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惰眠のブログ一覧

2004年02月09日 イイね!

ワン切り着信す

ワン切り着信すこれで2回目だ。
前回は夜の夜中でむっとさせられたが、今回は勤務時間真っ只中。直ちに受話器を取られない時間帯を狙っているのだろうとも思うが、何しろ猛烈に腹立たしい。
 どうせ自動発信装置か何かを使って片っ端から無作為にかけ続けているのだろうが、着信があれば携帯電話と言うものは(特に設定を変えていない限り)呼び出し音が鳴るのである。
首から携帯を下げている僕は、胸の前でいきなり鳴り出した電話に少なからずギョッとさせられた。

 「ワン切り」の呼び名どおり、呼び出し音が一回鳴っただけでただちに切れたので、どうせその手の迷惑行為だろうと思いつつも、もしかしたら本当に用があって電話してきた人の可能性もゼロじゃないよな、と着信表示を見ると…ああ、いつぞやのワン切り業者だ。

 インターネットと言うのは本当にありがたいもので、前回の着信で見覚えのない電話番号が表示されたときに、その番号をサーチエンジンで調べてみたら、ちゃんとこの手の問題電話番号をデータベース化して公開している人がいるのである。
 もともと、見覚えのない電話番号に対して返信の電話などかけないので(だって、本当に用事があるなら改めて電話などで連絡してくるはずだ)腹立たしさと不快感を別にすれば実害はないとも言えるのだけれど、こういう下衆な理由でかかってきた電話だとはっきり判るのはそれはそれでありがたい。

 まったく、「オレオレ詐欺」もPCウィルスの如くあとからあとから姑息な亜種が次々に派生して、いったい世の中どうなっちょるんだとため息が出てしまう。人様のふところをセコく窺うやつらが、なんでこんなに跳梁しているのだろうか。
失業率5%台って言っても、本当に何にも仕事がないって訳じゃんだし。金が欲しいんなら働け!と思うことしきりである。
Posted at 2004/02/09 14:18:17 | コメント(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2004年02月01日 イイね!

嵐を呼ぶ青いクルマ

嵐を呼ぶ青いクルマ気が付けば僕の36歳の誕生日である。
午後、実家の母から電話があって「誕生日を祝ってやるから顔を出せ」と言われる。考えてみれば、正月に帰省して以来、一度も顔を見せていないし弟の買ったアルピーヌA110(写真)にも興味があるので、もっぱら後者の欲求を満たすため夕食のご馳走にあずかることにした。

 そんな内心を見透かしたものか、母が弟の車の近況を切り出した。早速、旧い車につきものの「イベント」に見舞われたのだと言う。長男を乗せて走行中にドアが外れたのだとか。
 僕もかつて、代車で借りたユーノス300の助手席側後部ドアが、交差点を曲がった途端何の前触れもなくいきなりドアキャッチが外れて半ドアになった経験をもっていて、弟のケースも多分それと同様で脱落したわけではあるまいと思ったが、詳細はうちに来てからと勿体をつけられはぐらかされる。
ちなみに車は今、修理待ちだとか。

 実家で顔を合わせた弟に早速事情を聞くと、「ああ、そっちのほうは大したことなかった。キャッチの部分に古いグリスが固まりになってこびりついてただけだから」などとシレッとした顔で言う。
しかし…「そっちのほうは」ってどういう意味だ?それに、直ったのに修理待ちってどういうことだ?
 その疑問をぶつけると、弟は悪戯が露見した子供のような顔をしてゴニョゴニョと言葉を濁す。代わりに、脇にいた義妹が「お義兄さん!聞いてくださいよ!私、ケンインしたんですよ!!この私が!!」。
ケンイン?牽引か?一瞬その言葉の意味がわからなかった。
義妹の口からそういう種類の単語が出てくるとは想像だにしていなかったからだ。
それはともかく、牽引とはまた穏やかではない。
まあ、A110ともなれば早晩、そう言うことも起こるだろうと思わないでもなかったが。(それにしてもよく牽引ロープなど持っていたものである。)

 弟夫婦の話を総合すると、事情は次の通り。家からそう遠くないところで信号待ちから発進しようとしたところクラッチワイヤーが断裂してギアが噛みっ放しになり自走不能になった由。
で、修理業者のトランスポーターを呼ぶ代わりに携帯で奥さんを呼び出し、自宅まで牽引させたのだとか。
僕も学生時代、友人を送っていく途中で車が故障し(イグナイタのパンクだった)牽引「された」ことはあるが、普通は牽引「する」なんて経験は、しない。
まして義妹は「そういう自動車文化とは縁のない生活をしてきた」のだから、さぞかし腹も立つだろう。勝手に買ってきちゃった車だし、牽引状態のまま車庫入れまでさせたと言うのだから、流石に僕もちょっと唖然とした。弟の強引な性格、やっぱり変わっていない(笑)。義妹はこの貸しを、新型の洗濯機への買い替えで返せ、と主張しているが弟は渋っている模様だ。
牽引一回で洗濯機一台となると、今後どのくらい義妹の要求に応じることになるのかと将来を心配しているのかもしれないが、まことにもって嵐を呼ぶ車、である。

 ようやくつかまり立ちができるようになったばかりの弟の次男はともかく、しかし弟の長男はパパの青い車が気に入ったようだ。義妹にしても「ああいう車に乗ると(助手席に座っていても)意識が全部運転のほうに行って、会話の内容がみーんな運転のことになっちゃうんですよね~」などと冷静に観て(もしかしたらそう言う違いを面白がって)いるから、まったく気に食わないわけでもないようだ。

 その義妹の言葉を聞いて、ちょっとハッとした。
僕や弟みたいな種類の車好きが、なんでこういう車を好むのか、その理由が彼女の言葉に凝縮されているように思ったからだ。
運転のことだけを考えて、運転だけに集中して…そういう「車を運転する」という行為そのものを目的に車を運転することが好き。
 快適性だとか利便性とか安定性を洗練させることでドライバーの意識に占める「運転すること」のウェイトを可能な限り小さくしよう、意識させないようにしようとする車の進化に、そりゃ違うだろ、と思ってしまう嗜好。
 一台の車の助手席に乗っただけで(多分、弟は運転はさせてないだろうから)そういう根っこの部分を見抜いてしまった義妹は、共感するしないは別としても「どーしようもない車マニア」の心情を理解はしてくれるのかもしれない。半ば怒り、半ば呆れ、溜息をつきながらかも知れないが。

 今度、修理が終わったところで、実はどうやら年式不詳らしい(車検証に記載されている年次のモデルには存在しないディテールが幾つか見受けられる由)弟のA110をお披露目して貰うことを約してそれぞれの帰途についた。
Posted at 2004/02/02 12:53:02 | コメント(1) | 身の回りの出来事 | 日記
2004年01月01日 イイね!

お前とうとう買ったのか!

お前とうとう買ったのか!元旦なので久しぶりに実家に帰省した。まあ、車で小一時間の距離でしかないので「帰省」などと言うのも大げさな言い方だが。本当はクリスマス前に一度顔を出すつもりだった(甥に何かプレゼントを、と思っていたので)のだが、両親のスケジュールと上手く合わず正月まで延び延びになっていた。

 正月一日の道路は、例年のこととは言え自動車評論家の下野康史氏が言うような「ボンクレ族」ドライバーが跋扈していてあぶないことこの上ない。徒歩で移動してるんじゃないんだから「ちょっと立ち止まって考えよう」みたいなことをやられたんじゃ、たまったものではないのである。時速4キロの生身同士ならぶつかっても「こりゃ失礼」で済むだろうが、その10倍以上の速さで動く1トン以上の金属の乗り物では、即事故になりかねないことくらい、どうして理解できないのかまったく不思議だ。
まあ、そういう車の間を「ちょっと人には言えないペース」で縫って駆け抜けてる僕の言う台詞じゃないけれど。

 食事なども終わって近況の話などしていると、義妹が思い出したように「そうそうお義兄さん、2003年のわが家の大事件!」と勢い込んで言う。何でも、年の瀬に盛大な夫婦喧嘩をしたというのだが、その理由が「新しい車を買う」ことだったと言う。
 義妹は憤懣やるかたないといった調子で言う。「家族がひとり増えたんだから、ふつうはワゴンとか思うでしょ?ところが2人しか乗れないの!!」今乗ってるフィアット・ブラーヴォ(和名ブラビッシモ・写真)を手放してそれはなかろうと言うと、義妹は流石にそうではないと言う。「乗換えじゃなくて買い増しよ」。
車種はなんだろう。「ヒント。青い車。」
 青い車。2人乗り。…そういえば弟の奴、10年以上も前から欲しいって言っていた車があったな。
「もしかして…A110?」
大当たりだった。1300ccのモデルだと言う。そうか、とうとう買ったのか。
「幾ら?」と弟に聞く。「×××万。」「安い!!」と思わず口にすると弟、奥さんのほうに向いて「ほらぁ」と言って笑う。
途端、義妹のこめかみに青筋が浮いたように見えた。気のせいかもしれないが。
 そりゃまあ、かみさんに相談もしないで勝手に購入を決めちゃった(それだけじゃないのだけれど)と言うんだから怒るのも当然だ。

 義妹は言う。結婚するまで、彼女の家には「自動車文化」と言うものがなかったのだと。弟と結婚して、そういうものが一気に暮らしの中に入り込んできたのだと。それはまぁいい。けれど、何の相談もなく高額の買い物をしておいて、まったく興味のなかった車について薀蓄だのそれがどんないい買い物だったのかなど得々と力説された日には堪忍袋の緒も切れる、と。
 さぞかしそうだろう。車好きなんかやってると(回りの友人もそういう人が多いし)つい失念してしまうのだが、義妹のような感覚が、むしろ普通なのだ。
 僕は「安い!」などと口走ってしまったが、同じ排気量なら最新型の車2台を買ってなお釣りが来るような値段なのだから、そりゃあ簡単には納得など出来ないだろう。
 月半ばにも納車だと言うけれど、これでまた幼い子供たちや女房をほったらかしにして車浸りになったら、こりゃまたひと騒動あるだろう。いや、恐らくそうなるんじゃなかろうか。

 それにしても、10年以上も思い焦がれていた、ちょっと普通じゃない車を実際に買ってしまうなんて、車好きのひとりとして羨ましいと思う以上にちょっと尊敬してしまう。
僕にもそういう憧れの車がないわけじゃないが、さていざ本当に所有するかとなると、種々の理由を口実に、つい二の足を踏んでしまうのだから。
Posted at 2004/01/13 12:57:59 | コメント(1) | 身の回りの出来事 | 日記
2003年12月10日 イイね!

あるレーサーは言う、「××のタイヤは履きたくない」と。

あるレーサーは言う、「××のタイヤは履きたくない」と。仕事で付き合いのある会社勤めの青年が、じつはレーシング・チームに所属してカレラ・カップに参戦するレーシング・ドライバーでもあることを知ったのはつい最近のことだ。
この青年はカレラ・カップ参戦以前は大衆車ベースのFFクーペを駆っていて、表彰台の中央に立ったこともあるらしい(サーチエンジンで彼の名前を調べて分かった)。会社の兼業禁止規定には引っかからないのかと気にならないこともないが、当人自身が特に会社に隠している様子もないので、まあ大丈夫なのだろう。

その彼に、何かお奨めのタイヤはないかと聞いた。
今ユーノス500に履かせているヨコハマGPが相当磨耗していて、できれば今週末にも交換したいと思っていたからだ。
「セダンですか?だったらやっぱり乗り心地重視の…」
「いやあのね、今履いてるの、ヨコハマのGP。その前はグリッド2」
「あー…ハイグリップ系ですか」
 彼が「チームのスポンサーシップの関係もあるんで、僕はブリヂストン贔屓になりがちだけど」と言いつつ推薦してくれたのが、ブリヂストンのG3だった。

 根掘り葉掘り話を聞くと、いま僕がウンザリしているヨコハマについては「タイヤの構造は凄くしっかりしてるんです。サイド・ウォールが硬くて、その分当たりも硬くなりますが、ヨコハマのは構造がいい。その点○○は××が▲▲▲ちゃうこともあるんですよ」と教えてくれる。
 更に「〆〆のタイヤは、内情を知っちゃうとちょっと履けないですね。××××するために▲▲▲してるんですが、■■が▽▽▽▽らしいんです。僕は〆〆のタイヤを使おうとは思いません」と断言する。
あくまで伝聞情報(しかもネガティブな内容だし)なので固有名詞や具体的な事象は伏字にするが、大変興味深い話だった。

 彼はミシュラン・タイヤもいいと言う。「ミシュランは、ゴム屋がいいんです。タイヤの構造は大して良くもないんですが、ゴムが凄くいい。だから惰眠さんが『ヨコハマはもういやだ』って言うようなことはないですよ」。
そう、僕はいま履いているヨコハマGPにすっかり懲りて、もう買わないぞと決めているのだ。磨耗が早く、しかも磨耗が進むにつれ折角の初期性能が見るも無惨に衰え果ててしまうのだから、何だか騙されたような気分である。

 意外なほど身近にいた「カレラ使い」の助言を参考にしつつ、今度の週末は早速タイヤ交換をしようかなと思っている。
Posted at 2003/12/10 21:51:16 | コメント(1) | 身の回りの出来事 | 日記
2003年11月29日 イイね!

秘密工場の期間工

秘密工場の期間工きょうは栃木県の某所の、とある秘密工場で期間工をしてきた。
内容は、コロニー生活者が自由と独立を手に入れるための秘密兵器(写真・検閲済)の組立作業なのであるが、なにぶん秘密兵器のことなので詳しく書くわけには行かない。

 などという与太はともかく、Black Cat U-taさんの一般公募に乗り、全高150センチ余、自重30Kg以上というモビルスーツ・ザク(シャア専用機)の巨大なプラモデルの組み立ての仲間に入れていただいた。嵐田班長以下、5人がかりで取り掛かった。

 ネット媒体などでその写真は見ていたのだが、現物はただただ呆れるばかりに大きい(関連リンク先のフォトギャラリー参照)。材質も一般的なプラモデルに使われるスチロール樹脂ではなく、おそらくはABS樹脂製である。組み立ても、接着だのはめ込みだのと言う軟弱なものではなくボルト止め。背面のロケットノズルなんか取り付けていると、気分はもうモビルスーツ製造工場の技師みたいだ。

 それにしてもこのザク、僕より20センチ以上も背が低いにも関わらず、足は僕より長いのだからホントに可愛げがない。
 作業の詳細は割愛するが、着手が午前10時半頃で完成が17時半頃。ランナーから部品を切り離したり接着線を消したり塗装したりの手間が一切ないので、一日仕事であったことは事実だが、サイズのこともあってプラモデルを作っていると言うよりは家具を組み立てている感覚に近かった。

 完成した巨大なザクを見ていて、少年の頃ガンプラを作っていたときに微塵も思い浮かばなかったようなことを考えた。
「どうやってこんな巨大な手足を駆動させるんだ?」
「コクピットの真横で全長5メーター近くあるアームがブンブン上下する感覚って、どんなんだ?」
設定の科学考証は置いておくとしても、これだけ大きな模型を目の前にすると、(車を運転しているときなどの)自分の身体的なリアリティと重なった疑問が浮かんでくるのが、自分でもちょっと可笑しかった。

(末筆ながら、U-taさんはじめ今日ご一緒した皆様にお礼を申し上げます。)
Posted at 2003/11/29 21:00:18 | コメント(6) | 身の回りの出来事 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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