![V8 Vantage AMRの追加整備とDBX試乗 V8 Vantage AMRの追加整備とDBX試乗](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/748/370/44748370/p1m.jpg?ct=1de1cd777851)
昨年12月27日に車検を終えた愛車を受け取った際に、気になった点が3点あったので、本日、アストンマーティン東京のショールームに行ってきました。
思いのほか道路が空いていたので、約束の時間より1時間以上早くショールームに到着しました。
ショールームでは、担当セールスのO氏と美人受付のKさんが出迎えてくれました。
昨秋に担当セールスがK氏からO氏に代わってから、O氏とは初めてお会いしましたが、2019年の夏の横須賀ツーリングでご一緒した時にお話ししましたので、初対面ではありません。
Kさんとは昨年はお会いできなかったので、久しぶりにお会いしましたが、お元気そうでした。
ショールームには、ヴァンテージ、DB11、DBSスーパーレジェッラが展示されていました。
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向かって右側の列が新車で、左側の列が「Timeless」です。
部屋に案内されてO氏とお話ししていると、Kさんが飲み物とお菓子を出してくれました。
季節の飲み物の「大福茶」です。
今日、追加で整備をお願いしたのは次の3点です。
1点目は、ワイパーゴムの交換。
経年劣化でゴムが硬くなると、ビビり音が出やすくなるだけでなく、フロントガラスを傷つける可能性も高まるとのことで、新しいもの、できれば柔らかい材質のものが良いとのアドバイスをいただき、お勧めの社外品(PIAA?)のものに交換してもらいました。
2点目は、レーダー探知機の付け直し。
車検終了後の引き取りの時に、ディスプレイがお辞儀をするように下を向いてきてしまっているのに気がついたので、目線に直角になるように付け直してもらいました。
3点目は、ルームミラーの取り付け状態の確認と対応。
車検終了後にクルマを引き取って帰宅する途中で、路面の凹凸通過時にルームミラーがブルブル震えて画像がブレて後方が見えにくくなるのに気がついたので、取り付け状態を確認してもらいました。
確認の結果、取り付け用のボルトが緩んでいることが判明し、締め直してくれました。
レーダー探知機については専門の業者さんがお越しくださり、ワイパーゴムとルームミラーについてはメカニックの方がワークショップからショールームまで出向いてくださっての作業となりお手数をおかけしてしまいましたが、気になったまま年越ししてしまった箇所の整備ができたので、気持ちがスッキリしました。
今日から3日間、ショールームでは「DBX」の試乗会が開催されています。
年末に私のところにも案内状が届いていましたので、整備の作業を待っている時間に試乗させていただくことにしました。
エクステリア
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特徴的なフロントグリルは、アストンマーティンの伝統的な形状となっていて、一目でアストンマーティンであることがわかります。
テールランプは、現行の「Vantage」と共通性を感じさせるデザインです。
タイヤはピレリのP ZEROです。
荷室は幅、奥行き、高さとも十分な広さです。
オプションの傘が積まれていました。
(アストンマーティンのオプションには「傘」があり、私のV8ヴァンテージAMRにも積んであります。)
リアのアンダースポイラーは、見た目や走行性能の向上に貢献していますが、荷物の積み下ろしをしようとすると、スネにぶつかって痛いので、改善の余地があるように感じました。
インテリア
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DB 11と共通イメージのデザインです。
ボンネットがよく見えるので、車幅が2m近くありますが、見切りが良くて車幅が掴みやすいので、運転しやすく感じます。
ステアリングの中心は、身体の中心線より4cmほど左に偏位しているので、なんとなく違和感を感じます。
ブレーキペダルはステアリング軸よりも右側にあり、アクセルペダルも適切な位置にあるので、踏みにくさはありません。
後席のスペースは十分に確保されています。
足元のスペースも余裕があります。
真横を見ると、「ポルシェ タイカン」のように外の景色がルーフとピラーで大きく切り取られることもなく、よく見えます。
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頭上空間は、ルーフまではゲンコツ2つ分、ガラスルーフまでは3つ分ぐらいの空間があります。
上を見上げると大きなガラスルーフのおかげで空がよく見えて、開放感があります。
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電動で開閉するサンシェードが付いているので、暑い季節も安心です。
ちなみに年末に試乗した「ポルシェ タイカン」は、ガラスルーフ車にサンシェードは付いていないとのことでした。
後席から前席を見るとこんな感じです。
試乗は、ショールーム周辺の一般道を30分ほど走るコースでした。
DBXは、「GT」「S」「S+」の3段階のモードに加えて、「砂漠」のモードも選べます。エアサスを採用していて、走行モードによって、車高も変わるそうです。
また、モード切り替えとは別に、車高を上下させるボタンも付いていて、必要に応じて手動で車高を変えることもできます。
ブレーキを踏んで、始動ボタンを押すとエンジンがかかります。
ブレーキを踏んだまま「D」ボタンを押すと、パーキングブレーキが自動解除され、ブレーキを離すとクリープでスルスルと動き始めます。
まずは「GTモード」で走り始めましたが、車重が2.3tもあるのに全く重さを感じることはなく、軽くアクセルを踏んだだけで周りのクルマを置き去りにするぐらいの加速をします。
乗り心地はゆったりとしていて、固い突き上げは全くありませんが、しっかり感があるので、ロールしても不安感はありません。
246を赤坂見附の交差点まで走り、左折するところでモードを「S+」に切り替えました。
アクセルの吹け上がりが鋭くなって猛烈に加速しますが、その分、変速のショックもかなり大きく感じるようになります。
ブレーキを踏むとブリッピングしながらシフトダウンしていき、停止した時のアイドリングの排気音もかなり大きくなります。
4ℓ V8ツインターボ550馬力のエンジンは2.3tの車体を軽々と加速させて重さを感じさせませんし、パワーステアリングの操舵感もとても軽いので、楽に快適に速く走らせることができます。
ブレーキの効き方はDBSスーパーレジェッラのようなカックンブレーキではなく、踏んだ分だけ効くので、操作しやすかったです。
高性能のGTと考えると、かなり優秀なクルマではないでしょうか。
ただ、自分のクルマよりもアイポイントがかなり高く、車幅も広いので、カーブでそれなりの速度を保ったまま、車体を車線からはみ出さないようにコントロールするのは、難しく感じました。
車重の重さに比べてパワーステアリングの操舵感が軽過ぎるのも、そのように感じた原因かもしれません。
試乗を終えて帰路に着き、自分のクルマで首都高を走っている時に、乗り慣れているせいもあるのでしょうが、自分のクルマの方が遥かに安心して飛ばせるなと思いました。
(スポーツカーなので当たり前と言えば当たり前なのですが。)
DBXが発売されてからは来場者数が増え、販売台数も大幅に増えたそうです。
他のブランドからの乗り換えのお客様も増えたとのことで、アストンマーティンの間口が大きく広がることになりそうです。
アストンマーティンの総合カタログをいただきました。
何かの資料が入った「Behind the Scenes」と書かれた封筒もいただきました。
封筒の中身はゲイドン工場の紹介資料でした。
1枚1枚のカード式になっていて、裏面にスマートフォンのカメラを向けると、ARコンテンツが楽しめます。
アストンマーティン東京のスタッフの皆様、本日はありがとうございました。
<追伸>
1月11日にDBXの試乗記念のお年賀が宅配便で届きました。
HIGASHIYAの羊羹と豆菓子です。
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美味しそうなお菓子をありがとうございました。