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惰眠のブログ一覧

2002年07月14日 イイね!

へへ印

へへ印ユーノス500からシトロエンXantiaに乗り換えたらっきぃ氏から便りが来た。フランス革命記念日の7月14日、シトロエンのオーナー達が都内某所にさりげなく集結する、とのお知らせだった。僕自身はシトロエンのオーナーではないが、旧い車、癖のある車、技術者の強烈な思い込みが反映された車が好きなので、当然シトロエンも好きだ。
誰が旗を振るでもなく五月雨式に集まるだけと言う、なんだか僕らが時々やっているような方式のため、どんな車種がどれほど集まるのか見当もつかなかったが、掘り出し物に出会えるかもしれないと期待して見に行くことにした。

現地には、想像以上の掘り出し物が集まっていた。山梨ナンバーや大阪ナンバーの車もいる。本国式に首振りランプこみで6灯が付くSMをはじめ、DS(写真)、CX、GSA、AMIなど、街中で見かけたら10日は寿命が延びるんじゃないかと思うほどありがたい車が、ズラ~っと並んでいる。他にもロールバーを組んだAX、初期型ボビンメーターのBX、エアロを組んだXM…都内に住んでいても、そうそうお目にかかることの出来ないような車ばかりだ。
シトロエンばかりではなくプジョー504や605、106のほか、ルノー25やメガーヌなど他のフランス車もいたのだが、面白いことに最近大いに売れている206や、一頃大人気だった205、サンクなどの「有名どころ」が1台も来ていない。なにかしら部外者には窺い知れぬ理由があるのだろうか。

居並ぶフランス車を見ていると、なんだか芳醇な果実がならぶ朝市のように思えてくる。たとえばここにいる車を全部ドイツ車に置き換えてみたとして、こんなに豊かな気分になるだろうか?
これは僕の個人的な感想に過ぎないのだが、ドイツの車というのは愛でて楽しむには余りにマジメで実用に向きすぎているんじゃないだろうか。そして多分、それは日本車も同じように感じる。

ルノー・サンクあたりが着心地のいい安手のカジュアルだとしたら、カローラやゴルフなどは機能性の高い、工場の制服みたいな感じ。どっちが優れていると比べるのはナンセンスだけれど、僕は機能性の高い作業着よりも、気安いカジュアルの方が好きだ。僕がユーノス500をかつて選び、数多のトラブルにも関わらず乗り続けている理由の一端は、多分そんなところにもある。
Posted at 2002/07/14 09:18:44 | コメント(0) | 海外の車 | 日記
2002年07月03日 イイね!

わたしの知らない世界

わたしの知らない世界ぼちぼち怪談のシーズンである。
であるのだが、僕は基本的に、それを語るつもりはない。語ると、意識が「そっち方面」に向いてセンサーが鋭敏化されるらしく、感じたくないものを感じたり、見聞きしたくないものを見聞きしがちになるからだ。経験的にセンサーの感度を無理矢理下げる方法も身につけたが、いずれにせよ個人的には、興味本位で触れる話題じゃないと思っている。
だから、タイトルにある「わたしの知らない世界」と言うのは、いま携わっている業務の話。

いま僕は、米国の就労ビザ申請の準備作業を進めている。本当は日記など書いている場合ではないのだが、段々頭の中が煮詰まってきたので気分転換である。
海外旅行が嫌いで、今の会社に入るまでは日本国の国境を越えたことのなかった僕は、ビザ取得というものを非常に軽く考えていた。特に、就労ビザを取るというのが、かくも困難だとは思いもよらなかった。何しろ、取得申請の代行業なんてものが、高額の手数料を取るのに商売として成り立っているほどなのである。
もちろん、ビザ取得くらい自分の会社で全部処理している企業だって多いだろう。だが僕の勤め先は、そうではないのだ。
ノウハウが何もないところに来て、6月末の異動発令で米国子会社に出向する従業員のビザ申請をやってくれ、と来たもんだ。

んなモンできるかー!と撥ね付けられれば世話ないが、哀しいかな雇われの身では、そういうことは口に出来ないものである。口にしてもいいが、その代償を考えると二の足を踏む。
結局、先にも書いた代行会社にお任せすることにしたのだが、先方を訪問していきなり先制パンチを食らわされた。
添付写真(原版は目線が入っているだけ)が、壁にかかっていたのだ。
写真下のキャプションにはこうある。
「11月16日(木)午前11時、アメリカ大使館正門前、『今日ビザが取れないと、私の人生は終わりです』と泣きながら訴える女性」。
まるで高速道路のSAで晒し者にされている事故車両の写真だ。が、これは他人事じゃない。もちろん交通事故だって他人事じゃあないのだが、車の運転は10年以上の経験がある分野。こっちは、いまだ経験ゼロの分野なのだ。
ビザ取得が、こんなコワイ世界だったとは、正直言って知らなかった。

ともあれ、助言を戴きそろえるべき書類を教わり作業に取り掛かったのだが…アメリカに現地法人を作った時の資料が、所々抜け落ちているのだ。それも、非常に重要なのが!!
赴任のタイムリミットも迫ってくる中、なかなかこういうものって出てこない。公式の申請文書にウソや適当を書くわけにも行かない。大使館の門前で泣きたくなるが、それで済む問題ではないのだった。もうしばらくは神経が擦り減る作業に関わらないといけない。
Posted at 2002/07/03 17:07:59 | コメント(2) | 身の回りの出来事 | 日記

プロフィール

「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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