
前回でもう止めようと思っていた清水の舞台からのダイブ。。。
またまたやらかしてしまいました。(*´Д`)
前回のダイブ。。
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妻とお買い物から帰宅すると、ちょうど宅配便のお兄さんが私の自宅に到着したところでした。。(^^♪
こ、こ、 こりは・・・・・・( ゚Д゚)
1年前に私が発注したHOゲージのU-TRAINさん謹製・南海21000系後期型・新CI色の模型。(=゚ω゚)ノ
そのいで立ちはあまりにも不細工過ぎて、当時、関西では最も「ハズレ」な不人気電車でした。(ノД`)・゜・。
本来、21000系はこんなデザインで、デビューした昭和33年(1958年)には流線型でカッコいい最先端のデザインとしもてはやされていました。。(^^♪
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関東の東海道本線の80系電車に最初に採用された「湘南スタイル」と呼ばれる形で、この2枚窓の丸みを帯びた流線型スタイルは全国に波及しました。。
私もこの緑色の金太郎帯デザインはこの電車に良く似合っていて大好きでした。
ところが、平成4年(1992年)に南海電鉄さんが関西空港輸送への参画を機に
CIを導入し、車両デザインを一新することになり、「Fine and Brite Nnkai」の意匠の下、全ての車両がグレーをベースとしたオレンジとブルーのラインを配した塗装に変更されていきました。
その時、21000系向けに施された塗装がなんとコレでした。(=゚ω゚)ノ
塗装変更当時でも、既にかなり古めかしい感じがした21000系でしたが、金太郎塗装とかけ離れたこのあまりにも似合わない塗装が施されてからは、益々「変な電車」感が強くなり、沿線住民からは「オバ急」や「ドロンパ」と揶揄されるばかりか、当時の鉄道ファンからは、今なら「即アウト」な超差別的な蔑称「お婆の厚化粧」などと呼ばれる、超可哀そうな存在となってしまいました。(ノД`)・゜・。
しかし、変人な私は世間のその様な酷評も何処吹く風。。
この塗装になってから、かえって私はご老体に鞭打って新時代に突入していく大阪平野を100km/hで韋駄天走りし続けるこの21000系の大ファンになってしまいました。。。(*´▽`*)
ご懇意にして頂いている模型会社の社長さんに是非ともこの模型を造って欲しいと哀願したところ、「実は私も造らなければならないと思っていました。」と快諾して頂けました。(≧▽≦)
しかし、超不人気な車両のため、購入希望者は10人に満たないだろうという事で、受注生産という方式を採られ、そのお値段は。。。。。
税込み、495,000円。。。。
つまりざっくり50万円という事です。(;'∀')
こんな値段を出して、しかも超絶不人気な南海21000系新CI色の模型を買う奴は私しか居ないのではないかと思っていましたら、なんと私以外に全世界に11人も居たそうで、驚愕以外の何者でも有りません。。。。( ゚Д゚)
但し、以前、鉄道模型の売却財テクのお話もしましたが、この模型は不人気ゆえ、売ったとしてもほぼ買い手が付かない=直ぐに価格が下落すると予想される超贅沢品となることはほぼ確定です。。(*´Д`)
・・・ということで、早速、50万円の鉄道模型という事で緊張しながら開封していきます。。(^^♪
プチプチで厳重に梱包されています。(^^♪
50万円は、商品確認後の振り込みという事で、優待乗車券欲しさに小遣いを貯めて買った南海電鉄株を200株売却して対応する予定ですが、ちょうど3日前に令和の株大暴落が有ったところで、本当に金運が無いです。(ノД`)・゜・。
取扱説明書と細かい後付け装飾品類。。
いよいよ車両とご対面。。。
緊張の瞬間です。(*´▽`*)
おっと、ご丁寧委に各車両がさらに梱包されています。。(^^♪
(一番上の車両は嬉しくて先に取り出し、梱包がぐしゃぐしゃになってしまいました。)
ご対面~(≧▽≦)
金属製なのでとても重いです。(≧▽≦)
感慨無量。。(≧▽≦)
こんなのを見て、即、自分の世界に入り込み、悦に入ることが出来る事が、私が変態たる所以です。(*´▽`*)
女性の「ミン友」さんもおられますが、50万円も出して、こんなおもちゃを買う旦那なんてモチロン、即座に離婚ですよね・・(ノД`)・゜・。
あっ、もしかしたら50万円のカメラを買ったりする方には少しはこの気持ちをお判り頂けるのでしょうか。。。(^▽^;)
いやぁ、実にいい。(*´▽`*)
ここで去年購入した原色の21000系も出してきて並べてみました。。(^^♪
やっぱ緑色の方がどう見てもこの電車にはお似合いですよね~(*´Д`)
この緑色は1年前に365,000円で購入しましたが、それからすると物価が一気に13万円近く上昇した計算です。。。。
因みに緑色は大人気で再生産されていますが・・・
なんと販売価格が365,000円から484,000円に高騰しています。。
こちらの原因は人件費と材料代の高騰だそうです。。(/ω\)
いやぁ、ホントに「THE 昭和の電車」ですね~(≧▽≦)
50万円も出して買っておきながら言うのもなんですが、どんだけ贔屓目で見ても本当にブサイクな電車ですよね~( *´艸`)
①両目・・・・・2丁パンタグラフ付き先頭車↓
②両目・・・・・パンタグラフ無し中間車↓
③両目・・・・・2丁パンタグラフ付き中間車↓
④両目・・・・・パンタグラフ無し先頭車↓
これだけでざっくり86万円。(=゚ω゚)ノ
妻に鉄道模型を売って車を買っていなければ、今頃は離婚案件。。(*´Д`)
さらに、南海さんの高野線ズームカーを語る中で、無くてはならない22000系も出して並べてみました。(^^♪
これはもうたまらんです~(≧▽≦)
一時、三日市町~難波間の平坦区間でよく見られた新旧色ズームカーの併結編成も実現(≧▽≦)
至福のひととき。。(*´▽`*)
さらに同じ新色同志・・・・・
隠し玉の6000系も並べてみました。。(^^♪
6000系は1962年(昭和37年)製ですが、ステンレス地剥き出しデザインのせいか南海さんの新IC色がよく似合っています。。
対して1957年(昭和33年)製の21000系はやはり無理矢理塗った感がアリアリでとてもブサイクですね~(^▽^;)
私は鉄道模型は走らせずに眺めながら、様々な想いを馳せる時間を楽しむタイプですので、走らせることは先ず有りません。。(*´▽`*)
あと3ヵ月で給料が半額になりますので、清水の舞台から飛び込むのももうこれが本当に人生最後となります。(*´Д`)