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2013年09月13日

クラウンロイヤル 試乗記

クラウンロイヤル 試乗記 大変ご無沙汰しております。

約一ヶ月もみんカラをお休みさせて頂き
かなりネタがたまって参りました。
大連旅行記、納車、クラウン試乗記・・・
また少しずつ書いていきたいと思います。



今回はクラウンの試乗記を書かせて頂きます。


去る9月5日、2GR-FSEエンジンのリコールが発表されましたが
私のISも見事に該当していましたので修理に出すことになりました。
その間の代車がクラウンというわけで、貴重な体験をすることができました。
※以下は完全に主観に基づいて書いております。ご不快を感じるような部分もあるかもしれませんがご容赦下さい。
※写真が表示されない場合は再読み込みしてください。


今回お借りしたクラウンはこちら。



クラウンロイヤル 2.5ロイヤルサルーン

エクステリアは普段コンパクトなISを見慣れているせいか大きい!
全体的にボリューム感のあるエクステリアです。
ISはセダンとしてはどちらかと言えばシャープな感じですが、
クラウンはまさに重厚感たっぷりの「セダンの王道」のようなエクステリアです。





エクステリアといえばまず気になるのがこちら。
昨年末にモデルチェンジしたこのクラウン、
この「攻めた」フロントマスクは賛否両論ありますが、
実物をじっくり見てみるとなかなかいい感じです。

写真ではあまり分からないのですが、かなり「立体的」な雰囲気があり、
高級感がうまい具合に出ていると思います。
確かにぱっと見はかなりびっくりするデザインですが、
見慣れると不思議と「ロイヤル」の雰囲気にマッチしていると思います。





リアはフロントに比べかなりコンサバな作りです。
とても上品な雰囲気。
いかにも「日本の高級車」といった感じで、とても
荘厳な感じがします。



次はインテリアへ。



メーターおよびインパネは液晶画面を多用しており、
スイッチやボタンの多いISの運転席とは
だいぶ雰囲気が異なっています。
以前のクラウンはボタンの数がとても多いイメージがあったのですが、
このインパネではボタンがあまりありません。
ただ個人的にはタッチパネルよりハードキーの方が
前を向いたままのブラインドタッチがし易く
安全性にも繋がると思うのですが、その辺りをどう工夫しているのかが気になります。





メーターはオーソドックスな2眼式メーターです。
メーターそのものはとてもくっきりとしていて見やすいのですが、
気になったのが数字の大きさ。
この大きさのせいでメーターの針の動きが少し見にくかったです。





このグレードには8インチのナビが標準装備されています。
ナビそのものは画面も綺麗でとてもくっきりているのですが、一つ問題が・・・

写真を見てお分かりいただけるかと思いますが、
ナビの画面がインパネとツライチになっていて太陽の光を遮るものがなく、
そのため太陽光が容赦なく画面に映り込んでしまい
見にくくなることが多々ありました。
ISだと画面そのものがインパネ少し奥に入っているので
光が映り込むということはあまりないので、少し気になりました。


またナビの下に装備されているトヨタマルチオペレーションタッチ。
今回のクラウンから装備された先進的な装備ですが、とても操作し易いです。
私はタッチパネルよりハードキー派なのですがこのタッチパネルは
表示が大きく分かりやすく工夫されており、
ぱっと見でもすぐ目的のボタンを見分けることができました。
反応も鈍すぎず敏感すぎずちょうどいいぐらいにセッティングされていました。

ただこちらも上のナビと同じ問題点が。
やはり太陽光が映り込んで画面の左半分がとても見えにくかったです。
この映り込みさえなければ・・・





全体的にインパネ、ドアトリムは上部分に木目が、
下の部分にベージュの合皮があしらわれています。
木目が少しプラスチッキーなのが気になりますが、
全体的には上品な感じで纏まっていると思います。
ISと比較するとリラックスした雰囲気があります。





シートはフロント、リヤともしっかりと作られていました。
フロントはISに比べると柔らかめな作りになっていて、
かなりリラックスして運転することができました。

リヤシートも広大で広々としています。
リヤも少し座ってみましたが、柔らかいながらもとても芯のある座り心地で快適でした。
後席もしっかり重視されているのはさすがクラウンです。





助手席のサイドにあるパワーシートのスイッチ。
こういったものも後席も重視しているクラウンならではの装備ですね。



さてエクステリア、インテリアの次は走りのインプレッションをしてみたいと思います。



プッシュキーを押すとエンジン始動。
アイドリングはさすがクラウン、とても静かです。


アクセルを踏み込むと、踏み始めに不感帯のような部分があり
ワンテンポ遅れてグイッと加速していきます。

まるでアクセルと加速の間に何か一枚挟んでいるかのような感じです。
ここはアクセルと加速がリニアに繋がっているISとはだいぶ異なっています。
おそらくギア比なども関係しているかと思われますが、よく言えば柔らか、
悪く言えば緩慢な加速の仕方です。
以前試乗した同じエンジンを使っているIS250はリニアな加速でしたので
このあたりは車の性格がはっきり出ていますね。

そのまま高速にも乗ってみましたが、なぜか90kmぐらいを超えると
加速がかなり鈍くなってきます。
ISの場合だと0㎞から100㎞それ以上までも
同じぐらいの加速度が続いていくのですが、
クラウンの場合、90㎞ぐらいまでの加速度と
それ以上の加速度がかなり異なります。

奥まで踏み込めばしっかり加速しますので、
こちらもおそらくセッティングの違いだと思いますが、
かなり面食らってしまいました。


ハンドリングもエンジンのセッティング同様まったりした感じです。
あまり路面からのインフォメーションはなく、少し宙に浮いているような感じがします。
こちらも慣れるまで少し戸惑いました。

乗り心地は柔らかめ。
ただ単にフワフワというのではなく、柔らかいながらもしっかりコシのある乗り心地で
一般道から高速までとても快適でした。
ブレーキの効きは必要十分。
高速からのブレーキングもとてもしっかりしていて、
IS同様の運転でも不安に感じることはなかったです。


と、高速、一般道を約40㎞走った私のクラウンの印象はこんな感じです。
ISと比べて運転操作全体的に制御が入っている感じで思い通りに走ることができず、
運転していて楽しいといった感じはあまり感じませんでした。
また外部からのインフォメーションが少ないので、飛ばすとかなり状況が掴みにくくなり、
あまり飛ばすと少し怖くなりそう。

ただこれはあくまで車の性格の違い、好みの問題だと思います。
良い悪いではなく、どちらが好きかによって評価はがらりと変わるのではないでしょうか。



最後になりますが、試乗前には私のISとクラウンは
同じプラットフォームということもあり、
乗り味に何か共通するものがあるかと思いましたが、全く別物だったことに
驚きました。
やはり車というものは乗ってみないと分かりませんね。

いつもながら貴重な体験をさせて頂き、レクサス高松のスタッフの皆様には感謝です。
この場を借りて御礼申し上げます。



ブログ一覧 | 試乗記 | クルマ
Posted at 2013/09/13 20:23:45

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この記事へのコメント

2013年9月13日 20:50
こんばんは♪

なかなか、クラウンも良さそうですね(^_^)v
ただ、我々にとっては比較がISになっちゃうんで、どうしてもモノ足りなさ?が際立っちゃうのかも!?

大連旅行記、納車のお話も楽しみにしてます(≧∇≦)
コメントへの返答
2013年9月14日 14:27
2350さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

クラウン、流石はよく考えられているな~と
思われるところが随所にありましたが、反面ドライバーズカーとしては少し物足りないところもありました。でも総じてとてもいい車だな~と思ったのが正直な所です(*^_^*)
やはり自分で運転するのならISかな、と思います♪

ありがとうございます♪
また少しずつアップしていきたいと思いますので、よろしければまたお越しくださいm(_ _)m
2013年9月13日 21:07
こんばんは♪

このお顔は個人オーナーをターゲットにしたお顔のようですね。
アコード・SAI‥攻めのお顔がトレンドでしょうか‥?
いいと思います(*^_^*)

今春、代車でロイヤルサルーン(前の代)に乗りましたが、高速の継ぎ目の衝撃がなく、とても乗り心地が良くて、
「いつかはクラウン」のCMって本当の事なんだな~と思いました。
コメントへの返答
2013年9月14日 14:30
りらこりらさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

ほんと最近は攻めのフロントマスクがトレンドですね。
もしこの車が覆面パトカーになるとかなり恐いと思います(笑)

おっしゃるとおり乗り心地は凄くよかったです♪高速の継ぎ目もとてもうまくいなしていました(^o^)
「どれだけ快適に移動できるか」を主眼に置かれているのが流石クラウン!だと感じました(*^_^*)
2013年9月13日 22:25
こんばんは☆
同じくリコール通知が来たHyperです。

エクステリア、インテリア、走り、
どれも的を射たレポートに感心しました。
主観と書かれてますが、
好みや偏りを感じない客観的な内容だと思います。
説得力があります。

2枚目のフロントの写真を見てると、
コアラのイメージが・・・
ピンクのコアラなら可愛いですねw
コメントへの返答
2013年9月14日 14:35
Hyper MWSさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

お褒め頂きありがとうございますm(_ _)m
そうおっしゃって頂くととてもうれしいです(*^_^*)
インプレッションを書くとどうしても自分の好みや嗜好が出てしまうのですが、私自身、車が好きですのでどんな車でもやはり良いところを見つけたくなってしまいます(笑)
クラウン、ISとは方向性の違う車ですが、
とても快適で居心地のよい車でした♪

Hyper MWSさんもリコールだったのですね、
今回のリコールも改修工事に丸一日かかるみたいです・・・(泣)
一日愛車がいないと寂しいですね。

確かに!コアラのイメージがぴったりですね(^o^)
ピンクだとかなりチャーミングな雰囲気になりそうですね♪
2013年9月14日 2:11
こんばんは。

私もIS350乗っていた頃、バルブスプリング交換という大掛かりなリコール作業で入庫しました^_^

今になってもリコールあるのですね(;^_^A

現行クラウンも大分見慣れました。
ゼロクラウン以降は、昔の船酔いするような乗り心地ではなくなり、スタイリングもシャープになりましたよね^_^
むしろ今やクラウンはアグレッシブすぎると感じる位です(;^_^A
コメントへの返答
2013年9月14日 14:38
有栖☆さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

前回のバルブスプリングに続き、今回もかなり改修に手間がかかりそうなリコールのようですね・・・
個人的には正直にリコールを発表してくれるのはありがたいですが、一日愛車はいなくなるのは寂しいです(泣)

ゼロクラウン以降のクラウンはかなりシャープでアグレッシブな車になりましたね(*^_^*)
おっしゃるとおり、現行クラウンはエクステリア、インテリアともかなりアグレッシブになっているなと思います♪タッチパネル式のスイッチなどはかなり先進的ですね(^o^)
2013年9月14日 6:53
お早う御座います♪

珍しいインプレですね、Ron350 さんがクラウン(0v0)

>アクセルを踏み込むと、踏み始めに不感帯のような部分があり、ワンテンポ遅れてグイッと加速していきます

・・・そうそう、そこでつ、以前代車でアリオン。
アクセルオン・オフで、20分も走ると車酔いにw
もしもTHS-IIのHVに乗った事があれば解ってもらえると思うのですが、走行中、アクセルオフからオンに移る瞬間から駆動輪にタイムラグ無しにトルクがかかって前に出て行く間隔に慣れてしまうと、アクセルオンから駆動輪にトルクが掛かるまでのあの一瞬のダレ、は辛いのでつ。
新型クラウンの2.5HVなら、ここの部分がダレないので、恐らくIS乗りの方にも気持ち悪さを感じさせないと思いまつ。是非、HV仕様のほうも試してみてくらさい。。。。(^o^)/
コメントへの返答
2013年9月14日 14:44
Super Cityさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

リコールの代車で借りたのですが、こんないい車いいの!?とテンションが上がりっぱなしでした(笑)

確かにタイムラグは違和感を感じましたが、
逆を言えば加速感がまろやかになって同乗者に不快感を与えない仕様なのかも?と思いました。このあたり、同乗者のこともしっかり考えているクラウンらしい設定なのかもしれませんね。

なるほど、HVだとかなりそのあたりのタイムラグがあまりないのですね♪
HVシステムも年々改良されているし、そのうち完全スポーツ使用のTHSも出るかもしれませんね。
ぜひ機会があれば2.5HVのクラウンも試乗してみたいです(*^_^*)
2013年9月14日 8:44
おはようございます♪

詳細のレビューを有難うございます。

私も試乗しましたが、全く同感です。
トヨタの最上級セダンなので質感、走りに対する期待が大きいですからねー。

画面への写り込み、気が付きませんでしたが、言われてみればそうですね。この辺りは使う頻度が高いだけに大事な部分だと思います。
助手席サイドのパワースイッチはあると本当に便利です。

しかしディーラーも良い代車を貸してくれるんですねー。内のDはせいぜい古いGSかISです^^


コメントへの返答
2013年9月14日 14:51
T-Squareさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

こちらこそ、お読み頂き本当にありがとうございますm(_ _)m
なかなか思い通り書くことができずにいますが、読んで頂けると本当に嬉しいです♪

おっしゃるとおり、トヨタのフラッグシップですから特に走り、乗り心地などは気になってしまいます(*^_^*)
走りは正直リニア感は薄かったですが、乗り心地は凄くよかったです(^o^)これだけリラックスして運転できたのは久しぶりでした♪

私自身、計器好き(?)ということもありスイッチの配置や見やすさがどうしても気になってしまいます(笑)最近は液晶を多用したインターフェースが多いですから、映り込みが大きな課題になってくるかもしれませんね。
助手席のスイッチは同感です!
これはISにも欲しい装備ですね(*^_^*)

うちのDもブライドだったりカローラだったり、多種多様の代車です(笑)
でも乗ってみたい車に当たると嬉しくなってしまいますよね(^o^)
2013年9月14日 8:47
こんにちは。

クラウン試乗記、楽しく読ませていただきました!
あの「攻めた」フロントマスク、確かに賛否両論ですが、他メーカーの数歩先を行きたい思いは伝わってきますネ。

クラウンはやっぱりクラウンな走りで、しっかりクルマ毎の個性と伝統を持った作り込みをされているのですね。

コメントへの返答
2013年9月14日 14:55
いばらき発おバカな夫婦♪さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

お読み頂き本当にありがとうございますm(_ _)m本当に拙い文ですが、読んで頂けるととても嬉しいです(^o^)

今回のクラウンは伝統を守りつつ、先進さも
織り込んでおりおっしゃるとおりトヨタの意気込みを感じる車になっていると思います♪
クラウンに乗るととても落ちつくのはやはり日本人だからなんだろうな~と感じました(笑)
2013年9月14日 12:58
こんにちは♪
ひと昔前までは、トヨタ車は同じコンポーネントならば逆に面白いくらい走りの味付けは同じだったのですが、最近は細かいところまでキャラクターを活かした味付けをしてますね。
クラウン、中でもロイヤルシリーズならば、極力柔らかい味付けがなされているんでしょうね。
それでいて、走りの核を出そうとしている、と感じます。
アスリートシリーズだともっとIS号に近くなるのでしょうか……興味がわきますね♪
コメントへの返答
2013年9月14日 14:59
いったん@3S-soulさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

確かに!コンポーネントが共通化していると
味付けも似てくるのかな?と思っていたのですが、本当に全く違った車に仕上がっていることが驚きでした(*^_^*)さすがトヨタ!だと
改めて感動しました♪

クラウンロイヤル、確かにISほどリニア感は重視していませんがその反面、同乗者の乗り心地などもしっかり考えられており、しっかり考えられているんだな~と感じました♪
確かにアスリートだともう少しIS寄りなのかもしれませんね。
機会があれば一度試乗してみたいです♪

プロフィール

「RC FとRAV4PHVの加速感の違い http://cvw.jp/b/910066/44737403/
何シテル?   01/05 10:39
長年の念願だった、そして私とって究極の1台であるRC Fを所有しています。 仕事用快速営業車としてRAV4 PHV G“Z”(納車待ち)を そして嫁さん...
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