惰眠のブログ一覧

昼休みにitaliaspeedドットコムを閲覧していると、本日付の記事に「フェラーリが４輪駆動システムを開発」と言う記事を見つけた（関連ＵＲＬ参照）。１９８７年に４０８と名づけられたプロトタイプを発表して以来、およそ２０年越しで発表された『ヨンクのフェラーリ』である。

　なんでも『インサータブル４×４』とか言う名前を与えられたこのシステムは、後輪駆動をベースにしたオプショナルなもので路面の状況に関わらず最高のパフォーマンスを発揮できるように駆動ロスをとことん低減したのだとか。ま、プレス・リリースじゃどのメーカーだってそう言うよな。

　記事を読む限り、今のところ具体的にどのモデルに『インサータブル４×４』を投入してくるのか明らかにされていないし、そもそも商品レベルで完成しているのかさえ疑わしいのだけれども、なんというのか、ちょっと裏切られたような複雑な気持ちがする。

　僕はフェラーリと言うブランドに思い入れがあるわけじゃないのだけれど、あんまりハイテクで武装した車にはなって欲しくないなとは思っている。電子制御なんかじゃなくて、コンベンショナルな機械技術のスゴさを誇るような車であって欲しい。ラテン国の電機製品っていまひとつ信用できないし、なにより４０８プロトタイプはカッコ悪かったから。