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惰眠のブログ一覧

2007年01月10日 イイね!

社外マフラーはダメですか

社外マフラーはダメですかいやぁ、困ったな。と言うのが新聞記事を見ての第一印象。
国土交通省が、自動車の消音機から出る音の規制を、現状より一段と強める方向で検討していると報じられている。

 僕のユーノス500に装着しているマツダスピード製のマフラーは、少なくとも販売時には車検適合品であった。だからこそ購入に踏み切ったわけなのだが、何年か前に一度、友人たちと集まったときに面白がって音圧を測定したら、駐車時の空ぶかしで簡単に規制値を飛び越えてしまった。
 その当時は機関に不具合を抱えていたこともあって実力(?)以上にうるさくなっていたことは確かなのだけれども、その後の時間の経過によって消音能力が下がっているとすれば検査をクリアできなくなっていてもおかしくない。いや、あくまで印象論ではあるが、多分クリアできないだろうと確信している。

 だから「困ったな、また物入りかな」と思っているのだけれども、同時に仕方ないなあとも感じている。これでも世間様の一角に暮らさせていただいている身の上、ご近所が迷惑に感じるようなデッカイ音を出しといて「俺の趣味に茶々入れるな!」なんて言えない。NIMBYな話をすれば、僕だって自宅近所をでっかい排気音のクルマが駆け抜けていくのは(特に夜間など)いい気がしないのだから。

 せめて願わくは、発売時点でOKだった商品に関しては(シートベルトなんかと同じように)遡って違反品認定するのはやめてほしいな、と言うこと。とは言え、社外品を仮につけていなくても、経年劣化で規制値を超えるようになったら「整備し直せ!」と言うことになっちゃうわけだから、願うだけ虚しかったりするのだけれど。
Posted at 2007/01/10 22:12:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2006年10月21日 イイね!

日本の古代に少し触れる

日本の古代に少し触れる中央道諏訪インターチェンジのほど近くに神長官(じんちょうかん)守矢資料館という、とてもとても小さな郷土史料を扱ったところがある。大和朝廷が入り込んでくる以前から諏訪地方の「まつりごと」を司っていた一族の裔が、ついに明治期に途絶えてしまった祭祀にまつわる品々を展示しているのだ。

 建築史家にして建築家でもある藤森照信氏による建物の外観がとても特徴的なのだけれども、何より所蔵品と説明文に心かきたてられるものがあった。守矢(もともとは『洩矢』であったらしい)の一族が神長官となるのは、5世紀のころ出雲から兵を率いてきた建御名方命(タケミナカタノミコト)との戦に敗れて以降のことらしい。

 この一族が執り行う祭礼で用いられた供物が一部資料館に再現保存されているのだけれども、これは完全に狩猟民のそれである。そしてそのまつりごとは、時を経て江戸の末までは受け継がれてきたというのだ。農耕文化の民に制圧された後も、狩猟文化の民の祭祀が生きながらえてきた……。戦に敗れたとはいえ、さぞかし強い力を持った人々だったのだろうと思ったら、資料館の片隅にそれを証明するかのように銅鏡が展示してあった。どういう来歴のものかまでは説明されていなかったが、こんなものを所有している一族が、只者であろう筈がない。

 牛に引かれて善光寺に参ったような按配で訪れた資料館だったが、なんだかとっても厳粛な気持ちになった。人の営みが築き上げたホンモノの歴史ってやつの重みは、やはり圧倒的なのだ。
Posted at 2006/10/23 23:39:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2006年09月30日 イイね!

長らくお世話になりました

長らくお世話になりましたマツダR&Dセンター横浜(通称MRY)で、僕らオーナーズ・クラブと会社の接点になってくださっていた総務部のSさんが、定年退職なさるとの連絡をもらった。

 思い返せば7年前、ユーノス500のクラブが発足する前に、のちに会長となるKahan氏が当時の開発担当者などを招聘して講演会を企画して以来お付き合い下さった大恩人である。何か感謝の気持ちをお伝えしたいということで、MRYにお邪魔することが多かった面々を中心にKahan氏の音頭とりでささやかな会を催した。会場がまたMRYだというのはまあ、ご愛嬌である。

 色々裏話などをうかがった中で興味深かったのは、今ではすっかり定着した感のあるMRYにおける一般ユーザー向け新車開発者説明会のこと。
 当初は広島本社や開発担当者の理解が得られなかったそうだ。つまり、ユーザーとの向き合いはメディアを通じてやれば十分じゃないか、何もわざわざ予算を使って、直接会って話をする必要などないではないかと言うわけだ。
 実際問題として、民生品のメーカーは社内の専門セクションや社外の業者を使ってマーケットのリサーチには怠りがない。そういうところから上がってくるレポートを読めば、ユーザーの声は分かるのだから、あとはファン・サービスに過ぎないという理屈で、それはまあ間違っていない。

 そんな訳で、嫌がる開発担当者を説き伏せて(開催予算の調達にも四苦八苦しながら)始まったマツダの新車技術展だけれども、やってみると社内からも「よかった」の声が上がり始めた由。
 確かにリサーチで上がってくるユーザーの声のリポートに間違いがあるわけじゃないが、その優先順位や熱望度が直に聞けるのは開発にもとてもメリットがあると判ってきたのだそうだ。

 おかげで予算も、きちんと本社の広報宣伝費用として計上されるようになったのだとか。ドライな話をすると、こうした活動を行っているか否かと言うことが会社の格付けや株価の評価指標に組み込まれるようになったことも社内の認知を得る上で大きなポイントだったそうだけれども。

 いずれにせよ、そうした苦労を乗り越えてマツダと言う会社が一般消費者と直接に向き合う「場」を作り上げた功労者であるSさんが会社を去る。願わくは、後任の担当者も僕らユーザーとの接触を面倒くさがらずに(メンドクセーとは思うけども)やって頂けると嬉しい。

 ところで退職なさるSさんも、ユーノス500を発売終了後に購入したオーナーである。玄関脇の駐車スペースに、Sさん所有の車を囲むようにして並べて、ちょっとした撮影会模様となった。



マツダと言う会社法人にとってユーノス・ブランドの各車は「思い出したくもない苦い過去」のようだけれども、その会社に勤めている人の中にはちゃんとファンがいるのだと思うと嬉しい。
Posted at 2006/10/02 11:46:02 | コメント(0) | トラックバック(2) | ユーノス500関係 | 日記
2006年08月25日 イイね!

7時から4時まで

7時から4時までそんなタイトルの映画があったよな……などと思わなくもないが、ユーノス500を通じて知己を得た仲間と久しぶりに顔をあわせてきた。ただ、午前9時から午後5時までの映画と違って僕らは「午後7時から午前4時」。昼夜がまっさかさまである。

 いつもの通りすンごく真面目な話から、腹の皮が攀じ切れるような与太話まで各種取り揃えで喋って食べて過ごす。NYのタクシーかなんかを連想する関係の話題で猛烈に盛り上がったり、美しい花を咲かせる棘のある植物を連想するようなネタで大いに笑ったりした。持つべきものは友人であり、持つべきものは楽しい時間であると再認識。

 しかし冷静に考えてみれば、深夜のファミリー・レストランで40前後の男どもが8人も集まってワイワイ騒ぐ話題にはあまり相応しくなかったかも知れない。
 もうちょっと別の種類の飲食店だったらばドンピシャなんだけれども、生憎と僕らは全員車なので、そういう店に入るわけには行かないのだった。

 話の中でREOパパさんから、東京ビッグサイトに往年の日本の名車がズラリと並んでいると聞く。なんでもグッドデザイン賞50周年か何かの記念イベントらしいのだが、昭和30年代から40年代頃の昔懐かしい車がいっぱいあるよと聞かされれば、やはり行きたくなる。ただ、Gマーク関連のイベントだというのに受賞製品のユーノス500は展示されていなかった由。

 Kahan氏が招待チケットを複数枚持っていたので、そのうちの一枚をありがたく頂戴した。帰宅したら午前5時を回っている。イベント最終日は16時閉館。ちゃんと起きて行くことができるだろうかと、一抹の不安を抱えながら床に就いた。
Posted at 2006/08/27 21:05:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2006年08月12日 イイね!

顔の傷の修理

顔の傷の修理不注意で擦ってしまったユーノス500のバンパー修理のために、行きつけのディーラーに車を預けてきた。当初、交換を前提にしていたので見積もりは8万円強となかなかの金額だったのだが、実際に現状を見てもらったところ「これなら修正で綺麗になりますよ」との診断を得た。その場合の御代は、交換に比べて大体半分。

 財布にかかる負担もさることながら、一部に擦り傷がついただけのバンパーを丸ごと交換することに忸怩たる思いもあったので、ありがたい話だ。結局、修正+塗装で対処してもらうことにした。
 そうして店を辞去しようとしたところで、少し前からゴロゴロ言っていた空から雨粒が落ちてきた。確かに予報では、雷雨に注意と言ってはいたが、晩からじゃあなかったのか……。
 工場のお盆休みもあるので、車の仕上がりは来週末の予定。その間、シャッターつき駐車スペースは幌付きの車が占有することになる。出かける前に車を入れ替えておいたのは正解だった。

 店にあった傘を貸してもらい(どうも、誰か個人の所有のものだったようだが……)バスでとぼとぼ帰る。しばらくは降ったり止んだりの空模様だったが田園調布の駅についてすぐ、本格的に降り始めた。借りた傘はあるけれど、自宅最寄り駅から家までこの雨の中を歩くのは気が乗らない。駅前のショッピング・センターで必要な買い物を済ませてタクシーで帰宅することとした。

 途中、普段は絶対に走らないような住宅地を通りかかった際、月ぎめ駐車場に停められた「真っ赤っかに全塗装したフィガロ」を見かけた。元々はロワ・ボディーとグリーン・ハウスが塗り分けられたツートンのフィガロを、このオーナーは全身赤一色に染め上げている。
 しかし目の覚めるような鮮やかな赤の車体と鍍金モールの対比が鮮やかで中々いい。上も下も同じ色のフィガロ、と言うのがまた新鮮だ。今度、カメラを持って出かけてみようかな、と思った。
Posted at 2006/08/14 10:40:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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