先日の豊橋オフでようやくお披露目となったエンジンヘッドカバーの結晶塗装、まだ完成形ではないですが画像を粗方撮影したのでブログアップしてみます。
前々から計画はしていたエンジンバルクヘッドカバーの結晶チヂミ塗装、色々な面でようやく実現の目途が立ち、夏ボーのタイミングで計画を実行に移しました。
まずは
新品の1ZZ用バルクヘッドカバーを購入、これに
ヘッドカバーに貼り付けるためのステンレス切り文字を専門業者からオーダーメイドにて調達。
必要なものが揃ったとことで塗装業者に作業を依頼、今回も
ピラーガーニッシュや
テールレンズに引き続き
PRO_Fitさんに作業をお願いしました。ここに任せておけば、クオリティ的は心配はまずしなくていいですしねぇ。
必要な部材を送って約2か月半ほどで結晶塗装が完成、無事に手元に送られてきました。
その間の作業工程はPRO_Fitのホームページにも掲載されていますので、モノ好きの方はそちらもご参照いただければ…
交換作業の手筈が整ったところで、いざ交換
まずは新旧ヘッドカバーご対面、とても同じ形状とは思えません(笑)
ボルト類をサクッと外し
御開帳、カムシャフトその他の機構部が現れました。そこまで状態は悪くない感じ?ただ、ヘッドカバーのガスケットはパキパキとまではなっていなかったものの、劣化が進んでおり随所にオイル滲みができていました。
観察も済ませたところで、新品ヘッドカバーの取り付け、ガスケットも新品に交換し、必要箇所にシール剤を塗布してからヘッドカバーを被せます。
場所が場所なので、トルクレンチを用いて、きっちり規定トルクにてボルトを締め付け。
ついでに、ベンチレーションホース2本も新品に交換
こちらも経年劣化によるひび割れ等が見受けられました。
ボルトの締め付けとダイレクトイグニッションの装着も終わり
無事交換完了です。明らかにエンジンルーム内の印象が変わりました。
ヘッドカバー部拡大、シリコンインテークパイプと合わせて、見た目だけならリッター100馬力?(笑)
今回は色見本として、未装着だったヘッドライトウォッシャーカバーをヘッドカバーと一緒に送りました。要はボディカラーと似た色味の青色でお願いした訳ですが
塗料にパールを配合するところまで再現してくれるとは思いもしませんでした。表面は見事な結晶チヂミ状態になっていますが、パールが入っているおかげで、不思議なキラキラ感が…
もう一つの重要なネタとして
ヘッドカバーに切り文字装飾、2ミリ厚の切り文字をエポキシ接着剤で貼り付け、その状態で結晶塗装を施しています。なので、文字の側面もしっかり結晶塗装されています。
文字表面は、塗装後に削り金属を露出させてから、クリアーを塗り表面保護を図っています。特にヘアライン加工等の指定はしませんでしたが、いい感じの仕上がりになったかと思います。
1ZZのヘッドカバーは表面が思ったよりも狭く、文字サイズ的にもかなりギリギリ感があります。あまり小さすぎると、切り出し加工ができない難点もあり、この辺は妥協の産物かなと…フォントや文言は、あえてトヨタらしくないものを選んでいます。
ヘッドカバー自体はこれで文句なし、あとは固定ボルト類や、樹脂カバー取付用に開けられていたのネジ穴埋めなど、そちらの装飾を施せば完成でしょうか。目下ボルト類の調達中…
装着したところで1馬力も出力は上がりませんし、費用対効果的にはかなりアレかもしれませんが、自分にはモワパワーよりもこういうモノのほうが合っているのかなと。
Posted at 2019/10/22 18:34:04 | |
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