2010年8月20日(金)
聖地「角島」を訪れたあとは、ゆっくりと東京方面へ帰るだけです。
来るときは山陽道を通ってきたので、帰りは中国道を使うことにしてクルマを走らせますが、さすがに5日目ともなってくると疲労が蓄積しており、ハンドルを握りながらふと記憶がない瞬間があります。
キケンなので、SAやPAを見かけるたびにチョコチョコと休憩しながら行ったので、予想以上に時間がかかりました。
中国道の福崎ICから播但連絡道へ入り、和田山から豊岡を通って城崎へ。
この写真はもうほとんど城崎の近くまで来ての写真です。右手の水量の豊かな川は円山川。
JR山陰本線の城崎温泉駅(右手)。以前、列車の乗り換え時間を利用して、この駅に隣接する「さとの湯」(正面の瓦屋根の重厚な建物)に浸かったことがあるので、ブログに書いてないか探したのですが、ありませんでした。みんカラを始める前だったのかもしれません。
駅を抜けて、温泉街に入っていきます。中央の大谷川を挟んで左右に旅館が立ち並んでいて、風情のある街並みです。
17時半、今夜のお宿に無事到着。ここは隣が志賀直哉ゆかりの宿だったり、さらにその隣が桂小五郎潜居の宿だったりと、いわくつきのお宿に囲まれていますがリーズナブルなお値段でした。
宿にチェックインしたときは疲労困憊状態だったのですが、城崎といえば「外湯めぐり」。夕食までの時間で、よーのすけも浴衣を着て下駄を履いていってきました。
七つある外湯のうち、まずは宿に近い「御所の湯」。
もう1つ、「一の湯」。
ふらりと行くとそれぞれ入浴料600~800円を取られてしまうのですが、旅館の浴衣を着て旅館で貰ったチケットを持っていくとタダで入れる仕組みになっています。玄関で下駄を脱ぎ捨てていくと、下足番の人が帰りには浴衣の模様を見て、旅館の下駄を差し出してくれるようになっていて、それも気分がいいものでした。
疲れてしまって、2軒しか回れなかったけれど、「御所の湯」は露天風呂の後ろに滝が流れ落ちていたり、「一の湯」は洞窟風呂になっていたりと、湯殿にそれぞれ工夫があって、時間があれば外湯をのんびりまわるのも楽しそうです。
城崎温泉、大いに気に入りました。
本日の走行距離=582Km(累積2,096Km)
(5日目、おしまい)
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ロードスター | 日記
Posted at
2010/08/29 18:03:44