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惰眠のブログ一覧

2003年01月05日 イイね!

親の車、息子の車…と、車椅子

親の車、息子の車…と、車椅子今日の法事で、史上初めて僕ら親子の車3台が揃い踏みした。今回は母の乗る車椅子もあったわけで、親子4人、一人1台体制のゴージャスなラインナップである。
 それはともかくとして父のレガシィB4、僕のユーノス500、弟のブラビッシモ(写真)、何の脈略もないようだけれども互いに話をしているとクルマ選びに共通点があることが判ってきて、やっぱり親子なんだなぁと苦笑したくなった。

 父がB4(前期型)を選んだ理由は前に聞いていたのだが、弟に「でも何でブラーヴォなの?」と聞くと「いや、何となく」と答える。何となくで選ぶ車じゃないだろうし、答えた弟の表情がなにやら微妙に含みのある笑い顔だったので重ねて「アルファでもよかったじゃない」と聞くと「いや…アルファは数が多すぎて…」と来たもんだ。あははー、やっぱりね、思った通りだ。君もあの親父の息子だ。とは口には出さなかったが、心の中でニヤリとした。

 最終的に辿り着いたチョイスは三人三様で別々なのだけれど、その行動原理というか選択の基準がまったく同じ。流行りものとか人気商品は欲しくない、人とは違った自分にとっての掘り出し物がいいのだ。父などは、B4のMC後のスタイルが気に入らず、前期型の在庫を色指定までして全国から探させて、残り3台のうち四国だか九州だかにあった車を引っ張ってきたと言うのだから大したものだ。

 青年期には、人から父親に似ているなどと言われると反発を感じたものだが、30半ばの今となっては寧ろある種の嬉しすら感じるから面白いものだ。多分僕自身はこの先も家族を持って子を育てることはないのだろうけれども、弟夫婦はもうじき4人家族になるわけで、きっとこういう、言葉にはならない家族の文化のようなものを伝承していくのだろうと思い、なにやら感傷的な気分になった。

 それはともかく、今日のこの瞬間まで自分が親の乗る車椅子を押すなんて経験をするとは想像もしなかった。多分、まだ僕が20代前半だったら親の車椅子を人前で押すなんて言う「孝行息子ぶり」を披露するのは気恥ずかしくてたまらなかっただろうと思いつつ、内心密かに「こりゃあまるで某船舶振興会のササガワさんのようだ」と考えたりもした。大腿骨頭を痛めた母を背に負うことは出来ないのだけれど。

 しかし、この車椅子と言う奴は介助者のユーティリティーも被介助者の快適性も端から念頭にないような代物で、もう少し何とかしろよと言いたくなる。僕も含め大方の人には殆んど身近に接する機会のない道具なので乗用車などと比べると快適性だとか使い心地に関する声は大きくならないのだろうけれど、一度接してみるとその粗末さには腹立ちさえ覚える。「俺の母親が乗るんだぞ!」と言う類の感情なのかもしれないが、この製品レベルはまったく誉められたものではない。

 高齢化社会の問題で盛んに取り上げられるデイケアの充実などもさることながら、こういう日常一般の用に供する道具の改善にも、福祉の世界でもっと光が当てられていいんじゃないかとの思いを強くした。僕自身もそうなのだが、やはり身近で切実な問題にならないことには、こういうマイナーな(敢えて「マイナー」と言う)事柄には、なかなか意識が向いていかないのだろうか。
 ユーザーの意識が向いていけば、産業化・商品化に結びついていくことは自動車の衝突安全性が商品価値を持つようになった例ではっきりしているのだけれど。
Posted at 2003/01/06 19:33:01 | コメント(1) | ふと思ったこと | 日記
2003年01月05日 イイね!

八王子は雪だったようで…

八王子は雪だったようで…祖母の13回忌の法事で八王子へ行った。連休の最終日と言うこともあってか、都内の道路はどこも空いている。高井戸ランプから首都高に乗り、中央道の八王子第1出口で降りたが、予想していたよりも30分以上も早く到着してしまった。
 途中でハンドレッド・マイルに挑戦してみたのは内緒だが、タウンスピードで気になるタイヤの固さも、そう言うレンジに近づくと安心感や操作のしやすさとなって現れる。人間万事塞翁が馬、なにも悪いことばかりじゃない。

 2日に横浜の実家に帰省した時、所々に雪が残っているのでちょっと驚いたのだが八王子はさすがに寒い。日陰の部分に雪が残っているだけでなく、路面があちこちでツルツルに凍結している。寺の庭にもかすかに雪が残っていた(写真)。お寺は小山の麓で、墓苑はその斜面にあるので、車椅子の母や第2子を妊娠中の義妹は本堂での年忌供養に列席するに留め、墓参は見送った。

 時折、寺の脇の凍結路面で盛大にタイヤを空転させている車の音がした。八王子は決して降雪の珍しくない地域なのに、どうしてそんなに素人くさい事をするドライバーがいるかなあと疑問に思う。僕のように墓参に来た、地元以外の人だったのだろうか。

 弟がフィアット・ブラーヴォ(和名ブラビッシモ)に乗っている話は聞いていたが、今日はじめて現物を見た。なかなか伊達な形をしている。誇らしげに16Vのバッヂがついているが、弟に言わせると「根っからの実用車」とのこと。それでもATをパワーモードにすると6000rpm近辺まで引っ張り、一般公道では2速までと言う、彼の兄のようなドライブスタイルになるらしい。燃費は、1600ccで1トン切るくらいの車重の癖にリッター6キロ台とのこと。大食いだ。
 フィアットと言えばかつて英語圏で Fix It Again, Tony とまで揶揄されたブランドだけにトラブルはないのかと聞くと、基本的にまったく問題なしとのこと。
 むしろ、雑誌メディアで高名な自動車評論家諸氏が「ホットだ」「楽しい」などとお薦めするところのちょっと旧い某おふら~んす車などは機械的な工作精度がなってなくて、お話にならない由。

 明日から仕事。9連休はぜんぜん長くなかった。
Posted at 2003/01/06 11:20:45 | コメント(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2003年01月02日 イイね!

「お年玉」を貰ってしまった…

「お年玉」を貰ってしまった…実家に正月帰省した。甥っ子にお年玉をやるのも目的の一つだったのだが、まさか自分が貰うことになるとは思わなかった。実家の押入れに眠っていた、子供時代のダンボール箱4つである。
 母が足を悪くしてしまい、色々と室内を模様替えをする必要があるのだが、とうの昔に処分してしまったはずの遺物がぞろぞろと出てくるのには正直閉口した。試しに開けた箱の一つには、小学校の授業で絵を描くときに使った黄色の水汲みバケツまで入っていた。呆れるばかりの物持ちのよさである。最近のものでは、大学時代のレポートや講義録なども入っていた。

 4箱を車のトランクに積み込み帰宅すると、おやおや、こちらも望まざる「お年玉」に気付いてしまった。助手席側のポジション球(スモール・ランプ)が切れていて、隻眼になっていた(写真:極端に明るいのは長時間露光のせい)。
 前照灯は無事なので大過ないといえばその通りなのだが、なんだかやはり「やれやれ」な出来事だ。
Posted at 2003/01/06 10:42:59 | コメント(1) | 身の回りの出来事 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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