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惰眠のブログ一覧

2005年12月30日 イイね!

人生に赤いワンポイント

人生に赤いワンポイント表題のフレーズは唐突に思いついただけで特に深い意味があるわけではないのだけれど、フォトギャラリー用の写真を撮るだけのために、わざわざ年の瀬に千葉まで足を延ばした時の気分を表現するには、なんだかピッタリのような気がする。

 それにしても、こうして飾ってみるとオーナーゆえの欲目なのか、決して素晴らしい造型と言うわけでもないのにカッコよく見える。まあ、顔つきは別として。…と思っていたら、横断歩道を渡って来た三人家族の、5歳くらいの男の子が「あ、カッコイイ!」と言った。ありがとう、小父さんは嬉しいぞ。

 そういえばこの車、総じて子供受けは悪くないようで、以前に近所のスーパーの地下駐車場に停めた際も、今度の男の子と同じくらいの年齢の少年が「あー、この車知ってる!屋根が開くんだよね~!」と母親に一所懸命話し掛けていたこともある。
 どちらの時も、親はちょっと気まずさを感じたのか、困ったような感じで子供を急きたてて去っていってしまったが…。

 まあ、子供だけじゃなくて購買力のある層に人気が出るのがメーカーにとっては一番望ましいことなのだろうけれど、こういう「子供だけのヒーロー」みたいなのも、なんか微笑ましくていいなあと思う。
Posted at 2005/12/31 00:50:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 幌つきの方の赤い車 | 日記
2005年12月28日 イイね!

レクサスISって…いいかも

レクサスISって…いいかも横浜から戻ってきて、まだ日が高いのでもうちょっと遊ぼうかと考えて思いついたのがレクサスIS見物だ。
 幸いにしてと言うべきか、ちょっとした過去の経験が原因で敷居の高い店や社会的地位の高い人などが相手でも全然気後れしないという可愛げのない性格になってしまったので、歴史と伝統はないが格調だけは高い小売店なんて言うのは、格好の暇つぶしネタなのである。

 前に一度覗いたレクサス目黒は、公の検査機関が28日まで営業している関係上、今日が仕事納めだと言う。前回僕についた営業マンの青年は、ほとんど芝居がかっているくらいに慇懃な物腰であったのだが、今日店番をしていた男性(それでも僕より7~8歳は若いだろう)は随分と砕けた調子で、レクサスの接客マニュアル準拠でこれは大丈夫なのかと、こっちが冷や冷やさせられてしまった。

 彼の対応が客に対して失礼があるとかそういうのでは全然ないが、ただ余りにもフランクかつ正直に過ぎるのだ。はっきり言ってしまうと「車が好きなお兄ちゃん」である。
 閑古鳥の啼く店内で、今後のハイブリッド・レクサスやSUVの商品展開計画だとか、メルセデスのお客さんを振り向かせるのは殆んど不可能だがボルボやプジョー(店舗が近接している)の顧客は取り込めそうだとか、きっと上司が聞いてたら悪い査定をつけそうな話を色々してくれた。
 まあ、正直なところ余所行きの顔で客に対するレクサス式よりも、僕はこのお兄ちゃん式の客対応の方が肌に合うのであるけれども。

 んでまあ、レクサスISなのだが、僕は「これ、いいじゃない?」と思った。確かにスタイルを見ると、ああBMWを思いっきり意識してるなーとか、アルファ156のアンダーボディの造型って業界全体にインパクトを及ぼしたんだなーとか、まあ言おうと思えば言えることは少なくない。
 ないのだけれど、同時に「だから、どうした」とも思えてくる。これだけ十全の商品として成立しているのだから、多少スタイリングのテイストがどうだとか疑問符があっても、構わないんじゃないのかと。

 さらに、乗ってみると、中が狭いとか、トランクが小さいとかスカットルの高さ(フロント・ガラスの下端)が滅法高くてトーチカに篭城してるみたいだとか、リア・シートは足の置き場がないとか、左前方の見切りが絶望的に悪いとか、昔のユーノスコスモみたいにキーを抜くと格納位置に戻るステアリングはやりすぎじゃないのか、他にも色々言いたいことは確かに一杯ある。

 でも、それすらも「まあ、いいんじゃない?」と鉾を収めたくなってしまいたい気にさせる妙なオーラを、この車はまとっている。GSの時は「なんだかなぁ」と思ったものだけども、ISは好感している。
 まあごく大雑把に言うと、GSよりもISのほうが設計開発段階からレクサス的本気度が高かったと言うことらしい。

 トヨタが本気になるとこういうのが作れちゃうんだなー、これじゃあ生産力・商品力・営業力等々の総合力でトヨタに太刀打ちできる自動車メーカーなんて世界中捜してもないわなー、なんてことを漠然と考えながら自分の車に戻った。
 お見送りに来た男性の前で、ワンタッチの幌をストンと降ろすと、世界最強の量産車を売る彼が「これは凄い!」と、その幌のつくりに目を丸くしていた。もう、トヨタ以外の自動車メーカーは、こういう小技の世界、一芸入試みたいな分野でお客の心をとらえるしかないのかもしれないが…きっと、トヨタなら同じことをもっと上手に商品化しそうで、そこがまたオッカナイのであった。
Posted at 2005/12/30 23:46:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2005年12月28日 イイね!

広い冬の空を見に

広い冬の空を見に玉川髙島屋を出たあと、冬の広い空が見たくなって横浜市内まで足を延ばした。年の瀬とは言ってもまだ動いている会社もあるのだろう、国道は結構な数のトラックが行き交っている。そんな中を、遊び以外には使えない車で、文字通り遊びの運転をしている状況というのは、なにがしか背徳的な悦びを感じさせる。

 思っていたよりも混んだ道に多少辟易しつつ到着してみると、広い広い芝生には全部でも4つ程度の家族などのグループがいるだけだった。 ラジコンのヘリコプターを飛ばす親子、ゲイラ・カイトのような洋凧を上げる青年、手作り紙飛行機を飛ばす60歳手前くらいの男性2人連れ。社名の入った営業車にこもったままぼんやりしている勤め人も数人いる。その場に居合わせた皆がそれぞれ、思い思いに背徳的な人生の悦びを満喫している。

 僕も車のエンジンを切り、寒いなあと呟きながらブラブラと歩き回ったり、幌をあけたまま停めているクルマの写真を思い出したように撮ったり、好きなだけ非生産的な時間を過ごした。クルマに乗って気ままに出かけるのは、やはり素敵なことなのだと思う。
Posted at 2005/12/30 22:50:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 幌つきの方の赤い車 | 日記
2005年12月28日 イイね!

NHK時代劇「風神の門」

NHK時代劇「風神の門」27日が仕事納めだったので、今日から年末年始休暇である。暦の関係で新年は4日から早速仕事というのが嬉しくないが、それはそれ。
天気もよかったので、チョイと出かけることにした。折角屋根の開く車を買ったのだ。こういう時に乗らない手はないではないか。

 まず足を向けたのは玉川髙島屋。先日、テナントのカメラ屋に行ったときに修理も受け付けていると聞いたので、ミノルタのハイマチックFを勇躍持ち込むことにしたのだ。
 ただまあ、感触としては「もし直せればラッキー」。僕がちょっと期待していたようにカメラのきむらが独自に修理をしているのではなく、結局メーカー修理に取り次ぐだけというのが問題なのだ。ハイマチックFは、もう相当昔の絶版機種。メーカーに部品の残りがなければ、もうそれだけで「修理不能」の烙印が押されるというわけ。ハイマチックFくらい古くなると、その可能性が極めて高い由。

 まあ、そうなったらそのときは別の手段を考えるさと気分を切り替えつつ並びのレコード屋(これも言葉としては絶版かも)にフラフラと入る。と、DVDコーナーにNHK時代劇「風神の門」があるではないか!
 小学生の頃、夢中になってみたドラマだ。オープニング曲はクリスタルキングの「時間差」。どういう事情があったかは知らないがシングル・カットもされず、放送当時にテレビにテープレコーダーを繋いで録音した音源でしか聞くことのできなかったあの曲が、また聴ける。

 それで衝動買い。1~12話を収録した商品はなかったから、霧隠才蔵と猿飛佐助が漫才師に変装して家康暗殺に臨む前半最大の見せ場が欠落するが、気にしない。髙島屋のあとちょっとドライブをしてから家に戻り、早速DVDを観賞する。

 「風神の門」は、いまから25年も前に放送された時代劇だ。その分を割り引かないと、いくらあの頃夢中になっていたからといって、今でも満足できるというものではない。僕が普段使っているユーノス500だって、最近の車と乗り比べるとありとあらゆる技術が古いと思い知らされるものだけれど、ドラマも同じだ。
 殺陣、撮影技術、演出技術、画面構成、ストーリーの運び、役者の演技。どれもこれも、この四半世紀の間にずいぶんと進化したのだなぁと思い知らされる。

 でも、結局それらテクニックの部分は、ドラマの完成度にとって決定的に重要な要素ではないのだということも感じた。だって、古さが目に付くのは事実だけれども「風神の門」は面白いのだから。
Posted at 2005/12/30 22:10:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能・文化 | 日記
2005年12月25日 イイね!

ブルジョワごっこ

ブルジョワごっこ最近買ったほうの車の汚れがだいぶひどくなってきていたので、そろそろ洗車しないといかんなぁと思っていた。先週末ごろから。それを今日まで放置していたのは、ひとえに寒いからだ。

 丁度、買い置きの食料が底を尽きかけていたのは「渡りに船」と言う奴か、開店早々の時間に玉川髙島屋に出かけて駐車場棟でやってる洗車サービスに任せてみることにした。
 僕は今まで利用したことはなかったが玉川高島屋にはヴァレー・パーキングなどと言う名前からして気取ったサービスがある。『お車を専用の車寄せでお預かりし、駐車を代行いたします。』 と、おセレブでブルジョワな気分が味わえる有難いサービスだ。

 そこでは単にクルマのお預かりだけではなくて、色々と至れり尽くせりな洗車だとかエンジンルーム洗浄だとかクルマをきれいにコンディショニングも(もちろん有料で)やってくれる。
 言うまでもないことだが、おセレブ気分を満喫させてくれるようなサービスである以上、最低料金の洗車コースでもカルナバ蝋ワックスを使うのである。もちろんお値段もそれ相応。でも寒くて自分で洗車するのがつらいので、利用してみた。もちろん無知な僕は予約なんかしていない。飛込みだ。

 幸いにして予約で塞がっていなかったので所要およそ2時間のエステに車を預け、持て余し気味になった時間をつぶしに店内の探検に出かけた。

 これでようやく添付写真につながる話になるのだけれど、髙島屋の中にはテナントにカメラの木村が随分と昔から入っている。売り場面積は多少縮小されたように感じるが、それでも入れ替えされないのは、もしかしたら木村は現髙島屋の立地の、元の地権者なのかも知れない。
 そんなことをつらつら考えながら、やたらとデジカメの扱い量が多くなった写真屋の店内をうろついていてえらいものを見つけた。いや、個人的に。

 カメラの木村は、中古カメラの委託販売などもしている。その中にミノルタSR-7(と言って判る人がどれくらいいるか判らないが)があった。
 もう40年くらい前に発売された一眼レフだ。いまのようにTTL測光のなかった頃に、カメラ本体に初めて露出計を組み込んだ画期的…一応そういうことにしておく…な製品で、僕の父が長いこと愛用していた機種である。懐かしいの懐かしくないのって、思わず「これください」と言いそうになったほどだ。

 この日は時あたかもクリスマス・デイ、おもちゃ売り場でショー・ケースにへばりつくお子様のように、僕はすっかり懐かしいカメラたちに魅了されてしまっていた。
 小学生のときに初めてカメラを手に入れたとき、隅から隅まで見入った国内カメラ全覧カタログにあった、当時欲しかったけれどとてもじゃないが手の出なかったニコンFM2やFE、名機オリンパス・ペン歴代、チノンにヤシカにリコー…ほとんど宝箱だ。
 カプセル・カメラの異名を持つオリンパスXAが4,800円の正札を下げているのに気づいたときは、本気で買おうかと思った。流石に四半世紀前の補償なし委託販売品に手を伸ばす勇気はなかったが、この値段なら結局不動品でもいいんじゃないかと衝動買いする寸前まで行った。もちろん110(ワンテン)カメラもある。もう5年くらい前に衝動買いしたニコンF50が、なんとレンズまでついて8800円。まるでテレビの通販番組みたいな値段で売られている。

 実のところ、もしあれば欲しいなと思っていたのは子供の頃から使っていた例のミノルタ・ハイマチックFなのだけれども、それは置いていなかった。その代わり、修理依頼も受け付けていると言うので、今度時間があったら持ち込んでみることに決めた。

 そうして時間をつぶしてヴァレー・パーキングに戻ると、汚れてくすんでいた車体の赤が、目の覚めるような色合いに戻っていた。
 車寄せまで回送してくれた僕の父くらいの年齢の男性が、興味津々といった風に「パワーはどうですか、速いんですか」などあれこれ尋ねてくるのに応じつつ見回すと、他にこのサービスを受けているクルマは軒並み、僕の車が5台も6台も買えそうなお値段の車ばかり。ブルジョワやのぅ、と口の中で呟いて走り出した。

 そうそう、僕が頼んだのはボディ洗車と室内クリーニングの、ともに最低料金のコース。それでも諭吉さん一人と消費税が、僕の財布から旅立っていった。ま、カルナバ・ワックスだし、いいか。
Posted at 2005/12/26 14:34:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | 身の回りの出来事 | 日記

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何シテル?   07/24 21:51
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