新型シトロエンＣ４

モデルチェンジして2代目になったシトロエンC4が、7月1日に日本発売となりました。

たった3年半で手離した身分で偉そうなこと言えないのですが、やはり気になるのでシトロエン横浜緑に行ってきました。

早速対応していただいたのは、以前ルノー横浜青葉で店長をされていたＯさん。ご無沙汰でございます。で、開口一番「カングーの調子はいかがですか？」と聞かれたのですが、ハンドルの異音が気になっていることを言ったら「あ、じゃああっち（ルノー横浜青葉）へ言っておきます。」とのこと。ありがたいです。

で、早速見せていただいた新型Ｃ４です。



うーん、雑誌やインターネットで見たよりは「結構いいじゃない」ではありますが、やはり先代（特に前期型）と比べると、「おっ！」と思えるデザイン的な特徴が今一つではあります。



ただ、これをシトロエンのお店に来て初めて見た人には「いいじゃない！」と思えるのではないでしょうか。要は万人受けしそうなデザインであり、先代からのお得意さんからは微妙な感想が出そうな、そういうデザインです。しかし外観の全体的な質感は向上しています。



車内のクオリティはさらに格段に向上しています。前席カップホルダーはちゃんと２名分あるし、ナビを取りつける場所も一応確保。ハンドルはセンターフィックスこそなくなりましたが、質感はいいと思います。

メーターも、デジタル置時計調のセンターメーターから普通のメーターになりましたが、青白い照明などは結構かっこいいです。ウインカーの音が変えられるのはちょっと面白いかもしれません。

展示車はエクスクルーシブでしたが、試乗させていただいたのはベーシックグレードの1.6セダクション。ミッションは4速ATです。



パワーは、前に乗っていた先代の2.0エクスクルーシブよりもあると思いました。また、静音性は相変わらず抜群です。そして、シトロエンらしさといえば足回りですが、魔法のじゅうたんという表現が先代よりもそれらしくなりました。ハイドロじゃなくても、これで十分といえる乗り心地でした。
途中、ホンダ・ストリームと何回かすれ違ったのですが、「あ、似てる！」と思ってしまいました。

乗り心地や走りの質は最高でした。1..6セダクションで十分ですね。見た目は平凡寄りになってしまいましたが、今回は中身で勝負のＣ４ということでしょうか。

それと、Ｃ３にも試乗させてもらいました。私は一度試乗したことありますが、今回は妻が初めて乗ることになります。（運転はしていない）



頭のてっぺんまで伸びたフロントウィンドウの解放感は最高ですね。また、ダッシュボードやサイドウインドウが低めなのも広く見せる要因となっています。

Ｃ４と同じエンジンでも軽い分軽快な走りでした。こちらは若干Ｃ４より硬いめですが、それでも魔法のじゅうたん的な乗り心地でした。静粛性もＣ４より劣りますが、それでもかなりいい方です。

デザインの特徴を買うのなら、Ｃ４よりＣ３ですね。どちらもいい車でした。

久々のシトロエン、これもやっぱりいいですわ～。

ということで、数年後の買い替えについていろいろ考えつつ、車内が騒がしいカングーで帰りました。