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惰眠のブログ一覧

2005年09月10日 イイね!

間が悪い話

間が悪い話割れたメーター・ナセルの交換品は、既に記した通り発注済で、しかも料金も先払いしてあった。決して安いものではないのだけれども「まぁいいかぁ」と投げやりに考えた結果だ。結局のところは商品取り寄せが必要とかで、今まで聞いていた話では9月末までは待つ状況にあった。

 そんな折も折、MRYのミーティングでゆきぞうさんから「その部品、余分がありますよ」との有難いお言葉を頂戴し、お言葉のみならず「挙動不審」の折り紙つきのエアコン・アンプ(及びコントロール・ユニット)も含め頂くことができた。
 さて、そうなれば発注済の部品はもはや不要、多少キャンセル料は必要かも知れないが取り付け工賃のみに負けて貰えないかと考え、オフ会の夜の部には参加せずに大田区久が原のディーラーへと足を向けた。

 店につき勇躍「ユーノス500のメータナセルの件で…」と切り出すと、間髪を入れず「あーもう届いておりますので現品のご確認をいただけますか?」と返された。…え?9月末と聞いていたんだけど…来ちゃったのね。

 もうこうなったら仕方ない。今更「要りません!」と言うわけにも行かないので、状況に流されるままに交換作業に入ってもらった。まあ、もう代金は払い済みなわけだし。
 この期に及んでもマツダスピード・アテンザの発売の声が聞こえないノンビリ屋のマツダは、こういうところは妙に手回しがいい。
いやいや、これもユーザーへの愛だな。破損部品の交換を待っている客を長く放置してはいけないと言う、愛情にあふれた心遣いなのだ。まあ、間が悪いと言うか裏目に出ていると言うか、そういうこともあるだろう。

 そんなわけで、いま僕の車のトランクには、ゆきぞうさんのところから嫁いで来た、使うあてのないメーターナセルの部品がストックされている。きっとこういう具合にして、家は部品倉庫の様相を強めていくのだろう。
Posted at 2005/09/12 19:55:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2005年09月10日 イイね!

新ロードスター技術展を覗く 巻の四

新ロードスター技術展を覗く 巻の四MRYには、マツダの歴史的エポックになった車が保管されている。
もう何度ここを訪れた目には幾分見慣れた感もあるけれども、客観的に考えればすごいラインナップである。

 古いところではR360クーペに始まり、360ccの初代キャロル、最初の小型自動車ファミリアバン、試作型のコスモスポーツ、ロータリー搭載のカペラ、ル・マン優勝を記念して企画された唯一の3ローターエンジン搭載モデルであるユーノス・コスモ、レースカーの787Bなどなど。ご一緒したゆきぞうさんがしきりにすごい、すごいと呟いていたのも当然の偉容だ。

 以前はここの展示品は、まぁ節度を心得ていれば、比較的自由に中に乗ってハンドルを握ったりシフト・レバーをガシャガシャやったりすることができた。のだが、恐らくそれが原因で展示車の傷みが激しくなってきたのだろう。今回訪れてみると、全てのドアはロックされて「手を触れないでください」の札まで掛けられていた。仕方ないとは言え残念だ。

 そうした中、唯一シートに腰掛けることができたのが、IMSA仕様だかなんだかで前照灯が省略された787Bだ。ウインド・シールドに縦に走るひびが、観覧者の手荒い鑑賞ぶりを物語っていて痛々しい。
 まあそれはともかく、こんな車のシートに納まるなんて普通は出来ない。僕は前に一度試してみたのでパスしたが、添付の写真のように今回はゆきぞうさんが搭乗にチャレンジした。
 自分が試したときの経験で言うと、これに乗り込むには柔軟運動かヨガの鍛錬が欠かせない。自分の手足を持て余し、なんとかかんとかそれらを折りたたんでイスに腰をかけると、そこは闘う男を詰め込んだ蛸壺。時速300キロとも言われる速さで走る甕棺に納められたまま24時間戦えますかを実践するのは、精神的にも肉体的にもよほどタフでなければ務まるまい。

 試しに乗ってみたゆきぞうさんの、嬉しいけれど苦しい複雑な表情を、失礼ながら脇で楽しく拝見させていただいた。
Posted at 2005/09/12 18:47:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記
2005年09月10日 イイね!

新ロードスター技術展を覗く 巻の三

新ロードスター技術展を覗く 巻の三新型ロードスターの開発等々に関しては、既に発行されている関係雑誌に開発担当者の長いインタビュー記事が掲載されていて、ある意味それで十分な部分もある。今回のMRYイベントでは開発スタッフから直接話を聞く機会を外したため、こぼれ話めいたエピソードを聞けずちょっと残念だったけれども、その分はハワイでの試乗会などにも参加したゼロナナ兄さんから話を伺うことができた。

 彼の購入したのは初回限定版(写真)。専用の車体カラー、銀色に輝く窓桟、ドアの取っ手の飾り板の輝き、ヘッドライトユニットの輝きなどが標準モデルと違うほか、ロード・ホイールも専用のものを履く。ちょっとよそ行きに着飾った感じだ。
 で、マツダはまた例によって例の如きマジメさを発揮しているとのこと。販売の現場では、この初回モデルのホイールやボディ・カラーがすこぶる魅力的なので、量販モデルにも使いたいと上申したらしい。それに対する開発サイドの返答がふるっている。
 それらを汎用モデルにも採用すると初回限定版を購入したお客様を裏切ることになるから、限定版オンリーを謳った各種エキップメントを使いまわすことは一切まかりならん。そう言って拒絶したそうなのだ。なんと言う愚直さか!

 もう少し商い上手になったらどうなのよと思わなくもないが、僕はこういう心のありようがとても好きだ。最終的には販売現場の圧力に負けて、後に出てくる特別仕様車に使われたりすることになるのかも知れないけれども、そこには「愛」がある。
 自分たちの作った製品に対する愛、その製品を購入し使ってくれるユーザーに対する愛。おおよそ生き馬の目を抜くビジネスの世界で勝ち残っていくには邪魔にしかならないであろう、こうしたハートを、僕はとても心地よく思う。

 ゼロナナ兄さんによると、NC型は当初囁かれたようなRX-8のシャシー流用車ではない由。両方リフトアップする機会があったので測ってみたところ、サス・アームの長さもフロアの形状も、専用設計品を使っていると確認できたのだそうだ。…数出る量産車でもないのに、よくぞそこまでコストを投入したものである。
 普通、量産車メーカーが社運を賭けるのは、最多量販車種なのだけれども、マツダの場合ロードスターにも社運がかかっているのだそうだ。…阿呆じゃのう。つい広島弁で言ってみたくなるくらい、阿呆すぎて愛しい。ひとことで言って、新型ロードスターを買いたくなる。

 下手をすると本当に購入契約してしまいそうで恐ろしいのだけれども、既に判をついているゼロナナ兄さんによると「ちょっと乗るといい車だなぁと感心する。長距離乗ると、真剣に欲しくなる。もう少し乗ると、買ってしまう」らしい。まさに愛の力である。
Posted at 2005/09/12 18:20:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記
2005年09月10日 イイね!

新ロードスター技術展を覗く 巻の二

新ロードスター技術展を覗く 巻の二承前。
 ロードスター展は午後1時半に受付開始だったけれど、僕らはそれより1時間半早くMRYに集まった。それと言うのも、今回は「ロードスターの新型見る」けれども、よく呑みに行くような面々で久しぶりに集まろうかとの趣旨も同時にあったからだ。

 MRYと交渉に当たったREOパパさんの手腕のお陰で、まぁ来訪者数がそう多くなかったこともあるのだろうけれども、ユーノス500は中庭に車を入れさせて貰えることになった。11台もユーノス500が集まったもので、何のイベントなのか分かんなくなっちゃいそうな状況だけれど、昼から集まった僕らは久闊を辞した。

 ふと見ると、中部・東海方面のナンバーをつけた車が1台、2台…。彼らの車はエンジンを2500ccのものに換装してある。さらに、ゆきぞうさんの白い500と、車が縁で知己を得たゲストの乗る緑の全塗装を施した500が、見慣れたカラー・ラインナップに華を添えている。

 夏の終わりで空気はカラッと過ごしやすかったけれども、気温は思いのほか高く、暑い暑いと言いながらピクニック・テーブルで思い思いの弁当をつつきつつ、話が盛り上がった。ゼロナナ兄さんが乗ってきた真っ赤な3代目ロードスターは人気の的。さすがに中庭で試乗会と言うわけには行かなかったけれども。
Posted at 2005/09/12 14:10:51 | コメント(2) | トラックバック(2) | 自動車関係のイベント | 日記
2005年09月10日 イイね!

新ロードスター技術展を覗く 巻の一

新ロードスター技術展を覗く 巻の一マツダのR&Dセンター横浜(MRY)で新型ロードスターの技術転じがある由、メールでお知らせが来ていた。ユーノス500の仲間から10日の土曜日に行かないかとの誘いがあったので、10月に入れば開発担当者によるレクチャーつきのイベントもあるのだけれど、そちらは見送って見物に行ってきた。

 まあ、開発担当者の出てくるイベントが後に控えているためではあるのだろうけれども、来訪者は「新型ロードスターが見られる触れる」と言う割には閑散としていて、20人ほども押しかけてしまった僕ら仲間内を合わせても、全部で30人居るかどうかという状況だった。尤もその分、誰に気兼ねするでもなくゆっくりじっくりのんびりNC型のロードスターを眺めて触ることができた(フォトギャラリー参照)ので善哉なのだけれど。

 説明(というか案内)に立ったのは、最近名古屋のほうからMRYに転勤で赴任して来たと言う男性社員。中々に話術巧みで、開発担当社の話を聞くのとは違った意味で飽きさせない。丁度、子供たちに人気の塾講師とか、予備校講師のような感じだ。
 ホールに展示されていたNCは3台。量産試作段階のリミテッド(赤:写真)が1台、いろいろオプションをつけた青が1台、ロールバーを組んだ白いカフェレーサー(?)が1台だ。先に久が原のディーラーでいじりまわしたのと同じように、改めてここでも、みんなして触りまくることとなった。
Posted at 2005/09/12 12:41:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
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