面倒なヒエラルキー

現行型ヴェゼルが走っていた


ヴェゼルは初代型は売れまくった
いや確かに売れますわよ あれは
1.5リッターの車に見えない！
下手すりゃ2.0リッター搭載と言われても信じちゃう


二代目もそれなりに走っているが初代型ほどのインパクトは無かったか？
もちろん性能は上がっている
1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドの動力性能の差がやや大きいが…


ホンダ的には利幅が大きいハイブリッドを売りたいっすもんね


だからと1.5リッターターボを採用すると
今度は動力性能がハイブリッドを上回るから
ちと採用は厳しいか…
明らかにオーバースペックになる


昔ならあったさ
小さい車体に大きなエンジン大馬力
ロマンすよね…


「タイプＳ」みたいな走り重視にする？


でもタイプ◯の安売りはするべきではない
あくまでもよりスポーティさを強調したモデルにのみ与える称号にするべきだ


ならばと1.0リッターターボならちょうど良いが ステップワゴンの二の舞いになるかもしれない
ステップワゴンは本来なら2.0リッタークラスの車だが


ターボによるダウンサイジングで1.5リッターになった
税区分もひとつ下がり燃費性能もいい
さらに本気になればターボパワーでNAのライバルより痛快な走りを楽しめる


もちろんターボなのでNAよりもオイル管理はシビアにせねばならない
ハイパフォーマンスターボじゃないんだから…ぶん回して走る物じゃないんだから………
と思うだろうが


トルク重視だろうと馬力重視だろうと
排ガスによるタービンを回転させる基本構造は同じだ
材質や耐久性とか高性能のものと普及版では違いはあるだろうが


NAには存在しない破損のリスクがある部品群であるからね
メーカー側も耐久性は考えているだろう
ホンダの軽自動車にもターボは採用されている


ノウハウはあるから神経質になる必要はないが オイル管理は最低限NAよりは大事さ
きちんと扱えばライバルの2.0リッターを凌駕する性能を発揮してくれるのだ



だが…


隣のミニバンは2.0〜2.4リッターなのにウチは1.5リッター…
的な事があったとか


ハイブリッドならライバルは1.8リッターと1.2リッター/1.4リッターだし
2.5リッターを搭載するアルファード系はクラスが違うが


走行性能に関してはライバルになる！！


その分同系統のライバルより高額になる弊害があるのだが…


みんな車に詳しい訳じゃない
いくらターボで…と言ったって1.5リッターと言う具体的な数字が独り歩きする


ご近所ヒエラルキーは面倒ですわ


兄貴のZR-Vと異母兄弟のWR‐Vのまさに中間子となったヴェゼル
ガソリンモデルはWR‐Vに任せて
ヴェゼルはハイブリッドに絞るのかも知れない


被らさせない策とも言えるかしら