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Ron Fのブログ一覧

2013年05月21日 イイね!

新型IS 試乗記

新型IS 試乗記本日は6ヶ月点検&ドライブレコーダーの
取り付けのためディーラーへ行ってきました。

そして新型ISの試乗もして参りましたので、
レポしたいと思います。






今回の試乗、ディーラーのご厚意でなんとIS250とIS300hの両方を
試乗させて頂くことができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
まずはこの場を借りて最初にディーラーのご厚意に厚く御礼申し上げます。


※以下は完全に主観に基づいて書いております。ご不快を感じるような部分もあるかもしれませんがご容赦下さい。



まず最初はIS250 Version.Lです。
ボディカラーはプラチナムシルバーメタリック、インテリアはブラックです。
※画像が表示されない場合、ページを再読み込みしてみて下さい。



エクステリアは私のIS350 Version.F(以下、従来型)に比べ大きく変わりました。

スピンドルグリルを採用したということもあり、かなりアグレッシブ。
遠目からでも一目で「ISだ!」と分かるぐらい存在感があります。

従来型はよく言えば清楚でマッスルな感じ、悪くいえば
少し存在感が薄いかも、といった感じですが、
新型はよく言えば存在感がバリバリ、
悪くいえば好き嫌いがはっきり分かれるエクステリアだと思います。

あとシルバーのような淡色だと、ヘッドライトとデイライトの隙間が
かなりはっきり見えますので、個人的には後で紹介する
ブラックのような濃色が似合うような気がします。



ヘッドライト部分のアップです。



近くで見るとかなりの迫力ですね。
「目力」を凄く感じます。



リヤも大きく変わりました。



従来型のふっくらした形からかなり直線的なデザインになったと思います。
個性的なフロントに比べるとリヤはコンサバな雰囲気。
マフラーカッターもかなり大きめの物が装備されています。



リヤのライト部分のアップです。



L型のLEDがとても綺麗ですね。


先にも少し書きましたが、エクステリアは従来型に比べ大きく変わりました。
従来型は例えるなら清涼なミネラルウォーターな雰囲気ですが、
新型はかなり濃厚なジュースといった感じです。
押し出し感は外国車にも全く負けていない雰囲気が漂っています。

反面、従来型が持っていた清楚な雰囲気、色気がある雰囲気は
あまり感じませんので人によってはかっこいい!と言う人もいれば
そうで無い人も、と分かれるのではと思います。



さて、次はインテリアを見てみます。

インテリアもエクステリア同様大きく変わっています。



かなりハイテクな雰囲気です。
ドリンクホルダーの蓋が無くなりましたがそんなにチープさは感じません。
リモートタッチとシフトレバーが並列に並んでいる様子は
まさに新世代レクサスといった感じですね。

室内そのものはとても広く、明るくなっています。
ここは従来型のISとは比較になりません。後席に座ってもかなり体の自由が効きます
従来型の特徴でもあったタイト感はなくなり、かなり「セダン」な感じです。

シートも見た目は薄くなりましたが、座り心地は悪くありません。
体にいい感じにフィットしてくれます。





ナビも7インチのままですが、とてもコントラストが高く見易い液晶です。
少し枠が目立ちますが、枠一杯の大きさの液晶にすると
見にくくなると思いますのでちょうどいい大きさだと感じました。

ただ、気になったのはアナログ時計が存在感ばりばりということ。
ナビの視界には必ず入ってしまって、少し気になりました。
もう少し目立たなくしてもいいのでは?と思います。



この車はディーラーオプションのプレミアムクロック タイプLが装備されていました。



これは綺麗だと思いますが、個人的にはう-んといった感じです。
かなり派手に目立つというか、あまりISのキャラクターには
合っていないような気がします。
思い切ってタグホイヤーなどのスポーツブランドの時計を付けた方が
似合うかもしれません。



インテリアで最も気になったのはここのエアコン&オーディオ部分の質感。



かなりプラスチッキーな感じです。
素材が関係しているのかどうか分かりませんが、
エアコンの温度調整をすると手の跡がすごく目立ってしまいます。
う~ん、ここはすぐに傷が入りそうな感じです。

オーディオも試してみました。
この車はマークレビンソンでは無く標準仕様のオーディオですが、
かなり重低音を感じました。少しズンドコ仕様?



こちらはメーター。



Fスポーツでは無いので通常の2眼式メーターですが、
とても見易いと思いました。

ただ、写真でも分かるとおり日差しが強いとかなりメーターに映り込みます。
日差しが映り込むとメーターそのものの見やすさは問題ないですが
真ん中の液晶は少し見にくくなります。


最後に気になったのがドアの閉まる音。
従来型は「ドゥム」といった感じでしっかりした音がしていましたが、
新型は軽い音になりました。
少しドアが薄くなった感じがしましたので、その為かもしれませんね。

インテリアについては全体的にコストダウンが少し目立ち、
厳しい評価になってしまいました。

マークレビンソン仕様だともう少し印象が変わるのかもしれませんが、
標準仕様は少し残念です。



では運転席に座って発進させてみましょう。

まず感じたことは乗り心地がとてもいいこと。
従来型のISだと容赦なく揺れが伝わってきていますが、
とてもしなやかな感じで、道路の凹凸をサスペンション+ボディで
しっかり受け止めているようです。

まるで車格がひとまわりあがったよう。

ただその代償というのでもないのでしょうが、
タイヤと路面がつながっているような接地感、ダイレクト感は少し薄くなりました。
ハンドルと車体の動きが少し繋がっていないような・・・そんな感じでしょうか。

少なくとも従来型のように、ハンドルで、そしてシートのお尻で路面を感じる
ような感じではなかったです。

パワーは必要十分、V6の気持ちいいふけ上がりを味わうことができます。


まずはこの新型IS、乗り心地、ハンドリングについては
とても高い次元で両立していると思います。
ただいまいち少し印象が薄いかも・・・Fスポーツはどうかなと気になります。



さて次はIS300hの試乗に移りましょう。
こちらはFスポーツ。私の好きなスポーツグレードということで、
俄然期待が高まります。




黒、なかなかかっこいいですね。
黒だと全体的にとても締まったような感じになり
かなりいい雰囲気です。


そしてFスポーツの特徴の一つとも言えるメーター。



カッコイイのですが・・・私は個人的に先程の2眼メーターが好みです。

何故かというと写真でも分かるとおり太陽が映り込むと
コントラストが下がり少し見にくくなります。
もう少し液晶のコントラストを上げた方がいいのでは、と感じます。




スイッチでリングが左右に動くのですが、「ウィーン」と
ワイパーのような音がするのが残念。


そしてもう一つ、気になっていたのがFスポーツのシート。
とても座り心地がよく良い感じに体を包み込んでくれます。
ホールド感は従来型の方が少し上ですが、こちらは座りやすく作られており、
頻繁に乗り降りする際にも不便は感じません。

ただ、革ではない標準シートだとシートメモリーが運転席、助手席ともに
装備されていないのがとても残念。
これは是非装備して欲しかったです。


さて待望のFスポーツを発進させてみます。

こちらもかなりしなやかな脚でとても乗り心地がいいです。
先程のVersion.Lより締まっていますが、乗り心地は犠牲になっておらず、
道路をフラットに進んでいきます。

またこちらはハイブリッドですが、アクセルと加速がきちんとシンクロしており、
ガソリンエンジン仕様と加速感はあまり変わりません。
エンジン音も4気筒エンジンですがモーター音といい感じで調和しており
結構好みの音でした。


加速も必要十分でしたが、省燃費タイプのハイブリッドということもあり、
ハイブリッドだから凄い加速・・・をイメージすると少し拍子抜けするかもしれません。


ハンドリングに関しては先程のVersion.Lと同様接地感、
ダイレクト感はあまり感じません。

やはり先程と同じく従来型に比べ少し宙に浮いているような感覚がします。

ちなみに、このFスポーツの時は嫁さんが助手席に座っていたのですが、
嫁さんの感想も同じでした。
「乗り心地がよくとてもしなやかだが、揺れが少しふわふわしていて
接地感が少し薄い」とのことでした。



さて全体的な感想としては「とても完成度の高い車に仕上がっている。」
というのが率直な感想です。
広々としたインテリア、とてもしなやかな乗り心地など車格がひとまわりアップしたような
雰囲気さえ伺わせます。


ただ私個人的には今のところはまだ買わないかな・・と思います。

従来型は狭い室内、そしてとても固い乗り心地などなど
新型と正反対と部分も多いのですが、
その分を走りに振った従来型の個性がお気に入りだからです。

そして装備。
あちこち従来型から削られた物が散見されるのが少し気になります。
運転席/助手席シートメモリー等小さいかもしれませんが、
とても便利な装備が少しずつ省かれていたのが残念でした。

そして一番重要な部分、運転の楽しさを感じられるのは従来型の方でした。
これは接地感、ダイレクト感の伝わり方が大きな差があったためそう感じました。

従来型は乗り心地、ハンドリング、加速ともかなり「やんちゃ」なのですが、
ハンドルに、そしてシートに路面の状態がしっかり伝わってきます。
そのやんちゃさに私は惚れているからかもしれません。
新型はどうしてもハンドルとタイヤに何か一枚噛んでいるような感じがありました。



ここからは少し番外編になりますが・・・
この試乗の後、代車としてCTをお借りしたのですが、
嫁さんがベタ惚れしてしまいました(笑)




点検が時間が掛かりそうなので、ひとまず代車に乗って会社に戻ったのですが、
その間中助手席で「いいなあ~」連発(笑)
普段プリウスに乗っている嫁さんですが、
CTの乗り心地やインテリアに惚れ込んだようです。

今回お借りしたのはVersion.Cなのですが、本当にハンドリング&
乗り心地もとてもバランスが良く凄く楽しかったです。
今回初めてCTで高速を走りましたが、とても気持ちよくて
降りるべきICを通り過ぎてしまいそうになりました(笑)




インテリアも嫁さん好みとのこと。
もしかして嫁さんの次期愛車は・・・(笑)などと少し考えてしまった1日でした。
Posted at 2013/05/21 22:44:06 | コメント(17) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

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「RC FとRAV4PHVの加速感の違い http://cvw.jp/b/910066/44737403/
何シテル?   01/05 10:39
長年の念願だった、そして私とって究極の1台であるRC Fを所有しています。 仕事用快速営業車としてRAV4 PHV G“Z”(納車待ち)を そして嫁さん...
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