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２月１３日、ＦＳＷでラッシュファクトリーさん主催の練習会に参加してきました。
今回は誰も知り合いが来ないとたかをくくっていたら、自分が到着して５分とたたないうちに、ＮＤのＳさんが駐車場に入ってきて、ビックリ。
ラッシュさんがたくさん走行できるようにと参加車両少なめ設定だったので、目標にできる人ができたので気合が入ります。

今回は、本コースの他にパイロン２本を使用した、サイドターンやコーナリングが練習できる基礎練セクションが用意されていました。
午前中は９時から練習開始です。
本コースを走行する前にまず「体でも暖めよう」と、この基礎セクへと向かい講師さんに「グリップでお願いします」と伝えると、「最初は左回りで」と指示を受けて走行を開始しましたが、これが苦難の始まりでした。

まずは、パイロン１本まともにコーナリングができていませんでした。
ちょっと体を慣らしてすぐに本コースにいくつもりだったのが、度重なるダメ出し。
３年もやっていると、自分の技術に対して過信していたこともあり、講師さんのアドバイスにカチンときたりもして素直になれず、最初の１時間は左右の旋回のくり返し。
冷静になり、ようやく自分の未熟さに気づき、アドバイスどおりに旋回できるようになって８の字走行解禁、「合格」が出たのは１１時近くになってからでした。
コーナリングの基本は「ラグビーボール」でした。
自分はパイロンに対して直線で向かってしまい、結果、入口がきつく出口が大回りになってしまい、そうすると次のパイロンに対して直線がつくれないのでアクセルが踏めなくなっていました。
講師さんの「パイロンを巻き込むように」との指示がなかなか理解できず、あまりの出来なさに責任転嫁をしてカチンしたのは上記のとおりです。
これはコーナーに進入するときに、しっかりと姿勢をつくる（荷重をかける）ことだと思います。
遅い速度でできないことは速い速度でできるはずもないので、基礎をしっかりとたたきこまれてとても良い練習になりました。
その後は何本か本コースを走行しているうちに路面も完全にドライになり、気温も上昇、２月のＦＳＷの天候とは信じられないくらい暑くなってきました。

午後からは本コースの設定が変更、９日に観たＪＭＲＣ関東戦にならい、Ｓさんとはじめの２本で本番勝負した結果、自分５７．６秒、Ｓさん５６．１秒でＳさんの圧勝でした。
そのすぐ後に、Ｓさんから同乗を申しでてくれて走行をチェックしてくれました。
当然のことながひとりで運転しているだけでは、気づかないことが多々あり、「アクセルをフガフガしない」「余計な荷重移動をおこさない」「外周はパイロンにツっこむように」とかとか、たくさんアドバイスをもらいました。

その後にＳさんはベストを５５．６秒に更新。
Ｓさんがまったりと走行している間に、自分はＳさんのアドバイスをもとに走行し続けてベストを５５．０に更新、返り討ち成功かと思いきや、練習時間ラスト２０分を切ったところで、自分が順番待ちをしている目の前でＳさんが５４．４秒でさらに逆転、自分はラスト３本を５４秒台にまとめるもベストは５４．８秒となり、Ｓさんに追いつくことはできませんでした。
ＦＲの速い方は５０秒台で走行していました。

この日はＳさんがいてくれたおかげで、本当に助かりました。
ひとりで練習していたら、自己満足で終了して、アドバイスももらいえないし、ここまで追いこむ事は出来なかったです。
それと、この前のＪＡＦ関東戦観戦でもいっしょだったＳさんと「このクラスだとサイドターンが出来るのは当たりまえ、それならどこでタイムを削るか」という話がでてきました。
そう言えば、関東戦では最初にサイドターンを４回していましたが、気温が低かったので「タイヤを温めるため」だそうで、その後のレイアウトはとてもシンプルでした。
慣熟歩行をしてみると、所々にアクセルを踏みきれないようにポツンとパイロンがあったり、おむすびは大きく直角三角形になっていて簡単に周れないようになっていたり、それでもって踏み倒さないとタイムが出ない設定になっているように感じました。
ノーサイダー（サイドターンが出来ない人の自分もタイムが遅いのを「サイドーターンができないから」と言い訳にしていたので、改めないとです。

今回のコース（コース図ナシ）はテクニカルな箇所はなく、サイドターンいらずのシンプルなコース設定だったので、外周や間隔の長いスラロームでどのようにすればタイムが縮まるのか検証するには、とても良い練習になりました。
みなさん、お疲れ様でした。