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ラスト サンバーのブログ一覧

2021年03月29日 イイね!

桜夜行列車・天空号で夜桜鑑賞 (^^♪

桜夜行列車・天空号で夜桜鑑賞 (^^♪


今春も例年より10日以上早く桜の開花シーズンがやってきてしまい、桜鑑賞行脚のスケジュールが狂って仕方ないです。。








営業職時代は億単位の数値を采配する年度末総決算棚卸作業とその経緯報告のため、死んでも行けなかった3月期末~4月初旬にかけての桜鑑賞・・・。

現場勤務は決算教務なんて殆ど関係が有りませんので、普段通り遊べてしまえます。。


前後10日間ほどは毎晩最終電車で帰宅し、時には会社で泊まったブラックな営業職と異なり、同じ会社内の仕事でもシビアな数字を扱わず、面倒な決済報告もない現場はやっぱ勝ち組です (≧▽≦) 


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・・・という訳で2021年3月28日(日)


今朝も3時半から仕事を開始し、10時に終了して帰宅。。。


生憎の雨でしたが、通勤電車の中から満開の桜が鑑賞出来ました。。


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何分、和歌山の山奥の田舎へ帰る電車ですので、大阪圏内から1時間以内で帰宅できる地域としては最も自然が豊かな路線です。。


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ふと電車の車内吊り広告を見ると・・・・


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夜桜天空号とな・・・・


どうやら今晩、橋本駅~高野下間に沿線のライトアップされた夜桜を観賞する臨時の天空号が運転され、しかも座席指定券が無料という設定だそうです!


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・・・と言うことで、今夜は妻を誘って昼間の桜鑑賞に飽き足らず、夜桜鑑賞の夜行列車・天空号に乗車してみることにしました。(≧▽≦)


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普段は乗車券のほかに520円の座席指定券が必要な天空号が無料で、しかもデビュー後初の夜桜夜行運行となれば鉄道マニアも集まり、大混雑で阿鼻叫喚かと思いしたが、今日は生憎の大雨&春の嵐でしたので乗客は予想よりかなり少な目でした。。


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そして発車時刻の15分前に天空号が小原田車庫側から入線してきました。。


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いつもなら昼間しか見ない天空号を夜に見るとなんだかちょっと新鮮な感じです。


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少人数でしたので、展望席を確保することが出来ました。。(≧▽≦)


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後列シートには乗客不在。。


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少し少な過ぎるのが地元の重要な観光ツールである天空号が走るお膝元に住む者としては残念です。。(:_;)


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運転席後ろの展望席は子供達や鉄道好きには大人気です。。


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こちらは女性アテンダントさんがグッズを販売するスペースですが、この列車は臨時列車故か、アテンダントさんの乗務は有りませんでした。。



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また、2両しか無い天空車両が満席の時用に一般通勤型車両も増結されていましたが、この車両の利用者はもちろん居ませんでした。。


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発車前に運転士さんを記念撮影。。

もちろん、夜行天空は初めての運転だそうです。。


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阿鼻叫喚の超満員で立ち席かと思っていましたので、予想外に良い席を確保出来て嬉しい限りです。。



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電車嫌いな妻も今回ばかりは大喜びです。



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やがて列車は定刻の18時35分に橋本駅を発車。。


田舎ゆえ、ネオンの無い真っ暗な車窓の中を走ります。

車窓にくっきりと反射する醜い自分の姿を見ながらの発車。。


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本当にこんな調子で夜桜鑑賞が出来るのか、不安になってきます。。


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しかし、ご心配無用。。


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学文路駅~九度山駅間のライトアップスポットでは、ちゃんと客室灯が消灯されるサービスも有り、問題なく鑑賞出来ました。


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ただ、カメラモードでは御覧の様に電車はゆっくりでも動いていますので、どうしても風景がブレてしまいます。。(/ω\)


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復路はブレない様にビデオモードで撮影することにします。。


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・・・ということで、列車は15分ばかりの運転で終点の高野下駅に到着。。


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意外と多数の方々が記念撮影をされています。。


そして、停車時間も僅かで、直ぐに橋本方面へと折り返し運転します。。


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天空用車両としては珍しい「各停・橋本」表示。。(≧▽≦) 


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この上り列車車内では、乗車記念のノベルティがスタッフさんによって乗車人員全員に配布されました。(≧▽≦)


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真田クリアファイルにマスクや入浴剤等が入っていました。(≧▽≦)


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さて、九度山駅からはまたまた夜桜鑑賞です。。


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私のカメラではやはり流れてしまいますので、妻のスマホでビデオモードにして撮影してもらいます。



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ライトアップされた桜並木が接近してきます。(^^♪



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九度山駅からは下り勾配で、学文路駅に近づくにつれて、桜が接近してきます。



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この独特な感じ・・・・

なかなか写真ではうまく伝わらないですね~ (/ω\)



雰囲気・・

お解り頂けたでしょうか??


今までの電車の旅に無い、新たな感覚です (≧▽≦)



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かくして、夜桜夜行・天空号の短い旅は終わりました。(^^)v



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無事夜桜夜行列車の営業運転を終え、小原田車庫に天空号は赤いテールランプを灯して去っていきました。

2021年03月26日 イイね!

地元の桜を観賞してきました (^^♪

地元の桜を観賞してきました (^^♪

和歌山県と奈良県、そして大阪府の三国境付近の和歌山県内の山奥に住む私ですが、通勤電車の窓から眺めていると、毎年なら4月6日頃に満開を迎える桜が今年はもう満開になりそうでしたので、朝の10時に仕事を終えてから急いで帰宅し、地元の隠れた名所へお花見に行ってきました。。(^^♪




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お花見の前に、お天気がとても良かったので先ずサンバーのスタッドレスタイヤを通常タイヤに履き替えさせる作業を行います。。



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昨シーズンに続き今シーズンもとうとう雪の道を走るシーンは無く、これで3年連続スタッドレスが無くてもOKだったと言う結果です・・・。

私が大阪市内からこの地へ引っ越してきた30年前は、冬場は雨より雪が降る場合が殆どで、スタッドレスタイヤ無しでは生活できませんでしたが、今なら無くてもOKになってしまいました。。


恐るべし、地球温暖化 ( ゚Д゚)


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・・・ということで、桜シーズンに私ご自慢のRプライドさんの「桜ホイール5分咲き」を装着します。。


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今や、車弄りで自分でするのはこのタイや交換のみとなって久しいです。(/ω\)


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シャーシ周り等に錆や傷の無い事を改めて確認! (''◇'')ゞ



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約40分で作業を終えましたが、これっぽっちの事で腰痛発症です。。(/ω\)


もう歳だから、強がり言わずに次からはタイや交換もショップに頼みます。。


お金をケチって腰痛になり、医者通いになれば何してるこっちゃわかりませんからね~ (/ω\)


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で、桜ドライブの方は、妻車で行くことにしました。。



なぜなら今まで一度も妻車と桜のコラボ写真を撮ったことが無かったからです。。


予定通り諸般のローンが返済出来て次の車検で妻車を買い替えれるならば、桜とのコラボ写真は今春と来春の2回しか無いからです。。


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久々に妻車に乗せてもらうのも良いものです。。(^^)v


いつもは妻が車窓から写真を撮りますが、今日は私が代わって撮影です。。


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先ずは夫婦で大好きな稲荷山へ・・・・


今日は平日なのに珍しく2台の先客が居ます。。


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下の駐車場に妻車を置いて、徒歩で頂上へと向かいます。。

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赤い車は春の花のある風景によく溶け込みます。。


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結構くたびれる九十九折れの坂道ですが、とても奇麗な桜に癒されます。。


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まだまだ7分咲きと言うところですが、風が強く、既に花弁が飛ばされ始めているのが心配です。。(/ω\)


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お稲荷さんが祀られているから「稲荷山」です。。(^^♪


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先ずはお稲荷さんにお参りするために、妻と2人で頂上まで駆け上ります。


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頂上にはとても小さくて可愛い祠が建てられていますのでお参りします。。


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二人で参拝を終えて、広場まで下りてきて、我が街の俯瞰風景を楽しみます。。


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桜の向こうに見えるのは大阪府と奈良県境の金剛山です。。


そして、私だけ坂道を駆け下りて、妻車の記念撮影という事で、下の駐車場に留めた妻車を連れてきました。(≧▽≦)


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小さくて短いボディの割に、結構幅が有るので運転に気を遣います。。


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小型・短小・広幅ゆえに、高速安定性は抜群で、かつ、こんなヘアピンカーブでの回頭性も抜群です。(≧▽≦)


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頂上の駐車スペースに妻車を留めます。。


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広場に戻ると、妻が桜を絡めた俯瞰風景の撮影に興じていました。(≧▽≦)


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車が2台留めてあったのに、なぜかいつもの様に人は居ません。。(´・ω・)

この桜が独り占めできる場所であることは今年も変わり有りませんでした。。


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妻と車を絡めて記念撮影です。。(^^♪


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そうこうしていると、ようやく先の車の持ち主らしい人が登ってきましたので、特等席を譲ります。。(^^♪


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結局、1時間ほどこの場所に居て、次の場所へと移動します。。


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次はこれまた毎年お馴染みの国城山・国城神社です。。(^^♪


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この場所も田舎過ぎて、しかも山の頂上ですので誰も居ません。。

先日の黒河道登山の時も近くを通りましたが、かなりの標高ですので、平地の最寄り駅から歩けば1時間はかかります。

↓ ↓ ↓

「世界遺産・黒河道(自宅から高野山まで歩きました)」


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駐車スペースの鳥居から上は桜だらけです。(≧▽≦)


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ご本殿までは長い一直線、直登の階段が続きます。。


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こちらも先ずはご本殿に参拝です。。


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休憩所から見る桜は最高です。。


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展望スペースも用意されています。


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毎年来ますが、いつ来ても素晴らしい風景です。。


もうこの歳になると、死ぬまでにあと何回この風景が見れるのかと思ってしまい、今日は万障繰り合わせの上、ここに来ておいて本当に良かったと思います。


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愛車にカメラを向ける妻・・・。


妻と私の唯一同じ趣味は「車」で、「車」だけで妻と繋がっているようなものですが・・

妻は本当にこの車が大好きなんだなと思いました。。


ちょっと無理して買ってあげて良かった鴨。。( *´艸`)


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帰路では地元民なのに特産品店で買い物をして帰ります。。(^^♪


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最後は自宅から車で5分の杉村公園です。


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いつもの桜の大木ですが、今シーズンはこの公園だけが全体的に咲き遅れていて、未だ3分咲きと言ったところでした。。


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ここは桜の他に、山ツツジが多い事でも有名で、そちらの方が桜よりも先に満開になっていました。。


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今年は満開より少し早い時期での訪問となりましたが、次回に訪問できる日曜日と火曜日は共に雨予報ですので、今日のうちに来ておいて良かったと思います。。

2021年03月23日 イイね!

お別れ「乗り鉄」の続き

お別れ「乗り鉄」の続き

今回は、前回ブログの紀勢本線105系電車お別れ「乗り鉄」の続きです。。





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朝から昼間にかけては雨&曇天でしたが、時間が経つにつれて天気は回復し、車窓からは南紀らしい明るい海が見れるようになってきました。。(^^)v



線路に砂浜が迫っていて、窓を開けると波の音まで車内に聞こえてきます。。



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せっかく天気が回復したのにもう夕暮れで、今日の「乗り鉄」も終了です。(´・_・`)


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この日は3月の上旬でしたが、もう熊野桜が至る所で満開を迎えていましたした。

(≧▽≦)

来年はドライブでこの桜を観に来なくては・・・・・。



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そして今回は独り「乗り鉄」では珍しく、民宿に泊まってみることにしました。。


紀伊勝浦にある民宿小阪屋さんでは1人の宿泊でも快く受け付けてくださいました。。


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こじんまりとした1人~2人用のお部屋。。


どうしても民宿に泊まりたかった理由はこれ・・・・


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美味しいマグロが食べたかったからです。。(≧▽≦)


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これだけの料理を食べて、ビールを飲んで料金が8,000円台ですので、下手なビジネスホテルより断然お得です。(≧▽≦)


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・・・ということで、翌朝も早朝から105系ハンティングです。。


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高校生達は既に春休みですので、車内はガラガラです。。


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アナログメーターと機器類が並ぶ運転席。。


自分が運転士だった頃を思い出しますが、このMT55型モーターを搭載した103系や105系を死ぬまでに一度は運転してみたかったです。。(>_<)


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この電車は、海岸の目前に有る見老津駅で下車します。。。


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対向の列車が車で20分間、駅の外に出て、海まで行ってみました。。


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岩場のタイドプールには小さな蟹や魚が居て「海」を直に感じます。。


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やがて20分後に新宮行がやってきましたが、この電車も昨日の4扉車であることは、営業職時代のお客様から情報を頂きました。。(≧▽≦)


今日は1日、この車両を重点的に乗車します。。


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早速、窓を開けて「海」を感じます。(≧▽≦)


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行き違い待ちの駅では車両ウオッチング。。


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いわゆる「パンダ顔」ですが、出自が東京の通勤電車103系であるため、4扉車となっています。。


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顔を隠すと、正に関東や中京、関西の大都市圏で走っていた103系そのものです。


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「田」の字型の非ユニットサッシ窓と、黒Hゴム支持の戸袋窓。


昭和の全国区通勤型電車・103系そのものですが、主抵抗器の強制冷却ファンが無いのと、コンプレッサーが111系の廃車発生品であるC-1000型を装備している点で、103系ではなく105系であると辛うじて判別出来ます。。(´・ω・)


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車内は沿線の集落から新宮市内へ買い物へ行く利用者がチラホラです。。

(扉より手前の方座席に着席している方々には許可を得て撮影)


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新宮駅では、3日後に過去のものとなるJR東海さんのキハ25型との並びも撮影。


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折り返し、引き続きこの車両に乗り続けます。。


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51年前の昭和45年に今は川崎重工に併合された「東京・汽車会社」製造され、37年前の昭和59年に国鉄名古屋工場で105系化改造を受けていることを証明する銘板がズラリと並びます。。


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今や連結部に窓が有る電車もめっきり少なくなってきています。(´・ω・)


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ちょうどお昼時間で、車内は私以外居ませんでしたので、ロングシート車にも拘わらず、車内でコンビニ弁当を頂きます。。


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ビールにアテも購入済みです。(^^♪


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窓を開けるハサミ式取っ手が懐かしいですね~。


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電車の裏の無骨な骨格が見え、昆虫の死骸や蜘蛛の巣が張るなどして、いつも汚らしい戸袋窓も今の電車には見られない貴重な遺産です。。


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新宮駅を定刻に発車した私しか乗客の居ないガラガラの電車は、MT55型モーターを唸らせながら、海岸部を走ります。。


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数年前の台風の時に大波で破壊された箇所も御覧の様に奇麗になりましたが、今でも25km/hの速度制限を受けて通過します。。


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オーシャンアローや南紀号とももうお別れです。(:_;)


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105系もいよいよ終焉日目前とあって、海辺からも別れを惜しむ人がカメラを向けています。


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地磯に咲いた桜ももう105系から見るのは終わりです。。


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今回の105系の旅で、早咲きの熊野桜の存在を知ることが出来、本当に良かったです。。(^^♪


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対向列車の全てが105系ですので、本当に全車両が一瞬にして新型に置き換わるのかと思ってしまいます。。


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跨線橋から屋根上の特徴を観察します。。


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集中型クーラーにグローブ型ベンチレーター、それに電動車に1基しか搭載されていないパンタグラフは、国鉄通勤型車両のお約束です。。(≧▽≦)


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ガラガラの電車で窓を全開にして波の音を聞くのは本当に最高です。(≧▽≦)

これほどまでに窓が全開にできる電車は、もうこの105系を最後に日本から消えてしまうのではないでしょうか??


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お馴染みの古座川です。(^^♪


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この日の運転士さんは名勝・橋杭岩付近を最徐行で通過してくれました。(≧▽≦)


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剥き出しの扇風機に無機質なステンレス地のドア、戸袋窓に多数の吊革とパイプ類・・・

正にこれぞ「The通勤型」! 媚びず飾らず質実剛健なところが大好きです。(≧▽≦)


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この電車(4扉車)は紀伊田辺駅で入庫してしまい、夜まで出てきませんので、時間つぶしに紀伊日置駅で対向列車に乗り換えます。。


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対向電車に乗車し、那智駅まで戻ります。。


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那智駅で下車し、海岸へ出てみました。。




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久々の砂浜です。


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そこで今回の旅で初の自撮り記念撮影。(^^♪

電車に乗り過ぎて少しお疲れ気味です。(´・_・`)


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那智駅からは白浜駅まで乗車し、先ほど入庫した4扉車を待ちます。。


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そして、定時に紀伊田辺方面から105系4扉車が煌々と前照灯を照らしながら入線してきました。。


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終点の周参見駅で撮影した、黄昏の105系です。。


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この上り紀伊田辺行が105系乗車のタイムリミット。。

MT55型主電動機の音を存分に楽しみます。


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そして、紀伊田辺駅でのこの風景が私と105系4扉車の最後のショットとなりました。。

(105系3扉車は下関地区に数両残存しているとのことです。)


2021年03月22日 イイね!

さようなら紀勢本線105系

さようなら紀勢本線105系

JR各社さんは3月13日にダイヤ改正を実施されましたが、今回のダイヤ改正はコロナ禍の下、明るい話題は少なく、旅客数の著しい現象から最終電車の繰り上げや、運転本数の削減など、鉄道が後退してしまったイメージが付き纏いました。。







さてさて、そんな中、今年も昭和時代から走り続けた地元民お馴染みの電車がひっそりと姿を消していきました。



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それは、ご覧の和歌山県・紀勢本線を走っていた105系電車です。。



3月上旬のとある日、その105系電車を訪ねて、紀勢本線に「乗り鉄」しに行きました。。



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地元の駅からは、最新鋭の227系に乗って紀勢本線へと向かいます。


この地元の和歌山線も一昨年まで105系電車が走っていましたが、全車両、一気にこの227系に置き換えられました。(´・_・`)


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和歌山駅からさらに227系の普通列車に乗り継ぎ、紀伊田辺駅でようやくお目当ての105系に会うことが出来ました。。



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105系は運転席の窓回りが黒いことから「パンダ顔」と呼ばれますが、最新鋭の227系と並ぶと、そのデザインの古さが際立ちます。。


この105系は1981年に落成し、広島地区福塩線で走っていたものが165系全廃時に転属してきました。


福塩線には1977年に関西・阪和線から70系電車が転出しており、広島県とは何かと不思議なご縁があります。。


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乗り継ぎに50分ほどあったので、お馴染みの駅前の中華屋さんへ行ってみましたが、未だ開店前でした。。。


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仕方なくホームに戻ると、ちょうど105系が電留線から転線し、ホームに据え付けられるシーンを見ることが出来ました。


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デジタル式でないロール式の行き先表示器 (≧▽≦)


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国鉄型通勤電車の電動車特有の冷風取り入れスリット。。(^^)



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この車両は元々非冷房車で、冷房は簡易改造工事で取り付けられましたので、扇風機が天井のど真ん中に配備されています。。


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クリーム色の冷房装置が後付けされた簡易冷房装置です。



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弁当箱型のスピーカーも健在で、扇風機と共に昭和レトロを醸し出してくれています。。


また、国鉄の新性能通勤電車は4扉車ばかりでしたが、105系の新造車はローカル線で使われるため、3扉車となりました。。


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この電車により置き換えられた急行型165系はトイレ付でしたので、この105系にも最近になってトイレが新設されていました。。


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105系は現在であっても新車並みのアコモを有していましたので、廃車にするのは勿体ないような気がしました。。(´・_・`)


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ふと、運転台を覗くと、なんとペットボトルに入れられた何かが・・・



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よく見るとそれは「砂」でした。。


登り勾配で雨天や落ち葉、昆虫のヤスデの大発生などでで空転すると、運転士さんが下車して線路に砂を撒くのです。( ゚Д゚)



今の電車は空転すると自動的に噴霧器で線路にセラミックを吹き付けるのですが、こんなところでも昭和の匂いを感じ取ることが出来ます。。


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モチロン、運転台のメーター類も全てアナログ式で素敵です。(≧▽≦)


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車内に乗客はこの程度でしたので・・・・


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ロングシート車ですが、失礼して朝からビールです。(^^♪

妻には「電車の中でビールを飲む人ってホント最低(=_=)」ってよく言われます。。



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ドアの部分に津波の注意表記がなされているところが、太平洋沿岸を走る路線らしいところですね~。


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それにしても3日後から全て新型車両に置き換えられると言うのに、すれ違う列車はみんな105系で、本当にすべての車両が入れ替わるのかと思ってしまいます。。


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287系との交換もあと3日でもう見れなくなってしまいます。。



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交換待ちで、車外に出てみると、なんとスカートが凹損していることを発見。。

これはもうこの車両が廃車になるので、人身事故等の衝撃で凹損しても修理していない様です。。( ゚Д゚)


せめて人身事故ではなく、鹿など小動物との接触事故であって欲しいのですが・・


そして、対向列車に乗り換えて「乗り鉄」を続けるため、古座駅で下車します。。



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ここは駅舎が観光協会兼モンベルさんのショップになっていました。。


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そして何よりも古座にはコロナ禍以前はカヌーでほぼ毎年訪問していました。

(≧▽≦)



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当時、ずっと一緒にカヌーに行っていた会社の女の子たちは結婚して子供が出来たり、また男性たちも転勤になったりして、いまはもうなかなか会えませんが、みんな元気にしているのかな~(≧▽≦)


古座は私の思い出がいっぱい詰まった街です。。


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そんな古座駅を後にして、乗り鉄を続けます。。。


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クモハ105の主抵抗器。。。


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車窓には大海原が展開します。。(≧▽≦)


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この日は唯一の4扉車105系が走っているとの情報を、三重県にお住いの私が元営業担当だった頃のお客様から頂き、今からその列車をハントするために紀伊日置駅で下車します。。


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パンダ電車を見送ります。。


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なんともう桜が咲いています。。( ゚Д゚)


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オーシャンアロー号ともあと3日でお別れです。。


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やっぱ交換列車は全て105系です。。

本当に3日後に全部が新車に置き換わるとは信じがたいです。。


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その105系4扉車とは那智駅で待っていれば乗車出来る算段です。。


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そして那智駅で下車。。


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ぼ~っと、ホームから見える海を眺めていると、なんと、そのご教示くださったお客様がわざわざ那智駅まで、私の様子を見に来てくださりました。。(≧▽≦)


そして!



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やってきました4扉車!



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よく見なければ先ほどの3扉車との違いを見分けにくいのですが・・


この車両は元常磐線~地下鉄千代田線乗り入れ用の103系モハ103ー1007号車で、なんと東京圏の通勤電車でした。。

1970年に製造され、15年後の1985年に105系化改造され、既に製造から51年が経過しています。。( ゚Д゚)



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また、一昨年までは私のよく利用する和歌山線でも走っていました。。


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車内の雰囲気は私が幼少の頃に乗車していた国鉄103系通勤型電車そのものです。。


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ボロボロ感が半端ではなく、床は錆びで穴が開いて床材は継ぎ接ぎだらけです。。


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車窓には未だ3月の上旬だというのに桜が咲き乱れています。。


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温暖化のせいかと思い調べてみると、「熊野桜」と呼ばれる早咲きの品種らしいです。。


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あと3日で時空の彼方へと散る最期の105系に乗車しながら、暖かい日で、他に乗客もいませんでしたので窓を全開にして、早咲き桜を楽しめたのは本当に良い思い出になりました。。(≧▽≦)   つづく
2021年03月19日 イイね!

高野町石道単独行・里山登山続けています(^^♪

高野町石道単独行・里山登山続けています(^^♪

さてさて、コロナ禍はなかなか終息する兆しを見せませんが、「三密」を避けれて、健康管理も確実にできる地元の里山登山は1ヵ月に6回のペースでずっと続けています。(^^♪





先日は、朝の10時に仕事を終えて帰宅後、12時に自宅をサンバーで出発して高野山へと続く、「高野町石道」の3分の1区間を往復してきました。(^^)



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「高野町石道と言えば、お膝元の高野町様以外にも、スタート地点の九度山町様も世界遺産登録にちなんで観光の目玉として取り組んでおられる重要な観光資源です。。(^^♪



その九度山町様が奨励する「道の駅・柿の郷くどやま」様の大駐車場に車を置いての町石道巡りを実行しました。



九度山町様は世界遺産・高野山「パークアンドライド」も奨励されていて、この駐車場に車を置いて、九度山町を巡り、九度山駅から南海電鉄様利用で高野山へ行かれることも奨励されております。(^^♪



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・・・ということで、無料で駐車させていただくお礼に、先ずは商業施設で飲料とおにぎりを購入 (^^♪


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今日は高野山へと続く町石道の約3分の1を往復します。(^^)


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 3分の1とは180町の慈尊院から136町六本杉までとそこから町石道をそれて丹生都比売神社までです。。


そしてスタート地点の慈尊院と言えば。。。


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高野山をご開山された弘法大師の御母公が、「我が子が開いている山を一目見たい」と香川県の善通寺より訪ねてこられたのですが、当時の高野山は女人禁制でしたので、弘法大師の元には行くことができず、この慈尊院で暮らしておられたという言い伝えが有ります。。


またその弘法大師は月に九度(9回)、高野山からここ慈尊院までお母様に会いに来られたということから、この地は九度山と名付けられたという説があります。



そしてなによりも。。。


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慈尊院は女性のオッパイの味方。( *´艸`)


「女人高野」の称号があるため、子授け、安産、育児、授乳、良縁などを願って乳房型の絵馬を奉納する女性が多く訪れます。


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もうそこら中、オッパイだらけです。。( *´艸`)


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そして慈尊院にはさらに・・・


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「ゴン」という白い犬が祀られています。


お寺の鐘の音が大好きだったので「ゴン」と名付けられたそうです。。(≧▽≦)



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高野山開山にあたり弘法大師は紀ノ川筋の白い犬2匹に道案内をされて迷うことなく高野山に到達できたという伝説が有りますが、昭和60年代に、まさにその伝説の通りの白い犬が現れ、町石道を歩いて高野山まで行く人を誰に指図されることなく、自発的に伴走し案内しました。


朝に九度山を参拝者と共に発ち、高野山までお供して、夜、暗くなってから下山してくると言う日課だったそうです。


ゴンは平成14年6月にこの世を去りましたが、以後も「御大師様を案内した犬の生まれ変わり」として人気が衰えなかったため、この石像の建立と相成ったそうです。

(≧▽≦)



そしてそんなゴンの石像が建ち、オッパイだらけな慈尊院を出発すると早速・・・



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鳥居の有る階段を登り、丹生官省符神社へ参拝となります。。


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神社と日章旗は本当に日本人の心の拠り所ですよね~ ( *´艸`)



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ここにも弘法大師が2匹の犬に連れられている絵が有りました。


ここで、日ごろの無事と家族、地域、祖国の安寧に感謝の意を伝え・・・


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ご覧の様な指導票に従い、高野山・大門方面へと進みます。。


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もう桜が咲いていて驚きました。( ゚Д゚)


温暖化ですね。。


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竹林が有り、その中に見える石柱こそが正に町石です。。。


高野山まで1町毎に1基建植されています。。(^^)



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熊が出没するという表記に脚が竦みます。。( ゚Д゚)



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暫く進んで振り返ると、素晴らしい紀ノ川平野が目前に展開していました。。


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私の自宅もレンズをズームさせると辛うじて見えます。(≧▽≦)


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展望台が有りましたので登ってみました。。


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そこで、快晴の紀ノ川平野をバックに自撮りです。(≧▽≦)


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そこから暫くは眺めの良い景色の中を歩きます。。


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みかん畑や柿畑も現れます。。(^^)



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人間の性善説に立脚したみかんの無人販売所です。。(≧▽≦)



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こちらはよくパンフレットにもなる、紀ノ川平野と町石を題材とした高野町石道の代表的なハイライトシーンです。(≧▽≦)



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千年以上前にご先祖様達がここからこうしてこの素晴らしい景色を眺められていたのかと想像すると、感慨無量です。(≧▽≦)



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電波塔の有るところまで行くと、以後は尾根筋歩きです。。



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鬱蒼とした森があり~の。。


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竹&杉林があり~の。。

変化に富んでいます。。


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榧蒔石なる道標に誘われて行って見ると・・・。


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何のこっちゃ??


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なんだか話の奥が有りそうな・・・( ゚Д゚)


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さらに「雨引山」の道標にも釣られてみましたが・・


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結構急な登り坂で。。。


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頂上はこんな感じで期待とは裏腹に展望が全く効きませんでした。(/ω\)


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町石道に戻りさらに歩き続けます。


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いやぁ、これぞ「いにしえの道」といった感じで、実に快適です。。


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高野杉の林の中をひたすら歩きます。。


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・・・とすると。道が少しなんだか変なところに出ました。。


こここそが、和歌山県の恥!


世界遺産の古道を自分の水利利権のためだけに重機で勝手に掘り起こした輩のせいで、古道が破壊された部分です。。(>_<)


先日、全国ニュースで知りました。(>_<)


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結果、私達の税金を使って補修。。


こんなこと(世界遺産の道を自分の利益のために破壊したこと)は日本でも、世界でも初めての事件らしいです。(-_-;)


犯人は80歳台の老人だそうですが、80歳にもなって自分の故郷に今後ずっと汚点が残ることをするなんて馬鹿過ぎて私の脳ミソでは到底考えられません。。


ただでさえ和歌山県人はあの「毒入りカレー事件」以来、近畿では評判が悪いのですから、これ以上、全国ニュースで和歌山県人を陥れることはしないで欲しいです。。(=_=)


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ここまで気持ちよく歩けたのに・・

ホント全く理解できません。(=_=)


ど~せこんな自分勝手な輩は、車の運転で言えば他人の迷惑を顧みず、交差点で指示器を出さなかったり、高速道路で追い越し車線をタラタラと低速で走る下衆な人間なのでしょう (=_=)


犯人をこの目で見なくても、ほぼそのような人だろうと判りますわ (=_=)


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そのように荒らされてしまった道が、少し整備されていたのが救いです。


現場を見てかなり気分が悪くなりましたが、気を取り直して、登山継続です。。

(´・_・`)


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そして、そこから里へ下りると。。


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丹生都比売神社です。。


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ここはホタルの時季にいつも訪れます。。(^^♪

そしてここでも参拝ののち、日暮れが迫ってきましたので、今来た道を帰ります。。


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それにしても素晴らしい癒しの風景です。。


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先ほどの紀ノ川平野の見える柿畑まで戻ると、もう影がかなり長くなっていました。。

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