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惰眠のブログ一覧

2004年06月30日 イイね!

事実は事実なんだろうけど…

事実は事実なんだろうけど…昼の民放ニュースを見て…と言うか、最近の三菱自動車に関係するニュースの傾向でちょっと気になっていることが一つある。
 今日のニュースでも「また三菱車が燃えた」とやっていて、確かにそれは一つの事実なんだけれど、それじゃあ昨日の最終ニュースから今日の昼ニュースまでの間に、車両火災ってのは三菱車以外では起きなかったのだろうか?他社製品で火災を起こした車両は、ただの一台もなかったのだろうか?

 昔から「犬が人に噛み付いてもニュースじゃないが、人が犬に噛み付けばニュースになる」なんて言い回しをよく聞く。
今のご時世で言えば「三菱自動車の製品が事故を起こせばニュースになるが、それ以外のメーカー製ならニュースにならない」とでもなるだろうか。

 いまちょっと、昨年度に東京消防庁管内で発生した車両火災の件数を調べてみたら(インターネットと言うのは本当に便利だ)、平成15年度は659件となっている。
例えばこの中で特定社の製品が飛びぬけて高率(統計的に有意の高い比率で)で燃えていると言うのであれば、問題視されてしかるべきだしニュースで取り上げるべき事柄だ。
 でももし仮に、どのメーカーの製品でも一定の比率で車両火災を起しているのだとしたら――それにも関わらず特定社の製品が炎上したときだけ殊更にニュースとして扱っているのだとしたら――これは報道による吊るし上げ、リンチである。
まあ、マスコミが表向き冷静な顔をしながら、その実ヒステリー状態に陥っていることなんて今に始まったことではないけれど。

 16万台だとかそれ以上の要改善車両が存在しながら、改修完了したのがたった81台なんて新聞記事を読むと、確かにユーザーに対する注意喚起のため(担当大臣も「乗らないで欲しい」と言うような発言をしている)には一定の意義があるのだろうけれども、ニュース報道で「また燃えた三菱車」なんてニュースを見ただけの印象からすると、なんだか魔女狩りのようなことになっているんじゃないのか?と疑問が湧いてくる。

 問題のメーカーを庇うとか擁護するとか言うことじゃなくて今のニュースの傾向って必要以上に「あの社の製品は危ない」ってイメージを強調している気がする。いや、実際に危ないのかもしれないけど、その合理的根拠が足りない。
せめて「昨日からの車両火災は○件、うち○台が某社の車でした」って言うニュースなら説得力―特定社製品はよそよりアブナイ―があるのに。

 まあ、昨日の株主総会の様子をニュースで見る限りでは、相変わらず「営業費用をこれだけ圧縮するので3年後には黒字に転換」みたいなことばっかり言っていて、例えば「これ以下はないところまで失墜した消費者からの信用・信頼を取り戻し販売台数の回復を図る」って話は全然出てこないのも、客商売している企業なのに、ちょっと凄い。
 もしかして、お客から信用も信頼もされなくっても業績はきちんと上向くと言うことなのだろうか。だとしたら、それはそれで凄い話である。
Posted at 2004/06/30 12:48:07 | コメント(0) | 事件・事故 | 日記
2004年06月25日 イイね!

「風雅」とは逃げ出すことと見つけたり

「風雅」とは逃げ出すことと見つけたり「行進曲」を販売しているメーカーの新型高級車が、前回の東京モーターショーでコンセプトカー(添付画像)に与えられたとおり「遁走曲」の名前で登場することになった。そういや以前には「協奏曲」や「前奏曲」、「練習曲」って名前の車もあったっけ。サブ・ネームになら「アリア」が今でも生き残っている。
 「遁走曲」こと日産フーガは専用ホームページなんかも立ち上げられていて、それを読むと概略「J.S.バッハの完成したフーガの様式のように調和が取れた」車を目指したので日本語の「風雅」と引っ掛けて命名した由。
 その能書きだけを鵜呑みにすると、なんとも格調高い話に聞こえる。だがイタリア語の「Fuga」って、より馴染みのある英語に訳せば「Escape」、もっと親しみのある日本語にすれば「逃走」という意味の言葉だ。日産筋の人は「これは音楽用語ですっ!」と言うかも知れないけど、フーガの邦訳は「遁走曲」でしょう。平たく言うと「尻に帆かけてトンズラする」曲…。
 いやまあ、知ってますよ、雑学的な興味は尽きないクチだから。曲の構成様式に由来して「遁走曲」と名づけたのであって、別にトンズラをテーマにした曲じゃないってことくらいは。

 でもねぇ…やっぱり変でしょ、と僕は思うのだ。
最初に「風雅」ありきで、そこに音楽のフーガのイメージを重ねましたと言うのなら、多分何も気にならなかったと思う。駄洒落めいてるけど、いいんじゃない?と受け止めただろう。
 でも「遁走曲の『調和』をイメージに命名し、日本語の『風雅』を掛詞に「フーガ」と命名した」って言われちゃうと、たとえばロシアのメーカーが「武士道の『高潔さ』をイメージして「ハラキリ」と命名した。『ハラショー』と頭韻を踏んでいるめでたい名前だ」って言い出すのと同じくらい滑稽に感じる。

 まぁでも、「行進曲なタンゴ」とか「行進曲なボレロ」、「行進曲なルンバ」、同じく「行進曲なポルカ」を売るようなところらしいか…。

 車の商売にはとかくイメージ(雰囲気)と言うやつが大切で、名前の響きの良し悪しも重要な要素だと言うことは知っている。
でも、間違ったイメージを持ち出してミスリードするのは、どうかご勘弁願いたい。現行スカイラインに光り物の装飾品をつけてドレスアップしたようなフーガの形は悪くないと思っているし、命名そのものも決して嫌いじゃないんだけれど―なんと言うのだろう、間違った薀蓄を鼻高々に解説されたときに感じる不快感と同じような気持ちの悪さを感じる。

 そんなにJ.S.バッハに心酔するのであれば「セドリック」の後継車として「セバスチァン」にすればよかったのに。商品のキャッチコピーも高級車らしく「私のバッハ(My Bach)」…なんちて。

 でも、そう言えば日本には既に「遺産」なんて名前の大ヒット車があったっけ。アメリカ西海岸の学生がこんな会話をしてそうだ。
ジョン「おまえ、学生なのに自分の車持ってるんだってな?」
リック「ああ。『遺産』に乗ってるよ」
ジョン「『遺産』!?お前…親御さん亡くなってたのか…」
リック「いや、そっちの遺産じゃないぞ。スバルの『遺産』だ」
ジョン「ええっ!スバルって倒産しちまってたのか!」
リック「なに!!倒産だと?!俺、スバルに就職決まってたのに!!」
…これじゃ長屋の八つぁん熊さんである。
Posted at 2004/06/25 17:15:16 | コメント(2) | 日本の車 | 日記
2004年06月24日 イイね!

壊れたエアコン、直さねば…

壊れたエアコン、直さねば…去年の夏の終わりごろ、エアコンが壊れた。
熱交換器やコンプレッサーは作動しているようなのだけれど、室内機が冷風(または温風)を吐き出さないのだ。ああ、壊れたのは車のエアコンではなく借りているマンションの部屋についているもの。
 冬の寒さは、他の暖房装置で特に問題なく乗り切れたものだから、ついつい修理をせずにここまできてしまったけれど、流石に夏の暑さと湿気は手におえない。
 とりわけこの数日は、まだ6月だと言うのに日中の最高気温が30度を越えたりするものだから、仕事から帰宅すると部屋の中に熱気が篭っていて辛いことこの上ない。
 寒いときには重ね着をしたり布団に包まって暖を取ることができるけれども、暑いのだけはどうにもしようがないのだ。

 もっとも実際には、窓を開けるとか扇風機を回すとか、帰宅一番で一風呂浴びるとか、それなりに暑さをしのぐ昔ながらの術はある。十何年か振りにそう言う過ごし方をしていると、夏を夏らしく感じられて、それはそれで趣があることも間違いない。
健康的である、と言ってもいいかもしれない。
 ただ、子供の頃と違って昨今は、いわゆるヒートアイランド現象なんて厄介なことがあるもので窓を開けていても左程涼しくない、ような気がする。更に、子供の頃と違ってパソコンなんてものがあるのだが、こいつが猛烈に熱を出す。ちょっとした暖房器具並みだ。

 熱交換器だけは動作しているようなので、万やむを得ず扇風機で壊れたエアコンに風を送ってやると、確かになにやらひんやりしてくる。室温計で見ると、3度くらいは下がっていた。弱冷房だ。この先7月、8月になっても今以上に気温が上がらないのであれば、これでも構わないようにも思えてくるが、流石にそうは行かないだろう。

 今年は本当に、いろんな機械を修理に回す年になった。
Posted at 2004/06/24 13:43:29 | コメント(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2004年06月22日 イイね!

宇宙翔けるもの

宇宙翔けるものSFやスペオペ(※註)の世界は別として、現実の世の中で宇宙に行くことは、国家事業として―基本的には国威発揚と軍事目的利用を主眼として―行われる以外、民間でなどとても出来ない話だというのが、通り相場だった。
 1960年代初頭に人類史上初の有人宇宙飛行に成功したユーリ・ガガーリン少佐(当時)に始まり、チェーホフの戯曲「かもめ」の台詞を引用したワレンチナ・テレシコワ少佐、アポロ11号で月面に降り立ったニール・アームストロング、誰も彼も国軍の関係者だ。(アームストロングは退役軍人だったが)

 そこに、とってもささやかながらも風穴を開けたのが、カリフォルニアに本拠を置く航空機等の開発会社スケールド・コンポジッツだ。自社製のジェット機の背中に搭載した小型のロケット機で「ここから先は宇宙」と定義された高度100Km以上におよそ30秒間踏み込んだ由。ちなみに高度100Kmと言うのは大気の摩擦による抵抗が事実上無視できる最低高度だそうで、地球周回軌道をまわる人工衛星も(目的達成後短期間に燃え尽きて構わない軍事偵察衛星を別にすれば)これより上の高さを回っているらしい。

 スケールド・コンポジッツ社は将来的に宇宙観光を事業化する予定だという。最近はスペースシャトルに民間人が同乗するケースも増えてきたとは言え、宇宙に出ることができるのはやはり「選ばれし者」の特権だった。
 観光と言ったって、それに見合う対価を支払うことのできる者しか恩恵(?)に浴することは出来ないけれども、逆を言えばゼニさえ積めば誰でもガガーリンやテレシコワが見たのと同じ光景を自らの目で確かめることができると言うわけだ。
 ちょっと、宇宙を目指したふたりの少年の話を描いた星新一のショート・ショートを思い出した。

 昨今では遺灰をカプセルに詰めて宇宙空間に打ち上げる「宇宙葬」なんてものも一部商業化されているし、月面や火星表面の土地を分譲する業者もいるくらいで、現実の世の中は益々SF的(いや、スペオペ的とすべきか)になっている。
まぁ流石に、スペースコロニーをラグランジュ・ポイントごとに建設して、宇宙に増えすぎた人口を移住させる…なんて話は荒唐無稽の域を出ないけれど、もしかしたらそう言う時代が来るんじゃないかと思ってみたくなるほどである。

 でもきっと、それが現実になったあかつきには利権や「制空権」を巡る国家間のせめぎあいが抜き差しならないところまで先鋭化するんだろう。
 SFやスペオペによくある「外宇宙からの侵略」に備えるためではなくて、敵国の頭上から致命的な一撃を撃ち込むために様々な技術開発が行われるんだろうなぁ。
 いっそのこと、高度100キロ以上の宇宙空間で何らかの事業を行うことができるのは民間企業のみに限る、なんてしたほうが世の中は安泰かもしれない。高千穂遙の「クラッシャー・ジョウ」シリーズみたいな話ではあるが…。



(※註:スペオペ…スペース・オペラの略。宇宙を舞台にしたヒロイック・ファンタジー。SFにつきものの科学的考証やテーマ性よりも娯楽性が重視される)
Posted at 2004/06/22 14:42:29 | コメント(0) | 芸能・文化 | 日記
2004年06月21日 イイね!

腕時計は右?左?

腕時計は右?左?日本人F1ドライバーの佐藤琢磨が、1990年に鈴木亜久里が鈴鹿(日本GP)で3位となって以来の表彰台をものにして、ル・マンでの日本チーム総合優勝とあわせ6月のモータースポーツ・シーンはちょっとばかり嬉しいことになっている。

 90年の鈴木の表彰台は、白状すると中継を見ていても今ひとつ嬉しくなかったのを思い出す。と言うのも、僕が鈴木よりも中嶋悟のファンだったことはさて置くとしてこのときのレースは出走25台中完走は10台と大荒れ。
そもそもシーズン・タイトル争いをしていたアイルトン・セナとアラン・プロストがスタートから8秒後に第1コーナーで接触してともにリタイアと言う、はじめっから優勝候補が脱落した本命不在のレースである。
 それと比べると、今回の佐藤の表彰台は遥かに「実力でモノにした」感じがする。いやまあ、もちろん鈴木だって実力があったればこそ3位に入ったのではあるけれど、観客の立場からするとちょっとばかり…いや、かなり棚から牡丹餅っぽい。

 80年代終わりから90年代前半にかけてのF1ブームなるものは、多分に「セナ様」に負うところが多かった。女の子が「セナ様に、会いたい…」なんて呟きながらポロっと泣いたりするガソリン屋のテレビコマーシャルがあったけれど、そう言う種類の「ブーム」だった。
 ブームと言えばあこがれの対象のファッションを真似た人が出てくるのが世間の通り相場だと思うのだけれど「セナ様」のカッコを真似た女性なり男性なりがいた、との記憶はない。
 通称「セナ足」なんて言うアクセル・コントロール技術は一部その筋で有名にはなったけれど、モータースポーツと言う奴が、模倣の対象にしにくいからだろうか、それともセナを始めとするエース・ドライバーが本質的に大金持ちで庶民には模倣しにくいからなのか。
 だけど佐藤琢磨くらいなら模倣できるんじゃないかなぁなんて思っているうちにふと連想したのが、今回の日記の表題。

 古い映画に「栄光のル・マン」と言う奴があった―と言っても僕はちゃんと見たことがあるわけじゃないのだが。
主演はスティーブ・マックィーンで、ポルシェ917Kをはじめとするレースカーを実際に走らせて撮っちゃった、ちょっと道楽も行き過ぎた観のある映画だ。
 劇中マックィーンは右腕にホイヤーの時計をはめているのだけれど、当時の若者(もちろん男)の多くがこのまねをして右手に腕時計をはめた由。
 ちなみに僕も右腕に時計をはめている。「栄光のル・マンのマックィーンの真似だろ?」と会社の大先輩に言われたのだけれど、彼に解説されるまで知らなかったのだから勿論マックィーンの真似ではない。右ハンドルのマニュアル車を運転するとき、左手首に時計がまとわりついている感じが厭で、自然に右手にはめるようになっただけのこと。別に気取っているわけでもカッコをつけているわけでもない。
 ただ別の大先輩から、ちょっと気になることを言われた。
曰く「某国某所で右腕に時計をするのは、パートナー募集中の同性愛者のサインだよ」。
ホントか、それ?



(※同じ寮にいたヨネちゃんが途中で帰ってきたのは91年鈴鹿で中島悟がリタイアした時のことだった。考えてみれば90年当時はまだ僕は学生だった…。記憶違いの部分は削除しました。)
Posted at 2004/06/21 13:01:32 | コメント(1) | ふと思ったこと | 日記

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