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惰眠のブログ一覧

2006年10月14日 イイね!

La Festa Mille Miglia 2006 ~スポルティーヴァを見に~

La Festa Mille Miglia 2006 ~スポルティーヴァを見に~雨の音で目が覚めたのが一昨年。今年は朝方の地震で目が覚めた。
アルファ・ロメオがミラノにある自社の博物館から特別なクルマを持ち出してくる年は、平穏には済まないようだ。

 今年のラ・フェスタ・ミッレミリアにエントリーした台数は、ゼッケンから見たところ128台。原宿をスタートしたあと六本木ヒルズまでたどり着けなかった車が1台あったようで残念だったが、それがアルファ・ロメオのスポルティーヴァでなくて本当によかった。今年は、まさにそれが見たくて出かけるのだから。

 既述の通り、おそらく本邦初公開となるであろうブレラ・スパイダーに先導された、いつものブガッティT35が12時15分ごろ到着したのを皮切りに、このイベント常連のでっかいベントレーや昔々のアストン・マーティンが続々やってくる。

 毎年エントラントがまるきり同じだとしたら流石に僕も飽きてしまうが、そこは主催者だって考えているだろう。ジャッキー・イクスが走ったり、堺正章がフィアット8V(下の写真・ただし堺氏の8Vではない)でエントリーしたりと、それなりに目新しい材料は用意しているようだ。



 毎度のことながら、強烈な排ガス臭やソフィスティケイトされていない無遠慮な排気音に、クルマ好きの魂が揺さぶられる。この、いかにもガソリンを爆発させて機械が動いてるんですよって感じが実にいい。

 容量のでっかいメモリーを使っているのをよいことに、あとでトリミングすればいいやと自宅PCモニターの表示サイズの2倍くらいの画像サイズを選択して片端からシャッターを押しまくる。
 しかし今年は、チェック・ポイントになっているヒルズ・アリーナの真ん中にへんてこな庇が作られてしまったせいで、参加車両の流れが余りよくない。しかも周辺の交通も割と混雑気味のようで、アリーナへの出入りもスムーズに行っていないように感じられる。

 そうこうするうちに、妙に車高の下がった銀色の166を従えて、博物館から引っ張り出されたスポルティーヴァがやってきた。




 大感激しながらレンズを向けるが、月に群雲花に雨とはよく言ったもので、アリーナ内の交通整理をやってるスタッフやらギャラリーやらが被ってしまって、なかなかクリアな視界が得られない。
 なんだよーちょっと前までスムーズだったじゃんかよー、なんでコイツが来たときに限ってこうなるんだよー、と内心毒づく。結局、スポルティーヴァが信号につかまっているところまで追いかけていってしまった。我ながらガキ丸出しである。

 最終的に1台が辿り着けないままチェック・ポイントが閉鎖されたあとは、昨日仕事帰りに立ち寄ったランチア100周年記念の小展示(カフェ、だったか)を眺めてから帰宅。やっぱり1950~70年代前半ごろの車はエエなあ……。
 と、言うわけでスポルテーィヴァばかりだが少しフォトギャラリにも掲載することにした。
Posted at 2006/10/14 17:42:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記
2006年09月20日 イイね!

Sportivaがやってくる!

Sportivaがやってくる!もうじきラ・フェスタ・ミッレミリアの季節だ。先般、常連出場者の堺正章なんかも呼んで記者発表をやったようなので、今年はどんな車がエントリーするのかなと公式サイトを開いて見た。
 基本的には代わり映えのしない(そうそう入れ代わりがあるはずもないのだが)ラインナップの中に、とんでもない車の名前が紛れ込んでいた。59号車、Alfa Romeo Coupe 2000 Sportiva Prototipo。ドライバーはイタリア人タレントのパンツェッタ・ジローラモ、ナビはサラ・セレリ……と言うことはフィアット日本法人の広報部長だろう。

 フィアット・オート・ジャパンは一昨年のこのイベントに、ミラノのアルファ・ロメオ博物館から2台のディスコ・ヴォランテを引っ張り出してくるというビックリ仰天をやってのけたが、今年はスポルティーヴァかよっ!いやいや、凄すぎる。

 添付写真はスーパーCG41号の誌面だが、この記事に拠るとスポルティーヴァに用いられたシャシーは、2004年に日本上陸したディスコ・ヴォランテのものの発展形と類推されるもので、4台分が製造された由。
 そしてそのうちの2台分にレース・カーのボディが与えられ、残る2台に「鬼才」フランコ・スカリオーネが手がけたクーペ・ボディが架装されたらしい。いずれにせよ、これもまた博物館の所蔵品である。

 今年のラ・フェスタ・ミッレミリアは10月14日スタート。出走者一覧にサー・スターリング・モスの名前がなかった代わりにジャッキー・イクスの名を発見した。すげぇ。必ず見に行かなければ。今からもう、ものすごくわくわくしている。
Posted at 2006/09/20 12:10:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記
2006年09月17日 イイね!

BMW歴代名車展覧会

BMW歴代名車展覧会六本木ヒルズの天辺近くにある森美術館まで、BMWの歴代名車を見に行ってきた。美術館での開催なので、写真撮影が一切できないのが残念だ。

 今度の水曜まで開催されているこの展示、入場無料なので地上階ロビーの受付で整理券を貰えば、そのまま高層階直行の高速エレベーターに乗れる。いままで天空近くのフロアに上がるには展望料金を払わないとダメだと思っていたので、なんだかちょっと得した気分だ。 

 52階フロアから長いエスカレーターに乗って美術館へ。高級車商売に相応しい、慇懃な接客員がやたらめったら大勢いることに気おされつつ展示室に入ると、広い空間に余裕を持ってDixi(オースチン・セブンをライセンス生産した最初のBMW)だとか戦前のスポーツ・カー、サルーンが置かれている。
 柵も囲いもなく、その気になれば触るどころかベロンと舐めることだって可能な状態ではあるが、なにしろ監視スタッフの数が尋常じゃあない。

 普通、美術館の展示室には隅っこに一人二人が椅子に腰掛けて胡乱な行動をする観覧者がいないか監視しているものだが、黒服のお兄ちゃんだの制服の警備員だのスーツのお姉ちゃんだのがのべつ幕なしにウロウロしている。
 まあ、展示形態の問題もあるし、まして自動車という「見て乗っていじるのがアタリマエ」のものを飾っている以上、つい無意識にお触りしてしまう客に警戒するのは仕方がないのだけれども、ちょと落ち着かない。

 それは兎も角、特に印象に残ったのは503のクーペとカブリオレ、それとベルトーネのクーペ・ボディを載せた3200CSだ。ミッドシップの『スーパー・カー』M1だとか特に美しいスタイルを持つ507も展示されていたのだけども、そちらは過去に幾度か見たことがあったためだろう、それほど有り難味を感じなかった。

 相当な眼福だったのだが、ちょいとばかり意地悪なことも思った。BMWの歴代名車などと看板をかけているくせに、買収したグラースの看板を架け替えただけの1600GTやイタリアのイソからライセンスを買って生産したイセッタを並べちゃあダメじゃん、とか。或いは、矢鱈に商業的失敗作が多いのはいかがなものか、とか。
 無料展の形を取ったBMWのブランド・キャンペーンなんだから贔屓の引き倒しになるのは当然なんだけど、市場に必ずしも受け容れられたわけじゃない『意余って力足らず』だとか『空回りした熱意』までも『過去の優れた業績』にカウントしちゃうのは、ちょっと……ねえ。そんなこともチラリと思ったのだった。
Posted at 2006/09/19 11:42:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記
2006年09月12日 イイね!

明日からBMW歴代名車展覧会

明日からBMW歴代名車展覧会なんかの弾みで登録してしまったBMWジャパンのニュース・メールでお知らせがあった。明日から来週水曜までの8日間、東京・六本木ヒルズ53階の森美術館で、1928年のDixiに始まる歴代BMWの名車の展覧会が開かれるのだそうだ。

 展示が予定されているのは22台、中には現行モデルも含まれているしラ・フェスタ・ミッレミリアで毎年見られる507(添付写真)など、あえて1500円の入場料を払ってまで見ようとは思わない車もあるが、503だとかグラースBMW1600、3200CSなんかの稀少車(と言うより殆んどヘンタイ好みのモデル)まで並ぶとあっては、足を運ばないわけには行くまい。

 問題は、平日17時で閉館してしまうこと。勤め人にこのスケジュールは辛い。いまひとつ問題なのは、美術館での展示なので、恐らく写真撮影はできないだろうということ。

 ところでラインナップを見てふと気になったのでプレス・リリースを調べてみると、大阪・堺市がイベントに協力していることが確認できた。やっぱり。
 業績不振でツブれてしまった『カメラのドイ』の創業者である故土居君雄がコレクションし、遺族が堺市に寄贈したヒストリックカーコレクションからの出品が(多分、数多く)含まれている。
 今年の夏休み、堺まで見物に行こうかなぁなどと考えていた(結局行かなかったけれど)コレクションなので、まさしく渡りに船と言う感じもする。
Posted at 2006/09/12 12:43:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記
2005年11月10日 イイね!

イヤー・カー、ですか。

イヤー・カー、ですか。2005-2006の日本カーオブザイヤー大賞はマツダのロードスターに与えられ、同社が同賞を受けるのは23年ぶり…つまり1982年の初代FFカペラ/テルスター以来である由。

 学生時代から勤めを始めた頃まで乗っていたカペラ(GC型)がイヤー・カーだったことは知っていたが、それ以来の23年ぶりとは…そんなに時間がたっていたのかと驚くとともに、なんだか急に歳をとった気分に見舞われた。それにしても、大賞を受けたマツダの2車種に乗ることになるというのも妙な因縁を感じないこともない。

 それはともかく今年の日本カーオブザイヤー、皮肉屋の僕は「随分と安牌を切ったものだなぁ」と感じた。まあ、最後に残った10車種がそれぞれ決め手を欠いていたと見ることもできる。
 しかし斜に構えた目で見ると、選考側とメーカーのひどい癒着 ――車そのものより広報宣伝部隊がどれだけ選考委員を手厚くもてなし取り込みに成功したかで結果が決まる―― が車好きの間にはかなり知れ渡るようになってきたことから、今年はどうしても取り繕いをしたかった。それには車好きならまぁ大体において納得できる車に大賞を贈らざるを得なかったお家の事情があるように感じる。

 だって受賞車がロードスターだったら、一所懸命ご接待したけど賞を取れなかった他メーカーの広報担当者にも、すごく言い訳がしやすそうだ。
 年間販売目標台数が5000に満たない趣味車に賞が行ったって他社にとって「競合ライバルに宣伝材料が増えた」なんてことにはならない。
 そういう目で見ると、ロードスターって実はとっても都合のいい車なのだ。大賞を与えるには。何せ、どこにも角が立たない。

 まあ、日本では昔から「腐っても鯛」と言うのだから、どんなに腐った賞であったとしても受賞自体は素直に祝ってもいいように思う。でもロードスターという車にとっては世界中に熱烈なファンがいっぱいいるという、その支持こそがどんな大賞よりも輝かしい勲章なんじゃないのかなーと僕は思っている。
Posted at 2005/11/11 18:49:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
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