11月4日で平塚青果市場での練習会が終了してしまい、「平塚ロス」のド真ん中いた6日の火曜日、みんカラをボケーッと眺めていると、11日にFSWで
プロフォースさん主催の練習会があるとの投稿がありました。
速攻申込み、それからはロスも吹っ飛び、身体にも力がみなぎり、あっという間に当日になりました。
今回はじめて15番パーキングで走行をしました。
路面にブラックマークをつけてはいけないということで、散水車でコースに水を撒き、晴れでもウエット路面での走行となり、とても練習になります。
ウエット路面の15番パーキングはジムカ場よりグリップしてくれるような感じでした。
この本コースの隣に第2コース、パイロンを三角に3本設置した、定常円&ターン練習場(ウエット路面)があります。
それともう1つ第3コース、パイロンを5本づつ2列に設置した
「スラローム練習特設会場」が用意されていました。
この日のタイムスケジュールは、ブリーフィング後の9時からは、昼休みナシ、15時半まで3コース走り放題となっていました。
みなさんゆっくりとスタート、並んでいる人が少ない間に本コースを走行します。
光電管がなかったので、今日はタイム計測がないと思い、いつもと違いお気楽な気持ちで3本走行しました。
混んできたところで第2コースに移動します。
1回走行して全くテールスライドができなかったので、それっきり走行することはありませんでした。
本コースを見ると、さっきよりさらに混雑しています。
それなら第3コースはとふり返ると、誰もいなかったので、そっちで練習することにしました。
そこからは、何かにとりつかれたように、ひたすらスラーローム練習してました。
いい加減疲れてきたので、一休みしている時、第3コース整理担当の若者(20)が、順番待ちをする車が一向に表れなく暇そうにしていたので話しかけてみました。
すると、今日はじめて父親に連れてこられてジムカーナ場に来ていて、興味があるとのこと。
ヘルメットも持ってきているというので、「スラロームだけどイイ?」と助手席に同乗をすすめてみました。
予想していなかった出来事に、興奮気味で助手席に乗りこむ若者。
スラロームといえども、一般道路ではしない車の動きを体験して、エラく感動してくれたようで、ジムカ人口1人増えたカモ、と声をかけてよかったと思いました。
その後、休憩ごとに若者と話していると、近くにいた方も話に加わり、その方の競技車両の86の助手席で定常円、本コースへと、若者は同乗の旅に出て行きました。
みなさん、お疲れ様でした!
第3コースは、1日中ほとんど貸切状態だったので、普段はできないような練習ができました。
パイロンの間隔をたたきこむため、徐行で走行しながら通過するごとにミラーでチェック、右側は目が近いので問題ないのですが、左側は最初のうちは余裕で2本分ぐらい離れていて、ミラーに映らないこともしばしば、平塚でできていると思っていたことが全くできていないことがわかりました。
こんな機会はそうないので、普通スピードで練習していて、感覚がズレてきたのがわかると徐行で確認のくり返していました。
飽きてくると2列またいだスラロームに変更、これはこれで間隔は短くてもブレーキをリリースしながらハンドルを足していく練習ができました。
こんなで、ほぼ1日、第3コースに入り浸っていました。
本コースの待ち台数が4台以下になるとそっちに顔を出して2、3本まとめて走行して、この日は8、9本は走行できました。
ゼッケンを返しにいった時に気づいたのですが、手動でタイム計測していてくれました。(ベスト64.8秒)
次の日、会社の車を運転すると、今までになかった感覚がありました。
交差点を曲がる時、何だか車の動きがが滑らかになっていて、一瞬驚いてしまいました。
どうやら、無意識のうちにサスペンションの動きに合わせてハンドルを操作ができるようになっている感じです。
一見、競技会でまずはない(平塚を除く)短い間隔でのスラローム、何の練習になるのかわからずに、ただおもしろいだけで1日中走りまわっていたのですが、こんな効果かあるとは思ってもいませんでした。
わざわざ第3コースを設置してくれた主催者さんは、このことがわかっていたのではないでしょうか。
練習前は、晴れでもウエットでの練習ができていいなぁでしたが、それも十分に走行できて、スラローム練習で新たな技というか感覚を身につけられたので良かったです。
基本は大切です。
1日まったりとした雰囲気でしたが、参加者それぞれに課題を立てて練習されているようで、こういう感じの練習会ははじめてでしたが、とても有意義な練習会でした。