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惰眠のブログ一覧

2004年06月17日 イイね!

米英科学者がテレポーテーション実現!?

米英科学者がテレポーテーション実現!?オンライン版の新聞見出しを見ていてぶったまげた。
欧米の二つの研究チームが、原子レベルとは言えテレポーテーションを実現した、と言うのだ。
 テレポーテーションで即座に思い浮かぶのは「バビル2世」とか「ウルトラマン」あたりの、瞬間移動の超能力である。
 ありえないだろ、そんなこと…と思いつつも、最近の研究では「フォトニック・フラクタル」なんていう構造体が、内部に光の波長まで含む電磁波を停留させて蓄積する―光が一時停止する―ことすら可能だそうだから、まさかとは思うが瞬間移動も可能なのかも知れぬと記事本文を読んだ。

 羊頭狗肉であった。
記事に書かれていたのは、テレポーテーションって言葉で僕なんかが想像するのとは大分違う現象である。
 僕の感覚でテレポーテーションと言うのは、PCの操作にたとえると別々のフォルダ間でファイルの「切り取り」と「貼り付け」のコンビネーションをすることだ。
もとあった場所からは影も形も掻き消え、何もなかった場所に忽然と姿をあらわす。それが瞬間移動(テレポーテーション)ってものだろう。
 物理現象として確認されたのはそうではなく、原子Aの状態が近隣の原子Bに再現される、と言うものでPCの操作で言えば別々のフォルダに保存されたファイルAのデータによってファイルBを上書きするような感じの事柄だった。
 テレポーテーションというよりは―SFやオカルト系の用語にすると―「インフェクション(=感染)」とか「ポゼッション(=憑依)」である。これは確かに画期的な発見なのだろうけど、なんと言うか…ちょっと誇大宣伝じゃない?とかつてのSF者は思うのであった。

 まあSF的なスタンスでの見方はともかくとして、フォトニック・フラクタルも、この「テレポーテーション」現象も量子コンピューター実現の基礎技術としてとっても重要らしいので、地に足のついた技術研究としては、もの凄く意味のあることなのだろう。
 ―いや、まて。「量子コンピューター」なんてモノ自体、考えてみりゃSFだった。うーむ。ケータイなんかがごく日常の道具になっちゃっているから麻痺しているけど、あれは殆どウルトラ警備隊の通信機だ。
 70年代の子供にとってのSFは、いまや現実によって上書きされているのだな。夢の道具も、普遍化しちゃうと意外につまらない―と言うか、理想郷とか夢なんてものは、永遠に実現しないからこその理想郷であり夢である、ってことだろうか。

あー、こういうネタにつける画像って、どういうのが…。
なんて頭をひねるのもまた楽しい(笑)。
(後記:本当はもっとコマ割りの細かい動画を作ったのだけれど容量制限に引っかかってアップロードできなかった。残念無念)
Posted at 2004/06/17 12:04:32 | コメント(1) | 芸能・文化 | 日記

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