ここ最近になって、残業をした分、休暇を取得する風潮が一般的になってきました。。
・・・ということで、休暇第一弾として、九州の汎用気動車・キハ66型67型に乗りに行くことにしました。。
私にとって、キハ66&67型は特別な車両です。。
それは私が10歳の時・・・
1年前に母が癌で他界してしまい、悲しみに明け暮れる私に父親が一冊の本をプレゼントしてくれました。。。
鉄道ピクトリアル1975年5月号・・
キハ66&67のデビュー特集号でした。。
今や自宅の底が抜けてしまうほどの鉄道本を所有していますが、この本は私が初めて手に入れた記念すべき鉄道雑誌です。
中身は活字の嵐!!
当時小学5年生の私にはとても難しかったのですが、父親に大人用の国語辞典を買ってもらって勉強しました。。
設計図面については何度も書き写し、そこの記載されている数字の意味を理解しました。。
どうやらキハ66&67型は普通列車や快速列車の他、別途料金が必要な急行列車にも使用できる汎用型の未来の気動車というコンセプトで製造されたようです。。
そして何を隠そう、この構造が後の京阪神新快速電車の117系に結びついて行ったのでした。
気が付けばもう登場から45年も経っていて、いつ廃車になってもおかしくない存在となっていますので、今回の訪問となった次第です。。
この父親に買ってもらった本のお陰で活字に対するアレルギーが払拭され、当時興味のあった公害問題の岩波新書も読み通すことが出来ました。。
これらの本も今や私の宝物です。。
・・・という事で、長崎へは最もお金を節約できる手段で・・・・・
未だ夜が明けぬうちに車でりんくうタウンへ。。。。
りんくうタウン駅から南海さんの初発関西空港行に乗車します。。
一番電車なのにそこから乗り換えた第二ターミナル行の連絡バスは大混雑です。。
そう、格安LCC格安航空PeachAviationさんの福岡一番便を利用します。
PeachAviationさんは関西空港が拠点ですので、早朝の関西空港では多数のピンクの飛行機が見れます。。
格安なので、原始的に今や貴重となった「タラップ」を登ります。。。
鉄道旅行派な私はLCCや格安バスなんて絶対に使うことは無いと豪語していましたが、早くも「言うだけ番長」になってしまいました。。
だって、これを使うと私が予約を入れた日の価格で関西空港~福岡間が4,500円で、バスより安いんですもの。。。。
本当に窓の外は国内線・国際線が入り混じってピンク色の飛行機だらけ、早くも離陸する飛行機機が見えます。
機内の有料食に目をやると、かくやすLCCらしくカップラーメンと・・・
エビマヨ焼き飯とたこ焼き・・・・
少し前に取り組んでいた「近大なまず丼」が食べたかったのですが、とうとう食べれずに企画が終了してしまった様です。。
スチュワーデスではなく男性のスチュワードなのは格安のせい??(笑)
そして上空からの景色を楽しむため、飛行機でも必ず窓側を指定します。。
離陸直後には明石海峡大橋が真近に見え。。
左旋回で今飛び立ったばかりの関西空港が見えました。
天気予報通り、西へ行くに連れて雲が増え・・・・
福岡着陸時には窓にも飛沫がかかる雨模様となってしまいました。。
博多駅からは特急を使うとお金がかかりますので、カラフルな普通列車で一路キハ66&67型の居る佐世保へと向かいます。。
鳥栖駅からは顔の黒い電車。。。
最近の新車には全く興味が無いので形式すら判りません。。
車内も想像を絶するアコモで、流石有名なデザイナーの水戸岡さんがデザインしただけは有りますね~。
同じサイドビューでもコルゲーションが無い方がやはり新しく感じますよね~。
でもこの鬼ほど広い窓!
キハ66&67に会いに行く前に、この窓に感動してしまいます。。
そして肥前山口駅で乗り換え。。。
その間に駅前の鄙びた食堂で昼食をとります。
店構えからしてなかなか昭和チックで強烈な印象です。。
店内は「予想通り」と言った感じです。。。
私が子供の頃によく行った中華屋の雰囲気に似ていて懐かしさを感じさせてくれます。。
そして、味まで予想通り・・・
おばあちゃんが作ってくれた家庭の味の長崎ちゃんぽんでした。。
ここから先も未だシルバーの新車に乗ります。。
この古びた昔よく見たレトロなベンチと新型電車の似合わなさがが面白いですね。。
見れば見るほど突飛なデザインですね~。
木目調の温もり重視なのか、金属むき出しの壁の近代感覚重視なのか・・・
頭の中がごちゃまぜになってしまいそうなデザインです。。
補助いすもあり。。。
車端部はこんな感じ。。。
(誰か傘を忘れていますね。。。)
連結の渡り板さえもお洒落です。。
窓の大きいところでクロスシートにしてみると、日本一大きな(いや、世界一かも・・・)窓のボックス席が出来上がりました。。
そしてこの電車に揺られて終点の早岐駅まで1時間乗車。。
・・・で、とうとうやってきましたキハ66&67型。。。
高校の時に周遊券で日田彦山線の急行「はんだ」として乗って以来です。。
この日乗ったのは、区間快速「シーサイドライナー」・・・
長崎と大村、ハウステンボス、佐世保を結ぶ人気快速です。。。
国鉄一般形初の転換クロスシート車で、後輩の117系が暖色系のブラウン系の車内アコモなのに対し、キハ66&67型は、国鉄近郊型のブルーと灰緑を基調とした寒色系でまとめられています。
運転席後ろに窓がほとんど無いのも国鉄型特有です。。
そして冷房装置と送風リターンは通勤型103系と同じものを使用しています。。
壁には灰皿の撤去跡が・・・
昔は全車喫煙可能だったなんて、今では考えられませんね~。
雨に霞むハウステンボス。。。
大村湾ももの悲しげです。。
対抗列車もキハ66&67型ばかりで、まだまだ健在だと言えますね~。
長崎駅でようやくゆっくりとキハ66&67型を撮影できました。。。
古典的な国鉄型と、近代的な特急車両との対比がいいですね~。
おっと!
車庫線に国鉄復活色を発見!
忠実に登場時の薄朱色とクリームのツートンカラーを再現してくれています。。
新色よりも国鉄職のほうが断然お似合いですよね~。
あ~これに乗りたかったなぁ~。
駅の外からも追っかけ写真。。。
やっぱかっこええわ~。
なぜか等身大葉加瀬太郎さんを見ながら。。
おなかが減ったので、角煮まんじゅうを買って食べました。。
つづく。。
今日は地元和歌山で国鉄型105系電車の「さようなら記念特別臨時運転イベント」が有りその乗車ルポを掲載しようと思いましたが、連続の遠距離出張と連夜22時までの残業の疲れで、1日中爆睡してしまい、今(19時)になり、ようやく起床しました
(゚Д゚)ノ
趣味の鉄ヲタさえも意外と適当~な自分を再発見・・・。
ではでは、これと言ってすることが無いので、前回のブログの続きを書きます。。
東京駅からは小雨の中、サンライズ出雲」号で到着。。。
「レール&レンタカーきっぷ」ですので、出雲市駅前でレンタカーを借り、最初の訪問先は当然・・・
出雲大社です。
11月になれば日本で唯一の「神在月」を迎える出雲大社。
昨日参拝した靖国神社の軍神様もここに来られるのでしょうか??
神様のお通りになる中央部分は、今は人が歩けないよう、柵をして守られています。。
雨にも拘わらず、多数の善男善女が全国各地から参拝にやってきます。。
縁結びの神様ですので、圧倒的に若い女性参拝客が多いのも出雲大社、それに近隣地域・松江の八重垣神社特有の特徴です。
ご本殿の裏側にも参拝客の長蛇の列です。。
まさに「神々の国日本」です。
私は、このご本殿の裏側にある可愛い因幡の白兎の像が大好きです。。
白兎と言えば白土神社なのですが、出雲大社にも沢山奉納されています。。
可愛いのでみんなカメラを向けています。。
この像のおかげで神社が親しみやすくなった様な気がします。
日本一大きな注連縄です。。
さてさて、出雲大社参拝後は、出雲地域の秘境神社を巡ります。。
先ずは車で1時間弱のこちら「鰐淵寺」・・・
車で行くにも結構不便なところにありました。
駐車場からはさらに林道を15分ほど歩かされ・・・
いかにも山奥のお寺っぽい、良い雰囲気の山門に到着。。
そこから5分ほど登ったところにご本殿が有ります。。
こちらはお寺に併設される神社です。。
出雲大社は大勢の人が居たにもかかわらず、ここは誰一人いませんでした。。
馬の背中の様な独特な屋根を持ちます。
本当に山奥のお寺という感じで、とても静かです。。
緑深いところに1人でいられる心地よさを感じます。。
そして、普通の観光客ならここで参拝は終わりなのですが・・・
浮浪の滝・・・
滝としか案内が無いし、ガイドブックでも殆ど紹介されていないこの場所・・・。
道中には飛び石があり・・・。
苔生す階段があり、人が通った気配は有りません。。
しばらく歩くと、ちょっと不気味な建物が・・・
そしてさらにその建物の裏側からは・・・・
完全な山道となります・・・。
女性一人旅ならちょっとここで躊躇ってしまうでしょう。。
そこをぐっと我慢して、さらに歩みを進めると・・・
三徳山・投入堂の様な神秘的な建物が現れます。。
しかも、滝の奥に拝殿が建てられています。。
今までに見たことのないロケーション。。。
私はスッカリこの光景に見入ってしまいました。。
さてさて、この次はさらにそこから30分車を運転し。。。
後野という集落に・・・・
バスの運行は一日に2本しか有りません。
そこにある韓竃神社へ・・・。
これが今回借りた駅レンタカーのタントです。
ここも駐車場から結構ダートな道を歩かねばなりません。。
出雲の秘境神社はこのパターンが多く、訪問するのに意外と時間がかかってしまいます。。
「韓」という字を用いていますが、やはり朝鮮半島を経由して渡来した鉄器文化由来の神社でした。。
ここは先ほどの鰐淵寺よりもさらに急な山道を歩かねばならないところでした。。
妻を連れてこなくて良かったなと思います。。
私の大好きな山歩きの展開です (^^)/
そして頂上部のこんな岩の切れ目を通過すると・・・
人一人がようやく通れる隙間を抜けると・・・
小さな小さな御本堂・・・・
とても素敵な光景です。。
記念のノートに署名&メモを残します。。
そして、もう時間が無くなってきたので、帰りには定番の稲佐の浜へ・・・。
11月の神在月になれば、全国各地の神々がここにご降臨され、出雲大社に集結さ
れます。
さて、往路は旅情のある寝台特急でしたが、復路は経費節減で高速バスを利用します。。
3列シートの最前部が空いていましたので、そこを指定しました。。
医大の移り変わりとともに、今まで鉄道一点張りだった私の旅のスタイルも、時にはこんなバスやLCCなどを使うようになってきました。
本来なら国鉄型381系特急「やくも」で帰りたかったのですが、予算オーバーにつき、止むを得ずバスを利用しました。。
まぁ、最前列ですので、前面展望が楽しめるのが唯一の楽しみです。。
宍道湖に沈む夕日・・・
夜行バスと違い、夜でもカーテンを下ろさないところが良いところで、ムーディーな高速道路の夜景を楽しみながら帰途に就くことが出来ました。。
台風一過に思い付きで夜行バスに乗り、靖国神社を参拝し、そのまま宿も無いので新幹線の格安チケットで帰阪しようと思っていましたが、良からぬ閃きが・・・。
もしかしたら、いつも満席の「サンライズ号」に過日の台風でキャンセルが出ているかもという淡い期待で、大塚駅の「みどりの窓口」へ・・・
個室「シングル」のうち、2階建部分の個室は乗り心地がイマイチですので、いわゆる車端部の「平屋」席が空いていれば、それで出雲市まで乗りとおしてみようと考えました。
もう「サンライズ」号には最上級のA個室「シングルデラックス」を含めて10回以上乗っていますが、最もコストパフォーマンスが良いのは運転席後ろの平屋「シングル」だという事が解っていましたので、14号車の11番個室をリクエスト・・・・
すると見事に空席で、まさかの乗車当日にプレミアム寝台券をゲットすることが出来ました。。
そして、22時発車ですので、それまでは息子のマンションで一休みさせてもらい、
21時半に東京駅へ・・・・・
因みに乗車券は2割引きの「レール&レンタカー」を使い、その際に明日の出雲市駅での駅レンタカーを予約しました。。
かくして、またまた日本最後の定期寝台列車に乗車することになりました。。
特急「サンライズ出雲・瀬戸」号は以前は21時35分に入線していましたが、この日は本来は10番線に居るはずの3755Mが9番線に居ましたので、入線は発車ギリギリの21時55分頃となっていました。。
14号車は最後尾ですので、そこから入線してくるシーンを狙ってみました。
この列車ほど、一般人も「撮り鉄」する列車は他に無いかも知れません。。
もう登場後21年も経つというのに、デザインに古さは感じさせません。。。
・・・ということは鉄道車両のデザインは20年間も時の流れが止まったままなのかも知れません(汗)
今回私が取得できたのは、最も後ろの個室「11番」です。
手前の個室は1階と2階に分かれていますが、私の個室は台車の真上のため、上下に分かれた配置にはなっていません。。
同じ寝台料金なのに、この部分は天地が広く、かなりゆったりと設計されています。
この寝台列車は「2階建」が「売り」となっていますので、この部分は敬遠され、一般的には2階個室から売れていくものだと推測されます。
因みにこちらがその人気の2階部分の個室ですが、展望は良いのですが、窓に「R」が付いていて、かなり頭上に圧迫感が有ります。。
そしてこちらは「2階建」部分の1階個室ですが、こちらは「R」が逆になっていて、車体裾の絞りがあり、寝台部分に少々窮屈感があります。。
対して私が10回以上利用した経験を基に、この列車で最もコストパフォーマンスに優れているとする14号車11番個室は・・・・・
2階個室と1階個室を分けるいわゆる「踊り場」的部分に有り・・・・
入口も運転席扉のすぐ後ろに有りますが・・・・
ご覧の様に天井「R」も裾絞りの「R」も無く、一昔前なら十分に最上級の「A寝台個室」としても何ら落ち度のない造りで、実際、完成直前までこの部屋をA寝台個室にするのか、その半額で乗れるB寝台個室にするのかで、議論されたそうです。。
しかも、窓は天地と前後に大きく、無理のない姿勢で外の景色を見るのにも最高の設定です。
2階建ての2階個室が乗客に狙われる一方で、リクエストしないと出てこないこの個室は、まさにこの列車を知り尽した「鉄ちゃん」の専用個室だと思います。
早速、列車が発車しましたので、コンビニで買ったこんなお酒を・・・・
ビールの置いてあるところの有りましたので当然ビールなのでしょうけど、何だか今までに無い味。。。
ベルギーのホワイトビールでしょうけど、不思議な気分です。。
う~ん、何とも言えないリラックス空間。。。
鉄道車両の一室を独占できる贅沢。。
そして、室内灯を全て消すと・・・・
ムーディーな夜の都心を、新幹線車両と併走します。。
東京駅を22時丁度に同時発車した「ひかり」539号名古屋行ですね~。
新幹線も東京~品川間は在来線並みの速度で走ります。。
そして2本目のビールはお馴染みの「ヱビス」!
これを飲み干すと、丁度いい加減に寄ってきました。。
寝転んでみたらこんな感じ。。。。
スイッチ類にはなんとNHKFMも有るのですが、敢えて無音で列車のジョインと音を楽しみます。。
室内灯を消すと朧月が。。。。
誰にも邪魔されず、列車に横たわって月を眺められる贅沢!
一人旅はこれだから止めれませんよねホント・・・。
2夜連続の「夜行」利用のため、ご覧の多摩川を渡る頃には既に疲れが出て、爆睡モードに。。。
そして・・・・
あ~勿体ない。。。
気が付けば午前4時・・・
丁度大阪駅に入駅するところでした。。
こんな真っ暗な大阪駅前ビル群を見るのは初めてです。。
一瞬このまま降りておうちに帰りたい気分になりますが、大阪駅での客扱いは無く、乗務員交代だけのいわゆる「運転停車」です。。
大阪駅を発車すると、なんとにわか雨!
もう一度睡魔に襲われ、さらに眠り。。。。
岡山駅停車の放送で目が覚めました。。
画像は、つい4ヵ月ほど前に妻とのフルムーンの旅で利用した「のびのびシート」です。。
岡山駅では、いつもの瀬戸号と出雲号の分割を撮影。。。
出雲号は発車まで時間が有りましたので、反対側ホームへ行って撮影しました。。
反対側ホームではいい感じで国鉄型キハ47型2連が停まっていました。。
貫通路の切り離し作業を終えて。。
瀬戸号が先に発車。。。
出雲号と瀬戸号の泣き別れ~。
タラコ色(旧国鉄首都圏色)キハ47との並びがいい感じです~。
サンライズ出雲号に再度乗車し、伯備線に入ると新幹線とオーバークロス。。
東京駅を6時に発車した新幹線は豊橋あたりを走っている時間です。。
さてさて、ここからは車掌さんの許可を得て、空室の撮影おば・・・
こちらは「シングルツイン」と呼ばれる2人用個室です。。。
2名が上段下段に分かれて寝ますが、1人でも使用可能です。(但し料金は割高)
下段にはご覧の様な階段が有り、その分、私の乗車している「B個室シングル」平屋よりも狭くなっています。。
こちらがその上段ですが、やはり少し狭いです。。
2人用個室にはもう一つ、「ツイン」があります。。
こちらはA個室「シングルデラックス」の階下にあるスペースに設けられており、私が唯一利用したことの無い設備です。
フルムーンチケットでは追加料金を支払わなければ利用出来ず、女性2人やカップル向きな2人用個室だけに、なかなか利用する機会が有りません。。
こちらが裾部が狭くて頭方向に広がる1階B個室・・・
そしてやはり2階B個室は良好な展望ながらも頭上が圧迫されてしまい、しかもよく揺れます。。
なので、結論はやはり1階「平屋」個室なのです。。。
そうこうしていると早くも米子駅に到着。。。
末期色(黄色)の115系国鉄型がいます。。
やがて雨模様の宍道湖が見えると間もなく終点の出雲市駅に到着です。。
最後に、一夜を明かした14号車11番個室をパシャリ・・・。
クハネ285-3003号車(JR東海車両)でした。。
先日の台風19号でお亡くなりになった方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災されお怪我をされた方々、ご自宅等に被害を受けた方々等、心からお見舞い申し上げます。
さて、台風一過の日曜日、PCを検索していると台風キャンセルが多数出たのか、難波~東京間¥3,000という夜行バスを発見!
このバスで毎年秋に行っている靖国神社に参拝することに急遽決定しました。
バスは深夜に難波駅前を発車しますので、自宅で22時過ぎまで寛いで出発!
難波行の最終特急に乗車しました。。
夜行バスではビールは飲めないそうですので、この特急車内で飲酒。。
大阪~東京間、¥3,000のバスとはどんなボロバスかと思いきや、これがまたごく普通のバスで・・・・・
しかも3列シート・・・
なおかつ最前列で、後ろに客も居ないので、フルリクライニングすることが出来ました。。
そして8時に東京駅に到着。。
その足で靖国神社に駆けつけました。。
快晴の靖国神社!
とても清々しい気分です。。
大村益二郎像を見るとほっとします。
参拝客は日本人と同じ数ほど外国人の姿も見れます。
私は海外旅行の際にはその国の戦没者墓地を参拝することは有りませんが、
この件に関しましては外国人の方が日本人より遥かに礼儀正しく、先ず第一に靖国神社を表敬参拝してくれる外国人が多いのも事実です。
少し前までは靖国神社に参拝すると「おまえは右翼か!」とよく言われましたが、私は右でも左でもありません。。。
普通の日本人です。。
なぜ私が毎年靖国神社に参拝するかと申しますと・・・
実は私の母方の実の祖父は戦時中、飛行機乗りだったらしく、大東亜戦争開戦の時には特攻隊の上官であり、終戦直前は地上(鹿児島県鹿屋)で特攻隊員を送り出す任務に従事していたそうです。
終戦後、直ちに自分が特攻に送った部下の慰問を開始し、その慰問を全て終えた後、1年後の終戦記念日に切腹自殺したと聞かされていました。
実際に、戦争で生き残った人で、この様に罪悪感?から自害に及んだ人は多数居られたらしいです。。
私の祖母は明治33年生まれで、なんと満104歳まで生きていました。。
幼少期に日露戦争を経験し、時折、当時の日露戦争勝利の歌を思い出して歌う等、戦争中の出来事や女目線で見た苦労話はこれでもかと言うほど聞かせてくれたものです。。
しかし、いざ祖父の事を聞くと、固く口を閉ざしてしまいました。。
当時は親族で自殺をした者が出るとその家に対する差別が有ったとかで、上述の様な祖父に関するおおまかな事は、私の父が他界する前に祖母に成り代わって教えてくれました。
祖母は毎朝、毎晩、東側を向いて、「お国を守ってくれた神様に感謝、感謝・・・」と言って拝んでいました。。
今から思えば多分それは祖父が特攻へ行けと命令し、それに従い散華された軍神たちが祭られる靖国の社の方向へ向いて、祖父に成り代わって手を合わせていたのでしょう。。
「私には戦没者手帳が無いから、東京へはお参りに行けないの」
「だからここからこうして拝むの・・・」が口癖でした。。
無論、祖父は戦死した訳では無いので靖国には祭られていませんが、祖母は一生、絶やす事無く自宅で朝夕の拝礼を行っていました。。
そして、その祖母が他界した後は、孫の私が成り代わってお参りするしかない。。。
戦争はこのように今現在でも悲しみを引き摺る、悲惨な禍なのです。
二度と、どこの国でも戦争を惹起させてはならない。。。
・・・これが私が毎年靖国神社を参拝する理由です。。
さて、私が今回、靖国神社へ向かった理由がもう一つあります。。
それは亡き父の兄がタイに出兵し、泰緬鐡道敷設事業に従事していて、その時に使われていた蒸気機関車が靖国神社へ奉納されてから40年が経ち、その記念講演が本日開催されるということでした。。
こちらがその蒸気機関車C56-31です。
タイからは2両のC56が帰還し、もう1両は静岡県の大井川鐡道さんで現役機関車として活躍しています。
靖国神社に隣接する遊就館では日本を代表する零式戦闘機と共に展示奉納されています。。
「特攻」と言えば零式戦闘機がイメージされますが・・・
海軍に「回天」という人間魚雷もあり、これを操縦しながら敵艦艇に突撃し、散華された軍神も多数おられました。。
さてさて、こちらが講演風景。。
専門的分野故に集まった人は10人足らずでしたので、個別に講演の先生が付いてくださり、とても有意義なものでした。。
講演終了後には執筆した非売品の本もプレゼントされるという大変有意義なものでした。。
来年中にはこの頂いたデータを基にタイの鉄道を訪問してみる所存です。。
帰路、境内では訪問したお歳を召された方々向けに、綺麗な尾根遺産が懐かしい昭和の歌を歌っていました。。
さてさて、靖国神社参拝後は東京都電に「乗り鉄」です。
偶然にも9001号レトロ調電車がやってきました。。
殆どが専用軌道ですが、それでも単行で走るチンチン電車は最高です。。
運転席後ろの「がぶりつき席」も有ります。。
終点の三ノ輪橋電停でそのまま折り返し乗車します。。。
丸窓がレトロでいい感じです。。
数少ない併用区間は車と並走し、やっぱり迫力満点です。。
これぞ路面電車!
日没近くまでこの電車に乗って、行ったり来たりしていました。。。
そして夕方からは単身赴任中の息子の自宅マンションに立ち寄りました。。
その日のうちに新幹線で帰るはずが・・・
ここからの意外な展開は次回にご報告いたします。。
表題の今年の6月に妻に買ってもらった新しいチロリアンシューズ。。。
スカルパーのガルミッシュ・・・
結局、履かずにそのまま靴箱で眠っています。。
靴箱に塩漬けにしてしまったのは、やはり14年間履き続けた現行シューズが未だ未だ使える状態であったこということが最大の理由です。。
上から見ると全く問題が無いのですが・・・・
よく見ると踵の部分が破れています。。
これが妻が最も嫌がる点で、そこは昔気質の昭和の女・・・
「男の性格は靴に表れる」と言う信念から、初対面の男性と向き合った時、真っ先にチェックする点は靴だと豪語します。。
なので、見るに見かねて新しいスカルパ社謹製「ガルミッシュ」を4万円以上支払って新調&プレゼントしてくれた訳です。。
きちんと私が高校1年生、16歳の頃から39年間もこの同じ靴を履き続けていたことを理解してくれていて、後継種をプレゼントしてくれたのも嬉しい限りです。。
しかし、私にとっては14年間も履き慣れたガルミッシュ・・・
踵の破れなんて・・・・
ベテランの修理工さんに頼んで修理してもらいます。。。
こちらがつい先日、同様の踵の破れを修理してもらった安藤製靴店さんのチロリアンシューズ。。
倉庫作業の日など、業務用に使っている靴ですが、見事に踵が修理されています。。
よく見ないと修理痕が判らないくらいの出来栄えです。。
ついでに靴底も張り替えて、新品同様に生まれ変わりました。。
あと5年はこのまま使えます。。。
そしてこちらが、スカルパー・ガルミッシュの修理後・・・・
イタリア製特有のブラウン色をした皮の在庫が無く、仕方なく日本で流通する皮を使用したため、修理痕がまる判りとなってしまいましたが、逆にそれをアクセント風味に修理してくださいました。。
こちらの画像は、新旧の比較で、右が妻が買ってくれた現行型ガルミッシュ・・
左が14年間履き続けたガルミッシュです。。
古い靴を修理して使うなんて貧乏くさいと思われがちですが、
今回の修理で最低4年は延命しましたので、私が定年を迎える日までは履き続けられそうです。。
そして、本日帰宅すると・・・・・
知らぬ間にポチッとやってしまっていた品物が届きました・・・・
KATOさんの12系客車国鉄バージョンが届きました。。
今年はSL復活列車などで、12系客車のよく乗りましたので、ついついポチッと・・
自宅の2階が鉄道模型で底が抜けてしまいそうな状況の中、これを見るたびに妻が発狂するのですが、どうやら死ぬまでこの癖は治りそうにない模様です。。
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