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惰眠のブログ一覧

2006年12月06日 イイね!

しんぞう の なかまは 「カイカク」 の じゅもんをとなえた!

しんぞう の なかまは 「カイカク」 の じゅもんをとなえた!よとうせんもんぶかいは「カイカク」をはねかえした!!

 か、どうか知らないが、今日の夕方のニュースを見ていて嗤ってしまった。
『しんぞうのなかま』は塩崎恭久官房長官のことであるが、彼に言わせると受益者負担と言うギリギリの合理的説明に基づいて道路整備財源として特別に割高な暫定税率に設定されている揮発油税を『なんにでも使える便利なお財布』こと一般財源に切り替えることは、「改革の試金石だと国民が見守っている」そうである。
 こういう噴飯もののことを口にするから、すかさず出席した自民党議員から「ウソをつけ!」などと野次られるのだ。安いウソはみっともない。

 カイカクのためにバッサリ斬り捨てたはずの所謂「郵政造反組」復党問題も含めて、「カイカク」は賞味期限切れのフレーズになりつつある。もはや、錦の御旗にはならない。その辺の空気を、どうも安倍総理とその取り巻きは読めていない。

 そういうゴシップ的な興味は兎も角として、揮発油税の一般財源化は、とんでもない話である。法定額よりも割り増しの暫定税率が容認されうるのは、「貴方ガソリンを入れて車を走らせますよね、車は道路を走りますよね、だったら道路整備のために多目の税金を払ってくださいね」という受益者負担の論拠があるからだ。特定財源だからこそ許される。

 これを一般財源化してOKと言うことになってしまったら、徴税根拠や立法根拠は最早「そんなモノはどうでも構わない」と立法の府が宣言するに等しい。法治国家として守るべきルールの放棄である。

 現内閣がどうしてもこれを一般財源化したいのであれば「最近チョット財政が苦しくってさ~、悪いんだけど頼むわ」みたいなオツムの足りない主張ではなくって、キッチリと「暫定税率を維持する合理的理由」だとか「目的税として創設されたものを一般財源化することの正当な論理的根拠」みたいなものを提示して、広く主権者国民の理解と納得を得る努力をするのが筋だ。

 あー。でも今の総理とかは、国民主権とか民主主義みたいなのが大きらいなんだっけ。だけど今の日本国の主権者は国民で、政治体制は議会制民主主義なんだから、その基本ルールを無視するような美しくないことは、してもらっちゃあ困るなー。
 したら次は、前任の総理みたいに逆ギレして「それじゃあなた方は日本中が夕張市みたいになっても、いいって言うんですか!」とか声裏返らせながら叫ぶのかなー。
Posted at 2006/12/06 21:44:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記
2006年12月04日 イイね!

口八丁手八丁

口八丁手八丁概ね詐欺などと言うものは、相手を口八丁手八丁に丸め込んで一片の疑いも抱かせないようにするものではある。映画「スティング」ではポール・ニューマン演ずる老獪な詐欺師が、一番上手な詐欺は相手が最後まで騙されたことに気づかないようにするものだ、などといっている。

 策を練って獲物を狙うのだから、外野が「なんであんな見え透いた嘘に引っかかったんだろ?」などと思っても詮無いのかもしれないが……ここしばらくニュースをにぎわせている『近未来通信』の事件、被害に遭った方は誠に気の毒な限りなのだが、正直言って僕は「なんで信じられちゃったのかなぁ」と、結構首をかしげている。

 詐欺なのか単なる事業の失敗なのかは今後の経緯を見守るとしても、少なくとも問題の会社のHPを見る限り、モーレツに危なっかしいことだけは、僕にも分かる。
 だって、事業の根幹に関わる設備インフラを、社の資産にしないなんてありえない。荒っぽい喩えだが、自動車メーカーが、生産ラインを個人投資家の所有にしてリース料を払いながら操業を続けますと言ってるようなもので、絶対にありえない。

 あるいはIP電話サービスのような事業形態だと、インフラ費用を外部化してもやっていけるのかも知れない。詳しくないので、そこはなんとも言えない。けれども事業の生命線、それがなくなったら事業自体がそもそも成立しなくなるような部分を外部化するなんて、僕には信じられない。

 だって――普通に考えたら、そういうものは銀行から融資を受けたり株式や社債を発行したりで資金調達をして購入する。百歩譲って、事業を始めた当初は外部からのリースをせざるをえなかったとしても(継続的に事業を続けるつもりがあるならば)、最終的には事業者が買い上げて自社で運用する。機材のメンテナンスだとか資産の処分だとか、そもそも所有権の問題だとか、そういうヤヤコシイ事柄が起こらないためにも。

 なんかこう、ITとかって話になると、既存のビジネス・モデルでは計り知れないような手法でも成り立っちゃったり儲かっちゃったりするようなイメージが漠としてある。
 でも、どうすれば事業が成り立ち、どうすればお金が儲かるかって仕組み自体は変わりようがないのだから、「古い常識」で変なものは、IT時代でも変なのだと思う。
 以前、ちょっと相談したことのある某サイバーポリスの専従捜査官が、ネットが勃興してきたのに合わせて、古典的なネズミ講だとか取り込みだとかの詐欺が一気に息を吹き返したって嘆いていたのを思い出す。道具立てが新しくなっても、人間のやることは変わらないということか。
Posted at 2006/12/05 17:03:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記
2006年12月01日 イイね!

続・あらまあ、こんな車が

続・あらまあ、こんな車が「もしまだいるなら絶対に撮影しちゃる」と決意を固めて、24時間ほど前にちょっと悔しい思いをした同じ現場を通りかかると、如何なる天佑神助によるものか、アストン・マーティンのラゴンダはまだ同じところに停まっていた。

 うまい具合に先の信号は赤。信号待ちをしている車の台数も、ちょうど僕の車が被写体の真横で停車するのにいい塩梅だ。これが天佑神助でなくてなんだと言うのか。「偶然」だな。ま、虚仮の一念岩をも通すと言うし。

 帰宅してから、これが現役だったころの輸入車ガイドブックを紐解いてみると、5.3リッター少々のV8エンジンが発生する出力は、毎分5500回転時点で240馬力。さすがにトルクは2200回転で39.8Kgも出るが、想像していたよりもバケモノではない。ま、目を三角にして猛スピードでブチ飛ばすような車じゃあないってことなんだろう。
Posted at 2006/12/01 22:13:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 海外の車 | 日記

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何シテル?   07/24 21:51
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