
今日(8月24日)は久々に天気が一時回復して晴れ間が見えたので、13時頃からいつもの岩湧山に登山に行ってきました。。
岩湧山を訪れるのは地元夏祭りの8月15日以来で、自分の登山ぺースでは9日間も間隔が空いたのは久し振りの事です。。
前回の8月15日に登った時は運悪くゲリラ豪雨に遭遇し、レインウエアーは勿論の事、スパッツやザックカバー等、雨対策フル装備で登りました。。。
そしてあまりにも激しい雨の為、普段は雨でもカバーを装着しない小型ナップサックに止むを得ず大型ザック用の雨カバーを装着しましたが、案の定、下山中に外れてしまい、迂闊にもカバーを紛失する羽目になってしまいました。。
本日は、持病の健忘症を発症してしまい、前回にカバーを紛失した事すら忘れて登下降した後、雨後の為か予想外に花が美しく咲き乱れていたので、それらの花の名前を確認しようと麓の「四季彩館」という施設に立ち寄りました。。
四季彩館は岩湧山の四季の動植物の様子を展示した資料館です。。
ここでは案内役のお姉さんが話しかけてきてくれたので暫らく登山談義。。。
そんな中で、話がなぜか紛失したザックカバーに及んだ途端に驚く様な顔になったお姉さん。。。。。。
慌てて建物の奥の方に走って行ったかと思うと、戻ってきたお姉さんの手に見覚えの有る赤いザックカバーが・・・。。
そうなんです。。誰かが登山道で拾って、ここに届けてくれていました。。
当日はゲリラ豪雨で、外れたザックカバーも雨と泥にまみれて悲惨な状況だったと思います。。
そんな汚れた他人のザックカバーをわざわざ拾ったうえ、駐車場からは遠いこの施設まで来て預けて下さったのです。。
登山の道具は人それぞれ何かと思い入れが有り、思い出が詰まっているものです。。
買えば安い物でもその人にとって実はとても大切な物だったということもしばしばです。。
このザックカバーも例外となく、私にとっては様々な悪天候だった辛い登山の思い出が詰まった大切な品物でした。。
お姉さんに拾ってくれた人について尋ねると、「岡本さんといういつもこの山に来られる御馴染みさんですよ。。」との事。。。
私もよくここに登山をしに来るので、もしかしたら顔なじみの人かも。。。。。
今日はザックカバーが手元に戻った喜びと、わざわざ届けてくださった方の暖かい思いやりに触れる事が出来、お陰様で凄く最高な登山が出来ました。。。。。
岡本様、本当にありがとうございました。
私の愛犬と手元に戻ったザックカバーです。。。。。
岩湧山の花についてはフォトギャラリーをご参照下さい。。
Posted at 2011/08/24 22:50:05 | |
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車で登山 | 日記