壊れかけのレディオ

先日家の片づけをしていた際に、祖父が生前愛用していたラジオが出てきました。

ざっと４０年近く前の製品で、メーカーは懐かしの「ナショナル」です。

叔父（祖父の娘婿）が秋葉で買ってプレゼントしたものだそうです。
電池を新品に交換してチェックしてみると・・・・・・・


うんともすんとも言いません。

電池を固定するスプリングが錆びていたので、ヤスリで削ってコンタクトスプレーで洗浄。
裏ぶたを開けて、エアでホコリを吹き飛ばして再度チェックすると・・・・・



なんと普通にラジオが聞こえました。
ＦＭ＆ＡＭは当然として、短波まで受信できるこの製品は当時はそこそこの高級品だったのではないでしょうか？


昭和の家電品の”ど根性”を見た気がします。