミアムだと判り、指定席の前面展望がぶりつき席を押さえました。(≧▽≦)堺駅ではMOBラピートと離合(≧▽≦)

今日は大雨予報だったのになぜか晴れてきて海が奇麗に見えました。(≧▽≦)和歌山市駅に着く前に車内を探検。。
車椅子スペースや、窓の無い席、自動販売機などなど。。

和歌山市駅に到着するとサザン号に続く形で加太線の2230系が入線してきました。(≧▽≦)加太線は7100系の「めでたい電車」が走っているところです。。

2200系・2230系名物の「超ロングシート」です(≧▽≦)めでたい電車に乗りたい人には「ハズレ」電車ですが、私にとっては「大当たり」な電車です。(≧▽≦)

昭和45年製、御年54歳!独特のモーター音を響かせながら紀ノ川を渡ります。(≧▽≦)
対向相手は7100系の平ワンマン車でしたので、今は加太線に「めでたい電車」は走っていないことになります。。
列車本数が少ないので線路が緑に覆われています。(≧▽≦)

加太線は地元との結びつきが強く、小学生が壁画デザインを施しています。 (≧▽≦)

磯ノ浦駅~加太駅間は唯一海が見えるスポットです。(≧▽≦)
終点の加太駅で「めでたいモニュメント」と共に記念撮影。。(^^♪最近、南海さんは廃車が近い車両から悪質マニアによる盗難防止の観点から車番プレートを外していますので、判り易いです、(^^♪

超ロングシート(^^♪海沿いも走りますが、2200系・2230系には懐かしい、高野山の山中の様なところも走ります。(^^♪
因みにこの電車、運転士さんの電気制動が非常に難しいのですが、加太線では電気制動を使わず、空気制動のみで停止させていて、いまいち本来の「ズームカー」の持つ迫力に欠けていました。(^^♪

乗って来た電車は夕方に和歌山港支線に運用するために入庫し、代わりに黒いめでたい電車が出庫してきました。(^^♪和歌山市駅から上りサザン号に乗り、みさき公園で下車。。。
ここにも居ました、居ました。(^^♪