先日の車検の際に指摘された右フロントのロアアームブッシュ破断、足回りのリフレッシュはいつかはと考えていましたが、今がまさにそのタイミングだろうということで、当面の旅行計画を投げ捨て、足回りパーツの大幅交換を行うことにしました。
まずはフロント、ドラシャやスタビリンクは一度交換しているので、今回はロアアーム本体に加えて、ロアアームボールジョイントとタイロッドエンドも一緒に交換することに。
今回、ロアアームボールジョイントは国産の社外品を調達、あとはボルトナットも事前に準備して持ち込み
先週土曜日にカローラをディーラに預け、一泊二日の入院コース。翌日曜日には無事に作業も終わり、引き取りに再びディーラーへ。
今回の交換作業で取り外された部品たち。
肝心の右ロアアームのブッシュはどうなっていたかというと
無残にもパックリ破断しているのに加え、至る箇所でヒビ割れており、まるで炭化したかのような劣化ぶりです。これではブッシュの仕事は全く果たしてくれませんね。
反対側の左ロアアームは
破断していないだけで、右側と同じようにヒビ割れの嵐。こちらも破断は時間の問題だったでしょうね。
タイロッドエンドは見た目そこまで劣化しているようには見受けられませんが、遅かれ早かれ交換するべきなので、このタイミングがベストでしょう。
こちらが新たに取り付けられた新品のロアアーム、今回もいつものように悪い癖が働き、他車種流用を行いました(笑)
流用したのは23系セリカのロアアーム、120系とフロントサスペンションメンバが同じ品番だったのでいけそうなのではと思い、調べてみると流用例も見受けられたので迷わずチャレンジしました。
大きな違いとして、ブッシュのサイズが120系よりも一回り小さくなっており
画像はイメージですが、左が120系カローラ、右が23セリカ、と見た目にも小ぶりになっているのが分かります。合わせてブッシュの空洞部分の体積が小さくなっており、セリカ純正のほうがブッシュ強度があるそうな。
他にも、アームが小ぶりな代わりに厚みが増していたり、さらには120系純正と比較して微妙に軽いかも?
ロアアームボールジョイントはスリーファイブ製の純正同等品を持ち込み交換してもらいました。国産品でトヨタ純正と比べて6割程度の価格なのが魅力です。ただ、本体が無塗装で錆びやすい?というレビューも見かけたので、こちらは今後に注意でしょうか。
納車後、軽く走行をしてみましたが、ありとあらゆる挙動においてこれまでとは完全に別のクルマになりました。
発進して、曲がって、止まって、全てにおいてスムーズかつクイックに挙動を示します。ブッシュの劣化がどれだけ悪影響を与えていたか、そちらのほうに驚かされました。費用は掛かりましたが、リフレッシュの効果は絶大ですね。
フロントはほぼ一通りリフレッシュされたので次はリアも、といきたいところです。リアアクスルのブッシュ交換はかなりハードルが高いようですが、探せば作業してくれそうなお店はいくつかありそうなので、そちらも遠くないうちに…
Posted at 2020/06/29 20:20:31 | |
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