• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ウッkeyのブログ一覧

2017年12月23日 イイね!

GT4とスパイダーが出るまでの箸休め的にならないで~

GT4とスパイダーが出るまでの箸休め的にならないで~718ケイマン「GTS」と「S」の差別化むずかしく よさ「GTS」ゆえにあらず 試乗記

もくじ

どんなクルマ?
ー 718ケイマンGTS 「教科書どおり」

どんな感じ?
ー 「S」と「GTS」 違いがわかりづらい
ー ハンドリングは最高レベル しかし音が…

「買い」か?
ー 完ぺきだが「GTSゆえ」にあらず

スペック
ー ポルシェ718ケイマンGTSのスペック

どんなクルマ?

718ケイマンGTS 「教科書どおり」

今となっては、ポルシェのGTSモデルがどのようなクルマかは、AUTOCARの皆様ならば十分承知だと思う。人気のオプションを標準で装備させ、パワーを少し上げて、オプションを個別で選択した時よりも、少し安い価格で提供する。オシャレな新型ホイールやブラック・アウトされたディテールも忘れてはいけない。

そこに驚きはないが、既にポテンシャルの高いクルマに追加でダイナミズムとパフォーマンスを与えるGTSモデルは、どれも成功を収めている。

ターボで過給されるこのケイマンは、新しいタービンとインテーク・システムを得て、15psのパワーアップを図り、366psのパワーと43.8kg-mのトルクを誇る。

ほかにも、スポーツ・クロノ・パッケージ、機械式LSD、PASM(ポルシェのアダプティブ・ダンピング・システム)を標準で備え、さらに、20インチ・ホイールに、エクステリアに施されたブラックのアクセント、アルカンターラでフィニッシュされたインテリアなども備える。

このケイマンGTSは教科書通りの仕上がりであるが、過去の経緯だけを頼りに、手放しでお勧めというわけでもない。そうAUTOCARが思う理由を以下で説明したい。

どんな感じ?

「S」と「GTS」 違いがわかりづらい

たしかにアスカリ・リゾート・サーキットを4周した限りでは、素晴らしく良くできたクルマである。

ならば標準の718ケイマンから大いに進化したクルマなのか? 違う。

次期GT4の存在を曖昧にする存在なのか? 違う。

この星に生を受けた、最高のミドエンジン・スポーツカーなのか? それも違う。

これらの答えは、あきらかである。

場合によってはポルシェらしいパフォーマンスに心を奪われることもあるだろう。けれど正直なところ、標準の718ケイマンSと交互に乗り換えでもしない限り、その違いはわからないと思う。

今回の試乗で交互に乗り換えることは叶わなかったため、718ケイマンGTSの良いところと悪いところを報告しようと思う。

言うまでもないが、速いクルマである。このクルマに追加されたパワーはそれほどでもない。トルクの向上により、ターボで過給される718は、どれもパンチのある加速を示す。このクルマのどこを見渡してもケイマン以外の何者でもない。しかし、アクセルを踏み込んだ時の、2000rpmからの加速だけは別物なのである。

その加速とサウンドも言うまでもないが、GTSは、スピードに魅せられたドライバーの期待に応えるはずであるし、全ての入力に対してレスポンスよく応え、7000rpmまでとそれ以上を回すことを駆り立てる。

このクルマ、そして全てのケイマンにも言えることであるが、最も素晴らしいところはそのハンドリングである。

ハンドリングは最高レベル しかし音が…

これは、ミド・エンジンのニルバーナなのか?

エンジンをドライバーの直ぐ後ろに搭載していることが、そう言わしめる訳だ。

俊敏で、正確、そしてダイレクト。しかもドライバーのミスにも寛大である。26のコーナーを持つ迷路のようなアスカリのレイアウトでは、コーナーの中腹でレコードラインやブレーキのタイミングをはずしたりすることは茶飯事であるが、GTSはいたって寛大。お節介なくらいである。ドライバーは慣性マスの移動を感じることはあっても脅威ではない。

これらはドライバーがへまを侵した時に起こることであるが、一方で、ドライバーが上手くやったらどうなるかというと、ケイマンは実に見事である。どれほどかというと、BMW M2、アウディTT RS、そしてジャガー・F-タイプといったライバル達が、戦意を無くすほどである。

物凄く懐が深く、素晴らしくバランスが取れていて、やる気を駆り立てる、そういうクルマなのだ。インストラクターからスピードに対する注意喚起を受けても、尚そう思える。

では、何が問題だというのか? 冒頭で、標準モデルのケイマンSとの違いがわからないと言った。しかし、根底にあるのはそのサウンドである。そうなのである、やはり、そこである。

何を施そうとも、GTSのスポーツ・エグゾーストは、ボクサー・エンジンのくぐもった低音を、より鮮明に、より耳に届きやすく、そして、より耳障りにしている。

先代の6気筒エンジンを搭載したモデルでは、スポーツ・エグゾースト・スイッチは、飾りではなかった。しかし、このモデルでは、その役目を果たしていない。時速300kmを誇るスポーツカーにとっては、残念なことである。

「買い」か?

完ぺきだが「GTSゆえ」にあらず

残念であるとはいえ、GTSは1500万円手前で買えるスポーツカーでベストのハンドリング性能を持つ。標準モデルのSのオーナーは通常、ダイナミック・オプションを好んで追加しているため、このことがGTSとの差別化を難しくしている。

それらの追加オプションのコストは、SとGTSの価格差に反映されているため、エンジンとスタイリングのアップデートがさらに追加されているこのGTSは、かなりお買い得である。事実、GTSに必要な追加オプションはほとんど見当たらない。あるとすれば、ポルシェ製の耳栓だろうか。



【初試乗】期待を裏切らない「ポルシェ718ボクスター&ケイマンGTS」

前作でも好評を博してた、ポルシェの”GTS”シリーズ。先ごろ、718ボクスター&ケイマンにもラインアップされ、早くもそのステアリングを握る機会に恵まれた。モータージャーナリストの山崎元裕氏がスペインよりレポートする。REPORT◎山崎元裕(Motihiro Yamazaki)

ポルシェのミッドシップスポーツ、718ケイマン&718ボクスターに高性能モデルの「GTS」が追加設定された。いずれのモデルにも6速MTと7速PDKが用意され、先日受注を開始した。日本での価格は、718ケイマンGTSが993万円(6速MT)、1053万2000円(7速PDK)、718ボクスターGTSは1032万円(6速MT)、1092万2000円(7速PDK)と発表されている。

先代ケイマン&ボクスターのGTSがそうであったように、今回もまたGTSのエクステリアとインテリアでは、独自のディテールが与えられることになった。フロントのバンパースポイラーが専用デザインとなるほか、ヘッドランプやテールランプも独自の仕様に。リヤにはGTSでは標準装備となるスポーツエキゾーストシステムのテールパイプが、こちらも専用のリヤデフューザーのセンターからデュアルで、あたかもGTSのパフォーマンスを誇示するかのようにその存在感をアピールしている。前後のホイールは20インチ径となり、ホイールハウスの中で、その存在感を強く主張する。

スペインのマラガ近郊で開催された今回のテストドライブ・プログラムは、オンロードでは718ボクスターGTSを、そしてそのルートの途中でプライベートサーキットのアスカリ・レースリゾートを訪ね、ここで718ケイマンGTSの走りを楽しむというものだった。さっそくトトップをオープンして、718ボクスターGTSのステアリングをオンロードへと向けよう。

ミッドに搭載されるエンジンは2.5ℓの水平対向4気筒ターボ。これは基本的には718ボクスターSと共通だ。ポルシェはさらに吸排気システムの改良やターボチャージャーのタービンを大型化するなど非常に積極的な強化策をGTSのために講じてきた。最高出力&最大トルクは365ps&430Nmという数字で、これはS比で15ps&10Nmの強化となる。ターボチャージャーの搭載位置等の問題で、この水平対向4気筒ターボエンジンのサウンドと振動には独特な感覚があるが、水平対向6気筒自然吸気時代のGTSよりも、さらに魅力的なパフォーマンスが得られていることを考えれば、ネガティブな意見を唱えるのではなく、新たな個性と考えるプラス思考の方が望ましい。

その独特なサウンドと振動を許容できるのなら、ほかにこのエンジンには不満らしいものは見つからない。718ボクスターGTSでは、6速MTと7速PDKの両モデルをドライブすることができたが、実用域でのフレキシビリティは、6速MTモデルでも2速か3速でギアをホールドしたまま“ラフ”なドライブを楽しむこともできるし、ここからアクセルペダルを踏み込めば、ターボは瞬時にブースト効果を発揮し、驚くほどのスムーズさでレブカウンターの針はレッドラインに向かって駆け上がっていく。

ワインディングロードでは、やはりブレーキングとステアリングの操作に、より集中できるという点で7速PDKのメリットは大きいが、ドライブモードで“スポーツ・プラス”を選択すれば、6速MTでもシフトダウン時には、正確無比なレブマッチの制御が入るから安心だ。

PASM=ポルシェ アクティブサスペンション マネージメントシステムが標準装備され、車高もSと比較して10mm低くなるGTSのサスペンションは、PTV Plus=ポルシェ トルクベクタリング プラスや、フロントに235/35R20、リヤに265/35R20サイズのタイヤなどとの組み合わせで、実にシャープでナチュラルなコーナリングを演出してくれる。とりわけドライバーがもっとも感動するのはステアリングの正確さで、巧みに抑えられたロールとトラクション性能の素晴らしさがそれに加わり、コーナーではまさに完璧ともいえる動きが楽しめるのだ。



ステージをアスカリ・サーキットに移して、今度は718ケイマンGTSをドライブしてみると、その印象はさらに強くなった。ルーフが備わるメリットは、やはりドライビング・ファンを追求するミッドシップ・スポーツとして誕生したモデルにとっては限りなく大きなものだ。

実際に718ケイマンGTSと比較すると、これまで乗っていた718ボクスターGTSの剛性感には若干のハンデがあると感じたのも事実。だが、今回の718ケイマンGTSと718ボクスターGTSの車重は、実は両モデルともに1405kgで共通。オープンボディを持つハンデは、さらに小さなものになっていることは評価できる。

7速PDKとの組み合わせでサーキット・ドライブを楽しんだ718ケイマンGTSは、ポルシェ伝統の911シリーズに肉薄する魅力を秘めたモデルだった。走行中のほとんどはスポーツ・プラスモードを使用したが、それでも乗り心地には十分なしなやかさが感じられる。コーナリングは相変わらずナチュラルな印象に終始し、トラクションや姿勢も常に最適にコントロールされている。インストラクターがドライブする先導車を追うスタイルのサーキット・ドライブは、途中で徐々にそのペースは上がっていくが、その中でこのクルマには絶対的な信頼感を抱いていいのだということを確信した。

サーキットでエキサイティングな時間を楽しんだ後は、再び718ボクスターでオンロードドライブへと戻る。ルートはタイトなコーナーが連続するワインディングロードだったが、ここでもミッドシップ・スポーツとしての洗練された走り、そして快適性は印象的だった。ちなみにオープンモデルでは気になる風の巻き込みは、100km/h程度までならば頭上にわずかな流れを感じる程度。サイドウインドウをクローズしておけば、キャビンはさらにラグジュアリーな感覚になる。

インテリアは、スポーツシートのセンタートリムやセンターコンソール等々に、軽量でスポーティーなアルカンターラ素材が採用されているのが特徴だ。キャビンのスペースや操作性は、もちろんほかの718ケイマン&718ボクスターと共通だが、ドライビングへの期待感を大いに高めてくれる演出であることは確か。その一方で、7インチのマルチタッチスクリーンによる、新世代のマルチメディア・システム、「PCM」を搭載するなど、最新モデルとしての機能性がさらに高められているのも印象的だ。

ラゲッジスペースは、キャビン内には小物入れがある程度だが、フロントのトランクルームは275ℓという容量が確保されているから、短期間の旅行程度ならば、このミッドシップ・スポーツは十分にその足としての機能を果たすことができるだろう。

GTSの誕生によって、さらに魅力的なラインナップとなった718ケイマン&718ボクスター。はたしてこの先にポルシェはどのようなストーリーを用意しているのだろうか。早くも楽しみになってきた。

【SPECIFICATIONS】
ポルシェ 718 ボクスターGTS
■ボディサイズ:全長4379×全幅1801×全高1272mm ホイールベース:2475mm トレッド:前1527 後1535mm ■車両重量:1375(6速MT)/1405(7速PDK)kg ■エンジン:水平対向4気筒DOHターボ 総排気量:2497cc ボア×ストローク:102×76.4mm 圧縮比:9.5 最高出力:269kW(365ps)/6500rpm 最大トルク:420Nm/1900~5500rpm(6速MT) 430Nm/1900~5000rpm(7速PDK) ■トランスミッション:6速MT/7速PDK ■駆動方式:RWD ■サスペンション形式:前後マクファーソンストラット ■ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク ディスク径:前330×34 後299×20mm キャリパー:前後4ピストン ■タイヤサイズ(リム幅):前235/35ZR20 (8J)後265/35ZR20(10J) ■パフォーマンス 最高速度:290km/h 0→100km/h加速:4.6秒(6速MT)/4.1秒(7速PDK スポーツプラスモード時) ■環境性能(EU複合) CO2排出量:205g/km(6速MT)/186g/km(7速PDK) ■車両本体価格:1032万円(6速MT)/1092万2000円(7速PDK)

【SPECIFICATIONS】
ポルシェ 718 ケイマンGTS
■ボディサイズ:全長4393×全幅1801×全高1286mm ホイールベース:2475mm トレッド:前1527 後1535mm ■車両重量:1375(6速MT)/1405(7速PDK)kg ■エンジン:水平対向4気筒DOHCターボ 総排気量:2497cc ボア×ストローク:102×76.4mm 圧縮比:9.5 最高出力:269kW(365ps)/6500rpm 最大トルク:420Nm/1900~5500rpm(6速MT) 430Nm/1900~5000rpm(7速PDK) ■トランスミッション:6速MT/7速PDK ■駆動方式:RWD ■サスペンション形式:前後マクファーソンストラット ■ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク ディスク径:前330×34 後299×20mm キャリパー:前後4ピストン ■タイヤサイズ(リム幅):前235/35ZR20 (8J)後265/35ZR20(10J) ■パフォーマンス 最高速度:290km/h 0→100km/h加速:4.6秒(6速MT)/4.1秒(7速PDK スポーツプラスモード時) ■環境性能(EU複合) CO2排出量:205g/km(6速MT)/186g/km(7速PDK) ■車両本体価格:993万円(6速MT)/1053万2000円(7速PDK)


もう既にアナウンスがされてしまっている以上避けられないお話ですがね…
それでも今買うなら最良って選択肢なんだろう
Posted at 2017/12/23 21:53:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記

プロフィール

「買い物行ったらレヴォーグの隣がたまたま空いていたから止めて、買い物から戻ったらこうなっていた〜」
何シテル?   04/27 19:18
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2017/12 >>

リンク・クリップ

FrogDrive S660用リアダクトフレーム取り付けその1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/29 15:26:19
ポケモンGO攻略まとめ  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:23:37
 
マギレコ攻略Wiki 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:22:57
 

愛車一覧

スバル インプレッサ G4 スバル インプレッサ G4
初の新車に代替をいたしました~ ターボからNAになりましたが、インプレッサはインプレッサ ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
GC6を自らの事故で失った後、次の愛機を探している所コイツが浮上しました。 車重は10 ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
初のマイカーです。NAという事とコズミックブルーマイカって色なのであまり回りにいない車な ...
スバル BRZ スバル BRZ
兄貴の増車なんですが、いじる許可を貰っているので気ままに弄り回します。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation