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惰眠のブログ一覧

2005年12月28日 イイね!

レクサスISって…いいかも

レクサスISって…いいかも横浜から戻ってきて、まだ日が高いのでもうちょっと遊ぼうかと考えて思いついたのがレクサスIS見物だ。
 幸いにしてと言うべきか、ちょっとした過去の経験が原因で敷居の高い店や社会的地位の高い人などが相手でも全然気後れしないという可愛げのない性格になってしまったので、歴史と伝統はないが格調だけは高い小売店なんて言うのは、格好の暇つぶしネタなのである。

 前に一度覗いたレクサス目黒は、公の検査機関が28日まで営業している関係上、今日が仕事納めだと言う。前回僕についた営業マンの青年は、ほとんど芝居がかっているくらいに慇懃な物腰であったのだが、今日店番をしていた男性(それでも僕より7~8歳は若いだろう)は随分と砕けた調子で、レクサスの接客マニュアル準拠でこれは大丈夫なのかと、こっちが冷や冷やさせられてしまった。

 彼の対応が客に対して失礼があるとかそういうのでは全然ないが、ただ余りにもフランクかつ正直に過ぎるのだ。はっきり言ってしまうと「車が好きなお兄ちゃん」である。
 閑古鳥の啼く店内で、今後のハイブリッド・レクサスやSUVの商品展開計画だとか、メルセデスのお客さんを振り向かせるのは殆んど不可能だがボルボやプジョー(店舗が近接している)の顧客は取り込めそうだとか、きっと上司が聞いてたら悪い査定をつけそうな話を色々してくれた。
 まあ、正直なところ余所行きの顔で客に対するレクサス式よりも、僕はこのお兄ちゃん式の客対応の方が肌に合うのであるけれども。

 んでまあ、レクサスISなのだが、僕は「これ、いいじゃない?」と思った。確かにスタイルを見ると、ああBMWを思いっきり意識してるなーとか、アルファ156のアンダーボディの造型って業界全体にインパクトを及ぼしたんだなーとか、まあ言おうと思えば言えることは少なくない。
 ないのだけれど、同時に「だから、どうした」とも思えてくる。これだけ十全の商品として成立しているのだから、多少スタイリングのテイストがどうだとか疑問符があっても、構わないんじゃないのかと。

 さらに、乗ってみると、中が狭いとか、トランクが小さいとかスカットルの高さ(フロント・ガラスの下端)が滅法高くてトーチカに篭城してるみたいだとか、リア・シートは足の置き場がないとか、左前方の見切りが絶望的に悪いとか、昔のユーノスコスモみたいにキーを抜くと格納位置に戻るステアリングはやりすぎじゃないのか、他にも色々言いたいことは確かに一杯ある。

 でも、それすらも「まあ、いいんじゃない?」と鉾を収めたくなってしまいたい気にさせる妙なオーラを、この車はまとっている。GSの時は「なんだかなぁ」と思ったものだけども、ISは好感している。
 まあごく大雑把に言うと、GSよりもISのほうが設計開発段階からレクサス的本気度が高かったと言うことらしい。

 トヨタが本気になるとこういうのが作れちゃうんだなー、これじゃあ生産力・商品力・営業力等々の総合力でトヨタに太刀打ちできる自動車メーカーなんて世界中捜してもないわなー、なんてことを漠然と考えながら自分の車に戻った。
 お見送りに来た男性の前で、ワンタッチの幌をストンと降ろすと、世界最強の量産車を売る彼が「これは凄い!」と、その幌のつくりに目を丸くしていた。もう、トヨタ以外の自動車メーカーは、こういう小技の世界、一芸入試みたいな分野でお客の心をとらえるしかないのかもしれないが…きっと、トヨタなら同じことをもっと上手に商品化しそうで、そこがまたオッカナイのであった。
Posted at 2005/12/30 23:46:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2005年12月28日 イイね!

広い冬の空を見に

広い冬の空を見に玉川髙島屋を出たあと、冬の広い空が見たくなって横浜市内まで足を延ばした。年の瀬とは言ってもまだ動いている会社もあるのだろう、国道は結構な数のトラックが行き交っている。そんな中を、遊び以外には使えない車で、文字通り遊びの運転をしている状況というのは、なにがしか背徳的な悦びを感じさせる。

 思っていたよりも混んだ道に多少辟易しつつ到着してみると、広い広い芝生には全部でも4つ程度の家族などのグループがいるだけだった。 ラジコンのヘリコプターを飛ばす親子、ゲイラ・カイトのような洋凧を上げる青年、手作り紙飛行機を飛ばす60歳手前くらいの男性2人連れ。社名の入った営業車にこもったままぼんやりしている勤め人も数人いる。その場に居合わせた皆がそれぞれ、思い思いに背徳的な人生の悦びを満喫している。

 僕も車のエンジンを切り、寒いなあと呟きながらブラブラと歩き回ったり、幌をあけたまま停めているクルマの写真を思い出したように撮ったり、好きなだけ非生産的な時間を過ごした。クルマに乗って気ままに出かけるのは、やはり素敵なことなのだと思う。
Posted at 2005/12/30 22:50:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 幌つきの方の赤い車 | 日記
2005年12月28日 イイね!

NHK時代劇「風神の門」

NHK時代劇「風神の門」27日が仕事納めだったので、今日から年末年始休暇である。暦の関係で新年は4日から早速仕事というのが嬉しくないが、それはそれ。
天気もよかったので、チョイと出かけることにした。折角屋根の開く車を買ったのだ。こういう時に乗らない手はないではないか。

 まず足を向けたのは玉川髙島屋。先日、テナントのカメラ屋に行ったときに修理も受け付けていると聞いたので、ミノルタのハイマチックFを勇躍持ち込むことにしたのだ。
 ただまあ、感触としては「もし直せればラッキー」。僕がちょっと期待していたようにカメラのきむらが独自に修理をしているのではなく、結局メーカー修理に取り次ぐだけというのが問題なのだ。ハイマチックFは、もう相当昔の絶版機種。メーカーに部品の残りがなければ、もうそれだけで「修理不能」の烙印が押されるというわけ。ハイマチックFくらい古くなると、その可能性が極めて高い由。

 まあ、そうなったらそのときは別の手段を考えるさと気分を切り替えつつ並びのレコード屋(これも言葉としては絶版かも)にフラフラと入る。と、DVDコーナーにNHK時代劇「風神の門」があるではないか!
 小学生の頃、夢中になってみたドラマだ。オープニング曲はクリスタルキングの「時間差」。どういう事情があったかは知らないがシングル・カットもされず、放送当時にテレビにテープレコーダーを繋いで録音した音源でしか聞くことのできなかったあの曲が、また聴ける。

 それで衝動買い。1~12話を収録した商品はなかったから、霧隠才蔵と猿飛佐助が漫才師に変装して家康暗殺に臨む前半最大の見せ場が欠落するが、気にしない。髙島屋のあとちょっとドライブをしてから家に戻り、早速DVDを観賞する。

 「風神の門」は、いまから25年も前に放送された時代劇だ。その分を割り引かないと、いくらあの頃夢中になっていたからといって、今でも満足できるというものではない。僕が普段使っているユーノス500だって、最近の車と乗り比べるとありとあらゆる技術が古いと思い知らされるものだけれど、ドラマも同じだ。
 殺陣、撮影技術、演出技術、画面構成、ストーリーの運び、役者の演技。どれもこれも、この四半世紀の間にずいぶんと進化したのだなぁと思い知らされる。

 でも、結局それらテクニックの部分は、ドラマの完成度にとって決定的に重要な要素ではないのだということも感じた。だって、古さが目に付くのは事実だけれども「風神の門」は面白いのだから。
Posted at 2005/12/30 22:10:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能・文化 | 日記

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何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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