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ラスト サンバーのブログ一覧

2016年01月30日 イイね!

⑧がヤバい。。。

⑧がヤバい。。。

昨年の秋に突如として、エンジンが掛からなくなった⑧・・・

バッテリー上がりではないのに・・・・

何度も何度もトライして、結局プラグが被ってしまい、始動できなくなりレッカー車の登場・・


Dラーに入場させて調べると・・・・・

結局エンジンの圧縮漏れということでした。。。

修理費はなんと60マソで・・・・・
しかも完全に復帰するとの保証は無いとの事で、
結局、なにもせずプラグを交換して帰宅しました。。


そして、昨日、エンジンをかけようとしたらまたかからない・・・

始動は2回で止めて、プラグを1時間乾かして、再始動でようやくエンジンが掛かる始末。。。


走行時は何ら問題が無いのですが、3ヶ月に1度の割合で、エンジンが掛からなくなるのは大問題です。。



⑧の前に大きな壁が立ちふさがりました。。
 
そこで、⑧の買い替えとなると、先ず第一に俎上にあがるのが・・・



以前から妻が検討中の赤いメルCLA・・・



私は白か黒がいいのですが、あくまでも妻専用の車なので、赤色。。
セダンながらも流れる様な上品なボディラインに、妻もベタ惚れ・・



サイズも小さくて、女性が乗るセダンとしてはジャストサイズです。。

しかしいざこの車を買うとなると・・・



我が家にパラサイト中の娘や・・・息子に乗り回されるのは必至。。



妻が乗りたい時にメルが家に居ない事態になる事は、火を見るより明らかです。。

・・・そこでもう一つの案として思い立ったのが、
子供達が2人とも家を出るのを待ってからメルを買い、それまでの約3~5年間を中古車で乗り切ると言う案・・・・・


中古車に新車並の費用は絶対に費やせないので、妻が希望する「普通車」という縛りの中で車体価格が100万円程度で探すと、私の欲しいのは・・・・

これ・・・



またはこれ・・・


・・・・なのですが、妻が仕方なくこれを買うと言うのは意外や意外・・・







なんと超マイナーなスバル・DEXなのでした。。。

この聞き慣れない車・・・・・



実はこいつの姉妹車なのです。。。





なんだか最近波乱万丈な我が家ですが、新車を買うのか、中古を買うのか、⑧を手放すのか否か。。。

メルCLAが来るのか来ないのか・・・・

それとも、敢えて何もアクションを起こさないのか。。。

生活環境の目まぐるしい変化に、ちょっぴりついて行けない様な気持ちになります。。。

2016年01月25日 イイね!

ハイゼットサンバーな代車

ハイゼットサンバーな代車昨年の10月28日に地元で踏切待ち中に交差点から出てきた脇見運転車両に後部側面に衝突され、リアドアが大きく凹んだサンバー・・・

最初は加害者が保険を使うと保険代が上がるし、保険を一切使わないし、お金を一切支払わないとか言い出して・・・

保険屋の説得でようやく加害者が保険を使う気になったのが1月初旬・・・

もう事故から3ヶ月・・
長く待たされても、当然謝罪の言葉すら無いし、待たされている間も生活が有るので止むを得ず凹損したままの醜態で使用していましたが、そのことに対して何の補償も無いし・・・

挙句の果てに、衝突されて踏切側に押し出されそうになったのでハンドルを切ったら擦り傷が出来た(動いた)ということで、それさえ無ければ本当は責任比率が10対0の筈が9対1に・・・

踏切待ちしていただけで1割負担の3万円ほど支払わなくてはならない理不尽な状況になってしまいました。。

これが自動車保険の実態・・・
なにが正義で、何が悪か判りませんね。。

私はこの街でこんなケース(以前も老人の運転する車に信号待ちで追突されて、信号で止まっている私が悪いとか言われました・・・)はこれで2回目・・・
近所の娘さんも新年早々よく似た場所で、老人の運転する車に追突→挙句の果てに当て逃げされたらしく・・・

スーパーの車椅子スペースに先を争って(健常者が)車を止めたり、
右左折や停止するのに指示器を出さなかったり、
2車線道路で右側車線を平気で30km/hくらいの超低速で走ったり・・・
そして止むを得ず左側から追い越そうとすると、急に加速して追い越しを許さない・・・
他人の事を考えない、自己中心のモラルの無い車が多過ぎるのも本当に閉口モノです。。。

多分日本一、マナーが悪い地域かも・・

てか老人が車に乗らないと生活出来ない住環境も考え物ですかね。。

本当にやられ損な事故でした。。

てな具合で・・・
今日はいつになくボヤキ節となりましたが・・・



ようやく修理が出来る運びとなり、代車にこいつ・・・

ハイゼット・サンバーがやってまいりました。。



いやぁ、どこをどう見てもこれはダイハツさんのハイゼットでしょ。。

サンバーと言うには無理が有り過ぎます。。。



リアはアトレーとの共用部品なようです。。



運転席はこんな感じ。。。

スバル謹製サンバーと違って左右のタイヤハウスが大きくせり出しているので、大柄な私だと右脚だけが内股の変な運転姿勢になってしまい、イマイチしっくりときません。。



この車は、なんとミッション車なのに運転席を左右にウオークスルー出来てしまいます。。

これがダイハツ謹製サンバーの大きな特徴ですね。。

その離れ業を可能にしているのはインパネに取り付けられたシフトレバーなのですが、これを扱うには、椅子を私の体に合わせた標準位置よりも少し前に合わせる必要があり、そうすると今度は脚がタイヤハウスに阻害されて窮屈になってしまいます。。

AT車ならそうシフトを動かさないので問題は無いのですが、MT車だと頻繁に使うのでやや疲れてしまいます。。

私自身の手が短いのかな。。

どうやら大柄な人には合わない設計の様です。。



後部座席と前席のシートピッチはスバル謹製サンバーよりも狭く、また座面の高さはスバル謹製よりも低いので、こちらも大柄な人には向きません。。



廉価グレードなので、天井は骨格が良く見えます。。
この辺りはスバル謹製の廉価グレードと同様です。。



リア座席の背もたれを止めているのは、この左側だけに設けられた紐だけです。。



そのぶん、非常に簡単にフルフラットにできます。。

荷室の広大さとフラットさは、スバル謹製もダイハツ謹製もお甲乙付け難い評価ですね。。




試運転を楽しもうと思ったら、その日は午後から大雪になってしまい、この雪が2日降り積もる事に・・・

生憎、この代車はノーマルタイヤだった為、我が家に来ていきなり2日間の運休でついていなかったです。。

雪道の走行性能は、エンジンがダイハツ謹製はフロント装荷だけあって、RR駆動のスバル謹製サンバーよりも得意な様な気がしたのに、実力を検証できなくて残念です。。



そして今日、会社の帰りにこんな本を見つけて即買いしました。。



私が初めて貯金をはたいて自分で買った車・・・・
初代ソアラ2800GT・・・
GZ10系・・・

私が購入後、暫くすると、Hondaさんのプレリュードと共に、2ドアクーペ車は一大ブレイクしてしまいます。。。
当時は「ハイソサイェティカー」なんてもてはやされましたが、私は純粋に当時では日本最大の直列6気筒2800DOHCツインカムエンジンに惚れ込んでいました。

そして、スポーツクーペに豪華な内外装を配した、今までの日本車にないコンセプトが何よりも魅力的でした。。



そして、私の購入したのは正にこの「スーパーホワイト」と呼ばれる抜ける様な白色に塗られた2800GT。。。

当時の車としては初のタッチパネル式のエアコン&オーディオと、今では当たり前のデジタルスピードメーター&タコメーターが超未来的に感じられ、若かりし頃の私の好奇心を刺激してくれました。。

サンバーのもらい事故の事を考えると、気分が落ち込みますが、今日はこの本を見て、若かりし頃を思い出しながら布団に入るとします。。



Posted at 2016/01/25 23:10:23 | コメント(9) | トラックバック(0) | 試乗車・代車 | 日記
2016年01月23日 イイね!

トランスファーでの脱走劇  ある日のヨーロッパ(その6) 

トランスファーでの脱走劇  ある日のヨーロッパ(その6) 2日間というバルセロナの短い滞在期間もあっと言う間に終わり帰りの飛行機はプラット空港を6時45分発と言う早朝に飛び立ちます。。

なので3時半というクレイジーな時間に起床。。。

予約していたタクシーは4時にホテル前に到着しました。。

日本では見られないステーションワゴンタイプのタクシーです。。



タクシーは誰も居ない未明のバルセロナの目抜き通りを走ります。。
さようならバルセロナ・・・

そして空港に到着すると・・・



6時代後半から7時代にかけては、EU各国に向けた航空機が離陸するラッシュたいむなので、ご覧の様な長蛇の列・・・

2時間前に到着しておいて良かったです。。。

おまけにテロ対策で、全員靴まで脱がされる厳重なチェックが有りました。


この空港でのエールフランス便の搭乗チェックインは、なんと自分でチェックイン機を操作して行うセルフタイプ。。。

自分たちの前に居たアメリカ人のお爺さんが、機器の操作に難儀していたので、息子と一緒に操作を手伝います。。

そして朝食をマクドナルドで食べてから、エールフランス1449便・パリ行きに乗り込みます。





早朝便だと言うのに往路同様満席なのは驚きです。。

そして、約2時間のフライトで、パリのシャルル・ドゴール空港に到着しました。。

ここはヨーロッパ1周の新婚旅行の時に降り立った空港で、もうあれから24年も経ちます。。

その間、15年前に再訪しようとした際にこの空港でエールフランスのニューヨーク行きコンコルド機の墜落事故があり、空港が閉鎖。。

航空機が欠航となり、行き先を変更した経験があります。。




エールフランス機ばかりの垂直尾翼がズラリと並ぶ眺めに、久し振りにフランスに来たんだなと実感します。。

実はこの空港でのトランスファーは5時間も有ります。。

妻は当初、空港内でショッピングと決め込んでいましたが、私は空港を脱走してパリ界隈を駆け足で1周してくる計画を立てていて、息子にどうするか尋ねると、息子は息子で、パリの映画スポットを巡ると言います。。

妻に、もし飛行機に間に合わなかったら、先に日本に帰っておいてくれと告げます。。

実は、パリ発・日本行きの航空機は私達が搭乗する14時発のAF0292 便が始発で、その日のうちの16時15分に羽田行AF0272便、18時55分に同JL0046便 、20時35分に同NH0216便、21時20分に成田行JL0416便、そして最終が23時25分に同AF0274便と6便も有るので、乗り遅れてもお金さえ払えばその日のうちに日本に帰着できます。

しかもパリには格安航空券ショップも多数あり、帰りの航空券は現地で買うのがバックパッカー達の常識と化しています。

息子も同感で、これには妻も驚き、結局私達についてくることになりました。。


・・・ということで



ここでも定時運転性が確保される私の鉄道(RER)利用案が勝りました。。

少々治安が悪いところを走りますが、昼間なら大丈夫でしょう・・・



シートはやはりセミクロスシートですが、座面はFRPではなくモケットが貼られていて快適です。。

ここへきて、私はパリの旅行ガイドブックを日本に忘れてきた事に気が付き、息子のスマホのみが頼りとなってしまった為、鉄ヲタ三昧は中止して、家族3人でパリが初めてな息子の行程に合わせることにしました。。



治安の悪いところと言うだけあって、沿線の壁面は落書きだらけです。。

しかも車内では24年前と同様、大道芸人・アコーデオン奏者がアコーデオンを演奏し、チップを求めてきます。



そしてシャトレ・レアール駅で下車してA線に乗換え、凱旋門に向かいます。。。

やってきた列車は・・



2階建て通勤列車・・。



24年前に訪問した時もこの様な2階建て通勤列車でしたが、パリ市民はこんな電車で着席通勤ができて羨ましい限りです。

日本でも関東の東海道本線で造られましたが、2扉で使い道が悪く、結局製造打ち切りになってしまいました。。



凱旋門のあるシャルル・ドゴール・エトワール駅で下車すると、そこはお洒落なシャンゼリゼ通り。。。



バスまでが可愛くてお洒落なデザインですね。。





小雨模様のパリ市内・・・
走る車もみなお洒落です。。

そして振り返ると・・・



スイフトとパリ凱旋門。。。
バルセロナは日産車が多く見られましたが、パリは圧倒的にスズキ・スイフトが多かったです。。



取り敢えず新婚旅行以来、24年振り・・・
家族で記念撮影ですが、娘が来れなかったことが悔やまれます。。

そして、24年振りに凱旋門に登ろうという事になり。。。



テロに備えて機関銃を持った警察官達に守られて、荷物の厳重チェックを受けた後に、凱旋門に登ります。。



24年前も階段だったっけ・?
なんて思いながら、サグラダ・ファミリアで見た様な螺旋階段を登ります。。



そして屋上からパリの景色を眺めます。。






シャンゼリゼ通りのど真ん中に大観覧車などがあり、24年前と風景が変わっています。。



こちらはこの次に行くエッフェル塔です。。
新婚旅行の時は凱旋門から歩いて行きましたが、今日は時間が無いのでメトロに乗る事にします。。



遠方にはなにやら大きな寺院が見えます。



凱旋門からはメトロの6号線にのり、エッフェル塔へ向かいます。



こちらのメトロもクロスシートです。
車内でホームレスが小銭を求めてきたりなんかして、治安はかなり悪いです。



地下鉄と言えども、設計が古いので、セーヌ川を渡る際は地上に出ます。。



エッフェル塔も真近かに見えます・・



そしてビラケム駅で下車。。。

息子の目的地である、フランス映画の有名なロケ地、ビラケム橋に向かいます。。



上層部をメトロが走り、その下は歩道と車道橋となっています。。



こちらが映画のロケによく使用される風景だそうです。

あっ、申し遅れましたが、息子は重度の映画ヲタクで、世界各国で上映される映画を網羅しています。。



映画スターになった気分の息子をワンショット。。

そういえば。。。



メトロの駅も、そこに架かる橋もかなりレトロでいい雰囲気を醸し出しています。。



こちらがその橋を渡るメトロです。。

そしてエッフェル塔。。。



時間が無いので登れませんでしたが、息子も充分5時間の空港からの脱走劇を楽しめたというので、パリの街に出てきて正解でした。。



これが今回の旅行最後の観光地です。。

さて、空港への帰りも・・・・。



時間が確実なRERを利用します。。



またまた2階建て列車がやって来ました。。



本当に明るくて愉快な列車・・
日本もこんな感覚で鉄道車両造りをしてほしいですね。。



サン・ミッシェル・ノートルダム駅で空港行きに乗り換えましたが、入線してきた列車の方向幕が故障していて、本当に空港まで連れて行ってくれるのかが不安で、息子と分岐駅で違う方向へ進入したら直ぐに下車して戻ろうと、駅名看板に釘付けになりましたが、分岐駅では幸運にも空港側へ進入し、どうにか無事空港まで帰ってくることが出来ました。。



風前の灯のB747型ジャンボ機・・・

そして・・・


次世代2階建て超大型機のA380型。。

そして私達はエールフランス0292便・B777型機で12時間のフライト。。



ルートは往路と同じアムステルダム空港の上空を通り、バルト海上空を通過するコースです。。



画像はオランダ・アムステルダムの上空です。




14時にパリを出て、もう16時には日が暮れてしまいます。。

上の画像は機内から撮影した、ロシアの小都市の夜景です。



この便も食事が多く出されて満腹状態。。





そして帰路は新潟廻りではなく、北京から大連、朝鮮半島を経て、大阪まで帰ってきました。。



朝鮮半島のスキー場。。。



そして原子力発電所。。



鳴門橋の上空を経て。。。



関西空港が見えた時はまた齷齪とした毎日が始まるのかと思うと、なんだか嫌気がさしてきました。。

・・・てな具合で、超短期間なヨーロッパ旅行はあっけなく幕引きとなりました。。
2016年01月20日 イイね!

モンセラットの登山電車  ある日のヨーロッパ(その5) 

モンセラットの登山電車  ある日のヨーロッパ(その5) 本日はノー残業ディ・・・

仕事なんてそう簡単に片付く筈など無く、明日は終電が確定する訳ですが、それでも敢えて健康で人間的な生活のため、仕事を放棄して帰宅しました。。



そして目出度く2日連続のブログが書ける運びとなりました。



カタルーニャ鉄道と登山鉄道(クレマジェラ)の乗換駅から、運良く確保する事が出来たクレマジェラの運転台真後ろの席からがぶりつき状態で前方の展望を見ていると、奇岩の岩山の麓に寄り添う様に家が並んだ街並みが見えてきます。。


大きな川を渡ったところにある最初の駅の周辺には、バルセロナ市内からの観光バスやマイカーを収容する大駐車場があり、バスやマイカーを利用してやってきた人々が大挙して乗車してきました。。

やはり観光はバスやマイカー利用が一般的な様です。。




上の画像は帰路の列車待ちの際に撮影したものですが、その駅を過ぎると、列車は信じられないくらいの急勾配を登り始めます。。



がぶりつき席からの前面展望・・・
列車は山肌にへばりつく様に急曲線の登り勾配をぐいぐい登って行きます。。

イメージ的には南海高野線の高野下~極楽橋間の50‰急勾配区間といった感じですが・・・
何よりも違うのが画像でも判る様に、レールの中心に歯車ラックのある、登山電車としては標準的ないわゆる「ラックレール」方式を採用しているところです。。


車両や線路施設は未だかなり新しかったので、最近開通した路線だと推測されます。

因みにこちらの運転士さんはスキーウエアの様な服装を着用(もちろん無帽)です。。



奇岩と急勾配&急曲線、ラックレールという日本では見ることの出来ない風景が延々と続きます。



中間地点では複線になっていて下山してきた列車と交換します。。
ここの鉄道も右側通行です。。



約20分くらいの旅の終点のモンセラット駅は半地下の真新しい駅でした。。

そして地上に出ると・・・



奇岩の中に建物が建つ、独特な雰囲気な風景が目に飛び込んできます。。



サグラダ・ファミリアをデザインしたガウディもここをよく訪れ、芸術のインスピレーションを得たとされます。。

こういう場所に建てられた教会は確かに神秘的で神がかりな雰囲気を漂わせています。。



こちらが聖堂・・・

ちょうど結婚式が行われた後で、新郎新婦とその親戚と思われる人々が多数テラスにたむろして居ました。。

この教会は、11世紀に建立されたべネディクト派の修道院で、フランコ独裁政治時代でも固く禁止されていたカタルーニャ語でミサを行うなど、カタルーニャ人の信仰と、民族団結の中心を担ってきたという背景が有ります。。

内部は・・



昨日のサクラダ・ファミリアとは異なり、カタルーニャ・ゴシック様式を踏襲し、重厚で荘厳な雰囲気に仕立てられています。。



ガイドブックでは13時から少年聖歌隊の歌が聞けると有りましたが、時間は既に13時20分・・・・

残念ながら、ミサの合唱は聞くことが出来ませんでした。。



また、この教会は「ラ・モネレータ」と呼ばれる黒いマリア像が祀られていることで有名ですが、一目見てみようと思いましたが、既にマリア像に続く廊下には長蛇の列が出来ていたので断念しました。。



こちらは日本のお寺でいう蝋燭立て場です。。

やはり西洋の蝋燭は、白色ではなく、日本のクリスマスケーキのデコレーションでもよく使われる赤と緑色の蝋燭でした。



いやあ。。。
実に浮世離れした風景ですね。。

ガイドブックによるとさらに高い所までケーブルカーで登れると有りましたので、山と高いところが大好きな私は、家族を説得して乗車してみることにしました。。



ケーブルカーの乗り場はクレマジェラの駅の直ぐ近くに有り、30分ヘッドで運行されていました。。



私と同じ事を考えていた観光客も多く、小さなケーブルカーは満員御礼。。。



日本のケーブルカーとは異なり、階段状に客室が設けられていて、不思議な感じです。



ぐんぐん高度を稼ぎ、モンセラットの聖堂が小さく見え、遠くの平原が見え始めると、みんな一斉に撮影開始。。
もはやカメラ好きは日本人だけでは有りませんでした。。



こちらが山上駅付近からの聖堂と麓の街、そして大平原を一望した風景です。

そして・・・・


何処まで続くのでしょうか、登山道と果てしなき奇岩群が連なる風景です。。



いやあ、こんな風景が見れるなんて、ケーブルカーで山頂駅まで登ってきて良かったです。



そうこうしていると、お昼の時間はとうに過ぎていて、モンセラット駅の前に有る観光セルフレストランで昼食を食べる事になりました。



スペインでは14時からが昼食と言う習慣があるので、丁度その時間に当たってしまい、大混雑です。。

そして下り列車も・・



がぶりつき席をキープ・・・
やはり日本では見慣れないラックレールが体内の鉄な血を沸せます。



車窓を見ると、レールが断崖絶壁の山にへばりつく様に敷設されているのがよく判ります。。

ホント、よくこんなところにレールを敷設したものだなぁと感心させられる眺めです。

落石などがあると一撃で全てが終わってしまう場所です。。






麓の小さな村落を回り込むように建設されているコンクリート橋のところまで列車は下って行きます。。

まるで鉄道模型の箱庭レイアウトを見ている様です。。



先程の複線区間で、今度は登り列車と走行しながらの交換です。



実はこの列車・・・

鉄道連絡駅の一つ手前までの運行で、寒い駅のホームで40分近く待たされると言う憂き目に遭ってしまいました。。

この駅には大型駐車場が有るので、いかにもバスやマイカー利用者が多いかという事を物語っていますね。。



これは待ち時間中に対向の急勾配を登って行く列車のお尻を撮影したものですが、なんだか本当に鉄道模型のジオラマを見ている様な錯覚に陥ります。

そして40分待つと・・



一駅先の鉄道駅まで行く列車がようやくやってきました。



画像ではよく判りませんんが、運転士さんは金髪の美人さんでした。



そして、先程見えたコンクリート橋を渡り、トンネルを抜けると終点であるカタルーニャ鉄道(FGC)の接続駅に到着します。



4両編成のクレマジェラから乗り換える旅客は往路とは異なり意外と多く、狭いホームは満員御礼です。。



到着した列車も結構混雑していて、家族バラバラで、私はなんとかドア付近の補助椅子に着席することが出来ました。



そして最初に乗車したスペイン広場のエスパーニャ駅にまで迷うことなく無事帰ってくることが出来ました。。

ここで、往路に買ったコロニア・グエルまでの往復乗車券の乗り越し清算をしようとするのですが、清算書や精算機らしきものが見当たりません・・

仕方なく、近くに居た係員に尋ねると、スペイン語で何やらもごもご言った後、柵のラッチを開けて追加料金を支払うこと無く通してくれました。。。

これは何か特別な処置だったのでしょうか。。


そしてメトロL3に乗って一旦ホテルに戻り、小休止。。


物騒な爆発音がするので何事かと思って窓の外を眺めると・・



サッカーの試合があるのか、花火が打ち上げられていました。



その後、夕食のためホテル前のサン・ジャウマ広場に出ると、お祭り騒ぎとなっていました。



お祭り騒ぎにちょっぴり危険を感じ、結局、夕食はホテルの目の前のレストランを利用しました。





フルーツ酒を2Lボトルで注文し・・・



バルセロナ最後の夜に乾杯です。。



結局ここで食べた夕飯が一番美味しかったです。。

このレストランの目の前に泊まっていて、正に「灯台元暗し」状態でした。。


その夜の締めはアイスクリームで。。



かくしてバルセロナの最後の夜は終わりました。。

2016年01月19日 イイね!

モンセラット と コロニアグエル を1日で観光する方法  ある日のヨーロッパ(その4)  

モンセラット と コロニアグエル を1日で観光する方法  ある日のヨーロッパ(その4)  バルセロナ2日目・・・・

妻の目的であったサグラダ・ファミリアは昨日の午前中に何の障壁も無く無事見学する事が出来たので、今日は特段希望する観光地は無いと言います・・・


すかさず私は「乗り鉄」を提案しましたが、息子がモンセラットの奇岩群を見たいと言うので、どうにかして鉄道利用で行ってみる事にしました。


モンセラットとはバルセロナ市から50km程郊外に有る標高1236mの低い山です。

観光バスを利用すると3人で24,000円 近くするので、3人で1万円以内で行ける鉄道を利用することに関しては簡単に妻の承認を得る事ができました。

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2日目の朝は寝坊して8時に起床・・・

昨日と打って変わってホテルのフロントには観光客がウジャウジャ居ます。。

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街は人通りが少なく、シャッターの落書きばかりが目立ちます。。
ある意味、大阪のあいりん地区よりも物騒な眺めですね。。

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昨日から利用しているメトロL3号線のリセウ駅・・・・
なんと、自転車に乗った人が列車の到着を待っています。。

そして、カタルーニャ鉄道(FGC)と言う私鉄のターミナルのあるエスパーニャ駅で下車。。

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FGCのターミナルは地下に有り、メトロから容易に乗換え出来ます。。

ガイドブックを見ていると、ガウディの最高傑作と言われる「コロニア・グエル教会」がFCGでモンセラットへ向かう途中にある駅で下車すれば行けることに気がつきました。。

大阪で言うなら、難波から南海電車に乗って高野山参拝に行く途中で、住吉大社へ立ち寄るという感覚です。。

関東なら京王線で高尾山参りの途中、高幡不動へ参拝するという感覚かな・・・。

興味深かったので、往路に下車してちょっと立ち寄ってみる事にしました。。

午後からだと長いお昼休みに当たってしまい、見学できない可能性もあるから、帰路での下車は避けました。


ガイドブックによると、各駅からモンセラットの山頂まで登山電車かロープウエイで山上まで往復できる割引切符が発売されているという事で。。。

取り敢えずは英語表記にもなる自動券売機にコインを投入し、慣れない操作でどうにかコロニア・グエルまでの片道切符を購入。
モンセラットへは、コロニアグエルからの往復割引券を購入し、帰路はコロニアグエル駅を乗車したまま通過して終点のエスパーニャ駅で「乗り越し清算」するという算段でいくことにします。。

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コロニア・グエルには日本で言うところの「各駅停車」しか停まらないことが判明、モンセラット行きのL5系統は急行系でコロニア・グエルには停まりません。。

まさに南海電車の「住吉大社」駅的存在ですね。。

2箇所を同日に観光するには、こりゃ、不便極まりない。。

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列車は意外と新しく、外吊り式の扉を設けた3扉近郊型車両です。。

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シートにはモケットが使われていて、座り心地はFRPの地下鉄よりも良好です。。

コロニア・グエルに停車する列車なのに、観光客の姿は全くありません。。

多分、観光客はみんな観光バスで行くんでしょうね~。

加速し出すと、なんと高性能IGBT型VVVFインバータ音がして、この列車が非常に新しい技術で製造された事を物語ります。。

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列車は10分ぐらい地下を走ると地上に出て、そこから7分程でバルセロナの西効、サンタ・コロマ・ダ・サルバリョ市にあるコロニア・グエル駅に到着しました。(日本の鉄道と違い、FGCは右側通行です・・・。)

下車客はなんと私達家族3人だけ。。。。
いかにみんなが鉄道利用で観光にやってこないかという事を如実に物語っています。。

どことなく郊外の小駅と言う雰囲気の駅は、橋上駅舎ながらも観光地の中心駅なのに意外にも無人駅でした。。

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ガイドブックによるとコロニア・グエル教会はこの駅から徒歩で10分ぐらいと書かれていて・・

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ご覧の様な青い足跡を辿っていくと、初めて訪れる人でも入場券を販売しているビジターセンターまで簡単に到着するように工夫されています。。。

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「コロニア」という名前の所以は、ガウディのパトロンだった実業家のグエル氏が父親が創業した繊維工場を1890年にこの地に移し、教会、学校、劇場などを従業員のために建築した、いわゆる「工業コロニー」のことを意味しています。

つまりこの街全体がガウディの作品だと言えます。

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どことなく街全体にほんわかとしたお洒落で可愛い雰囲気が漂っています。。

ここで日産さんのジュークを発見・・・・
凄く街に溶け込んでいます。。
バルセロナでは本当によく日産車を見掛けます。。

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ガイドブックのとおり、10分でビジターセンターに到着。。

日本語表記も見られます。。

ここで入場券を買って、直ぐ裏側に位置する、コロニア・グエルに入場します。。
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サグラダ・ファミリアは物々しい警備体制でしたが、郊外のコロニア・グエルは改札のオジサンが1人居るだけで、のんびりとした雰囲気です。。

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ガウディがサグラダ・ファミリアの建築に没頭したため、途中で工事を投げ出したとされる教会は、とてもそれが教会であるとは思えない様な形をしていました。

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バルセロナっ子達も拝観料を支払って参拝する観光地であることには違いないようです。。

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あらゆるところにガウディの特色が出ています。。

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どことなくサグラダファミリアに通じる雰囲気を持っています。。

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荘厳というよりも、古典的様式に拘らない、自由でお洒落で可愛い教会といった感じですね。。

そして内部は。。

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半地下構造という独特なスタイルを踏襲しています。。

世界中を探しても、その様なデザインの教会は他には存在しないと言う孤高感がガウディの最高傑作だとされる所以でしょう。。

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さらに・・・

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カタルーニャの人達に特に愛されている「黒い聖母マリア」像も祭られています。。

バルセロナの教会ではよく「黒い聖母マリア」というキーワードを見聞きします。。

30分も有れば充分に見学する事が出来ました。。

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駅への帰り道・・・・
工業都市と言うだけあって、煉瓦造りの大きな工場が有りました。。

ヨーロッパな車が本当に良く似合う冬の朝の風景です。


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駅まで戻ると、ちょっとしたアクシデントが・・・・

ご覧のホームの背後の橋上駅舎まで戻ってくると、なんと無人駅で、切符の販売機が有りませんでした。

改札はゲート式なので、切符を買わないと開きません。。

思案六法していると、息子がホームの反対側の小さな出口に回ると券売機が有る事を発見・・・・

どうにかモンセラットまでの割引往復乗車券を購入する事が出来ました。。

その間にモンセラット行きL5が通過・・・・
ガイドブックによるとモンセラット行きは1時間に1本しかないと記載されていたので、予定外の時間ロスに全員のモチベーションが下がります。。

やがてやってきた各駅停車S7に乗車して、L5の停車駅・セント・アンデル・デ・バルカ駅でモンセラット行きを待っていると、幸運にも1時間に1本の筈のL5が直ぐにやってきました。。

どうやら土日ダイヤで増発されていた様です。。

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L5に乗ると、モンセラットと思われる妙な形をした山が近づいて来ます。。。

まるで信越本線の車窓から見る「妙義山系」の様ですね。。

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比較的長距離を走る近郊電車らしく、途中駅で貨物列車とすれ違ったりもして、身体の中の鉄分が燃え上がります。。

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どんどんと近づいてくるモンセラットに興奮します。。

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乗る列車を間違えると、途中の分岐駅で全く違うところへ連れて行かれますので、車内のLED表示板で、きちんとモンセラットへ向かう列車であることを確かめて一安心・・・

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いつしか直近にモンセラットが迫ります。。

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こちらはロープウエイの乗り場の駅の駅名看板です。。

モンセラットへは、登山電車とロープウエイの2通りの方法で到達出来ますが、鉄ヲタな私はモチロン、登山鉄道を選びました。。

欲張って両方乗りたいところですが、割引切符はどちらか一つに限定となります。。

しかも、ロープウエイと登山電車では乗り換え駅が異なるので要注意です。。

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本当に観光客が少ない乗り換えで下車。。。

ガイドブックのとおりに進むと。。

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特に改札口が有る訳でもなく、ホーム続きで登山電車の乗り場がすぐ近くに有りました。。

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車内はガラガラでしたので、当然がぶりつき席をゲットして前面展望を楽しむことにしました。。

スイスの登山鉄道に乗って以来、25年くらいこの類の電車には乗っていません。。

発車時刻が待ち遠しいです。。


続く。。。

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「万博 (≧▽≦) http://cvw.jp/b/860472/48481095/
何シテル?   06/11 22:52
ラスト サンバーです。よろしくお願いします。 サイドに大きな六連星を施し、ヒサシ(国鉄・上越型EF58の氷柱切りとも言う)を取り付けたデザインのサンバーは、主...
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