前回の鉄ヲタ行脚の続きです。。。
大和路線・久宝寺駅からなぜか大混雑の大阪東線に乗り、新大阪駅へやってきました。
上り列車は大混雑で、新規開業した放出駅~新大阪駅間(11km)の前面展望を楽しめませんでしたので、新大阪駅から下り列車に乗車して、運転席後ろにがぶりつきます。
おおさか東線には国鉄末期に製造された201系が充当されていますが、この運転席後ろがまさに国労・動労全盛時代の影響を受け、運転席背面は「壁」その他の窓もご覧のように極小で関西私鉄では全く考えられない「お客様は二の次」スタイル。。。
せめて前面窓は大きく取って、夜間・トンネルなどはカーテンを下すスタイルにしていただきたいものです。
で、どうにかその小さな窓の1つを確保することが出来、新線開業で撮影者が群がるホーム端を見ながら発車していきます。
発車と同時に東海道本線の「コキ」とダイナミックな並走!
上神崎川橋梁を渡ります。
ここで「コキ」は少し離れ、上り201系と離合です。
そしてまた「コキ」と接近したかと思えば、今度は大阪東線電車が真新しい高架橋へと進み・・・・
最初の停車駅・南吹田駅に入駅です。
そしてさらに南へと方向を変え・・・
新幹線をアンダークロス。。
そして、新設されたJR淡路駅を過ぎると。。。
淀川を渡る「赤川橋梁」に差し掛かります・
ここは以前、片方が歩道橋で、片方が鉄道橋という日本でも珍しい橋梁でした。
19歳~20歳の頃、私が一時暮らしていた街の懐かしい思い出の場所です。
そこから城北公園通り駅・JR野江駅と停車し、鴫野駅手前で学研都市線の下り線をアンダークロスして合流します。
そして、方向別複々線となり放出駅に入駅です。
放出駅での201系同士の並び・・・
201系は国鉄時代、関東・関西で広く使われ、ブルーやオレンジが関東・関西共に存在しましたが、黄色が関東だけ、そしてこのウグイス色は関西だけのオリジナルカラーです。
製造からもう40年が経ちましたが、初期の電機子チョッパー制御のまま未だに「新車」扱いで活躍し続けています。
尼崎脱線事故で一躍全国に知られたJR化後の新車・207系との並びですが、やはり国鉄型201系の方が重圧感がありますよね。
さて、そんな201系に再び乗車して、若い頃に住んでいた淡路に戻ってきました。
まさか淡路にJR電車で来れるようになるとは、夢にも思いませんでした。
開業したばかりなのにそこそこの乗客です。
立派な駅舎は私が滞在していたマンションの直ぐ近くに有りました。
街並みも全く変わっていません。。
私が滞在していたマンションですが、2本有った楠の大木が台風のせいか、折損して風景が様変わりしていました。。
こちらはそれまで鉄道の駅と言えばここしか無かった阪急さんの淡路駅。。。
新年度通学定期の購入で長蛇の列が出来ていました。
若い頃はこの駅から会社に通ったものです。。
駅前のマクドもよく行ったな~。
その後は新大阪駅に戻り、快速電車に乗車します。。
その理由は・・・
和田岬線で運用される103系の安否確認です。。
元気な103系の姿を見て、
ダイヤ改正後は207系になるという噂がガセであったことに一安心。。
もう日本で6連の103系の運用はここだけになってしまいました。
アナログ感満載の運転台!
ここの103系は朝と夜にしか運転されません。。
朝の最終から8時間05分経過した後に運転される夜の始発便、兵庫駅17時15分発、535Mは定時に発車!
川崎重工業の引き込み線への分岐を通過。。。
施設内には、箱根登山鉄道?叡山電車?の新製車両らしきものが・・・
運河を渡り・・・・
大通りの踏切を渡ると・・・・
約5分で終点の和田岬駅に到着。。。
途中に駅は無く、いわゆる「チョン行」という運転形態です。。。
また、終点の和田岬駅には改札口が無く、点字タイルが先の道路まで延々と続き、駅の敷地には桜が満開でした。。
まるでチンチン電車の終点の様な、都会の中のエアーポケット。。
古豪103系と共に心がほっとするひとときです。
この日は兵庫駅~和田岬駅間を3往復しました。。
ここの103系は妻面の窓が埋められているタイプと・・・・
窓が残されているタイプが混在しています。。
この男性の座っている席が私の定番席でした。。
私が幼少の頃から馴染んだこの車内も間もなく見納めです。。
夏には寒いほど効く冷房と、併設の扇風機・・・
これでもかと言うほどに冷やされ、お腹を壊すことも・・・。
無機質なステンレス地剥き出しのドアに、冷たい感じがする金属製掴み棒が並びます。。
床下は錆びて穴が開き、リノリウム材も継ぎ継ぎもっぱ。。。
武骨な送風リターンに剥き出しの蛍光灯!
国鉄型が昭和初期から使っていた弁当箱型スピーカーは103系のお約束です。。
こうしてこの駅から普通に103系に乗車する風景ももうすぐ見納め・・・
103系のスカイブルー原型6連も遂にここだけとなり、風前の灯状態です。
当たり前だった昭和の風景が、平成を超えて令和に消え行こうとしています。。
このブルーの103系は私が小学生の時に兵庫の叔母に預けられていて大阪市内の
小学校に通学した時の思い出でいっぱい。。。
幼少の頃の様々な思い出が脳裏をよぎり、いつまでもいつまでも乗っていたくなりました。
未だ桜が咲いている頃の話になりますが・・
今年の秋に全車両が淘汰されることがアナウンスされている、国鉄通勤型電車・105系の追っかけをしてきました。。
久々に販売会の仕事が無い土曜日。。。
未だ日の出前の地元の駅に行くと、それまでは117系で運用されていた1425M和歌山行が真新しい227系に置き換えられて留置されていました。
3扉車なので転換クロスシート車かと思いきや、残念なロングシート車でした。。
出発信号機は1番線を現示していますので、始発の1423Mは私の居る1番線側に入線してきます。。
1423Mよ、頼むから105系で来てくれ!
・・・・て思っていたら。。
願いが叶って105系がやって来てくれました。
実はこの1423M、和歌山駅で2両増結するため、4両が同一形式でないと運用できません。。
227系は投入初期で未だ両数が揃わないため、この様な増解結運用には充当されないだろうと予想してみたら、見事に的中しました。。
外見から見ると「国電」のシンボル・グローブ型ベンチレーターがズラリと並び、非冷房車と見間違える、典型的な容姿の105系がやってきました。。
バス用の簡易冷房装置搭載のため、室内は扇風機が剥き出しであるなど、非冷房時代の面影を色濃く残しています。。
剥き出し扇風機に弁当箱型スピーカー、そして乳白色の非常灯など、昭和の国鉄車両の面影をよく残しています。。
ステンレス地の冷たいドアや、戸袋窓、そして青いシートなども、懐かしい国鉄型をそのまま現生に伝えています。。
懐かしい「田」の字形の2段上昇窓・・・
もちろん、窓を全開にすることも可能です。。
そしてこちらが窓を開けるための「ハサミ」・・・
国鉄末期、予算が無くてバス用の冷房装置を積んだものですから、ご覧のような無駄な機械室ができてしまいました。。
これもデザインや使いやすさを完全に無視した国鉄時代だからこそできた技です。。
この始発電車も和歌山駅に近づくほど、乗客の数が多くなってきます。。
MT55型モータの唸りも一層高らかに、列車は右へ左へ、時には上下に揺れながら田舎の単線をひた走ります。。
そして、シートが満席になる直前に和歌山駅に到着。。
狙っていた増結作業が開始されます。
105系の増結作業を見るのももう今日が最初で最後でしょう。。
やわ~やわ~
駅長が入換合図をして、増結車両が接近してきます。。
ガッシャーン!
大きな音とともに連結されました。。
反対側のホームには常磐線顔のクハ105和歌山市行きが停車していました。
通常は2両ワンマン運用の105系が珍しく4連になった時の連結部です。
バス用のクーラーを使っているため、網棚の部分が潰されてしまっています。。
折り返し王寺行432Mに乗車すると和歌山駅の発車時に阪和線電車と並走します。。
新在家派出所には、3月15日限りで運用を離脱した117系の全編成が電留線に疎開しているのが確認されました。
まだまだ使えるのにもう廃車だなんて勿体ない。。
布施屋駅でかつて117系の運用だった1425Mと離合します。
先程、停泊していた編成です。
103系時代から継続して取り付けられている冷却用通風スリットがいかにも国鉄型って感じです。。
対向する列車も105系ばかりで、まだまだ健在といったところです。
やはり4両編成になると往年の常磐線103系を彷彿させてくれます。。
こちらの顏はご覧の様に103系常磐地下鉄仕様です。。
和歌山線105系の象徴的な顔です。。
実は私、103系の中で最も好きな顔だったりします。
こちらのパンダ顏よりもやはり常磐線顏でしょ(笑)
橋本駅ではうしろ2両を切り離すために7分間停車します。。
ここからはしばし「がぶりつき」
私はこの車両が103系として関東の常磐線で走っていた頃は全く知りませんが、おそらく運転台の機器類は当時のままかと思います。。
国鉄標準の緑色系の内装。。。
スピードメーターの縁にはATC車上信号表示灯の撤去跡が見られます。。
ワンマン運転ゆえ、運賃表示器は必須です。。
この電車とは下兵庫駅でお別れです。。
そして対向してやって来た和歌山行は・・・・
これまた幸いに105系でした。
しかもこちらは、お金をかけて本格的に冷房改造工事を施したタイプ。。
ちょうど朝の部活時間となり、高校生が多数乗車していました。。
桜が満開な岩出駅まで乗車し、また折り返します。。
やってきた桜井線回りの奈良行も常磐線103系顏車で、まだまだ105系は和歌山線にはうじゃうじゃ居て健在という事です。。
この105系でのワンマン業務が見れるのもあとわずかですね。。
ラッシュ時間帯が終了すると、ほぼ全ての電車が105系となりました。
五条駅でのランデブー。。
こちらは105系としては珍しい、戸袋窓埋込&黒窓枠車です。。
なんだかんだ言って、高田まで乗車し、そこからは221系の快速列車で・・・
桜の川を見ながら次の目的地。。。
大阪東線へとやって来ました。。
つづく。。
土曜日は所属する会社の山岳部の日帰り簡易登山に行ってきました。
山に入るのは、1月24日にOBの先輩と静岡県愛鷹山に登って以来、3か月ぶりです。。
地元の駅から南海高野線に乗り、終点の極楽橋駅で下車します。。
会社の山岳部の簡易登山への参加は本当に久しぶりです。。
私が北アルプスのジャンダルム付近で墜落事故を惹起させてから早いものでもう7年の月日が経過しようとしていますが、あの事故以来、会社の山岳部には後ろめたくてなかなか顔を出せずに居ました。
しかし、今回は、熱烈に勧誘してくれる後輩の押しに応えて、参加してみることにしました。
極楽橋駅は標高536mのところに有りますので、未だ桜が咲いていました。。
そこからは、3月1日に運用を開始したばかりの真新しいケーブルカーに乗って高野山駅へ向かいます。。
もうお気付きの方もおられるかと思いますが、今回の登山は「登山」とは名ばかりで、その実は「下山」・・・・
標高約870mの高野山駅から標高約80mの九度山・慈尊院まで、高野町石道を約790mも下ります。。
高野山駅から町石道のスタート地点・大門まではバスに乗車する予定でしたが、待ち時間が50分も有ったため、そこは健脚揃いの山岳部・・・・
歩けば約1時間の道のりを、何の苦も無く歩き始めました。。
今日は本当に抜けるような快晴で、気分は最高です。。
沿道にはソメイヨシノが満開!
下界よりも20日間遅い満開です。。
山岳部員はみんなコンクリート舗装路が大嫌いですので、ちゃっちゃと移動して40分で大門に到着してしまいました。。
そこからはいよいよ高野町石道が始まります。。
長い長い下り坂に備えて、準備運動&しばしの休憩。。
そしていよいよスタートです。。
大門(850m)~九度山・慈尊院(80m)間は標高差約770m、これを20kmの距離で下りますので、勾配はさほどではなく、比較的緩やかな下り坂が続きます。。
山岳部の部員構成は、実はOBの先輩が多いのですが、若年者は女性が多く、私の若い頃とは異なり、登山という趣味が若い女性に確実に浸透ていることを物語っています。。
こんな針葉樹林帯(高野杉)の中を行く山道が、高野町石道の代表的な風景です。
町石道の最大の特徴は、ご覧の様な、一見、細長い墓石の様な「町石」が約109m毎に設置されていて、それぞれ順に番号が打たれていますので、ゴールまであと何キロかを知ることが出来ます。。
町石道では、昨今の台風の被害で、大木が至る所で折れてしまっています。。
こんな大木になるまで、折れるような異常な強さの台風は来なかったのですから、最近の地球規模での異常気象はかなり注意が必要でしょう。。
緩やかな坂道が続きます。。
ところどころに山桜が咲き、綺麗です。。
こちらは「押上石」・・・
弘法大師・空海が激しい雷と火の雨から母親をかくまったという伝説の岩です。
山岳部のメンバーは脚が早く、大門から約1時間20分で紀の川・和歌山方面への分岐路である「矢立」に到着。。
地元名物「やきもち」を購入します。。
10分程の休憩で出発!
さすが山屋集団! みんなペースが早い~
国道からすぐ脇の町石道に進入。。。
野趣溢れる登山道です。。
地蔵堂で昼食休憩です。。
いやぁ、山岳部員は本当に脚が速いわ~
私も左脚が不自由ながらも歩くのは速い方なのですが、それでもみんなについて行くのが精一杯です。。
そしてそこからさらに歩く歩く。。。
神々しい「二ツ鳥居」に到着です。。
高野山は真言密教・・・
それと日本古来からの「神道」が見事に融和した「町石道」・・
桜と鳥居。。
正に「The日本」を体感することが出来ます。
やがて、景色が開け、紀の川の流れが見えると、あと1時間半ほどで終点の慈尊院です。。
彼方には金剛山や生駒山も見えます。。
古代の人々も、ここからの俯瞰風景に心打たれて事でしょう。。
無人販売所で一袋100円のみかんを購入!
さらに下ります。。
橋本市方面・紀の川平野の素晴らしい眺めです!
流石にみんな疲れてきて小休止。。
そして遂に慈尊院の目前に迫ります。
慈尊院の真上に有る丹生官省符神社に、道中の安全に対する感謝を述べます。。
ここから弘法大使・空海が「白い犬」に連れられて、高野山に到達したという伝説の絵が飾られています。
そして長い長い階段を降りると。。。
ゴールの慈尊院です。。
高野山から約7時間!
みなさんお疲れさまでした~
解散後・・・
道の駅で、美味しい搾りたてのオレンジジュースを飲んで帰りました。。
鯉幟・・・
いやぁ、もうすぐ5月なんですね~
月日が経つのは早いです。。
本日(日曜日)は久々の予定の無い日!
久々にお昼の12時まで爆睡して、その後は大阪で最も遅咲きの「天見の廃線跡八重桜」を観に行ってきました。。
お目当ての場所は知る人ぞ知る大阪の隠れたスポットで、ご覧の様に南海高野線の旧線(単線区間)廃線跡にそれは有ります。
ちょうど、現在の複線と、昭和59年まで使われていた単線の分岐付近(紀見トンネル北方)で佇んでいると、南海で4連1本しか無い超レアな1000系1051型がやってきたので慌ててシャッターを切りました。(突然でしたので、かなりブレています。)
その廃線跡空き地にサンバーを置いて、桜のスポットへと向かいます。
ちょうどサンバーの置いてある土手は昔の南海高野線・単線線路が有ったところで、そこをコトコトと17m小型電車が最大4両編成で走っていました。
そしてこちらが、その桜の名所の廃線跡です!
毎年ならもう散ってしまっている頃なのですが、今年は1週間ほど開花が遅く、訪れた今日は折しも満開の時季を迎えていました。
早くも岩湧山などから下山して来たハイカーたちが歩いていました。
田舎の村落の風景と桜が良い雰囲気を醸し出しています。
線路跡の上空を覆い尽くす八重桜!
本当に圧巻です。。
お寺の屋根と可愛いピンクの八重桜もよくマッチします。
ソメイヨシノとはまた違った趣で、ピンク色の濃い八重桜も可愛いですね~
正に「凄い」としか言いようのない桜のトンネルです。。
昔は満開の時季でも誰ひとり居ませんでしたが、最近は少し知られるようになり、訪問する人も増えたように思います。
旧アーチ橋跡・・・・
今はコンクリート橋で造り換えられています。。
おっと、突然電車のモーター音が近づいて来ました!
慌ててシャッターを切ると、モーター音の主は幸運にも高野線のクイーン・31000系特急こうや号でした!
ここは桜と「撮り鉄」が楽しめる我々鉄道ヲタクにとっては至福のスポットです。。
ここの桜は、植樹されてからもう35年が経過しています。
老木となり朽ちてしまう前に、新たな植樹が必要な時期が来ていますが、はたして予算があるのかどうか・・・
廃線跡らしく、ご覧の様にかなりしっかりとした落石防止柵が設けられていて、ここに昔、鉄道が走っていたことを後世に伝えています。。
散歩やサイクリングを楽しむ方も居ます。。
中にはご覧の様に寝そべる人も・・・
電車が来たら轢かれますよ~(笑)
この桜並木は紀見トンネル北口~天見駅までの約1.5kmにわたり展開しています。
本当に今日は超満開で、最高です!
やがて少し広い場所に出て、天見駅に到着します。。
おっと、またまた電車の音が!
しばし桜と「撮り鉄」三昧。。。
天見駅に到着です。。
天見駅から南側を見ると、ご覧の様に複線の「新線」が左側へ伸びてトンネルに・・
単線の「旧線」が右側に伸びて、桜が植えられています。。
対岸の山腹にはご覧の様に山桜が咲いています。。
廃線跡とはいえ、きちんと舗装されていますので、ご覧の様にチロリアンシューズでも充分に歩けます。
桜と新緑のコラボもとても素敵でしたよ~。
サンバーを列車に例えて、旧線跡を運転席から見るとこんな感じです。。
さてさて、今日は妻が「日焼けが嫌!」とかで花見には不参加でしたので、「食い気」でここからほど近いログカフェレストラン「歩絵夢」さんへ誘い出してみました。。
歩絵夢さんの桜も満開でした!
やっぱ妻は「食い気」に釣られてのこのこと出てきました。。
正に「花より団子」!
店内は結構混雑しています。。
漆喰のポスト&ビーム工法で建てられたログハウスは、私が憧れているログハウスそのものです。
ログの窓越しにサンバー。。。
今シーズン最後の桜ホイールサンバーと桜のコラボショットです。。
さて、ランチの次は、愛用のバッグがご覧の様な事態となってしまったため、代替品を探しに行きます。
りんくうアウトレットプレミアム。。
なんだか、私の買い物をダシに妻が楽しんでいますが・・・・
桜の風景から、一気に海の風景へ。。。
ここには好みのタイプ(安くて頑丈なもの)があまりありませんでしたので、妻の買い物だけして、近くのイオンモールへ。。
前回の鞄は安価な合革でしたので、3年で破損する事態になってしまい、正に「安物買の銭失い」!
新しい鞄は本革製品から選びます!
あれやこれやと有りますので、どれにしようか結構悩みますが・・・
使っていたものにほど近い、こんなのにしました!
同じ革製品でもブランド品を買うよりも、4万円も安く買えてしまえました(笑)
余計な買い物をしたので、夕飯はモスバーガーで節約です!
185系「ムーンライトながら」と都会のローカル線・鶴見線を楽しんだ後は、京浜東北線に乗車して新宿駅に向かいます。。
最近のホームはホーム柵によるバリアフリー化が進められ、安全・安心なのですが
、我々鉄道ヲタクには電車の写真が撮りにくくなりちょっぴり残念であったりなんかします。。
品川駅で山手線に乗り継ぎ向かった先は新宿駅。。。
目的は、中央東線で土日祝日だけに運転されるレアな行楽臨時列車・ホリデー快速「びゅーやまなし」号に乗車することです。
発車20分前に列車が入線してきました。。
「ビューやまなし」号にはこれまたレアなご覧の215系が使用されています。
215系は10連ですが、たった4編成で製造打ち切りとなった少数派。。。
「着席通勤」の大義名分で製造されたものの、首都圏では短い10両編成であったことと、片側2扉車であるため、乗降に時間がかかってしまったことが仇となってしまった様で、サラリーマンが全員座って通勤出来る様にと夢の様な目標を持って登場したのに、なんとも悲運な電車だと言えるでしょう。。
車体は普通列車用2階建グリーン車をベースに設計されていて、ご覧の様に上下2段に客室窓が有るのが最大の特徴です。
客室用扉は、通勤客輸送用途にもかかわらず、長距離列車の様に片開き式で乗降に時間がかかり、しかも車両両端に2ヵ所しかありません。
台車上部の車端部には平屋の客室も設けられています。
欧州のプッシュプル機関車の様に、両端に制御電動車を配していて、その床下には2両分の機器類を搭載したため、1階部分が機械室となっていて、客室定員が少なくなっています。。
ホリデー快速「ビューやまなし」号は指定席とグリーン車の他、料金無しで乗れる自由席も連結されていて、我々、金欠18きっぷ派には嬉しい限りです。。
車内に入ると、先ず平屋部分の客室が目に入ってきます。。
4人掛けBOXシートが4列並び16人の定員・・・
この車端部のみで1両辺り32名の座席が確保されています。
短距離利用時や、2階建部分の圧迫感が嫌いな方はこの席がお薦めです。
因みに215系は1両辺り最大120名の座席定員、10両では1,010名もの座席定員を確保しています。
こちらは天井が低く、圧迫感の有る2階部分の座席です。。
片持式の4人掛けBOXシートは平屋部分と同じ・・・
この車両は平日は東海道本線の通勤ライナーに使用されており、510円のライナー券が必要なので、無料金で乗れる「ビューやまなし」の自由席車はお得です。。
シートの上には、網棚も設けられています。
2階部分で天井が近いため、窓の上部が湾曲しているのも特徴です。
私は「車窓派」ですので、当然、2階部分の進行方向窓側を確保します。
2階席からの眺めは最高クラスです。。
一方こちらは・・・
車体の裾が絞られた1階席。。
やはり天井の圧迫感は否めません。。
ご覧の様に、ホームすれすれのところに窓があります。
2階建車両を日本で最初に採用したのは関西の近畿日本鉄道さんですが、昭和33年の登場時からこのスタイルは踏襲されています。
窓際に座ると、あまりにもホームと接近しているので危険感と、ホームの汚れが目に入る件、それにホームにスカートを履いた女性が居ると、目のやり場に気を遣う等・・
結局、窓側に着席できても遮光幕を下ろして目隠しする必要が有り、私の様な車窓派にはあまり嬉しくない座席です。
車内を探検していたらあっという間に発車時刻となりました。。
列車は鉄ヲタには楽しい複々線区間を走り、関西人の私にはあまり馴染みの無い電車と併走したり、離合したりします。。
緩行線を走る電車内から、小さな男の子が2階建電車に釘付けになっている様子がうかがえ、可愛い限りでした。。
やがて列車は「ビュー」の名にふさわしい風光明媚なところに差し掛かります。
車内は終始ガラガラでしたので、ご覧の様に脚を伸ばし、ブドウ畑の風景に吸い込まれます。。
1BOXを独占!
これはある意味グリーン車よりも贅沢な状況です!
そしてあっという間に終点の小淵沢駅に到着。。
八ヶ岳の麓らしく、高原列車(小海線)の気動車が入線してきました。
そしてその横を、先程乗車した215系が新宿方面に向けて回送されていきました・・。
これで私の今回の旅の目的は終了~。
そこからはロングシート地獄の松本行普通列車に乗り継ぎ・・・
松本駅前のスッカリお馴染みとなってしまった「松屋」さんで遅い昼食をいただき・・
さらに中央西線313系普通列車の中では、ヱビスビール「プレミアムエール」をあおり、直ぐに爆睡。。。
中津川からもロングシート地獄快速に乗り継ぎ。。。。
金山駅から淡々と新快速電車を乗り継いで帰宅しました。。
もう青春18きっぷの旅は、歳で疲れが取れないので卒業しようといつも思うのですが、なかなか卒業できないのが悩ましいです。。
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