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ラスト サンバーのブログ一覧

2025年06月01日 イイね!

百鬼夜行

百鬼夜行


2月の始めに右脚の怪我で入院&4月中旬までの病欠で全く「鉄分」の補給をしていませんでしたので、遂に限界に達し、先週の土日を利用して究極の「乗り鉄」してきました。( *´艸`)



「鉄道に乗りたい」欲求も限界に達し、年に2回は訪問する大井川鐡道さんのHPを拝見すると、「令和に蘇る昭和の夜汽車」と称して、夜行列車の臨時運転が有る旨掲載されていましたので、飛びついて予約に進むと、既に満席でした。

運転日4日前に再度検索すると、なんと空いていたので、即刻予約しました。

私は小学2年生~4年生の間、母親と父親の同時入院で兵庫県の親戚宅に預けられ、そこから毎日大阪駅経由で阿倍野区の小学校に通っていて、夕方大阪駅で見る九州や北陸・青森方面行の夜行列車を見て、「旅」や夜行列車から放たれる「正体不明の輝く何か」への憧れを募らせたものでした。( *´艸`)

なので、今でも「夜汽車」と言う言葉には、独特の哀愁と懐かしさ、さらには「夢」と「憧れ」「希望」といった感情が交錯し、今の自分と幼少年当時の自分が重なり、胸が熱くなってしまいます。
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この列車、1名分の予約で、4名分のBOXシートが独占できるので、お値段は
19,800円と非常に高価ですが、もう1名に限り、別途料金を支払わずに乗車することが出来ますので、以前から「大井川鐡道を訪問するときは誘ってください」と言っていた会社の後輩を誘ってみました。(^^♪
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当日は生憎の雨模様でしたが、21時30分の受付開始に合わせて16時30分に自宅を出発。。
車は長距離運用で後輩も乗せるのでサンバーではなく W213 E220d !
途中のスーパーで飲み物やお菓子を購入します。(^^♪
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名阪国道と伊勢湾岸・新東名を経由して、21時前には大井川鐡道さんの新金谷駅に到着することが出来ました。(^^♪
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因みに、今回の夜行列車は短い大井川鐡道さんの線区のうち、新金谷~家山間(片道14.8kmを3往復(88.8km)を走り、目的地は最初に発車した新金谷という設定(新金谷発新金谷行・実質走行距離0km)で、昔走った「ドリーム甲子園号」の大阪~甲子園口間12.9kmを抜いて、走行距離0kmは今まで日本で初めての夜行列車・最短距離?の夜行列車となります。。

発車した駅と全く同じ駅まで8時間16分もかけて走り続ける、とても正気の沙汰ではない夜行列車。。。。
妻に出掛けてくると話すと「基地外しか乗らんやつやな。。」と冷たい返事が。。
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新金谷駅舎。。
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そんな設定の夜行列車ですので、乗りに来るのは私と後輩を含めて全員「変態」さんであります。(≧▽≦)
受付の「プラザ・ロコ」の前には既に受付待ちの行列が出来ています。。

みんな昭和当時のあの雰囲気が忘れられないんだろうなと。。。

当時は苦行だった垂直座席夜行での旅。。

今から思えばあれほど素敵な旅は無かったと誰もが思ったからこそ、19,800円と言う高額運賃を支払った上、高いガソリン・高速代や電車賃を支払って来たのだなと。。
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昭和な電話ボックスの前で記念撮影。(*´▽`*)alt
南海電鉄さんから譲渡された21000系でも記念撮影。(*´▽`*)
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発車を待つ、変態さん達。。
正に妖怪の様な人々を乗せて走る夜行列車は、名実共に正に「百鬼夜行」!
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大雨でもみんな撮影に興じます。。
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牽引機関車はノーマルなC10型の予定でしたが、C10が故障し、急遽トーマス仕様のC11に。(^_^;)
期待していた「昭和のSL夜汽車」にイメージとはかけ離れてしまいました。。
(*´Д`)
でも夜のヤードではそれなりに素敵に映りますね~( *´艸`)
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まぁ、考えようによれば、機関車トーマスバージョンの夜行列車なんて、故障でもない限り体験できないと思うと貴重です。(^^♪
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夜の新金谷駅はそれなりに昭和の夜汽車の駅という雰囲気を醸し出しています。。(^^♪  雨がまた良い雰囲気を演出してくれます。(^^♪
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静寂の夜の停車場に、トーマス型機関車が文字通り「気」を吐いています。
(^^♪
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雰囲気は最高ですね~。
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ここで「車両故障のため、発車が遅れる」旨の案内放送が入りました。(;'∀')
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機関車を点検する機関士さん。。
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取り敢えず撮影をして時間つぶしです。。(^_^;)
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後部補機が不調だったのか、後部の電気機関車が入換作業しています。
(*´Д`)
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やがて、1時間40分遅れで「夜汽車」号が入線。。
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ようやく後輩とビールで乾杯できました。( *´艸`)
客車もトーマス仕様でした。。
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まぁ、彼はノンアルコールビールなのですが・・・(^_^;)
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この企画には「夜汽車弁当」なる駅弁も付いていました。。(^^♪
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昭和の夜汽車で飲むビールは最高!(≧▽≦)
中学生時代から結婚するまでは、こんな垂直シートの夜行列車で全国各地へ「旅」に出掛けたものでした。( *´艸`)
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今から思えば昔はこんな垂直シートの夜行列車でよく一昼夜を乗り通したものだと思います。(^_^;)
今回はそんな昭和な学生たちが大人になり、高額なお金を支払って1ボックスに1人~2人と贅沢?な使い方が出来ますが、昔は満席どころか立客や床に新聞紙を敷いて寝る猛者も居ましたよね。( *´艸`)
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トーマス型とは言え、蒸気機関車はやはり迫力満点です。(^^♪
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折り返し地点の家山駅にて。。。
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トーマス仕様でも「夜汽車」となれば、雰囲気は充分に楽しめます。(^^♪
雨なのに全員が下車して、その雰囲気をカメラの納めます。(^^♪
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雨の夜がまた良い雰囲気ですね~( *´艸`)
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家山駅の駅舎は正に「THE 昭和の駅舎」です!(≧▽≦)
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オレンジのトーマス仕様の客車でも十分昭和当時の「夜汽車」を彷彿させてくれます。(^^♪
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客車に発電機は搭載されていませんので、折り返しの長時間停車では、車内は真っ暗になってしまいます。(^_^;)
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折り返し1時間20分遅れで発車し、室内灯が点灯したのを見計らって、車内見学です。(^^♪
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旅立つときの抒情的なデッキの白熱球は、乗車した瞬間からこれからの未知なる希望の旅へといざなって(誘って)くれます。(≧▽≦)
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形式スハフ42型は急行型客車です。(^^♪
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デッキの乗務員室とブレーキ室。。
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高校の時に付き合っていた娘と大阪駅からこの2人個室感覚のブレーキ室に陣取り、宝塚ファミリーランドにデートしに行きました。( *´艸`)
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折り返しでは蒸気機関車は最後尾となり、客室側に点灯しているヘッドランプが眩しいです。
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正に私の記憶の中の「夜汽車」が今蘇っています。。
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突然、走行中に「パーン」と乾いたエアーの抜ける音がして、非常ブレーキがかかり、急停車。(=゚ω゚)ノ
気笛が吹鳴されなかったので人身事故ではないなと思っていると「落石発見に伴い、非常停止しました。」とのアナウンス。。
山間部で雨が降った時に「落石」は付きものですよね~(*´Д`)
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1人1BOXの贅沢設定の車内は、混雑することなく快適ですが、コアな乗客ばかりですので、「百鬼夜行」である事には違いありません。(^^♪
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落石で増延し、1時間30分遅れで新金谷駅に戻ってくると、「夜食のサービスが有りますので、プラザロコへどうぞ」との案内が有りましたので、一旦下車して向かいます。(^^♪
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雨の深夜の停車場の風景は、私が若かりし頃、見ず知らずの旅先で見た風景と同じ風景。。
私の身体の半分が若い頃の私にタイムスリップしてしまった様な、不思議な感覚に包まれます。

プロフィール

「万博 (≧▽≦) http://cvw.jp/b/860472/48481095/
何シテル?   06/11 22:52
ラスト サンバーです。よろしくお願いします。 サイドに大きな六連星を施し、ヒサシ(国鉄・上越型EF58の氷柱切りとも言う)を取り付けたデザインのサンバーは、主...
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