シトロエン　C4 Picasso 1.6T エクスクルーシブ　試乗

当然のことながら、家族が増えると荷物も増える。クルマでの移動に関しても、同様のことがいえる･･･といったことで、これまでも数多くのミニバンの試乗もしてきた。

Ｃ４ピカソに関してはマイナーチェンジ前の2.0モデルに試乗した経験があるが、その印象は深く記憶に残っている。そこで福岡に行ったついでに、P.S.Aグループ開発の1.6リッター・ターボチャージャー付直列4気筒DOHCエンジンを乗せた最新モデルに試乗してみた。

試乗車は6EGSという6速エレクトロニックギアボックスシステム（マニュアルモード付）でクリープが無く、電子式パーキングブレーキをアクセルオンで解除しての出発となった。この手のクルマは、ギア切り替え時の変速ショックがあるのでアクセルワークに慣れが必要と聞いていたが、確かに低速時に多少気を使った。

巡航している間は、シトロエンらしい乗り心地で快適そのもの。何度乗っても広いフロントガラスからの開放感は圧巻だ。また、信号待ちからの加速で新型エンジンの心地よいフィーリングも味わうことができた。このエンジン、あるC4ピカソオーナーは燃費で16㎞/l達成したとか･･･長距離通勤の私にとっては気になる。

試乗後、数少ないシトロエンディーラーであるからこそ気になるメンテナンスのことを中心に聞いてみた。最近のモデルでのトラブルはとても少ないとのこと。しかし、国産同様にオイル交換のサイクルは5,000㎞で、交換料がまあまあの金額。BMWのようにはいかないようだ･･･。