パーツレビュー
今日もお出かけを犠牲にして、安定のクルマいじり(笑) ホント遠征の意欲が湧きませんねぇ…
今回のネタは
樹脂製のカバーのようなもの。こちらは120系カローラのヨーロッパ仕様に装着されているアンダーフロアカバーです。今更ながらカバーの存在に気づき、中古品をヨーロッパから取り寄せたのが去年の8月。
車両への取り付けは
主にクリップを使用し、計5か所を固定して取り付けます。で、これを日本仕様にに仮組みしてみたところ
5か所のうち、クリップ穴が初めからあったのは青丸の2か所のみ、赤丸の部分にはステーすらも存在していません。
流石にこれだけの大きさのものを2か所のみの固定では危なっかしいので、きっちり5か所留めできるように車両側に加工を施します。
まずクリップ用ステーの追加ですが
ヨーロッパ仕様では赤丸の位置に何かしらのステーがあると思われますが、それが日本仕様にはありません。ここで困ったのが、とにかく装着状態の画像が見当たらないこと。
必死になってネット上を探し回り、主にロシアのサイトにてヒントとなる画像を色々と見つけ出し、それを踏まえて
何とか2か所のステーを加工して取り付けました。
残りは溶接ボルトですが、カバーを仮組してみて、ボルトがあると思われる位置を注意して見たところ
4つの意味深な突起があることに気づきました。この中心部にボルトを溶接しているようです。一応日本仕様にもマークはあったんですね。
ただ、溶接ボルトを溶接するのは素人作業では難易度が高いので、室内から外に向けてボルトを通すことにしました。
外側から仮穴を開け
その後は室内からM6ボルトが通るように穴を拡大。あとは周辺にボディシーラーを塗布してから
ボルトを差し込みました。ボルト穴は微妙に小さくしたため、鉄板にネジ山が切れてボルトの空回りもせずに済みました。画像ではスピードナットを外側から取り付けていますが、これがなくてもがっちり固定されたため、最終的には外しています。
これで必要なステー類はすべて確保、あとはカバーの取付前に
内側にトヨタ純正のアルミテープを何カ所かに分けて貼り付けてみました。多少なりとも除電効果があれば…
準備も整い、いざカバーをカローラに取り付け…
ステーの位置もほぼぴったり、無事に装着となりました♪ 5か所留めの効果もあり、しっかりと固定されているようです。
取り付けついでに、寒冷地仕様のみ装備のけん引フックをシャーシブラックで塗り直してみましたが、よく分かりませんね(笑)
ボルト部への取り付けはどうなっているかというと
こんな感じに。ナット止めではなく、ボルトを挟み込んで固定する形状になっていますが、ぐらつきもなくしっかりと固定できているようです。
取付方法の検討にかなりの時間を費やしてしましましたが、なんとか装着できて一安心。
フロアカバー取付により、整流効果の向上が見込まれ、高速道路での走行安定性も向上しそうな気がしますが、当面高速道を走る予定がないのが…(笑)
Posted at 2021/03/27 19:15:14 | |
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