
RC Fの契約から約1ヶ月半、
納車まで(早くて)あと2ヶ月・・・
もしかして首の長さが本当に伸びたんじゃないか?
と思うぐらい待ち遠しくまっているところです(笑)
さて本日はタイトルの通りRC Fを契約する前に不安だったことを3つ、
書いてみたいと思います。
①運転しやすさ
私自身今までの愛車はだいたい300馬力前後が多く、
今回のRC Fのように500馬力弱の車に乗るのは初めて。
それがあって「街中でじゃじゃ馬過ぎて乗りにくいのでは無いか?」、
「馬力がありすぎてすぐスピンするのではないだろうか?」という心配がありました。
この不安を担当SCさんに伝えたところ「乗りにくさは全くないですよ。RC Fそのものの
試乗車は無いですが、走行性能がよく似たLC500を試してみてはいかがですか?」と
アドバイスを頂いて
以前書いたとおりLC500を試乗させて貰いました。
LC500自体は候補には入らなかったのですが、その走行性能は十分に味わうことができました。
結論として不安は全くの杞憂に終わりました。
アクセルと加速がとても気持ちよくシンクロしていて、
ちょっと踏み込んだから明後日の方向にぶっ飛んでいくような全く事はなく、
今までの300馬力級の愛車とよく似た感じでとても乗りやすいです。
ただ違うのがちょっと深く踏み込んだ時。
今までの愛車であればシートに押しつけられるような感覚ですが、LC500の場合、
まるで飛行機が離陸するような、もっと言えばワープするような加速でした(笑)
(ワープしたことが無いので具体的には書けないのですが・・・)
助手席の嫁さんも何かに捕まっていないと飛んでいきそうとのこと。
これはまずい、と思って急いでアクセルを戻しましたが
今まで味わったことの無い異次元の加速でした。
その加速の際も例えばスピンしそうな不安定な挙動を示すことも一切無く、
車の方はまるで鼻歌を歌いながら「こんな加速、楽勝!」という声が聞こえてきそうな様子で
余裕綽々に悠々と走っています。
街中でじゃじゃ馬すぎて扱いにくいということは全くなく、
普段は「今までの300馬力級の愛車+α」、ちょっと踏みこむと「異次元の」加速を
味わうことができる車でした。
(というより300馬力級の愛車でもフルで踏み込んだことは殆どありません・・・)
RC FのHPのトップページにはこういう記載があります。
via:https://lexus.jp/
「誰もが笑顔になれる」をめざしたスポーツカー
本当にこの通り、ハイパワーですが扱いにくさなどは一切感じさせない車だと思います。
②メーター
via:https://lexus.jp/
こちらはRC Fのメーター。
独特ですがとてもかっこいいメーターです。
ちなみに私が今まで所有していた車はほぼ全て「2眼式メーター」です。
こちらはIS350。
こちらはWRX STI(D型VAB)。
ちなみにIS350のメーターは精巧な時計のように綺麗なメーターでした。
綺麗に噴け上がるエンジンにシンクロして回るスピードメーターやタコメーターは
とても綺麗ですし、そして見やすかったです。
WRX STIの方はとてもスポーティ。
フルスケールメーターは凄く気合い(?)が入りますし、真ん中の液晶に常時表示されている
DCCDの表示が「STIの乗っているな~!」という満足感や嬉しさに繋がっていました。
ちなみに余談ですが、個人的にこういった2眼式メーターは「見やすさ」という点で
とても理にかなった配置だと思います。
スピードもすぐ把握できますし、またガソリン残量や各種警告灯もとても分かりやすい。
最近は真ん中に液晶を設置してそこに多彩な表示をさせるような車が多いですが、
スピードと同時に、安全装備の警告(例えばレーンデパーチャーアラート)などを
すぐ把握し車の状態を確認することができます。
このNX300のメーターなどがそうですね。
しかしながらRC Fは全く異なるタイプのメーターです。
(MC前のカタログから抜粋)
こんな感じで一番右に小型のアナログフルスケールメーター。
そして真ん中に大きなタコメーター、そしてその中にスピードメーター、シフトポジションに加え、
TVDなどの走行機器に関する表示。
そして一番左にも同じ各種表示。
こちらは車の状態に加え、ナビやオーディオ関連の表示もあるようですね。
アナログフルスケールメーターと警告灯以外は全て液晶です。
「ジェット機をイメージした」とPVで紹介がありましたが、第一印象は確かに「かっこいい!」の一言。
最近の戦闘機や旅客機はグラスコックピットと言いアナログ計器を増やすのではなく、
液晶に情報を集約して表示させるタイプが増えているようですが、
まさにそのコンセプトで設計されたメーターだなと思います。
(フリー素材より)
ただグラスコックピットの場合、万が一のバックアップとして最低限のアナログ計器を残しておくこともあり、RC Fの場合、
それがアナログのフルスケールメーターのことではないかと。
フルスケールメーターですが、正直一般道であまり実用になるとは思えないです。
小型な上に340㎞刻みですから、一般的な高速道路でも針は9時の位置にあり、
やはりスピードを把握するには
真ん中のデジタルメーターが主になると思います。
ただ全面液晶にするのもちょっと味気ないので、
一番右にアナログメーターを残すデザインにしたのかな?と個人的に思ったりします。
しかしここまで液晶表示が多い先進的なメーターは初めて、
そしてカラフルで目が疲れやすくないかな?という不安がありました。
ということでたまたま中古のCPOになる予定のRC Fがあったので、
担当SCさんにエンジンをかけてもらって運転席に座らせてもらいましたが、とても見やすく、
あっという間に不安は消えました。
カラフルな分、情報が色分けされて見やすくなっており、またコントラストも高くかなり日光が入ってくる時間帯でしたが、
コントラストが低下して見にくくなるということは無かったです。
そしてまさに「グラスコックピット」のとおり情報がうまく集約されて一目で色々な情報が見やすくなっていました。
そしてやはり何よりかっこいい!(笑)
ということでこちらは実車を見させてもらい無事不安は解消されました。
フル加速している時のメーターの動画です。
ちなみにこちらがメーターについて解説した動画(PV)です。
③クーペであるということ
3番目はこの話しですが、よく考えたら一番これが大事ですよね(笑)
RCの流麗な美しさに一目惚れしてしまった私ですが、よくよく考えてみると
私自身クーペに乗るのは初めてで、
「後ろの席が狭いのは大丈夫だろうか?」とか
「乗り降りのしやすさ、そして足下の広さはどうなんだろうか?」という心配がありました。
もしクーペが無理そうだったら第2候補のGS Fも視野に入れていましたが、
やっぱり一目惚れしたRC Fに乗りたかったので同じボディであるRC300hの試乗車で
しっかり確認することにしました。
まず乗り降りのしやすさですが、確かにSUVであるNX300よりは少し乗り込みにくいですが、
WRX STIと比べるとほぼ同じといってよくそこまで乗りにくさは感じませんでした。
そして意外な長所だと感じたのが足下の広さ。
足下が広くて足をしっかり伸ばすことができ、
ゆったりかつしっかりとした姿勢を取ることができました。
助手席の嫁さんも同じく足下が広くゆったりできるとのこと。
やはり運転席、助手席メインに考えられているクーペならではの長所なのでしょうね。
そして後席は狭い、これはしょうが無いのですが以前も話したとおり、
私の場合後席に人を乗せること殆どなく、
殆ど荷物置き場になっています。
そう考えると今までセダンでしたが、別にクーペでも大きな問題が生じることはなさそうです。
(後席に人を乗せるときは、ヴェルファイアにすればいいというのもあります。)
しかもトランクはセダンと同じくしっかりとした容量がありますので、旅行の際のトランクも
しっかり積めるでしょう。
そしてこれはRC、LCの試乗で感じたことですが、やはりクーペだと
ボディ剛性が半端なくしっかりしているなと素人の私でも感じます。
まるで背中の後ろが車の最後尾部分になったかのようにハンドルにしっかりついてきますし、
また路面の凹凸を乗り越えた場合のボディの揺れも凄く穏やか。
勿論セッティングもあるでしょうが、クーペならではの長所もたくさん見つけることができました。
ということでこの点も問題なし、というか当初のとおりRC Fで決定!ということになりました。
今回のRC Fですが、愛車紹介にも書いたとおり私にとっては「究極の1台」であると同時に、
今までの車の概念とは異なるところも多数ある車です。
勿論100%自分の好みの車というのは存在しませんが、日常使いから長距離ドライブまで
しっかり運転でき、そして頼りにできる車であるということを改めて確認し、
安心して契約することができました。
そして何より憧れの「F」であるということも大きいです。
これがあれば少々の事も許せちゃいますね(笑)
ということで契約前のちょっとした話しを書いてみました。
さて納車まであと首が何㎝伸びるでしょうか?(笑)待ち遠しい日々を送ることになりそうです。
via:https://lexus.jp/