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2017年12月25日 イイね!

ヴァイザッハ・パッケージで日本円400万円かぁ~日本でいくらになるんだろうね?

ヴァイザッハ・パッケージで日本円400万円かぁ~日本でいくらになるんだろうね?ニュル最速を刻む、700馬力のパワーとトルク「ポルシェ911GT2 RS」テスト試乗記

圧倒的パワーと軽量化が生む 驚異のドライビングマシンだった

【Porsche 911GT2 RS】

野獣の如き激しさでレーストラックを駆け抜けていく。ニュルブルクリンク最速の座を再びダッシュした、ポルシェ911GT2 RS。速さをストイックに追いかけたその走りは、超激辛だった。



その走りは魔性か中毒か! 乗りこなすにはかなりの腕が必要だ

ニュルブルクリンク旧コースで叩き出した、最速ラップタイムは6分47秒3。 ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテの6分52秒01を約5秒も突き放し、市販車最速の座を奪取した「ポルシェ911GT2RS」は、ポルシェ・モータースポーツ部門が開発を手掛けた。速さを追求する手段は、実にシンプル。圧倒的なエンジンパワー、徹底的な軽量化、そして磨き上げた空力特性である。 まずはパワー。3.8ℓツインターボユニットは内部パーツの強化、ターボチャージャーの大容量化、ブースト圧アップなどにより、ベースとなった911ターボSの最高出力580psを大幅に上回る、700psを獲得している。そして軽量化。車両重量は1470kgで、911ターボSの1600kgから実に130kgもシェイプアップ。 ブレーキ冷却用「NACAダクトを備えたCFRP製フロントリッド、マグネシウム製ルーフ、化学強化ガラス、軽量カーペットにハーネス、CFRP製バケットシート、そしてリアシートレスに後輪駆動化などが、その内訳のほんの一部である。

細部まで改良を加えたことでついに700psにまで到達した3.8Lツインターボエンジン。溢れんばかりのパワーは超辛口だ。 遮音材が省かれているため、盛大にエンジンと排気音が室内には飛び込んでくる。

空力最優先の外観は物々しい雰囲気。3つの大型ラジエーターに空気を導くべくフロントエプロンは、一層大きく口を開け、地面ギリギリの低さのフロントリップスポイラー、高くそびえ立つ固定式リアスポイラーなどはCFRP製に。 さらに床下フラット化や”カップカー”から流用したフロントディフューザーも貢献し、強大なダウンフォースが生み出される。当然、シャシーの強化にも妥協なし。フロント265/35ZR20、リア325/30ZR21という前後異径のウルトラハイパフォーマンスタイヤを履き、サスペンションにはフルピロボールジョイント、リバウンドスプリング付きの倒立式ダンパーなどを採用。トルクベクタリングや後輪操舵機構も備わる。その走りは当然、刺激的。 辛口なんて生易しいものではなく超激辛だ。遮音材が省かれた室内にはロードノイズやエンジン音、チタニウム製マフラーのいかにも圧の高そうな排気音が容赦なく入り込む。 そして当然、エンジンパワーも凄まじい。低回転域からターボラグとは無縁で、それでいて天井知らずで吹け上がり、怒濤のパワーを炸裂させる。相当なダウンフォースが出ているはずなのに、フル加速を試すと前が浮くのがハッキリ解るほどなのだ。250km/hを超えても加速がまったく衰えないのには驚き、軽い恐怖、そして恍惚を覚えた。

ドライビングのみに集中するための場所。コクピットと呼ぶに相応しいストイックな空間である。実力を示すかのように、タコメーターは8000rpm、スピードメーターは400km/hまで刻まれる。

一切の妥協なしに速さのみを磨き込む

しかしながらコーナリングは、手ごわい。カーボンコンポジットブレーキは凄まじくよく効き、ターンインも鋭いのだが、アクセルオンが少しでも早いと即座に、圧倒的なパワーが解き放たれる。”PSM”オンだろうと関係なく、一気にリアを振り出そうとするのだ。 しっかり向きが変わるまではひたすら我慢して、慎重かつ大胆にアクセルを入れていくのが速さを引き出すコツ。しかし、それはまったく簡単ではない。凄まじい緊張感、容赦ないGに、たった8周の走行で全身の筋肉が強張り、たっぷり汗をかくことになってしまった。 けれど、こうして今また改めて文章にしてみると、また乗りたいという気持ちが湧き上がり、次こそはしっかり攻めきってみせるとウズウズしだしている自分がいる。まさに魔性、あるいは……中毒である。

カーボンシェルを備えたフルバケットシートが2脚備わるスパルタンな室内。トランスミッションはGT2 RS専用にチューニングされた7速PDK。

ちなみに価格は3656万円。更に、ノーマルでは飽き足らない人のために、チタニウム製ロールケージ、鍛造マグネシウム製ホイール、CFRP製のルーフ、シフトパドル、そしてスタビライザー及びリンク等々を含み、更に約27kgの軽量化を実現する“ヴァイザッハ・パッケージ”も用意される。 日本での価格は未定だが、本国ではこれだけで2万9750ユーロ(約400万円)である。911GT2RS、そのパイロットとなるにはスキルも胆力も、そして当然ながらやはり財力も、半端ないものが求められるわけだ。

圧倒的なパワーを引き出して路面に伝えるために、空力と冷却性能向上のためのダクトがボンネットやフェンダーに設けられる。

ポルシェカスタマーケアセンター TEL0120-846-911 http://www.porsche.co.jp

[TEXT>>>Yasuhisa SHIMASHITA]
Posted at 2017/12/25 21:45:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2017年12月25日 イイね!

現在進行形でソリオを販売している訳だからこのクラスを投入するのはSUVが売れている今ならアリでしょう

現在進行形でソリオを販売している訳だからこのクラスを投入するのはSUVが売れている今ならアリでしょう【新車】スズキ・XBEE(クロスビー)は「ワゴン・ワイドR」の二の舞にならない?

小型クロスオーバーワゴンを名乗るスズキ・XBEE(クロスビー)が、2017年12月25日に発売されました。

気になる価格は、176万5800円~214万5960円。エンジンは1.5L自然吸気エンジン相当の高出力・高トルクを誇る1.0L直噴ターボとISGの組み合わせになるマイルドハイブリッドのみで、6ATとの組み合わせになっています。燃費は2WDが22.0km/L、4WDが20.6km/L。

鈴木俊宏社長は、プレス向け発表会の冒頭で、2020年に100周年を迎えるにあたり、2018年はあらゆる可能性に挑戦する1年にしたいとしています。

クロスビーもこうした挑戦への1台で、チーフエンジニアである?橋正志氏は、「コンパクトでありながらSUVスタイルと高い居住性、最低地上高や4WDの設定などによる悪路走破性の高さ」を特徴と謳っています。

また、ハスラーと似ているという指摘に対しては、?橋正志氏は「4年前の東京モーターショーでハスラーを出展した際に、登録車版も出して欲しい」という声に応じた経緯があり、デザインや質感の面でも異なったテイストを与えられています。決してハスラーの成功だけで二匹目のドジョウを狙いにいったのではないとしています。

インパネは、パイプフレームなどにより、ハスラーよりもさらにSUVらしいタフなイメージを強調し、スポーツ、スノー、グリップコントロール、ヒルディセントコントロールを並べた4WD車のインパネセンタースイッチも室内のアクセントになっています。

また、鈴木社長は、ハスラーとクロスビーを2台並べてもらえれば違いがよくお分かりいただけると思いますし、かつての「(なんとか)ワイド」とは違い(ワゴンRワイドのこと)、今回はクロスビーという名前もあると強調。

さらに、ハスラーと競合するよりもイグニスとのいわゆる「共食い」に関しては、可能性があるとしていますが、似たようなクラスであっても異なる個性を与えることで、多くの選択肢を与えたいとしています。

確かに、イグニスという全長3700mmのコンパクトクロスオーバーモデルがあるのにも関わらず、全長を60mm延ばし、全幅はわずか10mmしか違わないXBEE(クロスビー)を発表したのでしょうか。

11月時点で登録車10万台を記録したというスズキ。できるだけ早く月販1万台を達成、年間12万台を目指すとしています。軽自動車については、今期の54万台を達成したいとしています。

その理由は、年々伸びているSUVマーケットに対応するためで、コンパクトカーとSUVという得意分野を活かして同市場でさらに拡販を狙う背景があります。

イグニスは、よりパーソナル感のあるフォルムとパッケージで個性的な外観などが魅力。一方のクロスビーは、全高を高めたことでアップライトな乗車姿勢として居住性を向上。荷室もより広く、大開口のテールゲートもあって9.5インチのゴルフバッグが後席を倒さず横積みできます。

(文/写真 塚田勝弘)




ついに登場!! ビッグなハスラー、スズキ「クロスビー」

■スズキ、小型乗用車 新型「クロスビー」を発売

 スズキ株式会社は、使いやすく広い室内空間を持つワゴンとSUVの楽しさを融合させた新ジャンルの小型クロスオーバーワゴン新型「クロスビー」を2017年12月 25 日より発売する。新型「クロスビー」は、ワゴンに求められる広い室内空間と日常の使いやすさに加え、個性的で 愛着がわくデザイン、雪道などラフロードに対する力強い走破性とSUVの実用性を兼ね備えた。 街乗りからアウトドアやスポーツなどのレジャーを好まれる方まで、幅広いユーザーのライフスタ イルに適応する、全く新しいジャンルの小型クロスオーバーワゴンである。

 お客様の安心・安全な運転を支援するスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」 を採用。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」に加え、スズキ 小型車初となる後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を装備した。さらに、周囲を立体的に 360°確認できる「3Dビュー」を採用するなど、安全運転を支援する機能を充実させた。経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「セーフティ・サポート カー」の「サポカーS ワイド」に該当する。

 軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム[HEARTECT(ハーテクト)]を採用。全車 スズキ初となる 1.0L直噴ターボエンジンとマイルドハイブリッドの組み合わせに、6 速ATを 採用し、余裕のある走りと優れた燃費性能を両立した。4WD車には、力強い走りの「スポーツモード」、雪道やアイスバーンでの発進・加速時に タイヤの空転を抑える「スノーモード」の2つのモードを新たに採用。ぬかるみや滑りやすい 路面での発進をサポートする「グリップコントロール」、急な坂を下る際に車速を約7km/h に維持する「ヒルディセントコントロール」の2つの機能と合わせて標準装備とした。

● 販売目標台数(月間) 2,000台
● メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
176万5800円~214万5960円

■5つのクロスビーの特長とは?

1.コンパクトでたくましいSUVスタイルを採用しながら、広い室内空間と高い走破性を両立したパッケージング

2.都会でもアウトドアでも映えるこだわりのスタイリング/日常からアクティブなシーンまで幅広く対応するラゲッジスペース

3.スズキ小型車初となる後退時ブレーキサポートなど充実した安全装備

4.4WD車には2つの走行モードと安心の機能を装備

5.全車1.0L直噴ターボエンジンにマイルドハイブリッドを搭載

フルフラットな室内など実用性の高さはスズキらしさ



スズキ クロスビー、ワゴンとSUVを融合させた新ジャンル…176万5800円より

スズキは、ワゴンとSUVの楽しさを融合させた新ジャンルの小型クロスオーバーワゴン 『クロスビー』を12月25日より発売する。

新型クロスビーは、コンパクトでたくましいSUVスタイルを採用しながら、広い室内空間と高い走破性を両立。大人5人がしっかり乗れる居住性と積載性を確保しつつ、180mmの最低地上高で雪道やラフロードにおける高い走破性を実現する。

デザインコンセプトは「一緒に毎日の楽しさを広げていきたくなる“愛すべき相棒”」とし、力強さと愛着のわくデザインを両立。独自の存在感を持ったシルエットに、SUVらしいワイドで力強いボディと、細部まで丁寧に作り込んだこだわりの造型で強いキャラクター性をアピールしている。またインテリアは、冒険心を刺激するデザインを採用。たくましいスタイルと広い室内空間を表現しながら、上質さの中に遊び心をプラスした。

パワートレーンは最高出力99psを発生する1.0リットル3気筒直噴ターボエンジンと6ATを組み合わせ、高剛性と軽量化を両立する新プラットフォーム「ハーテクト」に搭載。1.0リットルターボ初採用となるマイルドハイブリッドにより、余裕のある走りと22.0km/リットル(2WD車)の優れた燃費性能を実現する。

また4WD車には、パワフルでスポーティな走りを実現する「スポーツモード」、雪道やアイスバーンでのスムーズな発進をサポートする「スノーモード」を新たに採用。ぬかるみや滑りやすい路面で発進をサポートする「グリップコントロール」、急な下り坂で車速を約7km/hで維持する「ヒルディセントコントロール」とあわせて標準装備とした。

安全面では、「スズキ セーフティ サポート」を採用し、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストを搭載する。さらにスズキ小型車初となる後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」、リヤパーキングセンサー、周囲を立体的に360°確認できる「3Dビュー」を採用するなど、安全運転を支援する機能を充実。「セーフティ・サポートカー」の「サポカーS ワイド」に該当する。

価格は176万5800円から214万5960円。



【新車】スズキ・XBEE(クロスビー)の居住性、積載性、悪路走破性は!?

スズキ・XBEE(クロスビー)は、180mmという最低地上高を確保しながら、ゆとりある後席フットスペースや前席の頭上空間など、広い室内と悪路走破性の高さが魅力になっています。実際に後席に座ってみると、足元、頭上ともに全長3760mmとは思えないほどの余裕を感じさせます。

後席に165mmの前後スライド機構を設け、5名乗車でも9.5インチのゴルフバッグが積載できる荷室容量は、124Lから後席を倒した状態で520Lまで拡大。

さらに、荷室下に2WDは81L、4WDは37Lという大容量のラゲッジアンダーボックスを用意し、しかもラゲッジアンダーボックスは、脱着可能、水洗いもできますからアウトドアユースなどで活躍しそう。

また、汚れ防止の防汚タイプラゲッジフロア、撥水加工シートを「HYBRID MZ」に採用していますから、スキーなどのウインタースポーツやマリンスポーツなどの趣味に最適な仕様になっています。

安全面では、「スズキ セーフティ サポート」が採用され、衝突被害軽減ブレーキ(デュアルセンサーブレーキサポート)、スズキの小型車初の後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシスト、全方位モニター用カメラが用意されています。

1.0L直噴ターボを積んだマイルドハイブリッドで、トランスミッションは6ATが組み合わされます。イグニスやソリオなどに採用されているもので、ISGによるモーターアシスト、音や振動を抑えたエンジン再始動が可能になります。

ビスカスカップリング式を採用する4WD車には、スポーツやスノーモード、グリップコントロール、ヒルディセントコントロールなどによりスポーティな走りから悪路などでの高い走行安定性が確保されているそうです。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)




【新車】スズキ・XBEE(クロスビー)発表。「デカ・ハスラーではない」新しいジャンルの車

2017年12月25日に発表されたスズキXBEE(クロスビー)。以前お伝えしたように、東京モーターショーにも出展され、私も含めてそのスタイルからハスラーの登録車版ともいえる「デカ・ハスラーか?」と予想する人が多かったそうです。

この点について、クロスビーのチーフエンジニアである?橋正志氏は、東京モーターショーの広報写真(向きやアングルなど)があまりにもハスラーに似ていて、余計にそういった印象をもたらしたのでは、と分析しています。モーターショーで実車を見た人からは「思ったよりハスラーと違う」という声が多かったようです。

それでも、ハスラーの成功がXBEE(クロスビー)の誕生を後押し、少なくても影響したのは間違いなさそうで、新ジャンルの小型クロスオーバーワゴンを名乗っています。しかし、ボディフォルムやディテールなどはハスラーと異なったデザインが与えられていて、単にハスラーを拡幅したデザインではないそう。さらに、登録車にふさわしい内外装の質感が確保されています。

軽自動車だけでなく、コンパクトカー(登録車)にも注力しているスズキ。プラットフォームは、ワゴンRなどの軽自動車からイグニス、ソリオなどにも使われている「HEARTECT(ハーテクト)」が採用されています。

クロスビーのサイズは、全長3760×全幅1670×全高1705mm、ホイールベースは2435mm、最低地上高は180mm。

これは、イグニス(全長3700×全幅1660×全高1595mm)のホイールベースの2435mmと同値で、イグニスよりも全長が60mm長く、全幅は10mmワイド、全高は110mmも高くなっています。また、ソリオは全長3710×全幅1625×全高1745mm、ホイールベースは2480mm。

イグニスと比べると、前後乗員間距離が155mm広がり、前席ヒップポイント地上高は60mm、後席ヒップポイント地上高は50mm高くなっています。

イグニスに対するクロスビーの居住性向上は、もちろんパッケージングの進化もあるでしょうが、基本的にはボディの天地方向を延ばし、アップライトに座らせるハイトワゴン系の手法によるもの。フィアット500とパンダが同じプラットフォームを使いつつ、アップライトなポジションにすることで、後席のフットスペースなどを稼ぎ出しています。

イグニス、ソリオなど似たサイズのコンパクトモデルを投入しているスズキ。ソリオを「日常+ファミリー(多人数)」寄り、新型クロスビーは「ファミリー(多人数)+趣味、オフロード」寄り、イグニスを「パーソナル・カップル」とすることで、いわゆる共食いを避ける狙いがあるそう。

実際には、そうそうオフロードを走ったり、アウトドアに出かけたりしなくても、日常ユースから幅広いシーンで使えると思わせる(可能性を感じさせる)クロスオーバーモデルは世界的なブームになっています。

かつてのワゴンRプラス、ワゴンRワイドのように、販売面で思ったほどは振るわないという轍を踏まないこだわりのスタイリングや内・外装の質感向上が盛り込まれています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)



小型クロスオーバーワゴン「クロスビー」発売 SUVとワゴンを融合 スズキ

広い室内と強い走破性、SUVの実用性を融合

 スズキは2017年12月25日(月)、小型クロスオーバーワゴン「クロスビー」を発表し、同日に発売しました。

「クロスビー」は使いやすく広い室内空間と、ラフロードに対する強い走破性、SUV(スポーツ用多目的車)の実用性を兼ね備えたクルマです。予防安全技術「スズキセーフティサポート」を採用。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」に加え、スズキの小型車初となる後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」も装備されています。周囲を立体的に360度確認できる「3Dビュー」も採用するなどし、国が普及を推進する「セーフティ・サポートカー」の「サポカーS ワイド」に該当します。

 スズキ初の1.0L直噴ターボエンジンとマイルドハイブリッドの組み合わせに、6速ATを採用。軽量化と高剛性を両立させたという新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、燃費(JC08モード走行)は、2WDが22.0km/L、4WDが20.6km/Lです。「余裕のある走りと優れた燃費性能を両立した」(スズキ)としています。

 月間の販売目標は2000台。消費税込みのメーカー希望小売価格は、「HYBRID MX」が176万5800円から、「HYBRID MZ」が200万3400円からです。




スズキ 新型「X BEE」はワゴンの要素を持つコンパクトサイズ・クロスオーバーSUV

2017年12月25日、スズキは東京モーターショーでベールを脱いだAセグメントの新型クロスオーバーSUV「X BEE(クロスビー)」を発表した。Aセグメントのラインアップに力を入れるスズキの渾身のクロスオーバーのニューモデルだ。

■コンセプトとポジショニング

スズキは、すでにAセグメントではミニバン・タイプのソリオ、クロスオーバーSUVのイグニスをラインアップしているが、新型「X BEE」は、もうひとつのAセグメント・クロスオーバーSUVとして登場した。

先行したイグニスもクロスオーバーSUVだが、イグニスはスタイリッシュなパーソナルカーとしての性格が強い。それに対し、新型X BEEは、クロスオーバーSUVの要素も取り込んだワゴン、つまり超コンパクトなSUVとワゴンを融合したユニークなクルマなのだ。

そのためX BEEの開発コンセプトは、家族や仲間ともっと遠くに遊びに行きたい、もっと自分らしく人生を楽しみたいという「仲間」、「自分だけのライフスタイル」をキーワードに、Aセグメントの常識を破る広い室内空間と高い利便性、さらにラフロードや雪道での走破性能を追求している。

つまりコンパクトサイズでありながら大人5人が無理なく乗車できるスペースを確保し、使い勝手の良いシートやラゲッジスペース、SUVらしい存在感のあるデザインと4WDモデルを設定することで確かな走破性能を実現している。

また、最新モデルにふさわしく予防安全技術「スズキ・セーフティサポート」をメーカーオプションとして設定。このシステムには誤発進抑制と、後方障害物に対して自動ブレーキが作動する後退時ブレーキサポートも新たに加え、セーフティサポートカーSワイドに適合させている。

さらにX BEEは、「一目見たら忘れられない、個性的で魅力的な」デザインにこだわっていることもアピールポイントで、「クロスオーバー・ワゴン」というこれまでにない新しいジャンルのAセグメント車と位置付けている。

そのためX BEEは国産車にはライバルがいない。グローバルではフィアット・パンダがかなり近い存在だが、とにかく新しい発想のクルマであり、マーケットでも絶好のポジションに位置するといえる。

■デザイン

X BEEのデザイン・コンセプトは、都会でもアウトドア・シーンでも映えるように考え抜かれたフォルムで、Aセグメントのコンパクトなサイズであるにもかかわらず、大きく、力強く見えることだ。さらにインテリアも含め細部までこだわった作り込みと質感の高さでデザイン的な魅力を高めることを目指している。

また、軽自動車でヒット作となったハスラーとデザイン・テイストを共有し、新たなスズキのクロスオーバーSUVブランド作りの一翼も担当する。

プロポーションは前後のオーバーハングを徹底的に切り詰め、ロング・キャビンとし、さらにAピラー、フロントガラスの角度を立て、キャビンの広さとキャラクターの強さを表現。またエンジンルームを高くし、サイドのベルトラインも高めることで、堂々とした存在感、大きさを感じさせるようにしている。

ボディのサイドパネルは張りを持たせ、ボディの厚みを強調。ドアのタブには樹脂製のスプラッシュガードを設け、この部分はカラーバリエーションを設定し、ルーフ色、ボディ色、そしてスプラッシュガードの3種類のカラーによるコーディネイトができるようになっている。

フロントマスク、リヤは、ハスラーと相似した愛らしい表情とし、愛着が深まるようなデザイン処理だ。

インテリアは、かつてないほどのこだわりが感じられるデザインにチャレンジ。インスツルメントパネルは、水平方向に金属のパイプフレームを上下に2本配置しているようにをデザインし、たくましさ、力強さ、広がり感を表現。ドアを開けるとインスツルメントパネルの側面に金属パイプの端部が見えるようデザイン処理するなど、かつてないほど細部まで作り込まれている。

またインスツルメントパネル左右のエアコン・アウトレットはヘッドライトと相似したデザイン処理にしたり、ダッシュパネルの表面も金属調に仕上げ、中央部のスイッチ部は金属からの削り出し風デザイン処理するなど、独自の質感とデザイン的な作り込みで、上級セグメントのクルマをも凌ぐほどの仕上げになっている。

ボディカラーは9色で、さらにホワイトルーフ、ブラックルーフを組み合わせた2トーン、カラー・サイドスプラッシュガードとの組み合わせによる3トーンのコーディネイトも楽しむことができるなど多彩なバリエーションが選べるようになっている。

■パッケージとユーティリティ

X BEEのボディサイズは、全長3760mm、全幅1670mm、全高1705mm、ホイールベース2435mm。そして最低地上高は180mmとし、前後のきわめて短いオーバーハング、16インチサイズの大径タイヤと合わせ、SUV性能も十分備えている。

パッケージでは、ホイールベースが同じイグニスに比べて全高が約100mm高いことを前提に、着座位置をフロントで60mm、リヤで50mm高め、乗車姿勢をよりアップライトにし、前後乗員間距離は155mm大きくなっている。

このためリヤシートでもAセグメントとは思えないほどゆとりある居住スペースを実現。リヤシートが165mm前後スライドができる他、リヤゲートからもリヤシートのスライドとリクライニングを調整できるハンドルを備えている。

リヤのラゲッジスペースも見た目より広く、5名乗車で中型キャリーバッグを5個、9.5インチのゴルフバッグを3セット積載することができる。ラゲッジ容量は124L/520L。

またラゲッジスペースの床下には脱着式の大容量アンダーボックス(FFで81L、4WDで37L)を備え、このボックスをはずせば背の高い荷物も積載できるようになっている。さらにMZグレードのラゲッジスペースは防汚タイプで、濡れたもの、汚れたものも気軽に積載できるようになっている。

■ボディ、シャシー

新型X BEEは、スズキの新世代プラットフォーム「HERTECT(ハーテクト)」を採用。そしてボディは高張力鋼板を28%、980MPa級以上の超高張力鋼板が19%と従来より使用比率が高められ、さらに構造用接着剤の使用や結合形状の最適化などにより軽量で高剛性なボディを実現している。

車両重量はFFモデルが960kg、4WDモデルで1000kgと軽量だ。この軽量ボディは当然ながら走りにも燃費の向上にも貢献することはいうまでもない。

サスペンションはフロントがストラット式、リヤがトーションビーム式(4WDはアイソレーテッド・トレーリングリンク式)だ。FFは前後にスタビライザーを装備。フロント・サブフレーム、リヤのビームの取付点剛性を高め、しっかり感のあるフラットな乗り心地としている。

ステアリング・システムも専用設計され、市街地では軽い操舵フィールとなる可変ギヤレシオを採用。パワーステアリングの電動モーターも専用チューニングし、市街地では軽快に、高速ではどっしりと落ち着きのあるフィーリングにしている。

また、高速走行でも上質で静粛なキャビンとするため、ボディの結合部やカウル部の剛性向上や、ルーフパネルの振動特性を最適化するなど、振動を発生しにくいボディにしている。

キャビンの吸遮音対策として、フロア全面にフェルト・カーペットを採用。ダッシュサイレンサー、フードサイレンサー、吸音性の高い成形天井内装、全周シール化したフェンダーカバーなどを装備。このクラスの常識を破る静粛性向上対策を備えている。

■エンジン

X BEEに搭載されるエンジンは、ダウンサイジング・コンセプトの3気筒1.0LのK10C型直噴ターボ「ブースタージェット」エンジンだ。レギュラーガソリン仕様で最高出力99ps、最大トルク150Nmで、1.5Lクラス並みの出力、トルクをより低い回転数で実現している。

このエンジンはISG式のマイルドハイブリッドと組み合わされている。駆動モーターとしては3.1ps/50Nmを発生。ISGは減速時のエネルギー回生、再始動時のスターターとしての役割も果たし、減速エネルギーは助手席下側にあるリチウムイオン電池に蓄えられる。また、加速時のモーターアシストは最長30秒間行なわれる。

トランスミッションは6速ATのみで、変速比幅は6.8。このATは素早い変速により、スポーティな走りにも対応することができる。JC08モード燃費はFFモデルが22.0km/L、4WDモデルは20.6km/Lだ。

4WDモデルは、走行状態に合わせて自動的にリヤへトルク配分する、シンプルにビスカスカップリング式を採用している。

4WDは、滑りやすい路面ではホイールの過大な空転を抑制し、30km/h以下では空転するホイールにブレーキをかけるスノーモード、泥濘路などではあらかじめスイッチを押すことで空転するホイールにブレーキをかけるグリップコントロールを装備。さらに急な下り坂で車速を7km/hに自動コントロールするヒルディセント・コントロールも備えるなど、ラフロード対策も十分だ。

■予防安全システム

X BEEはカメラとレーザーレーダーによるデュアルセンサーサポートを装備し、前後方向の誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進告知機能、ハイビームアシストを備えている。またスズキの小型車として初の後退時ブレーキサポート機能も装備されている。

この機能は超音波センサーにより約3m以内の後方の障害物を検知。警報後にもブレーキが踏まれない時は自動ブレーキが作動する。またリヤの超音波センサーは駐車時の障害物センサーとしても機能する。

また全方位モニター用カメラ・パッケージを選択すると360度のカメラ映像をモニターに表示できるが、表示は従来の室内側からの視点に加え、新たに室外から自車を見ることができる3Dビュー表示もできる。

このパッケージでは前方、後方の移動物が映像で検知されると注意表示とブザー音で警告を発生する。

スズキのAセグメントのラインアップに新たに追加されたX BEEは、ワゴンとSUVの融合という新発想により生まれ、デザイン的な魅力を加えることで、強いメッセージ性を持った注目のニューモデルである。


現行のソリオも
ワゴンRワイド→ワゴンR+→ワゴンRソリオと経て
今のソリオになった経緯があって尚且つ、ライバルとしてダイハツ・トール/トヨタ・ルーミー/トヨタ・タンク/スバル・ジャスティ の4兄弟が後追いで出てくる事を考慮すれば売れるって事でしょう?

ハスラーそのものも売れているみたいですからね~
Posted at 2017/12/25 21:28:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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「買い物行ったらレヴォーグの隣がたまたま空いていたから止めて、買い物から戻ったらこうなっていた〜」
何シテル?   04/27 19:18
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

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