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2020年04月29日 イイね!

ZZE123専用の気になる純正部品

ZZE123専用の気になる純正部品








吸気ネタが続きますが、新たに気になっている純正部品はこちら



以前シリコンインテークパイプの流用取付けを計画していた時に、研究用に中古でZZE123純正エアクリーナーボックス一式を入手していて、これはその下半分(エアフィルター手前側)になりますが、何やら見慣れない装置がついています。

【6-2】

エアクリボックスの横に通常のインテークとは別のダクト、それと稼働するフラップが。内側から見ると

【6-3】

アクチュエーターのような装置と、そこから細身のホースが伸びています。

これは一体何かと思い、120系カローラの電子技術マニュアルを調べてみると、この機構は「二系統吸気」と呼ばれるものだそうで、インマニサージタンクからの負圧を利用してアクチュエーターを作動させる仕組みで、低回転時はフラップを閉じてメインダクトからの吸気のみを行い、高回転になるとフラップを開いて、プライマリーダクトに加えて、このダクトからも吸気を行うようにするとか。



調べた限りでは、トヨタ車では120系の2ZZエンジン搭載車とアルテッツァの3Sエンジン搭載車、後は23系セリカのみに採用されているようです。

動作の図解としては



エンジンが掛かると、インマニサージタンクからの負圧により、バキュームホースを通じてアクチュエーターを吸い上げ、フラップ(バルブ)が閉じる動作を行います。

バキュームホースの途中にはVSV(バキュームスイッチングバルブ)があり、低、中回転域ではVSVは通電されていて負圧がそのままアクチュエーターまで届いている状態です。

高回転域に達すると、ECUからの信号によりVSVへの通電が途絶え、ここで負圧がカットされることでアクチュエーターの吸い上げが開放され、フラップ(バルブ)を開く動作を行います。

この機構により、高回転域では二系統から吸気を行うことにより吸気抵抗の低減を図り、逆に低、中回転域ではメインダクトのみからの吸気を行うことで吸気音の低減が図れるようになっています。

実際にバキュームホースに負圧をかけてみると





スムーズにフラップを閉じることができました。

純正エアクリボックスながら、よく考えられた機構だと思います。NAスポーツエンジンならではのギミックでしょうかね。ただ、現在はスポーツエンジン自体が過去のものになってしまってますが…

効果があるかはさておき、流用できたらちょっと面白そうだな、といつもの悪い癖が発動(笑) アクチュエーター作動用の負圧はバキューム計取り付けの応用で簡単にできそうですし、VSVの作動トリガーは



こういったものを使えば、設定したエンジン回転数への到達でオンオフの信号を取り出すことができそうです。

後は、二系統吸気を行うにあたっての吸気温は果たしてどんなものなのかがちょっと気になります。そこで



こんなものを入手、3メートルのセンサーケーブル付き温度計で、温度計本体から伸びたセンサーを





セカンダリーダクトの位置にテープ止めしてみました。温度計本体はスマホホルダーにマグネット固定。この状態で、レーダー探知機をOBD情報表示画面にして、街乗りから首都高までひとっ走りしてみたところ

 〇街乗りではOBD上の吸気温より4~5℃ほど高めの温度をキープ
 〇高速道路で長時間巡航すると、吸気温よりも1~2℃低くなり、外気温とほぼ同一に
 〇信号待ち等でアイドリングが続くと、吸気温よりも速いペースで温度が上昇、外気温23℃で50℃に達することも。

こんな測定結果が出ました。位置が位置だけにどうしてもエンジン排熱の影響は受けてしまいますね。ボンネットインテークがあればフレッシュエアーを吸い込めそうですが、流石にそこまでは…(笑)

こんな感じで野望を立ち上げたところで、果たして結果は如何に?
Posted at 2020/04/29 17:58:32 | コメント(4) | トラックバック(0) | パーツねた | 日記
2020年04月19日 イイね!

カローラの吸気ネタ2点、実験と悪あがき

カローラの吸気ネタ2点、実験と悪あがきパーツレビュー








現在進行形で進めているクルマネタに関連して、一つ気になっていたものが。



こちら、カローラの純正インテークパイプのエアクリボックス手前側。これを取り外すと



パイプの下から穴ぼこが登場。この先にはレゾネーターがインテークパイプと繋がっています。

外から見ると



こんな感じ。吸気音の低減や低速トルクの確保など、設置による効果はいくつかあるようですが、レゾネーターがない状態では果たしてどうなるか。ちょっと実験をしてみました。

とはいっても、レゾネーター本体を取り外そうとすると、バンパーを外す必要があり、結構大掛かりになるので、代わりに



こんなゴム製品を用意。ホームセンターで売られているゴム脚で100円也。これを



レゾネーターの穴にはめ込み、機能を殺してみます。レゾネーター穴の径は約34ミリ、ゴム脚の径は32~35ミリで、旨い具合に穴に引っかかって固定できました。

後はインテークパイプを元に戻し、いざ試走。

まず、吸気音は…特に気になるところはなし。他のロードノイズにかき消されているのか大きくなったような印象もなく、共鳴も感じられませんでした。

次に低速トルク…発進時気持ち加速がマイルドになったような?若干低速トルクが落ちた可能性はありますが、これも日常使用には全く支障のないレベルでした。

その他も特に気になる点はなし。なので、今の仕様においてはレゾネーターを撤去しても問題はなさそうです。
1ZZエンジンはインマニにもレゾネーターが併設されていますし、ビッグスロットルスロットルスペーサー等で気にならない状態になっているのかもしれません。

これで、新ネタの展開も前進できるのが確認できたところで、さらなる吸気ネタを。



こんなものを購入してみました。シエクルのレスポンスブレードです。



純正のエアフロメーターに取り付けることで、センサーへの空気流入量を増大させ、加速特性を向上させるとか。実際のインテークの空気流入量に変化はないので、早い話、エアフロメーターを騙すことで燃料値を変化させるパーツのようです。

取り付けは特に難しくなく、付属の両面テープを使って



エアフロメーターに貼り付けます。このブレードは各エアフロメーターに合わせた専用設計になっているので、特に調整も必要なく取り付けできます。ちなみに、購入したのは品番「RB-1A」です。

取り付け後の状態は



こうなります。穴の径を小さくさせ、その分センサーへの流入量を増やすような仕組みになっています。

真横から見ると



空気は右から左に流れていく仕組み。穴の径や、下端のブレードの形状や角度がキモなのでしょうね。

サクッと取り付けも済み、エアフロメーターをクルマに戻して再び試走…悪くない感じです。レゾネーター埋めでややマイルドになった発進に力強さが戻りました。下道を走る程度の回転数だと、アクセルの踏み込み量がやや減った印象?走りづらさは特に感じられず、取り付けはひとまず成功でしょうか。

エコノミーエンジンの悪あがき感は拭えませんが、これはこれで弄る楽しみも一応はあるかなぁ、と(笑)

Posted at 2020/04/19 19:37:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | パーツねた | クルマ
2020年04月12日 イイね!

オールスタイルミーティングの雄姿?と細かいDIYネタ

オールスタイルミーティングの雄姿?と細かいDIYネタ








こんなご時世ですが、とりあえず生きています。

既にひと月以上も前のことになりますが、3月のオールスタイルミーティングで富士スピードウェイを走行したときの写真のアップでも。


by えいむさん


by えいむさん


by えいむさん

えいむさんに頂いた走行画像に加えて、プロカメラマンが撮影した画像を有料で購入できるサービスもあり、記念に2枚購入。結構いい値段しましたが…(笑)





走行シーンはフツーのクルマでもそれなりに様になりますね。ただ、中の人はヒィヒィ言いながら必死に走っていたので、雄姿と呼ぶは程遠いかと思いますが…(笑)

あとは、クルマイジリネタも1点追加。元ネタは



こちらは50プリウス、C-HR、カロスポなどに使用されているエンジンアースワイヤ(ケーブルボンド)、通常の銅線とはことなり、シールドメッシュを使用しているのが特徴です。しかも



幅の異なる2種類のメッシュ線を重ねて1本のワイヤーとしています。湾曲させたときに自然な形状になるように組み合わせたのでしょうか。

このアースワイヤは長さ約20センチ、一方120系カローラはというと



ヒョロっとしたアースワイヤ(品名はケーブルボンド)が伸びており、長さは約40センチ、明らかに長さが足りないので、市販のシールドメッシュを購入して自作してみることにしました。

入手したのはこちら



ニッケルメッキの平編銅線、14sqと8sqの2種類を用意しました。トヨタ純正品と比較すると



上がトヨタ純正、下が購入したもの、色味は異なりますが質感は同じようなのでこれで問題ないでしょう。

これを



40センチ程の長さに切り、丸形端子を圧着して完成。



ケーブルボンドの端子に合わせて丸形端子の径も変えています。エンジン側の端子は出っ張りを逃がすように微妙に曲げてみました。

これに加えて秘密兵器?も導入



銅製の輪っかが計4つ、アーシングヘルパーという名前で市販されているもので、静電気対策を施してアース機能を強化?するとか。面白そうなので購入してみました。

取り付け方はというと



アーシングヘルパーの突起部を銅線に接触させることで効果を発揮させるそうです。

準備も整ったところで、買い出しついでに軽く作業。数分で交換も終わり





こんな感じで両側に取り付け。全体は



こうなりました。見た目的になんか強化してる感がありますね(笑)

肝心の効果ですが、正直よくわかりません。少なくとも悪化した感じはないのでそれだけで十分かなと(笑) ここに加えてマイナスのバッテリーターミナル側も対策を施せば何らかの効果はありそうな気もしますが。


箱根カロスプオフに加えて道南&下北半島遠征もキャンセルになり、GWの予定は完全に飛んでしましましたが、まあこんなご時世なので、落ち着くまではじっと我慢を…
Posted at 2020/04/12 17:42:52 | コメント(5) | トラックバック(0) | DIY | クルマ

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「7年ぶりに新舞子サンデー参加」
何シテル?   04/21 08:41
何故か3ナンバーで青い120系カローラセダンを弄っています。 分かりにくいですが、一応ストライクウィッチーズのルッキーニ仕様痛車だったりします。 みんカラは...

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