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惰眠のブログ一覧

2004年10月13日 イイね!

フーガは風雅なり…?

フーガは風雅なり…?半期決算の仕事がとりあえず決着して仕事先を辞去すると、六本木ヒルズのアリーナでなにやら車を並べて設営作業をやっている。
日産の新型車、フーガだった。
多分あすにでも、ここで何かのセレモニーがあるのだろう。音楽に合わせて、並んだ車の間をモデルの男女が縫うように歩き回っているのはおそらくそのリハーサル。
準備会場の周りにいる大勢の背広の男女は、日産の関係者やイベントの仕切に関わる人たちなのだろう。名刺交換している一団もいたりする。

ポールと三角コーンで立ち入りを制限しているだけなので、ちょいと近づいて写真など撮らせて貰う。
うーむ、こりゃあ「スカイライン・デラックス」だなあ、と言うのが第一印象。
セドリック/グロリアの後継モデルと言う話だから競合車種はクラウンになるのだろうけれど、パッと見た印象ではむしろマークⅡと競合するように見えてしまう。明るい時間に見ればまた印象も違うのかもしれないけれど。

それにしても六本木ヒルズって、随分と車がらみのイベントが多いような気がする。広告代理店の仕切りでやっているのだろうから、その業界ではこの場所を使うのがトレンドなのだろう。仕事で頻繁に訪れられるのは、そしてこう言ったイベントによく遭遇するのは、ある意味ラッキーだと思う。
Posted at 2004/10/14 12:28:46 | コメント(0) | 日本の車 | 日記
2004年10月03日 イイね!

ラ・フェスタ・ミッレミリア2004

ラ・フェスタ・ミッレミリア2004雨の音で目が覚めた。
今日は、昨年の今ごろも見物に行ったラ・フェスタ・ミッレミリアのスタートである。書物の中の文字や写真か、精々博物館に展示された「資料」の形でしか接することの出来ない往時のクルマが実際に走る姿を見られるとても貴重なイベントだ。
特に今年は、アルファ・ロメオのディスコ・ヴォランテ(写真:クーペとスパイダー)がエントリーしており是が非でも見に行かねばならぬと思い定めていた。それが、朝から雨とは…。

去年はまず明治神宮での出発セレモニーを途中まで眺めてから第1チェックポイントの六本木ヒルズに移動したのだけれど、原宿は撮影がしづらい。
雨も降っていることだし、割り切ってスタート・イベントの見物は見送り、六本木ヒルズに直行する。
昨年は人が鈴なりでカメラポジションの確保もできなかったヒルズ・アリーナはやはり雨のためだろう、人は殆どおらず、恐らく自動車関係マスコミやエントリーしている芸能人(いつもの堺正章、近藤雅彦、西田ひかるら)目当ての芸能マスコミのカメラマン、テレビ朝日ほか主催関係者など多めに見積もっても50人かそこらがいるかいないかの閑散とした有様だった。
ここでカメラを構えてもよかった(撮影の確実性から言えばここはベストである)のだが、去年と同じ交差点に、傘を差して陣取る。やがて所轄警察の警察官が交通整理にやってきたのだが―なにやら見覚えがある。この人、去年もこの位置で整理してた人じゃなかろうか。
そう思っていると、先方も僕に見覚えがあった(去年交差点に張り付いて写真を撮っていたのは僕を含め5人程度だった)のだろう、笑顔で近づいてきた。「雨になっちゃいましたねぇ」「オープンカーが殆どだけど大丈夫ですかねぇ」などと挨拶を交わした。
仕事とは言え、この警察官ももしかしたらイベントを楽しんでいるのかもしれない。(勿論、不審尋問だった可能性も否定出来ないが)

12時15分頃、ゼッケン1をつけたブガッティ・タイプ35が六本木トンネルから坂を下って姿をあらわしたのを皮切りに、ラリー、バンディーニ、オスカなどなど既に歴史上の存在でしかなくなった往年のスポーツカーが次から次へと、ただ事ではない音を轟かせながらやってくる。
ポルシェ356やジャガーXK120での参加が多いのは例年通り。2001年に初めてこのイベントを見に行って以来、毎年見かける同じ車が幾台も走り抜けていく。多少、もう見飽きたと言いたくなる部分もあるにはあるが、アッピア・ザガートのプロトタイプやアウレリアB24スパイダー(ともにランチァ)、ヒーレー・シルバーストーン、フェラーリ212インターなどは何度見ても「もっと見たい!!また見たい!!」と思わせる。昨年はエントリーリストに名前だけがあったサー・スターリング・モスも今年は夫人と一緒にマセラティ150Sで参加していた。

しかし何より今年はディスコ・ヴォランテである。ヴィンテージなどという次元じゃない。よほどの資産を持った好事家のコレクションとか、それこそ博物館にしかない代物だ。屋根なしのスパイダーには堺正章氏。全くこの人、どういうツテがあるのか知らないがエラい車を引っ張ってきたものだとつくづく感心する。いやはや、これを道楽と言わずして何と言う。氏の道楽については毀誉褒貶もあるやに聞くが、どうしてどうして見る人をも幸せな気分にする道楽と言うのは、素敵なものだ。そもそも彼の道楽なかりせば、こんな車をこんな形で見るなんてことは出来なかったのだから感謝しこそすれ、悪く言う謂れなど元よりありはしないのだ。
ところでクーペとスパイダー、二種類のディスコ・ヴォランテには、どちらもなぜか日本のナンバープレートがついていなかったが、ことによるとこれは、今年本場ブレシアのミッレミリアを走ったというイタリア本国のアルファ・ロメオ博物館の所蔵品そのものかも知れない。
まさか日本の当局が1600キロの長きにわたって登録番号のない車の公道走行を黙認するとは思えないので、なんらかの許可申請は出されているのだろう。

例年、しんがりを務める特別エントリーの白いトヨタ2000GTを見送り、やれやれ終わったと帰り支度をしてチェックポイントを覗くと、司会をしていた男性アナウンサーが「まだ4台が到着していません」などと言っている。この雨だし出走直後にトラブルに見舞われたか?などと思いつつ、この際なので人もまばらなヒルズアリーナで待っていると、タイムアウト直前までに全車バラバラとやって来た。要するに道に迷った由。

それはともかくアナウンサー氏、仕事でやってるんなら「ピニンファリーナ」の名前くらいは正しく覚えておいて欲しかった。スポーツの実況でチーム名・選手名を間違えたりはしないでしょう?これって競馬中継で競走馬や厩舎の名前を間違えるくらいみっともないことではないのだろうか。旧い車に詳しくないとか、クルマそのものにそれほど興味がないなんてのは彼個人の事情であって、オシゴトで司会をしている以上言い訳にならない。ちなみに本日の模様は12月11日だったかに番組として放送されるとのこと。まぁ流石に放送される番組でこういうポカはないだろうが。

帰宅後、撮影した写真を確認すると、天気が悪く光量が不足気味だったことから事前に懸念していたとおり、オフピンだったりブレていたりするものが少なくない。ズーミングが間に合わずひどいサイズになっているものもある。それらを削除しても250枚を越す画像が残った。
昨年の失敗を受けて予備のメモリーカードとバッテリーを持っていったのは正解だった。撮像枚数や手軽さの点ではデジカメが勝るとは言っても、カメラの操作性という点では、やはり歴史のあるネガフィルム式の一眼レフにまだまだ優位性があるようだ。
Posted at 2004/10/04 12:45:04 | コメント(0) | 自動車関係のイベント | 日記
2004年10月02日 イイね!

一度乗ってみたいのに

一度乗ってみたいのに今ちょっとアルファロメオGTが気になっている。
細かく言うと、これの3.2リッターエンジン搭載モデルに一度乗ってみたいと思っている。それと言うのも、同じユーノス500に乗っている友人の幾人かが試乗して、そのエンジンの気持ちよさにすっかりメロメロになってしまったと口々に証言しているからだ。

その筆頭たるKahan氏によると『…アクセルを踏み込む。ここでいきなり鳥肌が立つ。「な、なんだこのエンジンは!」妖艶と言おうか、なんといおうか、こんなエンジン初めてだ。』とのこと(詳細はリンク先にある「アルファロメオGT3.2」コンテンツを参照)。
金の工面さえつけば今すぐにでも買っちゃいかねない勢いである。

そこまでキモチイイと宣伝されれば、自分でも体験してみたくなるのが人情だ。広い空の下で自分の車の写真を撮った帰り道に、たまたまアルファロメオのディーラーがあったのは、ちょうど生理的欲求の限界が近かったことも含めて天の配剤と言うべきだろう。
しかし、日記の表題にもあるとおりで、結局希望は叶わなかった。切羽詰った状況から解放された僕の対応をしてくれた営業担当の青年によると、アルファGTの主力商品はセレスピードを採用した2リッターエンジン搭載モデルのほうで、これより概ね100万円高くなるMT専用の3.2エンジン搭載車は、販売台数も期待されていないし試乗車が殆どないのだという。

それならそれで、試乗車として用意されていた2リッター版に乗ってみればよかったのかもしれないが、Kahan氏の『ギアを1にして発進すると、いきなりがっかり。やはり3.2リットルエンジンは良すぎた。このJTSエンジンだってかなりパワフルでスムーズ、いい出来なのだが、あれを一度味わうといかんともしがたい。』と言う感想を既に読んじゃってるもので、それならわざわざ試乗するまでのことはないと判断して座ってみるだけに留めた。

実を言うと僕は、アルファGTの形はあまり趣味ではない。東京モーターショーで初めて実物を見たときから、胴長感の強い側面シルエットや、正月の鏡餅みたいに地面に向けてRが垂れ下がっていくノーズの造型に違和感を憶えていたし、グリーンハウス(=キャビン周りの上部セクション)の視覚上の独立性を殊更に強調する車体後半部分の処理も好きではなかった。セダンの156をベースにして、それとの血縁性を明示しながら華麗なクーペを仕立てようとした意図は十分理解できるし、大人っぽく破綻のないスタイルなどはなるほど専業の老舗デザインハウスが手がけただけのことはあると確かに納得させるが、今一つピンとこないのだった。
ところが―あまり趣味ではない、という基本線は変わらないけれども、ディーラーの屋外駐車場にポツンと置かれた姿は中々に魅力的に見えたのだ。モーターショーで見たときに否定的な印象を抱いたそれぞれの要素は、気にならなかったとさえ言える。そういう手練手管に長けたあたりが、老舗の老舗たる所以かもしれない。
本当に、クルマのカッコと言うやつは写真で見るだけじゃ判らない、ショールームなどの展示だけ見てもわからないものだとつくづく思う。

インテリアは「凄ぇなあ…」のひとことに尽きる。セレスピードの操作系なんかは感触が随分とおもちゃ臭くてイヤだけれど、その他は「裕福な大人のアソビ」って雰囲気が凄くする。言ってみれば、ドイツ人や日本人が考える『高級』は裃つけた「高級料亭」なのに対して、こちらは同じ高級でも「高級バー」の方面だ。どちらも詳しくなるほど行ったことはないけど。
もうこうなっちゃうと、天地の狭いフロントウインドウからの眺めがユーノス500と似ているとか、滅茶苦茶寝そべったフロントピラーが助手席側の視界を妨げるとか、後方視界が絶望的だとか、そんなマジメな話はどーでもよくなって来る。
嗚呼、嗚呼、これに妖艶なエンジンとやらを組み合わせたら、さぞかしキモチイイだろうな…などとあらぬ妄想ばかりが掻き立てられて困る。
う~む、ますます一度乗ってみたくなって来た。

妄想は脇に置いておくとして、アルファGTに積まれる3.2リッターエンジンは、156や147の高性能版であるGTAグレードに採用されているものと基本的には同じものだ。それならGTAに乗ってみればよさそうなものだが、そうは問屋が卸さなかった。
ディーラーの担当者によるとチューニングの差による違いが殊のほか大きくて、彼の言葉を借りれば「アルファGTのほうは癒し系ですね。でもGTAのはもっとカリカリしてて長く乗っているとちょっと疲れちゃうな、ってところが」あるとのこと。結局、Kahan氏の感激を追体験するにはアルファGT3.2に乗ってみるしかないということだ。
Posted at 2004/10/05 17:32:44 | コメント(1) | 海外の車 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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