60歳になった日・・・
妙義2大神社に今までの無事に感謝し、これからの健康をお祈りした後は、本日のメイン行事である碓氷峠の、信越本線廃線跡に向かいました。
(^^♪
そして、本日のウォーキングの拠点となる、碓氷湖の駐車場に W213 E220d を留めます。(^^♪
11月の中旬ですのでもう紅葉は無いのかと思っていましたが、温暖化のお陰?で、紅葉真っ盛りに来ることが出来た様です。(^^♪
因みにここの気温は20℃で、汗ばむくらいという異常っぷりです。(;゚Д゚)
お天気は快晴で、プチハイキングには打ってつけです。(≧▽≦)
碓氷湖の周囲には散歩道が整備されていますが、私達は信越本線の廃線跡に行かなければなりませんので、湖の周回はスルーします。(;_;)/~~~
湖の少し上のいかにも線路跡らと判るところから線路跡のハイキングコースに入ります。(^^♪
この廃線跡は、「アプトの道」と呼ばれています。
その昔、日本で唯一、ラックレールを使用した「アプト式」と呼ばれる方式の山岳鉄道が敷設されていた事に由来します。(*´▽`*)
早速、トンネルが有り、気分が盛り上がります。(^^♪
線路脇から線路内に生えてきた木が、もうこんなに大きくなっている事に、時の経過を感じます。(*´▽`*)
私は若い頃から「乗り鉄」を趣味にしていましたので、ここにまだ列車が走っていた頃に高校生の時から通算10回(うち3回は夜行列車)は通過したことが有りましたが、まさかここが廃線になり、還暦を迎えた自分が妻を従えて廃線跡ハイキングに訪れるとは夢にも思っていませんでした。(^_^;)
歩き続けると、またまたトンネルが現れました。(^^♪
関西で言うなれば、宝塚付近。生瀬駅~武田尾駅間の福知山線廃線跡みたいな感じですね~(*´▽`*)
こちらのトンネルは観光資源として整備されていますので、内部に照明が設けられていて、歩き易いです。(^^♪
現実離れした空間が新鮮です。(^^♪
短いトンネルが連続します。(^^♪
トンネルとは言え、線路跡の勾配は国鉄粘着鉄道線路最大の66.7‰も有りますので、歩くには結構体力が要ります。(;゚Д゚)
建造物マニアの妻にも気に入ってもらえた様で一安心です。(*´▽`*)
35分ほど歩くと、有名な「めがね橋」に到着しました。(^^♪
ここは勾配が少し弱い感じがしました。(^^♪
若い頃に、ここをEF63型電気機関車にプッシュプルされた普通列車や急行列車乗り、通過したことが、つい昨日の事かに様に思い出されます。(^^♪
「踊り子型」185系のグリーン車を無料開放して普通車代用とした長野発高崎行普通列車で窓を全開にして通過したのが最大の想い出です。(*´▽`*)
山は紅葉に覆われていて、素晴らしい景色が展開します。(^^♪
向こう側には信越本線の下り新線の廃線跡の橋梁が見えています。(^^♪
下を見下ろすと眼鏡橋を見物に来た観光客が多数居るのが見えます。(^^♪
私達も後ほど軽井沢へ帰る際に立ち寄りたいと思います。(*´▽`*)
それにしても、凄い紅葉ですね~(*´▽`*)
帰りは来た道をそのまま折り返します。(^^♪
煉瓦造りのトンネルが歴史を感じさせてくれます。(^^♪
側壁に工事のおっちゃんが列車を退避する穴があけられているのもとてもリアルで興奮します。(≧▽≦)
往路は気が付きませんでしたが、何やらお洒落なショップが有るみたいですね。
(^^♪
雑貨屋さんの様です。。。(*´▽`*)
フクロウやムササビなど森の小動物を題材とした可愛い雑貨を扱っておられました。(^^♪
雑貨屋さんに立ち寄った後も、廃線跡を歩き続けます。(^^♪
素晴らしい紅葉の下、清々しい気分で歩きます。(^^♪
約1時間半の行程で駐車場に戻った後は、車で先ほどの眼鏡橋の麓に向かいました。(≧▽≦)
平日だと言うのに、結構な数の車が停まっていました。(^^♪
土日だとエライ目に遭った事でしょう。(;゚Д゚)
やはり「めがね橋」は下から見るとド迫力です。
現役時代は「撮り鉄」の絶好の撮影場所だった事でしょう。。(^^♪
さてさて、ここからは碓氷峠を越えて、軽井沢に戻ります。。
紅葉の中、パフュームアドマイザーの森林の香りに包まれた車内で、ブルメスターサウンドによるジョージウインストンの「Autumn」を聞きながら走る事に、この上もない心地よさを感じます。(*´▽`*)
いやぁ、本当に W213 E220d はこんなシーンのために有る車だと思いますし、季節を感じるドライブに最適な車で、ハンドルを握ることで、この上もない「走る悦び」を感じる事が出来ます。( *´艸`)
妻も、本当にこの車でこんな奇麗な紅葉の風景の中をドライブ出来ることがこの上もない幸せだと言ってくれますので、60歳の還暦記念に今回の長距離ドライブを設定して本当に良かったと感じています。(*´▽`*)
そして、軽井沢の街を越えて、旧碓氷峠・見晴台へとやってきました。(^^♪
未だ15時台だと言うのに日は随分傾いています。(^_^)
紅葉の山々の向こう側に午前中に訪問した妙義の厳めしい山々が見えています。(^^♪
なにやら「たん瘤」の様な山も見えます。(^_^)
おそらくあれは裏妙義の烏帽子岩でしょう。。。
山屋の過去の記憶が蘇ります。。
30歳代の頃に私の山の師匠2人と丁須ノ頭を経て登った事が有ります。
丁度その日に通過した「鷹戻し」で私達がクリアした直後に雨が降り、後から来た横浜から来られた2人組が滑落してお亡くなりになられるという衝撃の事件が有りました。
あれから30年余り・・・・
時空を超えてご冥福をお祈り申し上げます。
まだ息子と娘が小学校にも行かない頃に、私がそんなお馬鹿な命懸けをした登山をしていたなんて妻は知りません。。
知ったら離婚されていたかもしれませんね。。(^▽^;)
取り敢えず、今はこうしてここから妻と紅葉の山々が見れるのが幸せです。
(*´▽`*)
軽井沢地区のシンボル・浅間山の山頂付近には雲がかかっていました。(^^♪
つづく