写真教室の撮影実習でJR京都駅ビルに行ってきました♪
今回は電車で京都へ。密を避けるため新大阪からは空いてる快速列車をあえて選び、BOX席に一人で座っていきました。京都駅につくと閑散としてて人はまばらです。いつもはもっと人の往来が多いそうなのでホッとしました。実は私はここJR京都駅に来るのが初めてです。新幹線で通過したことは何度もあるんですけどね。京都に観光に行くときって阪急電車で行くイメージなのです。JR京都駅って京都の外れにあるように感じて、私にとっての京都のメイン駅は京都河原町駅なんですよね。
写真の実習は感染対策にじゅうぶん配慮して少人数で開催されています。
先生からは下記のアドバイスがありました。
・緊急事態宣言が発令されて以降、入れないエリアがあります。
・駅周辺と大階段の周辺で撮影をします。
・建物には大理石が使われているのでその写り込みを利用してみましょう。
・露出は明暗のどちらに合わせるかをコントロールします。
・レンズは50mmがあれば十分。切り取りなら望遠などを使います。
・三脚を使用しないので撮影者がかがんだりしてアングルを変えてみます。
・人を正面から撮る時は承諾を得てください。後ろ姿やシルエットなら問題なし。
・京都タワーの映り込みを探してみるのもいいと思います。
・WBはAUTOでいいです。ISOは400~800で十分です。
・絞りは狙いを絞るなら開放、広く撮るならF8~F11で撮りましょう。
・縦位置横位置を変えて撮影をします。
私の当日持参したのはEOS RにRF24-105F4LUSMの標準ズームのみ。荷物が少ないほうがソーシャルディスタンスもとれるかなとシンプルにしました。
1. 絵が粗いでしょ。そう、これは大理石に写った京都タワーなんです。
2. 上から睨む目が!駅に入るところの上にあるオブジェを角度を変えて撮るとまるで人間の両目のように見えます。
3. この日はいい天気になってくれたのでビルの窓にも雲が写り込んでくれました。
4. 大理石の写り込みを利用しています。本当は正面のビルはもっと横に大きいです。ビルの窓の間隔を揃えて撮るのがポイントです。
5. ショーウインドウに京都タワーを写り込ませて撮ってみました。
6. 郵便局の窓ガラスに写り込む京都タワー。
7. 初めて写り込みでない京都タワー。バス停の屋根のアーチを入れてみました。
8. ここから京都駅の中に入ります。頭上には大きな丸いオブジェが空飛ぶ円盤のようでした。
9. 大理石の壁に写り込ませてます。実像と虚像の境目わかりますか?
10. 巨大なモニターに映る紅葉の京都の映像。上には京都タワーの写り込み。
11. これも左側は写り込み。大理石に写り込ませると京都駅が倍の大きさに見えますよ。
12. これが京都駅の大階段。中央の手すりが一直線に見えるように撮りました。ここを駆け上がるタイムを競うイベントがあるらしく、足が速い人は20秒くらいで上まで駆け上がるんだそうです。
13. 大階段の横にはエスカレーターもついてます。真下から上を見上げるとこんな感じです。
14. ヨットの帆のような屋根を隣のビルの窓に写り込ませてみました。
15. 大階段の上には映えるオブジェなんかもありました。
16. 振り返って駅を撮る感じ。右側は大理石の壁です。
17. スマホの絵文字みたいなランプ?が階段の足元にありました。ニッコリ笑ってるみたいです(^^)
18. この空中にあるガラス張りの通路も通行できないようになってました。
19. ガラスに写り込む青い空と黄色い屋根
20. 2つの太陽を撮ってみました。
21. ビルから飛び出したバルコニーを見上げてみた。ここに立つのは勇気が必要そうです。
22. タイトルにも使った京都駅の看板と写り込む京都タワー。ここ京都駅のデザインも京都タワーもデザインがすごく近代的だと思うんだけど京都の人は気に入っているのかな
24. ビルの壁にキレイに写り込む場所を探して撮ってます。
25. バス停の屋根の三角形の隙間から見える京都タワー。
26. 羅城門の復元模型と京都タワー。もしもJR京都駅入り口の外観がこの羅城門のデザインだったらどうだったんだろうか。私は古都京都でお客様を迎えるイメージにピッタリ合ってたと思うな…なんてことを考えてたら2時間の実習が終了しました。
27. 実習終了後は、ひとり大阪なんば高島屋で開催されている
「安野光雅追悼『洛中洛外と京都御苑の花』展」に行きました。
安野光雅先生の作品展に行くのは
この時以来9年ぶりです。私にとって当時風景写真の構図の作り方に大いに参考にさせていただいたのを覚えています。今でも好きな作品をいくつか家に飾っていますし、同じ構図の風景で撮った写真は数しれずです。
当時、産経新聞に「洛中洛外」という絵画つきのコラムを執筆されてました。その文体が司馬遼太郎さんに似ていて私はその文章を読むのが大好きでした。今回の作品展にもその当時のコラムが作品に添えられていて懐かしさを感じました。
昨年の12月にお亡くなりになられたそうで、今回の追悼展でした。緊急事態宣言の最中でしたが、これだけは見逃すことはできませんでした。
展示されてる点数も多く見ごたえのある作品展でした。いつか京丹後市にある「森の中の家 安野光雅館」や「津和野町立安野光雅美術館」にも訪れてみたいと思いました。
◎最後に告知です!
私が指導を受けている写真家の山本学先生がキヤノンフォトハウスの無料オンラインセミナーを担当されます。
「写真家が語る!RF F2.8 レンズの魅力」
9月8日(水)19:30~20:30/定員:先着1,000名
9月9日(木)19:30~20:30/定員:先着1,000名
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最後までご覧いただきありがとうございました!