• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

惰眠のブログ一覧

2010年04月09日 イイね!

ほったらかしの埋め合わせ:4月9日その2 シフト・ノブ新調

ほったらかしの埋め合わせ:4月9日その2 シフト・ノブ新調承前。
横浜にある日産ギャラリーの見物に車で行ったため、どうしても駐車場が必要だった。とは言え、精々2時間程度の逗留に高い駐車料金を払うのも癪である。かといって路上駐車はしたくない。そこで目をつけたのが、日産グローバル本社から2ブロックほど離れたところに立地するオートバックスだった。

 オートマ車全盛の昨今、量販店でも中々お目にかかることがなくなってきて困っているのが、シフト・ノブだ。僕がユーノス500を買った92年とか93年(ユーノス500は故あって2回買っているので)頃ならば、大方どこの用品店に行っても、それなりにMT用のノブが品揃えしてあったものだけれども、今はそうじゃない。それなりに売り場面積を持つ量販店でも、目当ての品に出会うことは滅多に……どころか、ここ5年ばかりなかったのである。

 それが、この横浜のオートバックスにはあった。MOMOのアナトミックというモデルで、ちょうど駐車場代金を無料にするのにも程よい金額だ。まあ、これを買わないでも他に手元には2~3使えるシフト・ノブがあるのだけれど、何のかんの言っても一番使用期間が長くて手に馴染んだ形でもあることだし、タイミングもいいので買ってしまった。

 そのままオートバックスの駐車場でノブの交換を……と行きたいところだったが、残念。肝心の車(ユーノス500)がそこにはない。この日、足にしていたのは幌屋根2座席の方。コイツのノブを換えるつもりは、特にないのであった。

 帰宅して早速500のノブを交換しようとしたのだが、いきなりへまをやった。固定用の芋ネジを一本、車内のあらぬところに落としてしまい、見つからない。ヤレヤレとため息が出たが、「今レバーに固定されてるほう」のノブから外した芋ネジを転用すればいいだけのことだった。

 たかだかノブを換えただけで、別に機械的な部分のコンディションが向上したわけでは全くないのだけれども、手が触れる自分で操作する部分がリフレッシュされると、なんだか車全体も多少調子がよくなったように錯覚して、それがちょっと面白かった。
Posted at 2010/05/27 12:54:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2009年10月31日 イイね!

黒部の秋

黒部の秋去年、仕事の合間をぎりぎり縫って参加するつもりでいたものの、結局土壇場でその「合間」自体が消滅してしまい行けなくなった友人たちとの旅行に、ことしは何とか参加できた。その行き先のひとつが黒部ダム。石原裕次郎の映画『黒部の太陽』でも有名な、関西電力の水力発電用巨大ダムだ。

 10月末と言う時期のこともあって、寒いだろうなあと覚悟はしていたが、やっぱり黒部は寒かった。テレビのニュースなんかで黒部・アルペンルートの道路の両側が雪の壁になっている映像を目にするが、本格的な冬ともなれば、そこまでの雪が降る土地柄なのだから当然ではある。

 流石に紅葉の見ごろは過ぎてしまっていたが、そういう「いかにも観光地的」な見所とは別に深い山間というのは――そもそも黒部は古い山岳信仰の霊地なのだが――ただそれだけで、心洗われるものがある。しかしまあ、よくもこんな山奥に、多量の資材を運び込んで、これだけの構造物を建造したものである。たまたま僕らが訪れたとき、ダムから放水が行われていたのは幸運だった。



 まぁそれにしても、だ。もう息の切れること切れること。ご一緒したREOパパさんは「高地で空気が薄いから」と仰るが、僕には自覚がある。日ごろの不摂生と運動不足が元凶なのである、と。普段、仕事をしている日に換算すれば優に3日分に匹敵する歩数を(急峻な階段や坂道の上り下りも含めて)移動したことがたたり、宿についてからは大浴場まで歩いていく気力が残っていなかった。

 ところで黒部では、日本でもはや唯一となったトロリーバスが運行されている。乗り物好きなので、そればまた物珍しかったのだけれども、トロリーバスって法律上は“電車”なのだった。架線のある新交通システム……みたいな感じだろうか。



 ここのトロリーバスは「単線」で、途中にすれ違い箇所が設けられている。2台だったか3台だったかがワンセットになって(列車のように連結はしていないので、それぞれに運転士がいる)運行され、すれ違いポイントに入ると最後尾車両の運転士が対向先頭の運転士に手信号で合図、それをもって双方が発車するという結構プリミティブな方法が面白かった。費用対効果のこともあるかもしれないが、あるいはこういう「電気」だとか「システム」だとかを介さない原始的な方法は、案外安全の保持に効果的なのかもしれないと思った。

ちょこっとフォトギャラリーにも関連の写真を載せておいた。
Posted at 2009/12/13 20:19:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2009年07月29日 イイね!

ゴコウノスリキレ

ゴコウノスリキレ擦り切れも擦り切れたり。添付写真を見れば、そのヒドさに目を覆いたくなるが、普段乗り降りする限りでは案外目にはつかない位置の擦り切れ。92年の購入以来、ずーっとそのままだったユーノス500の運転席をこのほど別の(廃車のためディーラーに引き取られた)個体から移植することができた。めでたい。

 布地が擦り切れている見た目の問題もさることながら、シート座面のヘタりも相当進んでいて、折あらば交換したいなぁと思っていたところだったので、これはまさに渡りに船だ。ただ、前回も書いたとおり昨今は、会社のコンプライアンスだとか法律だとかの縛りが厳しくて、ディーラーの目が届く範囲で日曜大工的な作業をさせてもらうことがとても難しい。
 従って今回は(最初から、その可能性は十分含んでいたけれど)ディーラーに作業工賃を支払って、先方の作業で部品の入れ替えを実施してもらった。これとても厳密に言えば「グレーゾーン」に属することらしく、なんというか『モノを大切にしない仕組み』が大手を振ってまかり通っているような感じがしてならない。

 ともあれ、交換したシートは期待通り。僕の乗っている個体よりも登録時期は若干さかのぼるようだけれども、走行距離とかドライバーの体重とか乗降頻度のファクターが有利に作用したようで、気分的には『新品』だ。
 座面の張りもしっかり残っている新しい(といってもセコハン品だが)椅子に座って運転しながら、ふと思い出してしまった。……そういえば、ドア・ミラーの電動格納機能が末期状態を呈しつつあるんだったっけ。廃車側のドア・ミラーがまだ十全に機能しているかどうか確認したうえで、そっちの入れ替えもお願いしておけばよかったかなぁ。
Posted at 2009/07/30 12:13:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2009年07月24日 イイね!

ユーノス500に“絶滅警報”

ユーノス500に“絶滅警報”2ヶ月ほど前、機械式の駐車場から車を出すときにバッテリー電圧が足りずエンジンが始動できずに冷や汗をかいた。20秒ばかり間をおいてキーをひねったら火が入り、その後はとりあえず問題なく使えていたので決定的にダメになるまで粘ろうかと思っていたのだが、定期点検の折にチェックしたら「もうムリ」というレベルまで電圧が降下していることが分かってしまった。

 知ってしまった以上、このまま頑張るのもさすがに精神衛生上よろしくないので、お安くない定価をディーラーに支払って新品に交換することにした。で、表題はそのときに馴染みのHさんから聞いて愕然とした話のことだ。

 アルファのMiTo(ミト)を試乗したときに販社のセールスマンからも聞いていたのだが、登録後13年を超えた車を買い換えると25万円の助成金がつく。道楽でユーノス500の維持を続けているもんだから、どーせ買い換える気のない僕には縁のない話だが、25万円。これは、かなりの金額だ。

 この日、行きつけの販社には、僕のユーノス500よりナンバー・プレートの平仮名5文字分だけ登録の古い――と言うことはほぼ同じ年式の――同色の個体が入庫していた。多少塗装の色つやは衰えているものの中々結構なコンディションに見受けられ、大事に乗ってるなぁと感心していたら、さにあらず。25万円の助成金と引き換えに代替に出され、このまま解体処分されるのだと言う。

 Hさんによると、例の自動車買い替え需要喚起策が始まってからこっち数ヶ月で、彼の知る限りでも100台規模のユーノス500が処分場送りになったそうだ。しかもこの制度、助成金を出すからには車は必ずや廃棄処分にせよというキマリになっているので、販社で再度中古車市場に流通させることができない。文字通りの「死刑宣告」である。……ヒッデェ制度導入しやがって。

 ことし年初時点で何台のユーノス500が生き残っていたのか僕は承知していないが、年末までにはそれこそ、道楽で乗り続けているごく一部の物好きが所有する少数以外はほとんど消えてしまっているような悪い予感がする。

 しかも悪いことに、廃車にかかる制度が変わり「部品取り」さえもままならぬ。丸ごと全部、ゴミにしろと言うわけだ。僕のユーノス500、運転席側のシートがクタクタにへたっているので、廃棄されるコンディションのマシな車があれば、それと入れ替えたいんだけれども……これだと叶いそうもない。と言うか、パーツの宝庫なんだけどなぁ……。
Posted at 2009/07/25 13:54:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2009年05月06日 イイね!

河岡徳彦先生と荒川健さん

河岡徳彦先生と荒川健さん今は活動をひとまず終えたユーノス500のオーナーズ・クラブだけれど、先月初めに発足から丸10年を迎えた由。「あやしい自動車の会」なんて笑いあったりもしたけれど、今般、発足の比較的初期からの“あやしい仲間”を中心にした面々が、ユーノス500のデザイン・チーフだった荒川さんのギャラリーにお邪魔し、かつ荒川さんの上司だった河岡先生(現在、静岡文化芸術大学で教鞭を取っておいでなので)、クラブの発足にあたり大変お力添えをいただいた元MRY(マツダR&Dセンター横浜)の鈴木さんをお迎えして、ささやかに――でもなかったが――お祝いをした。

 既にマツダを離れた3氏からは、在籍当時には(過去の仕事であったとしても)立場上しゃべるわけにはいかなかったであろうお話も色々とうかがうことができ、また自動車デザインがらみの専門雑誌なども含め「外部」の人間が見ることのできない――というかコーポレート・ガバナンスの上からも、そんなモンを外部の人間に見せることは通常ありえない――画稿なんかも見せていただいて、それはそれは面白かったのだけれども、それは内輪のこじんまりとした席での座興だから許されたこと。ネット上の記事にするには当然馴染まない……てなこと考えていたら、あらまぁ。公開の場に書けるような話なんて、ほとんどないじゃん!

 書かずにいて自分でも忘れてしまったら勿体ないのでキーワード(見出し)だけ残しておくけど、アレコレ話した内容は『汚いは綺麗、綺麗は汚い』『日程管理と神の声』『倉庫で寝かせる』『財前教授の大名行列』『軽自動車だったら売れるのに』『デザイン部門の分業とマルチ・ロール』『真っ赤なハイヒールをはいた女性のふくらはぎ』『カンガルーと十字屋牢と蒼白になったカロッツェリア』『GMデザイン・センターの3つの食堂』『GMデザイン・センターの入場規制』『供給過多の中国デザイナー事情』『デジアナ変換』『アウディの面作り』『オペルの給料』『大き目のエンジンを無理やり詰め込むババリア人』『美しいとカッコイイ』『洞窟のイデア』『やることはやり尽くしてしまった』『もはや模倣なしでは成り立たない』『イーストウッドの72年式グラントリノへの偏愛』『役所が旗振ったマイクロ・カー構想の頓挫』『今も残る“国家社会主義ドイツ労働者党”体質』『ブルーノ・サッコ哀歌』『久米宏に振り回される』『浜松の都市交通』『中国のペダルつき電動スクーター』『見せ過ぎなビデオ』『当時の知見じゃ分からなかった塗料の劣化』『とにかく融資したかった』……うーん、こんな感じだったかな。

 これじゃ判じ物めいて何が何やら分からないけど、まぁ大方こんな見出しがつけられるような話に半日以上興じたのであった。文筆業の世界で言う「語りおろし」ならば、これをネタに優に半年くらい週刊連載できちゃいそうなくらいの情報の宝庫でもあるのだが……残念ながら、これは内輪でのお話なのだ。まぁいずれ追い追いデザインがらみの話を書く折には、当たらず障らずの範囲で引用はするんだろうなぁとの予感はあるのだけれども。
Posted at 2009/05/10 07:26:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記

プロフィール

「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

Automotive Design 
カテゴリ:新しい車関連
2003/08/09 00:21:12
 
All The Web 
カテゴリ:便利
2002/12/27 14:03:26
 
Hubble Space Telescope Public Pictures 
カテゴリ:科学・文化・芸術
2002/11/08 15:59:43
 

愛車一覧

マツダ ロードスター マツダ ロードスター
2005年10月、発作的に衝動買いしてしまいました。 いい車だなぁと思ってはいたものの所 ...
マツダ ユーノス500 マツダ ユーノス500
気が付けばデビューはもう19年前。 最新の車とは比べるべくもありません。 ガタガタゴトゴ ...
マツダ アテンザセダン マツダ アテンザセダン
例によって例のごとく、借り物の車での「パートタイム・オーナー」です。レンタルしたのは10 ...
マツダ ランティス マツダ ランティス
俄かオーナー経験は僅か3週間で終わりましたが、とてもいい車です。 代車だったので、コンデ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation