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2024年05月17日 イイね!

2号機のDPFの話 ( 悪化から回復できず )

2号機 ( DJデミオ ) には、俗に言う クリーンヂーゼルエンジン が載まれている。
マツダが製造している4機種、
1.5L級 ・ 1.8L級 ・ 2.2L級 ・ 3.3L級 のうちの 1.5L級が載まれている。
勝手な解釈ではあるが、
初期の計画では、若干のクリーン化方式の違いで 1.5L級 と 2.2L級 で開発が進められ、商売上の都合で 2.2L級 が先にリリース。続いて 1.5L級がリリースされた。
かなり不可思議な設計がされていたことは、機械系の者の多くが公開情報から感じていたはず。そして予想された通り、幾度かのマイナーチェンジが施されて今に至る。
後からリリースされた 1.5L級 は、2.2L級 よりはまっとうな設計がされていたものの、デミオの派生であるCX3を構成した際に ( 後出しジャンケンが好きなアホが ) CX3を重量過多に至らせてしまったもので、非力なエンジンとの印象を否めない代物になってしまった。そんなこんなを払拭するために、基本設計では否定されたであろう ( 1.5L級をベースとした ) 1.8L級 を追加リリースせざるをえなくなってしまった。
そんな ( 後出しジャンケンが好きなアホの ) 存在を思い知らされた開発陣は、 2.2L級からの排気量アップの際には、 ( 後出しジャンケンが好きなアホの ) からの非難を押しとどめ、最善を追い求めてマイチェンを繰り返してきた 2.2L級をそのままベースとして単純に2発を追加した 3.3L級 をリリースした。


さて、
そうは言っても、全機が かなり不可思議な設計 であることに変わりなく、DPF ( Diesel Particurate Filter ) に関するトラブルが市場から消え去ることは未だに無い。
我が2号機も、かなりヂーゼルを使用するのに適した環境下で走らせてきたつもりだが、昨年の夏から急激に性能低下? 劣化? 故障? なんなのか不明な状態に陥った。

DPFを長期間使用するためにマツダは、これまた俗に言う アドブルー ではなく、DPF表面でPMを燃焼除去する方式を採用している。
その PM燃焼除去処理 は、運転手による操作ではなく自動で開始・完了される。
処理中であることは運転席からでも、音で判るし、瞬間燃費表示を見ていても判るし、一時停止した際にモニター表示でも判る。
最も判りやすいのは、この モニター表示であろう。


我が2号機は、納車早々の新車状態では 200km毎 くらいで PM燃焼除去処理 が行われた。しかし、昨年の夏から突如として 100km未満で繰り返されるようになってしまった ( ̄□ ̄;
タイミングとしては、エンジン不具合のインジケータが灯ったためにエラーコードを解析した結果としてインマニにある吸気系のセンサーが交換された、その翌日から PM燃焼除去処理 の異常が始まった。 Dさんに指摘するも、直接の関連性は無いとされてしまっている。。。
その後、なんだかんだと5年延長保証の範囲で処理をしてもらい、一通りの処置が終ったのは昨年の初雪の頃だった。 しかし処理はされたものの、氷点下な気温と、積雪で凸凹の路面では、PM燃焼除去処理の確認がままならず。
ただ、一通りの処置により燃費は改善した。
それだけは間違いない事実であった。


さてさて、
路上から雪が消え去った4月下旬に2号機の12ヶ月毎点検を実施した際に、PM燃焼除去処理 のLogを確認してもらった。
過去10回分の処理間隔 ( 距離 ) がLogに残され更新されていくんだそうで、12ヶ月毎点検の日から過去10回分のLogが読み出された。
その結果を距離毎に整理すると、
・ 50km台 = 1回 、
・ 60km台 = 1回 、
・ 70km台 = 1回 、
・ 90km台 = 3回 、
・ 130km台 = 1回 、
・ 150km台 = 1回 、
・ 180km台 = 1回 、
・ 410km台 = 1回 . . . . というものであった。
最後 ( 最新 ) として記録されていたのが 410km台であった。
納車当時のDPFが真っ新な状態でも200km程度だったものが、400km超えなんて絶対に変!
180km台すらも疑わしい。
Logが正しく記録されなくなっているんじゃないか??? . . . との システム異常 が懸念される結果となった ( ̄へ  ̄メ
が、
何回 読み出し直したところで、記録されている数値が変わることはないわけで、しばし走ってから再度Logを見てシステムの正常/異常を診るしか選択肢は無かった (;_;

点検から戻った後に給油して、これまで以上に PM燃焼除去処理 に気を配るようにした。
PM燃焼除去処理 が始まったと認識できたら ( 許される所を走っていた際には ) 路肩に止めてブレーキを踏んで、↑ 1枚目画像の通り、DPF内のPM除去を優先しています との表示を確認した上で ODO表示をメモした。
そうして、
その給油からエンプティーとなるまでの燃料消費記録が、これ。

素晴らしい (^_^
同じDJデミオ ヂーゼルでも、FF車なら 20km/L 超えは当たり前なことらしいのだが、4WD車ではなかなかなはず。2号機の記録を追っても上位に入る数値だ。
一方、
肝心の PM燃焼除去処理 の状況はと言えば、運転中での確認によれば、903kmの走行全域で 80km前後毎で PM燃焼除去処理 が繰り返された。
我が家から往復70kmほどの所に週に2~3回の頻度で用事があった期間なもので、
・ 我が家まであと数十メートル . . . で処理が開始された ( ̄□ ̄
・ 我が家の駐車場に停めた . . . で処理が開始された。
・ 翌日、発進から数kmで 処理が開始された。
などなどが頻発。
PM燃焼除去処理 を中断することはDPFによろしくない。それに、PM燃焼除去処理中にエンジンを止めると、電動ファンが全開で回り続ける。 燃焼処理が始まってしまった後にエンジンを止めても、燃焼中な状態から急峻に温度が下がるわけがない。 燃焼途中にエンジンを止めることは、百害あって一利なし (0_0;
しゃーないので、処理が始まったら意味も無く10kmほど、処理が終わるまで走ってからエンジンを止めていた。それは、納車当時から変わらず続けてきたこと。 行った先で約束の時間等があった場合のみは例外としてエンジンを止めて、電動ファン全開を受け入れていた。
だから、今回の900kmほどにも、意味の無い 計100km ほどは混じってるんだよな。
数値で視ると良い燃費に見えるが、実際には・・・。
PM燃焼除去処理 が頻繁に ( 10回以上も ) 行われたから、意味の無い走行が100kmにもなったわけで、これが5回程度なら意味の無い走行も半分で済んだということである。
PM燃焼除去処理 が行われる頻度が高いことは、良いこと無し(-_-メ

そうして、
タンクが空になってから給油をし、再びLogを確認にDさんへと行ってきた。
結果は、
・ 50km台 = 2回 、
・ 60km台 = 3回 、
・ 70km台 = 3回 、
・ 80km台 = 1回 、
・ 120km台 = 1回 . . . . というものであった。
120km台 のは、私の走行中にとったメモでは90km台であった。
Logに残る距離数が、私のメモとは微妙に合わない。
Logに記録するトリガーが何なのか疑問だ (=_=
ふむ、酷い結果だ。
Dさんでも 酷い ということが共通認識となった。

ただ、上記した通り、燃費は良いんだよね。
PM燃焼除去処理 の頻度が上がるというのは、燃費悪化 ( 低下 ) に直結するはず。
考えられることは、PM燃焼除去処理 が適切に行えていないということ。
PM燃焼除去処理モードとなるために機能・起動しなくてはならない何かが機能不全になっていて、中途半端なPM燃焼除去処理 が行われるために、その処理頻度が上がってしまっている?

DPFに関する処理フローを見たかったのだが、回路図 ( ブロック図 ) しかないとのこと。それを見せてもらったが、DPFに関する処理ECUに対して20ケほどのセンサーからの出力が入力されていた。 DPFに関係無いセンサーも列記されているのではないかと指摘をしたが、それは別途にもっと大量にあるとのことだった (0_0
DPFに関する制御Logicにそんなにも多くの入力が必要だとは思えないんだけどな。 複数の入力からの論理演算で出力を求めるのは当然としても、その出力で、燃焼指示 ・ 表示 ・ 記録 のトリガーが連動しない信号からになっているのじゃないかしら?
こりゃ わっからん ( ̄_ ̄

昔、知人のRX7が自宅駐車場で、排気系が高温だったことにより下草が発火して、車体ごと周囲が全焼してしまった実績を知る私としては、地面近くに高温物を放置することは絶対に嫌 (;_; . . 確認をしたが、DPFはボデー底面ではなく、もっと高い位置にあるとのこと。
なので高温状態で放置しても、車両火災などになってしまうことは無いであろう。
PM燃焼除去処理 の処理が終わる前でも、帰宅したり目的に到着したのなら、エンジンを止めてしまうことにした。 ( たぶん、1,000人のうち 999人は、気にせずにエンジンを止めていると思う )
9万km超えまで守ってきたMyルールを捨てる。
PM燃焼除去処理を途中で止めても ( 基本は ) 、排気ポート以降にダメージが生じる可能性があるだけで、エンジン本体にダメージは及ばないはず。
正しくは無いのだけれど、
過負荷をかけることで 弱っているパートにとどめを刺せたならラッキ . . . ってことにする。
来年3月に 7年延長保証 の保証期間が切れる。
その前に、壊れるパーツは壊してしまわなくては (-_-

現2号機ちゃん。
毎年々々、何かと修理・交換を繰り返してきた。
当りの個体だったのか、外れの個体だったのか、微妙だなぁ・・・。
Posted at 2024/05/17 05:36:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 悪魔大爆笑 | 日記

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